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;「黙れ。黙れ、黙れ!!<br> 黙れェ!!」
 
;「黙れ。黙れ、黙れ!!<br> 黙れェ!!」
:「監獄塔に復讐鬼は哭く」の第四の扉にて。「憤怒」に当たるはずだった[[ジャンヌ・ダルク|第四の支配者]]に対しての激昂。憤怒を否定することは、同時にそこから起因する復讐と復讐者を否定することに他ならない。故に、悲惨な最期を遂げてもなお、憤怒を含めた負の感情を抱かず、救いと赦しを口にする彼女と相容れないのは必然なのかも知れない。
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:「監獄塔に復讐鬼は哭く」の第四の扉にて。「憤怒」に当たるはずだった[[ジャンヌ・ダルク|第四の支配者]]に対しての激昂。憤怒を否定することは、同時にそこから起因する復讐と復讐者を否定することに他ならない。故に、悲惨な最期を遂げてもなお憤怒を含めた負の感情を抱かず、救いと赦しを口にする彼女と相容れないのは必然なのかも知れない。
:ジャンヌが「人間や祖国に対する憤怒と憎悪を抱く」というありえないイフを[[ジル・ド・レェ|ある人物]]が復讐のために聖杯に願い、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|「復讐者」として誕生した]]のは、余りにも皮肉と言える。
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:ジャンヌが「人間や祖国に対する憤怒と憎悪を抱く」というありえないイフを[[ジル・ド・レェ|ある人物]]が復讐のために聖杯に願い、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|新たに「復讐者」として誕生した]]のは、余りにも皮肉と言える。
    
;「違う、違う違う!!」
 
;「違う、違う違う!!」
:第六の扉にて。「強欲」に当たる[[天草四郎時貞|第六の支配者]]のことは何やらお気に入りのようで、主人公曰く「楽しそうに話す」様子で裁きの間へと向かったのだが――そこに待ち受けていたのは、第四の支配者として既に一度戦った忌まわしきジャンヌ・ダルク。思わず激昂する巌窟王であった。
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:第六の扉にて。「強欲」に当たる[[天草四郎時貞|第六の支配者]]のことは何やらお気に入りのようで、主人公曰く「楽しそうに話す」様子で裁きの間へと向かったのだが――そこに待ち受けていたのは第四の支配者として既に一度戦った忌まわしきジャンヌ・ダルク!思わず激昂する巌窟王であった。
 
:なお、ちゃんと本来の支配者も一緒に居たため、そちらに向き合ってからは平静を取り戻していた。
 
:なお、ちゃんと本来の支配者も一緒に居たため、そちらに向き合ってからは平静を取り戻していた。
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;「―――はは、[[主人公 (Grand Order)|○○]]よ!<br> <ruby><rb>オレたちの勝ちだ</rb><rt>・・・・・・・</rt></ruby>!魔術の王とて全能ではないという事だ!」
 
;「―――はは、[[主人公 (Grand Order)|○○]]よ!<br> <ruby><rb>オレたちの勝ちだ</rb><rt>・・・・・・・</rt></ruby>!魔術の王とて全能ではないという事だ!」
:最後の彼との一騎打ちの後、監獄塔での彼の真意を語り、共に勝利の喜びを分かちあう。彼――<ruby><rb>巌窟王</rb><rt>モンテ・クリスト</rt></ruby>にとって、自身の敗北による主人公の勝利は、生前果たせなかった彼自身の「勝利」に等しいものだった。
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:最後の彼との一騎打ちの後、監獄塔での彼の真意を語り、共に勝利の喜びを分かちあう。彼――<ruby><rb>巌窟王</rb><rt>モンテ・クリスト</rt></ruby>にとって主人公の完全勝利は、自身の敗戦でありながら生前果たせなかった彼自身の「勝利」に等しいものだった。
    
;「あの時、おまえは見逃されたのではない。もう”終わるもの”と見捨てられたのだ。<br> だが―――はは、ははは! 結果はこの通りだ! 残念だったな魔術の王よ!<br> 貴様のただ一度の気まぐれ、ただ一度の姑息な罠は、ここにご破算となった!<br> オレなんぞを選ぶからだバカ者め! ざまあない!<br> 歩むがいい! 足掻き続けろ! 魂の牢獄より解き放たれて―――おまえは!<br> いつの日か、世界を救うだろう!」
 
;「あの時、おまえは見逃されたのではない。もう”終わるもの”と見捨てられたのだ。<br> だが―――はは、ははは! 結果はこの通りだ! 残念だったな魔術の王よ!<br> 貴様のただ一度の気まぐれ、ただ一度の姑息な罠は、ここにご破算となった!<br> オレなんぞを選ぶからだバカ者め! ざまあない!<br> 歩むがいい! 足掻き続けろ! 魂の牢獄より解き放たれて―――おまえは!<br> いつの日か、世界を救うだろう!」
:自身を見事に打ち破り、シャトー・ディフを抜け出す主人公への最大の賛辞と魔術王への侮蔑。
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:自身を見事に打ち破り、シャトー・ディフより脱獄する主人公への最大の賛辞と、魔術王への侮蔑。
 
:いつかの恩師のように、外へ希望を送り出す喜びを胸に。
 
:いつかの恩師のように、外へ希望を送り出す喜びを胸に。
  
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