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− *伝承で彼が月に行ったのは、地上から失われたあらゆるモノが存在するとされたため。<br>ここで言う月が天体の月なのか、異界の地をそう呼んでいるだけなのかは解釈の分かれるところである(もっともTYPE-MOON世界だと月に[[聖杯|ムーンセル]]とかがあるので、解釈には困らなそうだが)。
− *人物の項にある「理性が蒸発している」というのは比喩ではない。<br>彼が月から戻ってきたとき、理知的で聡明な性格になっていたとされる。つまり、彼の理性は地上から失われていたということ。
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→話題まとめ
*史実的な彼を一言で表すなら、お調子者のナルシスト。<br>十二勇士の中でも実力は中堅ぐらいのものだが、どんなに便利な道具を使おうともそれが自分の実力と信じて疑わない。その上とんでもない強運の持ち主であり、どのような修羅場でも切り抜け、たとえピンチになっても最終的には傷一つ負わず生還することが多い。その経験が彼の行動にますます拍車をかけている。
*史実的な彼を一言で表すなら、お調子者のナルシスト。<br>十二勇士の中でも実力は中堅ぐらいのものだが、どんなに便利な道具を使おうともそれが自分の実力と信じて疑わない。その上とんでもない強運の持ち主であり、どのような修羅場でも切り抜け、たとえピンチになっても最終的には傷一つ負わず生還することが多い。その経験が彼の行動にますます拍車をかけている。
*生前から多くの宝具を有しているが、いずれも彼の手元を離れている。「黄金の馬上槍」は魔法が掛かっていることを知らず盟友であったブラダマンテに譲渡し、月への旅行後には「角笛」は音がならなくなり、「ヒポグリフ」も解放してしまっている。
*生前から多くの宝具を有しているが、いずれも彼の手元を離れている。「黄金の馬上槍」は魔法が掛かっていることを知らず盟友であったブラダマンテに譲渡し、月への旅行後には「角笛」は音がならなくなり、「ヒポグリフ」も解放してしまっている。
*彼の戦友ローランが正気を失った経緯は以下の通り。<br>フランク王国にカタイからアンジェリカという美姫がやってくる。ローランは彼女に一目惚れし、どこへともなく立ち去った彼女を求め、国の守りをほったらかして旅に出てしまう。<br />その間にもフランク王国はセリカンやスペインなどのイスラム国家によって、度々危機に陥っていたのだが、彼は帰還命令を無視し、アンジェリカを探し続ける。<br>結局アンジェリカには振られ、それによって彼は発狂し、全裸のまま放浪を始め、素手で猛獣を殴り殺すなど超人的な力で暴れ回り人々から恐れられてしまう。<br>要するに、彼は'''女性に振られたショックでおかしくなった友達を慰めるために女装した'''、ということ。彼も大概だが振られたショックの余り、裸で暴れ回ったローランも頭のネジが外れていると言うほか無い。
*彼の戦友ローランが正気を失った経緯は以下の通り。<br>フランク王国にカタイからアンジェリカという美姫がやってくる。ローランは彼女に一目惚れし、どこへともなく立ち去った彼女を求め、国の守りをほったらかして旅に出てしまう。<br />その間にもフランク王国はセリカンやスペインなどのイスラム国家によって、度々危機に陥っていたのだが、彼は帰還命令を無視し、アンジェリカを探し続ける。<br>結局アンジェリカには振られ、それによって彼は発狂し、全裸のまま放浪を始め、素手で猛獣を殴り殺すなど超人的な力で暴れ回り人々から恐れられてしまう。<br>要するに、彼は'''女性に振られたショックでおかしくなった友達を慰めるために女装した'''、ということ。彼も大概だが振られたショックの余り、裸で暴れ回ったローランも頭のネジが外れていると言うほか無い。
**ただし聖ヨハネいわく、異教徒の女に懸想した罰で理性を抜き取られたということらしい。
*伝承で彼がヨハネ・エリヤ・エノクら聖人に送られて月に行ったのは、地上から失われたあらゆるモノが月に存在するということになっているため。月では失われた理性が瓶詰めの液体として保管されている。
**TYPE-MOON世界だと、ここで言う月が天体の月なのか、異界の地をそう呼んでいるだけなのか解釈の別れるところではある。
**人物の項にある「理性が蒸発している」というのは比喩ではない。<br>彼は月でついでに自分の理性が入った瓶を見つけておりそれを吸い込んでいる。オルランドゥの瓶には満タンの理性、アストルフォの瓶には半分の理性が入っていた。月から戻ってきたとき彼は理知的で聡明な性格になっていた。以前の彼は本当に理性が半分失われていたのである。(全て失うとオルランドゥのように狂人となる)
*なおアストルフォは世界一の美貌だったとされる。そんな彼の女性とのエピソードは、妃に不倫される話。彼に匹敵する美貌を持つ男性ジョコンドが自分と比べてどの程度か会おうとするが妻に不倫され絶望でひどい顔になっていた。しかしアストルフォの妃が不倫しているのを見てジョコンドは絶望から立ち直る。女性という物に失望して意気投合した二人は、美貌を活かして女をやり捨てる復讐の旅 に出る。結局、旅を続けるうちに二人はもっとひどい女性の不貞に遭い、女性はそういう物なんだと諦観して旅を終えた。
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