差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
10行目: 10行目:  
* CV:坂本真綾 / イラスト:武内崇
 
* CV:坂本真綾 / イラスト:武内崇
   −
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する黒い[[ジャンヌ・ダルク]]。竜の魔女。
+
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する黒い[[ジャンヌ・ダルク]]。作中では「ジャンヌ・オルタ」と呼称される。
    
; 略歴
 
; 略歴
16行目: 16行目:  
: ワイバーンの群れと邪竜ファヴニール、そして召喚したサーヴァントの軍勢を引き連れ、フランス国王シャルル七世とピエール・コーション司教を殺害、フランス全土に恐怖をもたらした。歴史を修正すべくこの時代を訪れた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と[[マシュ・キリエライト]]、もう一人の『[[ジャンヌ・ダルク]]』、そして多くの正しき英霊たちの奮闘により討たれ、自身の真実を知らぬままに消滅した。
 
: ワイバーンの群れと邪竜ファヴニール、そして召喚したサーヴァントの軍勢を引き連れ、フランス国王シャルル七世とピエール・コーション司教を殺害、フランス全土に恐怖をもたらした。歴史を修正すべくこの時代を訪れた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と[[マシュ・キリエライト]]、もう一人の『[[ジャンヌ・ダルク]]』、そして多くの正しき英霊たちの奮闘により討たれ、自身の真実を知らぬままに消滅した。
 
; 人物
 
; 人物
: 自分を裏切ったフランスに憎悪を抱き、己の救済全てが過ちだったとしてフランスを滅ぼさんとする黒いジャンヌ。作中ではジャンヌ・オルタと呼称される。
+
: 自分を裏切ったフランスに憎悪を抱き、己の救済全てが過ちだったとしてフランスを滅ぼさんとする。もう一人の[[ジャンヌ・ダルク]]を自分の暗黒面を認めようとしない愚か者と断じ、強く敵視している。
: もう一人の[[ジャンヌ・ダルク]]を自分の暗黒面を認めようとしない愚か者と断じ、強く敵視している。しかし実際は彼女は聖女ジャンヌ・ダルクの別側面、というわけではない。
+
:言動も元の聖女とは似ても似つかず、苛烈、冷酷、残忍。普段は丁寧で慇懃無礼なのだが、感情が昂るとグレた女子高生のような伝法な口調になる。
: その正体は[[ジル・ド・レェ]]が聖杯によって創り出した存在。聖杯を以ってしてもジャンヌの復活は叶わないと知ったジルは、その力で自分が正しいと信じるジャンヌを新たに創造した。その在り方はジルの怒りと憎しみ、願望が強く投影されたものとなっている。彼女自身は自分が創造された者だという事実を知らず、自分こそが本当のジャンヌ・ダルクであると認識していた。
  −
: 本当のジャンヌではないということもあってか、その言動は元の聖女とは似ても似つかず、苛烈、冷酷、残忍。普段は丁寧で慇懃無礼なのだが、感情が昂るとグレた女子高生のような伝法な口調になる。
   
: とはいえ無秩序な破壊者というわけではなく、「神が存在自体を間違いとしたフランスを滅ぼす」という確固たる信念の下行動している。
 
: とはいえ無秩序な破壊者というわけではなく、「神が存在自体を間違いとしたフランスを滅ぼす」という確固たる信念の下行動している。
 
; 能力
 
; 能力
53行目: 51行目:  
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)
 
; 吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)
:ランク:A+<br>種別:対軍宝具
+
:ランク:A+<br>種別:対軍宝具
:竜の魔女として降臨したジャンヌが持つ呪いの旗。
+
:竜の魔女として降臨したジャンヌが持つ呪いの旗。形状はジャンヌの『我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)』とほぼ同一だが、黒い竜の紋章が刻まれている。
 
:復讐者の名の下に、自身と周囲の怨念を魔力変換して焚きつけ、相手の不正や汚濁、独善を骨の髄まで燃やし尽くす。
 
:復讐者の名の下に、自身と周囲の怨念を魔力変換して焚きつけ、相手の不正や汚濁、独善を骨の髄まで燃やし尽くす。
: ジャンヌ・オルタが持つ旗。形状はジャンヌの『我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)』とほぼ同一だが、黒い竜の紋章が刻まれている。
+
:ルーラーとアヴェンジャーで演出および効果が変わっており、ルーラーのときは敵全体にダメージを与え、防御力を低下させる効果、アヴェンジャーのときは敵単体にダメージを与え、強化無効状態と呪い状態を付与させる。
: ルーラーとアヴェンジャーで演出および効果が変わっており、ルーラーのときは敵全体にダメージを与え、防御力を低下させる効果、
  −
: アヴェンジャーのときは敵単体にダメージを与え、強化無効状態と呪い状態を付与させる。
      
== 真名:ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕‎ ==
 
== 真名:ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕‎ ==
 +
:ジャンヌ・ダルク。百年戦争にてフランスを救おうとするも、魔女として貶められた挙句、処刑された聖処女。
 +
 +
:AD1431、第一特異点「オルレアン」にて“竜の魔女”として蘇り、ワイバーンの群れと邪竜ファヴニール、そして召喚したサーヴァントの軍勢を引き連れ、フランス国王シャルル七世とピエール・コーション司教を殺害、フランス全土に恐怖をもたらした。<br> しかし実際は彼女は聖女ジャンヌ・ダルクの別側面、というわけではなく、[[ジル・ド・レェ]]が聖杯によって創り出した存在。―――つまり、ジャンヌ・ダルクの「贋作」。
 +
 +
:聖杯を以ってしてもジャンヌの復活は叶わないと知ったジルは、その力で自分が正しいと信じるジャンヌを新たに創造し、ジルが抱いたフランスへの怒りと憎しみ、願望が強く投影されたものとなっている。<br>彼女自身は自分が創造された者だという事実を知らず、自分こそが本当のジャンヌ・ダルクであると認識していた。―――自身が討たれ、消滅するまでは。<!--<br>彼女は歴史を歪められた人類史の中で創り出した架空の存在。故に、英霊の座に本体は存在せず、彼女は再召喚されることは極小である。何せ、召喚した英霊は力尽くで支配し、唯一望んだジルも倒されたのだから。
 +
 +
:―――だが、極小であってもゼロではない。何故ならば、どう屈折した創造であろうとも、竜の魔女という概念が生まれた以上、存在そのものを消すことはできない。<br>誰も自分の復活を望まないのならば、この世で絶対に自分を望まない「救国の聖女」の願望を引き摺り出し、力尽くで再生するまで。<br>たとえ、自分が僅かの可能性によって生み出された紛う事なき贋作であろうとも、陰に潜むつもりはない。
 +
 +
:この世は嘘に塗れ、虚飾を良しとしている以上、贋作が真作を凌駕してはいけないと誰も言ってない。<br>だから、自分が贋作であろうとも、世界にその存在を否定するなどと、誰も決めていない。
 +
 +
 +
 +
:ジャンヌ・ダルク。多くの人間が“'''あんな最期を迎えた女なら復讐する権利がある'''”―――そう夢想して堕ちた魔女。<br>オルレアンではただ「救国の聖女」を否定する機械として動いた彼女だが、殺意と憎悪を羊水として産み落とされ、贋作であっても確固たる意志を持った反英雄―――「復讐者」のサーヴァントとして現界した。
 +
 +
-->
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
10,592

回編集

案内メニュー