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497 バイト追加 、 2014年2月2日 (日) 20:55
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*普段強気な彼女でも、獅子劫がねぐらを地下墓地に選んだのにはさすがに抗議している。<br>彼が伊達や酔狂で骨の山があるような場所を選んだのではなく、霊脈の相性や防御性を考慮した戦略的な意味があるのは彼女も理解していた。だがそれと心情的な問題は別であり、「何事も諦めが肝心」という魔術師との付き合いを通して与えられた格言に従い、渋々妥協している。
 
*普段強気な彼女でも、獅子劫がねぐらを地下墓地に選んだのにはさすがに抗議している。<br>彼が伊達や酔狂で骨の山があるような場所を選んだのではなく、霊脈の相性や防御性を考慮した戦略的な意味があるのは彼女も理解していた。だがそれと心情的な問題は別であり、「何事も諦めが肝心」という魔術師との付き合いを通して与えられた格言に従い、渋々妥協している。
 
**伝承においても、マーリンの進言によって、幼い頃海に流されるなど魔術師のせいで酷い目にあっている。また彼女の母もマーリンの弟子であり、彼に並ぶ魔術師であったことも考えると、彼女の苦労が偲ばれる。
 
**伝承においても、マーリンの進言によって、幼い頃海に流されるなど魔術師のせいで酷い目にあっている。また彼女の母もマーリンの弟子であり、彼に並ぶ魔術師であったことも考えると、彼女の苦労が偲ばれる。
*[[セイバー|アルトリア]]をあくまでも父と呼ぶ。実は女性であることを知らないのか、間柄として他に呼びようがないからなのかは、まだ語られていない。[[コハエース]]では「リリィ」の姿で現れたアルトリアにショックを受けたりする。
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*[[セイバー|アルトリア]]をあくまでも父と呼ぶ。自分で気づいたのか、モルガンに教えられたのかは不明だが、ギネヴィアとアルトリアが女性同士で結婚して「夫婦ごっこ」をしていた事は看破しており、実はアルトリアが女性である事を知っていたと思われる。それでも「父上」と呼ぶのは、間柄として他に呼びようがないからだと推測されるが、[[コハエース]]では「リリィ」の姿で現れたアルトリアにショックを受けてたりする。
**ただ「リリィ」の「性別」には言及していなかったので、女性である事は知っていたとも解釈できる。'''女装'''と受け取られた可能性もあるが。
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**ただ「リリィ」の「性別」には言及していなかったので、こちらでも女性である事は知っていたとも解釈できる。'''女装'''と受け取られた可能性もあるが。
 
*『Character material』での設定では男性だが、あくまで試作の設定に過ぎず、完成品である小説版では女性になっている。<br>元は自分を王に認めさせることしか頭に無い、東出氏曰く「ヤンデレ系」の不気味なキャラクターであった。小説版では反抗期まっさかりで、「父ちゃんなんて大嫌い!」というノリの親しみやすいキャラクターに改善されている。それを象徴しているのが2013年のエイプリルフール企画「路地裏さつき」での[[セイバー]]の回想で、かなりのお転婆娘だったのが伺える(ただし、エイプリルフール企画での話題なので鵜呑みには出来ない)。<br>ただ、設定を全く参考としていない訳ではなく、ユグドミレニアの戦闘用ホムンクルスに襲撃を受けた際、僅かながら躊躇が見られ、 『Character material』の設定を踏襲していることが分かる。
 
*『Character material』での設定では男性だが、あくまで試作の設定に過ぎず、完成品である小説版では女性になっている。<br>元は自分を王に認めさせることしか頭に無い、東出氏曰く「ヤンデレ系」の不気味なキャラクターであった。小説版では反抗期まっさかりで、「父ちゃんなんて大嫌い!」というノリの親しみやすいキャラクターに改善されている。それを象徴しているのが2013年のエイプリルフール企画「路地裏さつき」での[[セイバー]]の回想で、かなりのお転婆娘だったのが伺える(ただし、エイプリルフール企画での話題なので鵜呑みには出来ない)。<br>ただ、設定を全く参考としていない訳ではなく、ユグドミレニアの戦闘用ホムンクルスに襲撃を受けた際、僅かながら躊躇が見られ、 『Character material』の設定を踏襲していることが分かる。
 
**もっとも、そんな尾崎豊マインドで国を滅ぼされたセイバーは堪ったものではなく、上述のエイプリルフール企画でも怒り狂っていた。ただ、コハエースでは「私だって顔合わせづらいんですよ」とそれなりに気まずい模様。<br>そしてギャグ抜きの実際の設定はと言えば、「Character material」では「貴公を憎いと思った事は一度も無い。」と反乱時のモードレッドに対して語っており、「Apocrypha」での回想でもモードレッドに対しては憎しみを抱いていなかった。その事がモードレッドをより激怒させる事になったのだが……。
 
**もっとも、そんな尾崎豊マインドで国を滅ぼされたセイバーは堪ったものではなく、上述のエイプリルフール企画でも怒り狂っていた。ただ、コハエースでは「私だって顔合わせづらいんですよ」とそれなりに気まずい模様。<br>そしてギャグ抜きの実際の設定はと言えば、「Character material」では「貴公を憎いと思った事は一度も無い。」と反乱時のモードレッドに対して語っており、「Apocrypha」での回想でもモードレッドに対しては憎しみを抱いていなかった。その事がモードレッドをより激怒させる事になったのだが……。
 
**コハエースでは大好きな父上と微笑ましい親子喧嘩を繰り広げている。まさかコハエースが誰かを幸せにするとは……。
 
**コハエースでは大好きな父上と微笑ましい親子喧嘩を繰り広げている。まさかコハエースが誰かを幸せにするとは……。
 
*伝承ではアーサー王がランスロットと戦うためにブリテンを留守にする間、統治の代行を任ぜられた。結果として彼女が反旗を翻した時、殆どの豪族がアーサー王を見限り味方に付いたため、為政者の資質や人望はそれなりにあったのではないかと推察される。<br>一方で、騎士としての実力はよく分かっていない。ガウェインを討ち取り、アーサー王に致命傷を与えたとされるが、両者ともランスロットとの戦いで疲弊していた上に、乱戦の最中のため不明瞭な点が多い。<br>また指揮官としても微妙で、ギネヴィアに執拗に自分との婚姻を迫るも彼女は当然拒絶して城に立て篭もってしまい、対策を考案している最中にアーサー王に背後から攻められるなど危機意識に欠ける部分がある。
 
*伝承ではアーサー王がランスロットと戦うためにブリテンを留守にする間、統治の代行を任ぜられた。結果として彼女が反旗を翻した時、殆どの豪族がアーサー王を見限り味方に付いたため、為政者の資質や人望はそれなりにあったのではないかと推察される。<br>一方で、騎士としての実力はよく分かっていない。ガウェインを討ち取り、アーサー王に致命傷を与えたとされるが、両者ともランスロットとの戦いで疲弊していた上に、乱戦の最中のため不明瞭な点が多い。<br>また指揮官としても微妙で、ギネヴィアに執拗に自分との婚姻を迫るも彼女は当然拒絶して城に立て篭もってしまい、対策を考案している最中にアーサー王に背後から攻められるなど危機意識に欠ける部分がある。
**Fateでは概ねの流れは同じが、名高い騎士だったということになっている。アルトリアは円卓の騎士達が去っていく中で、変わらず自分に忠誠を誓う彼女を不気味に感じながらも、他に適役がいないために摂政に任ずるしかなく、彼女の謀略に嵌る結果となった。<br>人望や器については、兵の戦意を高揚させ「彼女がどこまで行けるのか見てみたい」と熱狂という名の信仰を得る将器は間違いなく天才的だが、彼女自身は「兵など勝利の後に勝手に増えるもの」「自分のために豪族たちを唆しただけ」という認識だったため王としては微妙である。<br>ギネヴィアにも興味は無かったが、アルトリアから全てを奪うために、自分が不義の息子であることを明かした。
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**Fateでは概ねの流れは同じが、名高い騎士だったということになっていて、彼女はそうあろうと努力し、周囲の認識も実際にそうであったらしい。アルトリアは円卓の騎士達が去っていく中で、変わらず自分に忠誠を誓う彼女を不気味に感じながらも、他に適役がいないために摂政に任ずるしかなく、彼女の謀略に嵌る結果となった。<br>人望や器については、兵の戦意を高揚させ「彼女がどこまで行けるのか見てみたい」と熱狂という名の信仰を得る将器は間違いなく天才的だが、彼女自身は「兵など勝利の後に勝手に増えるもの」「自分のために豪族たちを唆しただけ」という認識で、むしろアルトリアを見捨てて自分に擦り寄ってくる恩知らずな者達に怒りすら感じていた。<br>王としては微妙だが、元々全て「息子」と認めないアルトリアに正面から向き合って欲しくてやったことなので、無理もないかもしれない……。
 
*12世紀頃に書かれた「ブリタニア列王伝」では、ギネヴィアを娶って王位を簒奪したと記されている。また、アーサー王との最後の決戦の地はカムランの丘ではなくコーンウォールのカンブラム川と記されるなど、後年の伝承とは大きく異なる内容となっている。
 
*12世紀頃に書かれた「ブリタニア列王伝」では、ギネヴィアを娶って王位を簒奪したと記されている。また、アーサー王との最後の決戦の地はカムランの丘ではなくコーンウォールのカンブラム川と記されるなど、後年の伝承とは大きく異なる内容となっている。
 
*獅子劫に「お前の運転に耐えられるのは戦車だけ」と評されているが、戦車は耐久性や信頼性の面では優れていても、通常の乗用車より繊細な操縦が要求される車種も多い。獅子劫がそれを知らないはずもないだろうから、あくまで彼女の操縦の荒っぽさへの皮肉だろう。
 
*獅子劫に「お前の運転に耐えられるのは戦車だけ」と評されているが、戦車は耐久性や信頼性の面では優れていても、通常の乗用車より繊細な操縦が要求される車種も多い。獅子劫がそれを知らないはずもないだろうから、あくまで彼女の操縦の荒っぽさへの皮肉だろう。
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**アルトリアの魔力放出の供給源だった竜の因子が彼女に存在するかは不明。モードレッドの対魔力がBで、セイバー化した[[ジーク]]の振るった「竜殺しの聖剣」でダメージを受けても特に反応がなかったため、現時点で確定事項ではないが、竜の因子が無い可能性が高い。
 
**アルトリアの魔力放出の供給源だった竜の因子が彼女に存在するかは不明。モードレッドの対魔力がBで、セイバー化した[[ジーク]]の振るった「竜殺しの聖剣」でダメージを受けても特に反応がなかったため、現時点で確定事項ではないが、竜の因子が無い可能性が高い。
 
**イリヤや黒の陣営のホムンクルスという事例の通り、極めて質の高いホムンクルスの場合は、宝具すら無尽蔵に使用出来る人間の魔術師とは比較にもならない魔力量を誇る。モードレッドが高名な魔女であるモルガンに造られたホムンクルスである以上、生前に魔力放出を好き放題使えていたらしい点に関しては、特に不思議は無い。
 
**イリヤや黒の陣営のホムンクルスという事例の通り、極めて質の高いホムンクルスの場合は、宝具すら無尽蔵に使用出来る人間の魔術師とは比較にもならない魔力量を誇る。モードレッドが高名な魔女であるモルガンに造られたホムンクルスである以上、生前に魔力放出を好き放題使えていたらしい点に関しては、特に不思議は無い。
      
現段階で分かっているステータス
 
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