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* 性別:女性
 
* 性別:女性
 
* CV:早見沙織 / キャラクターデザイン:坂本みねぢ
 
* CV:早見沙織 / キャラクターデザイン:坂本みねぢ
* 設定作成:東出祐一郎<!--、奈須きのこ-->([https://twitter.com/Higashide_Yu/status/631515975528001536 ソース])
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* 設定作成:東出祐一郎、奈須きのこ
    
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する、「[[クラス (ライダー)|騎兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。
 
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する、「[[クラス (ライダー)|騎兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。
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; 人物
 
; 人物
:<!-- 一人称は「私」。-->露出度の高い鎧兜と白装束を纏った黒髪の少女。
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: 一人称は「私」。黒髪に露出度の高い鎧兜と白装束を纏った、凛とした美貌の剣士。
: 正義感が強く、純真。自分が他人より優れているのを自覚しており、「天才」を自称して憚らない自信家。一途で素直な性格で礼節を重んずる。
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: 「天才」を自称しており、実際、生前では余りに優れた才能とそれによって功績を築いていたが、その優れた武を誇ることはなく、戦いの場と結果のみで証明することを良しとする。
: しかし、余りに優れた才能とそれによって築かれる功績から、生前では周囲からは迫害され、疎まれるのが常だった。
+
: 不言実行で礼節を重んずる武士の鏡というべき人物。…とそのように見えるだけの戦闘マシーン。
: 一方でラミアを普通の蛇のように食したり、生前では兄を喜ばせようと討ち取った敵将の首級を持ち帰ったりと、感性がずれている節が見受けられる。
+
: まっすぐで嘘の付けない性格なため、やる事なす事、すべて「一直線・最短最速」になってしまう。普通の人間がこれをやると大抵は失敗して反省し、次から失敗しないようにと色々と計画を練り、考察するのだが、前述のように彼女は「天才」であるため、失敗することなく困った性質のまま成長してしまった。
 +
: 日常では兄を慕い、主を慕い、立派な人物の助けになりたいと一途に願う、純真な少女だが、戦いにおいては非情、冷酷、最適手の権化で部下たちへの扱いは鬼で嗜虐的な面を見せている。
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: 人懐っこく、明るく、忠実だが、「ブレーキの壊れた忠犬」と評されるとおり、感性がずれており、ラミアを普通の蛇のように食したり、生前では兄を喜ばせようと討ち取った敵将の首級を持ち帰ったりと、傍から見れば奇行にしか見えない行動を連発している。
 
: ちなみに、今でこそ礼節を保ち、丁寧に主と接する彼女であるが、幼い頃はやんちゃで戦術を学んだ鞍馬山の天狗の手をしょっちゅう焼かせていたという。実は今でも、時折湧き上がるいたずらごころを必死で抑えているそうな。
 
: ちなみに、今でこそ礼節を保ち、丁寧に主と接する彼女であるが、幼い頃はやんちゃで戦術を学んだ鞍馬山の天狗の手をしょっちゅう焼かせていたという。実は今でも、時折湧き上がるいたずらごころを必死で抑えているそうな。
 
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==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
; 遮那王流離譚(しゃなおうりゅうりたん)
 
; 遮那王流離譚(しゃなおうりゅうりたん)
<!--
   
ランク:A++<br />種別:対人宝具(自身)<br />レンジ:1<br />最大補足1人<br />由来:牛若丸が源義経となり、奥州で果てるまでに産み出された様々な伝説の具現化。
 
ランク:A++<br />種別:対人宝具(自身)<br />レンジ:1<br />最大補足1人<br />由来:牛若丸が源義経となり、奥州で果てるまでに産み出された様々な伝説の具現化。
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: 牛若丸の宝具の正式名称。彼女が成し遂げた伝説の数々が宝具として具現化したもの。
 
: 牛若丸の宝具の正式名称。彼女が成し遂げた伝説の数々が宝具として具現化したもの。
 
: 後述の「壇ノ浦・八艘跳」もこの一つであり、それ以外にも残り四種が存在する。
 
: 後述の「壇ノ浦・八艘跳」もこの一つであり、それ以外にも残り四種が存在する。
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:; 壇ノ浦・八艘跳(だんのうら・はっそうとび)
 
:; 壇ノ浦・八艘跳(だんのうら・はっそうとび)
:: ランク:D→C<br />種別:対人奥義<br />由来:壇之浦の戦いにおいて船から船へと飛び移り八艘彼方へ去った逸話。
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:: ランク:C<br />種別:対人奥義<br />レンジ:1<br />最大補足1人<br />由来:壇之浦の戦いにおいて船から船へと飛び移り八艘彼方へ去った逸話。
 
:: ランク:C<br />種別:対人奥義<br />レンジ:1<br />最大補足1人<br />由来:壇之浦の戦いにおいて船から船へと飛び移り八艘彼方へ去った逸話。
 
:: 対人奥義。壇ノ浦で見せたという八艘飛びの具現化。
 
:: 対人奥義。壇ノ浦で見せたという八艘飛びの具現化。
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:; 吼丸・蜘蛛殺
 
:; 吼丸・蜘蛛殺
 
:: 対軍奥義。薄緑の本来の「力」を発揮する。周囲の「魔」を打ち払い、音によるダメージを与える。
 
:: 対軍奥義。薄緑の本来の「力」を発揮する。周囲の「魔」を打ち払い、音によるダメージを与える。
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:: ゲーム中でのモーションでは出現した小舟の上を次々と飛び移って敵に肉迫し、刀で一閃する。
 
:: ゲーム中でのモーションでは出現した小舟の上を次々と飛び移って敵に肉迫し、刀で一閃する。
 
:; 喜見城・氷柱削り(きけんじょう・つららけずり)
 
:; 喜見城・氷柱削り(きけんじょう・つららけずり)
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== 真名:牛若丸 ==
 
== 真名:牛若丸 ==
:うしわかまる。日本において[[織田信長]]と並び、その名を知らぬ者はいないと言われる武将。<br>天賦の才を持ち、カリスマ性を有しながらも兄である頼朝に疎まれ、最期には従者である弁慶ら共々打ち倒された。
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:うしわかまる。日本において[[織田信長]]と並び、その名を知らぬ者はいないと言われる武将。<br>天賦の才を持ち、カリスマ性を有しながらも、兄である頼朝や周囲からは疎まれ、最期には迫害された挙句に従者である弁慶ら共々打ち倒された。
    
:真名である牛若丸は源義経の幼名であるが、挙兵する前の半生といったものは謎に包まれている。
 
:真名である牛若丸は源義経の幼名であるが、挙兵する前の半生といったものは謎に包まれている。
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:十一歳のとき、鞍馬寺に預けられた牛若丸は陰陽師である鬼一法眼(一説には彼が鞍馬天狗であったとも)と出会い、兵法を授かったと伝えられている。<br>優れた兵法家であったことは疑いようもないし、兄である頼朝や誰かの為に戦う意思も偽りはなかった。<br>だが、彼女は周囲から不信感を抱かれ、頼朝には殺意を覚えられたのだ。彼女には致命的なものが欠けていたのだから。
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:十一歳のとき、鞍馬寺に預けられた牛若丸は陰陽師である鬼一法眼(一説には彼が鞍馬天狗であったとも)と出会い、兵法を授かったと伝えられている。<br>優れた兵法家であったことは疑いようもないし、兄である頼朝や誰かの為に戦う意思も偽りはなかった。<br>だが、彼女は周囲から不信感を抱かれ、頼朝には殺意を覚えられたのだ。
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:それは戦場への恐怖である。天才であるが故に能力への恐れが存在していなかった事を、彼女は死を迎えるまでそれを理解することはなかった。
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:何せ、彼女は人の心が読み取れなかったのだ。己が人を惑わしていることを理解できなかったのだ。政治と人の心が分からなかったのだ。<br>幼い頃に親元から離され、寺に預けられた牛若丸は「愛」というものを全く知らなかったのだ。<br>彼女は武士であり、「主君に仕え、忠誠を誓う」事が真実であり、それ以外は度外視していた。
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:人間らしさを身につけられなかった彼女の在り方は忠犬。「自分の為ではなく、主の為に戦う」純粋な獣に近いモノ。だから頼朝は恐れたのだ。<br>次第に高まる牛若丸の人気ではなく、「権力による利益関係にも全く馴染まない」「一皮剥ければ味方にも牙を向けるかも知れない」非人間性を――――
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:もし彼女がいたら、頼朝は新しい時代を作ることができなくなる。平家を滅ぼした後、牛若丸抹殺に取り掛かったのだ。
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:彼女はそれも兄が望んでいることだと受け入れていたが、部下に説得されて奥州に逃れることとなった。<br>それでも、頼朝は執拗に追跡し、牛若丸は奥州にてついぞ討たれてしまった。その本質を誰一人も理解されぬまま。
 
===関連===
 
===関連===
 
;太夫黒
 
;太夫黒
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; 「私は……よく、人から『わからない』と言われたのです。」<br />「戦う理由が、誰かのためだというと皆がはて? と首を傾げてしまいます。」<br />「私の理由は、そんなに不思議なものでしょうか?」
 
; 「私は……よく、人から『わからない』と言われたのです。」<br />「戦う理由が、誰かのためだというと皆がはて? と首を傾げてしまいます。」<br />「私の理由は、そんなに不思議なものでしょうか?」
 
: 兄のために命をかけて戦う。彼女にとって当たり前の戦う理由は、しかして周囲にとっては奇異なものであり、結果的には当の兄からも拒絶されてしまった。
 
: 兄のために命をかけて戦う。彼女にとって当たり前の戦う理由は、しかして周囲にとっては奇異なものであり、結果的には当の兄からも拒絶されてしまった。
: まるでどこぞの[[エミヤ|赤い外套の騎士]]のような境遇であるが、彼女の行動を総合してみると「ブレーキの壊れた忠犬」ぶりが周囲に理解されない原因だったりする。
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: まるでどこぞの[[エミヤ|赤い外套の騎士]]のような境遇である。
 
; 「マシュどの!主どのが、褒めてくれました!」<br />「よ、よろしければ。主どのに、少し、頭を撫でて貰えると、嬉しいです。」
 
; 「マシュどの!主どのが、褒めてくれました!」<br />「よ、よろしければ。主どのに、少し、頭を撫でて貰えると、嬉しいです。」
 
: 英雄の名に恥じない大立ち回りの褒賞として彼女が求めたのは、ささやかな主君からの労い。彼女にとってはそれこそが、何よりも嬉しい見返りなのだろう。
 
: 英雄の名に恥じない大立ち回りの褒賞として彼女が求めたのは、ささやかな主君からの労い。彼女にとってはそれこそが、何よりも嬉しい見返りなのだろう。
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== メモ ==
 
== メモ ==
*真名は幼名である「牛若丸」。少なくとも源平壇ノ浦の合戦での源義経の姿は彼女の霊基再臨第3段階時と同様のものとなっているのだが、何故真名が「源義経」でないのかは判明していない。
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*真名は幼名である「牛若丸」。少なくとも源平壇ノ浦の合戦での源義経の姿は彼女の「第三段階」と同様のものとなっているのだが、何故真名が「源義経」でないのかは判明していない。
 
**なお、この姿は「オトナの姿」ではなく、弁慶によると成長しても胸は頼光程大きくはない模様。
 
**なお、この姿は「オトナの姿」ではなく、弁慶によると成長しても胸は頼光程大きくはない模様。
 
*YAMA育ちにして当時の源氏のSAMURAIの中にあって尚天才を自称するその能力は伊達ではなく、絆クエストでは「アサシンクラスに匹敵する気配遮断」「明らかに八艘分以上の距離を一息に跳躍する身体能力」を披露してみせた。前者が本人の戦闘技術の賜物か、「遮那王流離譚」の一つかは不明。
 
*YAMA育ちにして当時の源氏のSAMURAIの中にあって尚天才を自称するその能力は伊達ではなく、絆クエストでは「アサシンクラスに匹敵する気配遮断」「明らかに八艘分以上の距離を一息に跳躍する身体能力」を披露してみせた。前者が本人の戦闘技術の賜物か、「遮那王流離譚」の一つかは不明。
*「遮那王流離譚」の残り四種の候補としては、ゲーム中でも触れられている「鵯越の坂落とし」や「太夫黒」などが考えられる。
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*「遮那王流離譚」のやや特殊な位置付け故か、「壇ノ浦・八艘跳」の種別も「対人宝具」や「対城宝具」といった「○○宝具」というものではなく「対人奥義」とされている。[[佐々木小次郎]]の燕返しの種別である対人魔剣と同じ「宝具の域に昇華された武術」とも思われるが、正式な扱いは不明。
   
*太三郎狸や源九郎狸など牛若丸に縁のある狸こそいるものの「ぽんぽこ……りん」や「いつまでも横になっているとタヌ……あ、いえ、牛になると言いますゆえ」等の妙にタヌキを気にしたセリフの真意は不明。
 
*太三郎狸や源九郎狸など牛若丸に縁のある狸こそいるものの「ぽんぽこ……りん」や「いつまでも横になっているとタヌ……あ、いえ、牛になると言いますゆえ」等の妙にタヌキを気にしたセリフの真意は不明。
 
*これほど外見に突っ込み所のあるサーヴァントも珍しいだろうと思わせる外見をしている。女性化であることを差っ引いても、烏天狗モチーフと思われる品を身に着け、上半身は'''痴女同然'''、ついでに'''下着が時代を先取りし過ぎ'''と、正直「'''これのどこが武士なんだ'''」とか言われても仕方ないような恰好をしている。
 
*これほど外見に突っ込み所のあるサーヴァントも珍しいだろうと思わせる外見をしている。女性化であることを差っ引いても、烏天狗モチーフと思われる品を身に着け、上半身は'''痴女同然'''、ついでに'''下着が時代を先取りし過ぎ'''と、正直「'''これのどこが武士なんだ'''」とか言われても仕方ないような恰好をしている。
**『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』では絵師の坂本みねぢ氏曰く「'''どうしたって女の子にしか見えない、というのがコンセプトです'''」との事。
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**『TYPE-MOONエース Fate/Grand Order』ではキャラクターデザインを担当した坂本みねぢ氏曰く「'''どうしたって女の子にしか見えない、というのがコンセプトです'''」との事。
 
**作中でも金時は「スパークしすぎ」と困惑し、小太郎も「寒そう」と突っ込まれている。
 
**作中でも金時は「スパークしすぎ」と困惑し、小太郎も「寒そう」と突っ込まれている。
 
**霊基再臨していけば全身に武具や衣服を装備していくが、'''肝心の胴体部分は殆どそのまま'''。第三段階まで行っても、おへそどころか下乳や下着すら丸出しのまま。これでよく戦場で生き残れたものである。やはり天才か…。
 
**霊基再臨していけば全身に武具や衣服を装備していくが、'''肝心の胴体部分は殆どそのまま'''。第三段階まで行っても、おへそどころか下乳や下着すら丸出しのまま。これでよく戦場で生き残れたものである。やはり天才か…。
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