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127 バイト追加 、 2017年12月4日 (月) 09:58
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抑止力自体はカタチのない力の渦だが、具現化する際はカタチを伴う。無意識がカタチになったものである為、発生しても誰の目にもとまらず、誰にも意識される事はない。<br />大抵は「一般人」を後押しするカタチで抑止力は発現する。対象である要因を消し去るだけの力を得るが、取って代わる事のないように倒すため以外の力は持たされず、また当人には自分が抑止力によって後押しされているという自覚はない。そういった、結果的に滅びの要因を排除した人間が人々の目にとまると、「英雄」と呼ばれるわけである。<br />他に人間の後押しでは手におえない場合は自然現象として発動し、滅びの要因を周囲ごと消し去る。過去には大陸を沈めたこともあるという。
 
抑止力自体はカタチのない力の渦だが、具現化する際はカタチを伴う。無意識がカタチになったものである為、発生しても誰の目にもとまらず、誰にも意識される事はない。<br />大抵は「一般人」を後押しするカタチで抑止力は発現する。対象である要因を消し去るだけの力を得るが、取って代わる事のないように倒すため以外の力は持たされず、また当人には自分が抑止力によって後押しされているという自覚はない。そういった、結果的に滅びの要因を排除した人間が人々の目にとまると、「英雄」と呼ばれるわけである。<br />他に人間の後押しでは手におえない場合は自然現象として発動し、滅びの要因を周囲ごと消し去る。過去には大陸を沈めたこともあるという。
抑止力はあくまで星の圏内における安全機構であるため、星の中で生まれた存在に対しては明確に作用するが、明確な滅びの要因でありながらも抑止力の影響を全く受けない存在として、太陽系外の存在であるヴェルバーがその類に入る。
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抑止力はあくまで星の圏内における安全機構であるため、星の中で生まれた存在に対しては明確に作用するが、星の外部から生まれた存在は明確な滅びの要因になりうるにも関わらず、抑止力の影響を全く受けない。太陽系外の存在であるヴェルバーはその一つである。
    
=== 抑止力の排斥例 ===
 
=== 抑止力の排斥例 ===
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;人理の破壊
 
;人理の破壊
 
:過去にさかのぼってのやり直しを行うことは人理の深刻な破壊につながり、歴史が丸ごとひっくり返ってしまうため、抑止力の対象になりうる。
 
:過去にさかのぼってのやり直しを行うことは人理の深刻な破壊につながり、歴史が丸ごとひっくり返ってしまうため、抑止力の対象になりうる。
:「過去を改変する」という行為は非常に難易度が高く、[[聖杯戦争]]のような大規模魔術儀式でないと実行不可能なため、「通常なら有り得ないサーヴァントの召喚」という形で介入が行われることが多い。
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:「過去を改変する」という行為は非常に難易度が高く、[[聖杯戦争]]のような大規模魔術儀式でないと実行不可能であるが、これにおいては「通常なら有り得ないサーヴァントの召喚」という形で介入が行われることが多い。
    
:実際に排斥されかかった人物:[[沙条愛歌]]<br />[[アーサー・ペンドラゴン|恋人]]の為に人理ごと歴史をひっくり返す気満々だったが、特に抑止力の対策はしていなかった。<br/>神霊の一種である[[ブリュンヒルデ]]がサーヴァントとして召喚されるなどで介入が行われたが、その抑止力の尽くが彼女に返り討ちにされてしまう。最終的に彼女を止めたのは別の要因であった。
 
:実際に排斥されかかった人物:[[沙条愛歌]]<br />[[アーサー・ペンドラゴン|恋人]]の為に人理ごと歴史をひっくり返す気満々だったが、特に抑止力の対策はしていなかった。<br/>神霊の一種である[[ブリュンヒルデ]]がサーヴァントとして召喚されるなどで介入が行われたが、その抑止力の尽くが彼女に返り討ちにされてしまう。最終的に彼女を止めたのは別の要因であった。
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;地球的規模での人類の大量殺戮
 
;地球的規模での人類の大量殺戮
 
:非常にわかりやすい形で「現在の人間の世界」を破壊してしまうため、当然抑止力の対象になる。
 
:非常にわかりやすい形で「現在の人間の世界」を破壊してしまうため、当然抑止力の対象になる。
:こちらも[[聖杯]]クラスの奇跡でないと実行不可能なため、強力なサーヴァントの召喚による介入がメインとなる。
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:こちらも[[聖杯]]クラスの奇跡でないと実行不可能なため、聖杯戦争における強力なサーヴァントの召喚による介入がメインとなる。
 
:第三次聖杯戦争でアインツベルン家が[[アンリマユ]]を召喚し聖杯が汚染された場合、それ以降の聖杯戦争でアンリマユの受肉が確定的になった際には抑止力が働く。
 
:第三次聖杯戦争でアインツベルン家が[[アンリマユ]]を召喚し聖杯が汚染された場合、それ以降の聖杯戦争でアンリマユの受肉が確定的になった際には抑止力が働く。
 
:ただし『stay night』『Zero』本編のように受肉の確率が五分五分程度の場合は火急の危機ではないとして抑止力は発動しない模様。
 
:ただし『stay night』『Zero』本編のように受肉の確率が五分五分程度の場合は火急の危機ではないとして抑止力は発動しない模様。
:『Fate/Grand Order』の亜種並行世界Ⅲは特異点ではなく「並行世界」なので抑止力の対象になるため、その世界を起点としてあらゆる徳川の世となった世界を滅ぼし尽くそうとした[[天草四郎時貞(剪定事象)]]に対抗する為に[[千子村正]]が送り込まれた。
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:『Fate/Grand Order』の亜種並行世界Ⅲは特異点ではなく「並行世界」なので抑止力の対象に入ったため、その世界を起点としてあらゆる徳川の世となった世界を滅ぼし尽くそうとした[[天草四郎時貞(剪定事象)]]に対抗する為に[[千子村正]]が送り込まれた。
    
;神霊クラスの降臨
 
;神霊クラスの降臨
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;[[ビースト]]クラスの顕現
 
;[[ビースト]]クラスの顕現
:人類悪であるビーストの存在そのものも、人類の滅亡に繋がる事態として抑止力の攻撃対象となる。この特に危険な脅威の存在へのカウンターとして抑止力に召喚される存在こそが、[[グランドクラス]]のサーヴァントである。
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:人類悪であるビーストの存在そのものも、人類の滅亡に繋がる緊急事態として抑止力の攻撃対象となる。この特に危険な脅威へのカウンターとして抑止力に召喚される存在こそが、[[グランドクラス]]のサーヴァントである。
 
:実際に排斥された存在:[[ティアマト]]<br>人理破壊に伴ってウルクに出現し、世界を原初に還そうとした。多数の神霊サーヴァントの捨て身の攻撃によって冥界に落とされ、[[マーリン]]にケイオスタイドを制圧された後、[[“山の翁”]]に死の概念を植え付けられたことで、ティアマトは通常のサーヴァントが渡り合える域にまで落とされた。<br>[[ゲーティア]]<br>人理破壊を実行した張本人。自身が「星」になり替わろうとしたが、[[ソロモン]]の宝具で[[固有結界]]を破壊された事でその目論見は潰えた。
 
:実際に排斥された存在:[[ティアマト]]<br>人理破壊に伴ってウルクに出現し、世界を原初に還そうとした。多数の神霊サーヴァントの捨て身の攻撃によって冥界に落とされ、[[マーリン]]にケイオスタイドを制圧された後、[[“山の翁”]]に死の概念を植え付けられたことで、ティアマトは通常のサーヴァントが渡り合える域にまで落とされた。<br>[[ゲーティア]]<br>人理破壊を実行した張本人。自身が「星」になり替わろうとしたが、[[ソロモン]]の宝具で[[固有結界]]を破壊された事でその目論見は潰えた。
:実際に排斥されかかった存在:[[ビーストⅢ/R|殺生院キアラ]]<br>善性の人物だったが、魔神柱ゼパルに憑りつかれた事をきっかけに自己の快楽のみを追求する魔人へと変性。海底基地セラフィックスを取り込んでビーストになったが、完全体になる寸前に[[メルトリリス]]たちの反撃で阻止される。その後、キアラは[[アルターエゴ]]の[[サーヴァント]]となった。
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:実際に排斥されかかった存在:[[ビーストⅢ/R|殺生院キアラ]]<br>善性の人物だったが、魔神柱ゼパルに憑りつかれた事をきっかけに自己の快楽のみを追求する魔人へと変性。海底基地セラフィックスを取り込んでビーストになったが、完全体になる寸前に[[メルトリリス]]たちの反撃で阻止される。その後、キアラは[[アルターエゴ]]の[[サーヴァント]]として座に痕跡を残しつつ消滅した。
    
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