;「――失われたものへの追悼はあるけれど なに、地球が無くなったわけでもない。道があるのなら、自分はきっと歩いていける。<br /> 願いに、目的に貴賤はない。小さくとも、一つだけであっても、叶えたい願いを持って歩き続ければ、最後に、大きな花を咲かすだろう。<br /> それが、ついには自分をここまで連れてきたように。<br /> 心配はない。現在(そこ)には変えて行こうとする人々がいて。大切に思える人がいる。 <br /> 一緒に、同じ時を生きていく事が出来る。一緒に進んでいく事が出来る。<br /> ああ――それはなんて待ち遠しい、希望に満ちた――」 | ;「――失われたものへの追悼はあるけれど なに、地球が無くなったわけでもない。道があるのなら、自分はきっと歩いていける。<br /> 願いに、目的に貴賤はない。小さくとも、一つだけであっても、叶えたい願いを持って歩き続ければ、最後に、大きな花を咲かすだろう。<br /> それが、ついには自分をここまで連れてきたように。<br /> 心配はない。現在(そこ)には変えて行こうとする人々がいて。大切に思える人がいる。 <br /> 一緒に、同じ時を生きていく事が出来る。一緒に進んでいく事が出来る。<br /> ああ――それはなんて待ち遠しい、希望に満ちた――」 |