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→肉体
;「精神と魂が抜けた後だから、幻にも等しい借り物の意識と人格でしかないから、今の〇〇は一時のものにすぎない?」<br>「そう。一時のものにすぎない。いずれこの意識も元の自分に上書きされる。」<br>「……けど、それは偽物じゃない」<br>「たとえこの意識が一秒前に生まれたものだとしても、すぐに次の意識に上書きされるとしても。」<br>「この体に宿った心は、真実だった。」
;「精神と魂が抜けた後だから、幻にも等しい借り物の意識と人格でしかないから、今の〇〇は一時のものにすぎない?」<br>「そう。一時のものにすぎない。いずれこの意識も元の自分に上書きされる。」<br>「……けど、それは偽物じゃない」<br>「たとえこの意識が一秒前に生まれたものだとしても、すぐに次の意識に上書きされるとしても。」<br>「この体に宿った心は、真実だった。」
:アルテラへ向けた言葉。借り物の意識だからこそ答えられた主人公の意思。
:アルテラへ向けた言葉。借り物の意識だからこそ答えられた主人公の意思。
;「旅はまだ終わらない。
;'''「旅はまだ終わらない。少なくとも、キミの旅は。まだ駆けるべき草原の夢が残っている。――アルテラ。二度とおまえ(あなた)を、誰にも破壊させはしない――」'''
;少なくとも、キミの旅は。
;まだ駆けるべき草原の夢が残っている。
;――アルテラ。
;二度とおまえ(あなた)を、誰にも破壊させはしない――」
:世界を救い消え去ったアルテラ。その最期を見届けた”空っぽ”の主人公が出した結論。自壊し薄れゆく意識の中、一縷の希望を過去の自分に託す。
:世界を救い消え去ったアルテラ。その最期を見届けた”空っぽ”の主人公が出した結論。自壊し薄れゆく意識の中、一縷の希望を過去の自分に託す。