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→並行世界(Parallel World): 異世界について
:逆に言えば[[特異点#人理焼却|大偉業]]によって量子記録固定帯を破壊することができれば人類史を根底から否定することは可能だが、この方法でも破壊した固定帯から先の人類史のみ否定するのが限界である。そして次に訪れる量子記録固定帯の決定ができるのは原則その時代を生きた者のみであり、過去・未来からの介入では基本的に手が出せない。
:逆に言えば[[特異点#人理焼却|大偉業]]によって量子記録固定帯を破壊することができれば人類史を根底から否定することは可能だが、この方法でも破壊した固定帯から先の人類史のみ否定するのが限界である。そして次に訪れる量子記録固定帯の決定ができるのは原則その時代を生きた者のみであり、過去・未来からの介入では基本的に手が出せない。
:前述の剪定事象と編纂事象のタイミングは100年単位の統計だが、量子記録固定帯がかかるタイミングはもっと短く最短で1ヶ月プラスαであることが確認されている。『EXTELLA』においては主人公が分裂したのが量子記録固定帯Aで、次の量子記録固定帯Bに差し掛かるまでに[[アルキメデス]]が[[アルテラ|セファール]]を利用してムーンセルを破壊することで量子記録固定帯B以降の歴史をムーンセルの破壊という前提の歴史で確定させようとしたが、その前に主人公が「平均的かつ、今後の可能性が最も広がる世界」のルートを証明したことにより『EXTELLA』の量子記録固定帯Bが決定された。
:前述の剪定事象と編纂事象のタイミングは100年単位の統計だが、量子記録固定帯がかかるタイミングはもっと短く最短で1ヶ月プラスαであることが確認されている。『EXTELLA』においては主人公が分裂したのが量子記録固定帯Aで、次の量子記録固定帯Bに差し掛かるまでに[[アルキメデス]]が[[アルテラ|セファール]]を利用してムーンセルを破壊することで量子記録固定帯B以降の歴史をムーンセルの破壊という前提の歴史で確定させようとしたが、その前に主人公が「平均的かつ、今後の可能性が最も広がる世界」のルートを証明したことにより『EXTELLA』の量子記録固定帯Bが決定された。
===並行世界と異世界===
:わかりにくいが、剪定事象の設定が明らかになって以降、TYPE-MOON作品では「異世界」と「並行世界」は別の概念として扱われている。
:上記の通り剪定事象の解説において「世界の基盤がズレてしまい、他と同じ世界ではなく、別世界ないし異世界というほうが相応しい」との一節がある他、FGOにおける[[アーサー・ペンドラゴン]]の設定においても「並行世界」と「異世界」は明確に区別されている。
:下記の各TYPE-MOON作品の各世界観において、「stay night」と「EXTRA」のように「「多少の差異はあっても'''未来は同じ'''」どころか「派生し、'''全く違う未来'''を歩んだ世界」もあるが何を以て「剪定事象」と「異世界」を区別しているのかは今のところ不明である。
==TYPE-MOON作品での世界観==
==TYPE-MOON作品での世界観==