27行目: |
27行目: |
| ;能力 | | ;能力 |
| :宝具『人類神話・雷電降臨』の電磁操作能力により、電磁気を発生させ、基本的に電磁投射で攻撃を行う。 | | :宝具『人類神話・雷電降臨』の電磁操作能力により、電磁気を発生させ、基本的に電磁投射で攻撃を行う。 |
− | :<!--:宝具は魔力の燃費が良くないため、スキル「ガルバニズム」によって蓄電し、それを魔力に変換し補給を行いながら戦うのが、アーチャーとしての戦闘スタイルとなる。-->
| + | :宝具は魔力の燃費が良くないため、スキル「ガルバニズム」によって蓄電し、それを魔力に変換し補給を行いながら戦うのが、アーチャーとしての戦闘スタイルとなる。 |
| :シナリオ上では自身の雷電によって魔霧を活性化させ、宝具級の一撃を持っても容易には突破できない上、常人なら即死、サーヴァントであっても魔力を奪われて行動不能になる領域を展開するという大技も見せた。 | | :シナリオ上では自身の雷電によって魔霧を活性化させ、宝具級の一撃を持っても容易には突破できない上、常人なら即死、サーヴァントであっても魔力を奪われて行動不能になる領域を展開するという大技も見せた。 |
| :「星の開拓者」のスキルを持つサーヴァントとしてはこれで三人目。神のみが持つ権能だった雷電を地上へ引きずり下ろし今日に至る電気文明の礎を作り上げた彼は問答無用のEXランク。 | | :「星の開拓者」のスキルを持つサーヴァントとしてはこれで三人目。神のみが持つ権能だった雷電を地上へ引きずり下ろし今日に至る電気文明の礎を作り上げた彼は問答無用のEXランク。 |
110行目: |
110行目: |
| ;[[フランケンシュタイン]] | | ;[[フランケンシュタイン]] |
| :人体に対して電気を使用するという行為を「実現」させているフランケンシュタイン博士の偉業には賞賛を惜しむつもりはなく、その結果である[[フランケンシュタイン|レディ]]も素晴らしいと思っている。 | | :人体に対して電気を使用するという行為を「実現」させているフランケンシュタイン博士の偉業には賞賛を惜しむつもりはなく、その結果である[[フランケンシュタイン|レディ]]も素晴らしいと思っている。 |
− |
| |
| | | |
| === その他 === <!-- 生前に面識があったかどうか不明なので --> | | === その他 === <!-- 生前に面識があったかどうか不明なので --> |
190行目: |
189行目: |
| | | |
| == メモ == | | == メモ == |
− | *これまでも弓を持っていなかったり、弓よりも接近戦が主体となるアーチャーは多かったが、「矢どころか実体のある物を何も飛ばさないアーチャー」というのは前代未聞である。 | + | *彼以前にも弓ではない遠距離攻撃を用いたり、弓よりも接近戦が主体となるアーチャーはいたが、「矢どころか実体のある物を何も飛ばさないアーチャー」というのは初。彼以降には弓から音の刃を発する[[トリスタン]]も登場する。 |
− | **一応、プロフィールでは「雷神の降臨を思わせる宝具の存在が彼をアーチャーたらしめている」とフォローされているが、「インドラの矢」というつもりなのであろうか。むしろやっていることは魔術じみた科学であり、キャスターのほうがしっくり来るような。
| + | **宝具について「遠距離攻撃の存在が弓や射撃武器を用いない彼をアーチャーたらしめている」と解説されているため、遠距離攻撃さえ可能であればそれがなんであろうと問題ないらしい。 |
− | ***ただ芸術家系サーヴァント達がどういう理屈であれ魔術を行使している事、同じ科学者系サーヴァントであるバベッジも[[固有結界]]という形で魔術を扱っている事を考えると、如何に魔術じみていようが魔術を使っている訳ではないテスラはキャスターには当てはまらないという事なのかも知れない。
| |
| *神々の領域とされてきた雷電を地上に降ろした英霊ゆえに、雷電神の名を口にすることが多い。以下は作中で話された神々の簡単な説明。<br>ゼウス:ギリシャ神話の主神。雷霆(ケラウノス)は彼の持つ武器の名前である。<br>インドラ:ヒンドゥー教の軍神にして、デーヴァ神族に属する雷を操る雷霆神。[[アルジュナ]]の父でもある。<br>トール:北欧神話の軍神。彼の持つ巨槌ミョルニルはあらゆるものを文字通り打ち砕く。<br>ペルクナス:リトアニア神話の雷神。最高神ディエヴァスに次ぐ主要な神。<br>サンダーバード:北米のインディアン部族の間に伝わる神鳥。雷の精霊とされる。 | | *神々の領域とされてきた雷電を地上に降ろした英霊ゆえに、雷電神の名を口にすることが多い。以下は作中で話された神々の簡単な説明。<br>ゼウス:ギリシャ神話の主神。雷霆(ケラウノス)は彼の持つ武器の名前である。<br>インドラ:ヒンドゥー教の軍神にして、デーヴァ神族に属する雷を操る雷霆神。[[アルジュナ]]の父でもある。<br>トール:北欧神話の軍神。彼の持つ巨槌ミョルニルはあらゆるものを文字通り打ち砕く。<br>ペルクナス:リトアニア神話の雷神。最高神ディエヴァスに次ぐ主要な神。<br>サンダーバード:北米のインディアン部族の間に伝わる神鳥。雷の精霊とされる。 |
| *歴代サーヴァントで3つ目となる「対城宝具」の担い手。[[呂布奉先]]の「軍神五兵」の種別は正確には「対人・対軍・対城宝具」のため、純粋な対城宝具としては[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」以来2つ目となる。 | | *歴代サーヴァントで3つ目となる「対城宝具」の担い手。[[呂布奉先]]の「軍神五兵」の種別は正確には「対人・対軍・対城宝具」のため、純粋な対城宝具としては[[アルトリア・ペンドラゴン]]の「約束された勝利の剣」以来2つ目となる。 |
200行目: |
198行目: |
| **このため、本人と断定できる写真が残された初の英霊。上記の通り190cmの長身でハンサムと言える外見だが、流石にFateの彼ほどがっしりとした体格ではない。 | | **このため、本人と断定できる写真が残された初の英霊。上記の通り190cmの長身でハンサムと言える外見だが、流石にFateの彼ほどがっしりとした体格ではない。 |
| **Fateシリーズでアメリカ合衆国出身初のサーヴァント。なお厳密に言うと両親はセルビア人で1884年までオーストリア帝国に住んでいた。その後アメリカ・ニューヨーク市に移住し、1891年にアメリカ市民権を取得。 | | **Fateシリーズでアメリカ合衆国出身初のサーヴァント。なお厳密に言うと両親はセルビア人で1884年までオーストリア帝国に住んでいた。その後アメリカ・ニューヨーク市に移住し、1891年にアメリカ市民権を取得。 |
− | **Fateシリーズにおいて、唯一世界的に有名なTime(雑誌)の表紙を飾ったサーヴァントである。このように近代の科学技術発展において多大なる貢献と影響をもたらした人物。 | + | **経歴上は特にイギリスと関係はないはずだが、彼本人は英国紳士を志している。 |
| *聖杯にかける願いは、「生前に提唱していた『世界システム』の完成」。一言でいうと、'''「電磁波で無線送電するシステム」'''である。もしも実現されるなら、「家庭からコンセントがなくなり電子機器に直接送電できるようになる」「宇宙空間で大量発電して地表にエネルギーを送る」など、それこそ神の雷霆を地上に降ろした時以来のブレイクスルーになることであろう。 | | *聖杯にかける願いは、「生前に提唱していた『世界システム』の完成」。一言でいうと、'''「電磁波で無線送電するシステム」'''である。もしも実現されるなら、「家庭からコンセントがなくなり電子機器に直接送電できるようになる」「宇宙空間で大量発電して地表にエネルギーを送る」など、それこそ神の雷霆を地上に降ろした時以来のブレイクスルーになることであろう。 |
| **なお、この「完成」の方法についてだが、理論に存在する欠陥を聖杯で埋めるつもりなのか、聖杯で受肉して自力で研究を完成させるつもりなのかは不明である。 | | **なお、この「完成」の方法についてだが、理論に存在する欠陥を聖杯で埋めるつもりなのか、聖杯で受肉して自力で研究を完成させるつもりなのかは不明である。 |
227行目: |
225行目: |
| ;雷電王 | | ;雷電王 |
| :ファンから時々通称として用いられる二つ名。この名は、テスラがメインで登場する四章を担当した桜井氏の代表作である『スチームパンクシリーズ』で同名のキャラクターが主役として登場しており、そちらでの二つ名である《雷電王》に掛けたものである。 | | :ファンから時々通称として用いられる二つ名。この名は、テスラがメインで登場する四章を担当した桜井氏の代表作である『スチームパンクシリーズ』で同名のキャラクターが主役として登場しており、そちらでの二つ名である《雷電王》に掛けたものである。 |
− | :外見はあちらと違うが、雷電を操る能力や、装着した機械式グローブの造形は非常に似ている。また作中でテスラが発言した雷電の神々の名も、あちらの作品で名が挙がったものと大体一致している。 | + | :外見はあちらと違うが、雷電を操る能力や、装着した機械式グローブの造形は非常に似ている。また作中でテスラが発言した雷電の神々の名も、あちらの作品で名が挙がったものと大体一致している。英国紳士を志している点も同様。 |
| :もっとも、蒸気王のチャールズ・バベッジに比べるとそこまでパロディといえるものではなく、あくまでキャラクター造形におけるエッセンス程度の要素である。 | | :もっとも、蒸気王のチャールズ・バベッジに比べるとそこまでパロディといえるものではなく、あくまでキャラクター造形におけるエッセンス程度の要素である。 |
| | | |