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| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
| ;[[フェニクス|魔神フェニクス]] | | ;[[フェニクス|魔神フェニクス]] |
− | :亜種特異点Ⅱにて、「もう死にたくない」という想いから結託した相手。 | + | :『伝承地底世界 アガルタ』にて、「もう死にたくない」という想いから結託した相手。 |
| :だが、物語の最後で馬脚を現した姿に幻滅し、愛想を尽かす事になる。 | | :だが、物語の最後で馬脚を現した姿に幻滅し、愛想を尽かす事になる。 |
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| ;[[フェルグス・マック・ロイ]] | | ;[[フェルグス・マック・ロイ]] |
− | :亜種特異点Ⅱで遭遇した相手。 | + | :『伝承地底世界 アガルタ』で遭遇した相手。 |
| :彼を通して、男女と生命の何たるかをおぼろげにだが理解し、ある程度は満足して消えていった。 | | :彼を通して、男女と生命の何たるかをおぼろげにだが理解し、ある程度は満足して消えていった。 |
| :カルデアに召喚された後は抱かれると別の意味で死んでしまいそうなので、彼に遭わないように逃げ回っている模様。 | | :カルデアに召喚された後は抱かれると別の意味で死んでしまいそうなので、彼に遭わないように逃げ回っている模様。 |
| + | |
| + | ;[[アーラシュ]] |
| + | :勇者として語り継がれる彼の物語も知っており、カルデアで本人を見かけた時は思わず感嘆を漏らしていた。 |
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| ;[[ニトクリス〔アサシン〕]] | | ;[[ニトクリス〔アサシン〕]] |
| :期間限定イベント『デッドヒート・サマーレース』でタッグを組んだ相手。 | | :期間限定イベント『デッドヒート・サマーレース』でタッグを組んだ相手。 |
| :彼女も引っ込み思案なため、死を恐れつつも死なない為に背中を押していくポジションに収まっている。 | | :彼女も引っ込み思案なため、死を恐れつつも死なない為に背中を押していくポジションに収まっている。 |
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− | ;[[アーラシュ]]
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− | :勇者として語り継がれる彼の物語も知っており、カルデアで本人を見かけた時は思わず感嘆を漏らしていた。
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| ;[[織田信長〔バーサーカー〕]] | | ;[[織田信長〔バーサーカー〕]] |
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| :自分の死んだ時の状況をネタにする有様にドン引きしていた。 | | :自分の死んだ時の状況をネタにする有様にドン引きしていた。 |
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| + | ;[[ガイウス・ユリウス・カエサル]] |
| + | :期間限定イベント『ネロ祭再び~2017 Autumn~』で共演した相手。 |
| + | :自分を口説こうとしたところに[クレオパトラ]]が現れるやいなや、危険を察知して逃走した。 |
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| + | ;[[シバの女王]] |
| + | :期間限定イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』で共演した相手。 |
| + | :「ここを湯とお話の一大テーマパークに」と労働契約を持ちかけるが、温泉で朗読し続けるブラックな労働なので断った。 |
| ===生前=== | | ===生前=== |
| ;シャフリヤール王 | | ;シャフリヤール王 |
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| :マイルーム会話「絆Lv2」。いきなり何を言っているのだろうか。そもそも、[[シドゥリ|通じない時は通じない]]と思うのだが。 | | :マイルーム会話「絆Lv2」。いきなり何を言っているのだろうか。そもそも、[[シドゥリ|通じない時は通じない]]と思うのだが。 |
| :なお、「頭を下げる」という行為は「首を差し出す」という意味もあるため、本来は命乞いどころか「命を差し出してでも謝りたい・頼みたい」場合の作法である。 | | :なお、「頭を下げる」という行為は「首を差し出す」という意味もあるため、本来は命乞いどころか「命を差し出してでも謝りたい・頼みたい」場合の作法である。 |
| + | |
| ;「<ruby><rb>彼</rb><rt>・</RT></RUBY>から聞きました。<br> ただ一人、[[ソロモン|自らの意思で座より消失した英霊]]がいると。<br> <ruby><rb>ああ、なんて羨ましい</rb><rt>・・・・・・・・・・</RT></RUBY>。<br> <ruby><rb>私もそんなことができれば、話は簡単だったのに</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>――」 | | ;「<ruby><rb>彼</rb><rt>・</RT></RUBY>から聞きました。<br> ただ一人、[[ソロモン|自らの意思で座より消失した英霊]]がいると。<br> <ruby><rb>ああ、なんて羨ましい</rb><rt>・・・・・・・・・・</RT></RUBY>。<br> <ruby><rb>私もそんなことができれば、話は簡単だったのに</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>――」 |
− | :『伝承地底世界 アガルタ』第16節より。死にたくないが、英霊として呼ばれればいずれ死ぬことが決定される彼女にとって、輪廻もなく、語られることもなく、必要とされることもない、[[ロマニ・アーキマン|完璧な無に行ってしまった者]]を彼女は羨んだ。 | + | :『伝承地底世界 アガルタ』第16節より。死にたくないが、英霊として呼ばれればいずれ死ぬことが決定される彼女にとって、輪廻もなく、語られることもなく、必要とされることもない、[[ソロモン|完璧な無に行ってしまった者]]を彼女は羨んだ。 |
− | :だがこの発言は、そんな彼の消滅を見届けた主人公やマシュの逆鱗に触れることになる。それがどれほどの偉業であり、そしてどれほど悲しき意味を持つのかを知っていたからだ。 | + | :だがこの発言は、そんな[[ロマニ・アーキマン|彼]]の消滅を見届けた主人公やマシュの逆鱗に触れることになる。それがどれほどの偉業であり、そしてどれほど悲しき意味を持つのかを知っていたからだ。 |
| + | |
| ;「きっと私は変わりません。この仮初めの生が潰え、次の私がどこかで始まっても。<br> 私はまた、死にたくないという顔で陰気に溜め息をついているのでしょう。<br> ……それでもね、フェニクス。<br> 今の貴方は――少しばかり、見苦しい」 | | ;「きっと私は変わりません。この仮初めの生が潰え、次の私がどこかで始まっても。<br> 私はまた、死にたくないという顔で陰気に溜め息をついているのでしょう。<br> ……それでもね、フェニクス。<br> 今の貴方は――少しばかり、見苦しい」 |
| :『伝承地底世界 アガルタ』第16節より。死を恐れるシェヘラザードが死に様に拘泥するのは道理。 | | :『伝承地底世界 アガルタ』第16節より。死を恐れるシェヘラザードが死に様に拘泥するのは道理。 |
| :愛した者に、生きた意味に見守られて死ぬのと、自分をただの材料として利用しようとする、<ruby><rb>見苦しいもの</rb><rt>フェニクス</RT></RUBY>の一部となって死ぬ。選べるとしたら、どちらを選べるのか。 | | :愛した者に、生きた意味に見守られて死ぬのと、自分をただの材料として利用しようとする、<ruby><rb>見苦しいもの</rb><rt>フェニクス</RT></RUBY>の一部となって死ぬ。選べるとしたら、どちらを選べるのか。 |
| :少なくとも見苦しいものに、今回の自分の死を与えたくないと思い、語り部の女はフェニクスを見限った。ただそれだけの、おはなしなのである―――。 | | :少なくとも見苦しいものに、今回の自分の死を与えたくないと思い、語り部の女はフェニクスを見限った。ただそれだけの、おはなしなのである―――。 |
| + | |
| ;「だって私は、まだ。<br> 死にたくないですから――」 | | ;「だって私は、まだ。<br> 死にたくないですから――」 |
| :『伝承地底世界 アガルタ』解決後、フェルグスを避けながらの台詞。字面こそ以前と同じものだが、頬を赤らめ、表情には穏やかな微笑みさえ浮かんでおり、その心境は以前とは全く違う様子。 | | :『伝承地底世界 アガルタ』解決後、フェルグスを避けながらの台詞。字面こそ以前と同じものだが、頬を赤らめ、表情には穏やかな微笑みさえ浮かんでおり、その心境は以前とは全く違う様子。 |
| :フェルグスの決死のエールが彼女に届いた事、そして彼女がほんの少しずつでも「ただ死を恐れるだけの女」から抜けだそうとしていることを伺わせる。 | | :フェルグスの決死のエールが彼女に届いた事、そして彼女がほんの少しずつでも「ただ死を恐れるだけの女」から抜けだそうとしていることを伺わせる。 |
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| ;「ワルダンという男の物語をご存知でしょうか?」 | | ;「ワルダンという男の物語をご存知でしょうか?」 |
| ;「簡単に言えば、ワルダンという店主が毎回不審な買い物をする女を怪しみ、尾行したところ――<br> その女の家の地下室で思いもよらぬものを見てしまった、というお話です。本当に、思いもよらぬものを……」 | | ;「簡単に言えば、ワルダンという店主が毎回不審な買い物をする女を怪しみ、尾行したところ――<br> その女の家の地下室で思いもよらぬものを見てしまった、というお話です。本当に、思いもよらぬものを……」 |
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| ;「誰かの想いに応えるために戦う王。<br> ただ自らの成長を求めて戦う王。<br> 王という立場の尊厳を守るために戦う王。<br> それは———私にしてみれば、ひどく立派な王にしか思えないのですが。<br> 違いますか?」 | | ;「誰かの想いに応えるために戦う王。<br> ただ自らの成長を求めて戦う王。<br> 王という立場の尊厳を守るために戦う王。<br> それは———私にしてみれば、ひどく立派な王にしか思えないのですが。<br> 違いますか?」 |
− | :『デスジェイル・サマーエスケイプ』にて。ラストスパート、自分を卑下するニトクリスに向けての言葉。生前、毎夜死に怯えながら悪しき王に仕え続けていた彼女の目には、ニトクリスの在り方はただ真っ当で立派な王として映っていた。この瞬間彼女はニトクリスにとって、ただの「語り部」から「相棒」へと変わっていく。 | + | :『デスジェイル・サマーエスケイプ』にて。ラストスパート、自分を卑下するニトクリスに向けての言葉。生前、毎夜死に怯えながら悪しき王に仕え続けていた彼女の目には、ニトクリスの在り方はただ真っ当で立派な王として映っていた。 |
| + | : この瞬間彼女はニトクリスにとって、ただの「語り部」から「相棒」へと変わっていく。 |
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| ;「留守です」 | | ;「留守です」 |
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| *座に登録された人物で久しぶりに登場した'''座からの消滅を目的とする英霊'''。最も彼女のやろうとした消滅へのプロセスは[[エミヤ|彼]]の八つ当たりよりも遥かに大規模だったが。 | | *座に登録された人物で久しぶりに登場した'''座からの消滅を目的とする英霊'''。最も彼女のやろうとした消滅へのプロセスは[[エミヤ|彼]]の八つ当たりよりも遥かに大規模だったが。 |
| **「登録や召喚を拒否すればよかったのでは?」という疑問もあるが、召喚の拒否は場合によっては不可能な事例も多く、登録の拒否はそもそも事例自体が少ないため生前ただの語り部であった彼女の力量に余る事態である。 | | **「登録や召喚を拒否すればよかったのでは?」という疑問もあるが、召喚の拒否は場合によっては不可能な事例も多く、登録の拒否はそもそも事例自体が少ないため生前ただの語り部であった彼女の力量に余る事態である。 |
− | ***召喚拒否が難しい事例として、冬木式の英霊召喚では触媒によって特定の英霊を召喚できるのだが、これには英霊側の意思が尊重されにくい(あるいは尊重されない)という欠点がある。[[ネフェルタリ|妻]]の遺品を触媒として召喚された[[オジマンディアス]]が分かりやすい例である。このため触媒次第では、シェヘラザードも半ば強制的に召喚される可能性がある。<br />英霊とマスター双方の合意があって初めて召喚できるカルデア式召喚でも、人類そのものを憎悪しているはずの[[ヘシアン・ロボ]]が召喚されるケースがあるなど、意思次第で絶対に召喚されないわけでもないようだ。そもそも召喚されたくないシェヘラザードが(''亜種特異点の☆5キーキャラで唯一恒常として'')召喚されうる時点で、召喚拒否は不可能であろうことが察せられる。<br />例外として、英霊側の決定権が強いムーンセル式召喚であれば、シェヘラザードの意思で一切の召喚を拒むことができる可能性も残されている。[[主人公 (EXTRA)]]が現れるまで召喚を拒み続けた[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]や、英霊の座にありながら一度として人間からの召喚に応じなかった[[アルキメデス]]などがその好例。 | + | ***召喚拒否が難しい事例として、冬木式の英霊召喚では触媒によって特定の英霊を召喚できるのだが、これには英霊側の意思が尊重されにくい(あるいは尊重されない)という欠点がある。[[ネフェルタリ|妻]]の遺品を触媒として召喚された[[オジマンディアス]]が分かりやすい例である。このため触媒次第では、シェヘラザードも半ば強制的に召喚される可能性がある。<br />英霊とマスター双方の合意があって初めて召喚できるカルデア式召喚でも、人類そのものを憎悪しているはずの[[ヘシアン・ロボ]]が召喚されるケースがあるなど、意思次第で絶対に召喚されないわけでもないようだ。そもそも召喚されたくないシェヘラザードが('''亜種特異点の☆5キーキャラで唯一恒常として''')召喚されうる時点で、召喚拒否は不可能であろうことが察せられる。<br />例外として、英霊側の決定権が強いムーンセル式召喚であれば、シェヘラザードの意思で一切の召喚を拒むことができる可能性も残されている。[[主人公 (EXTRA)]]が現れるまで召喚を拒み続けた[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]や、英霊の座にありながら一度として人間からの召喚に応じなかった[[アルキメデス]]などがその好例。 |
− | *元々の正義感や崇高な目的意識が歪んでしまい、死の回避という別の目的にすり替わるというあたりは[[間桐臓硯]]と通じるものがある。 | + | *元々の正義感や崇高な目的意識が歪んでしまい、死の回避という別の目的にすり替わるというあたりは[[間桐臓硯]]と通じるものがある。とりわけソロモンの消滅を羨んだ事がマシュと主人公の地雷を踏み抜いてしまったが、二人(とダ・ヴィンチ)にとって第一部で戦い抜いた「彼」が如何にかけがえのない存在であり、消えてしまったことが悲しいのかを物語っている。無論、彼女がソロモンを羨んだのは「座からの消滅」という点に過ぎないが、マシュに「その渇望が間違っている」と言わしめている程に「死にたくない」という「'''歪みなき願いの歪み'''」を存分に見せつけた。 |
| + | **『伝承地底世界 アガルタ』最終盤でも「例え今の仮初めの生が終わっても、次の自分は死の恐怖に纏わり付く(意訳)」と述べているように、カルデアで召喚された時でもエリザの歌を聴くハメになるハロウィンイベントを土下座で辞退したりと、そのスタンスに変化はないが、レースや戦闘に参加したりと、「死の恐怖」と戦おうとしている。 |
| *褐色で肉感的な肢体、特に紐で縛られたように衣装の食い込んだ太ももから、ユーザー間で付けられたあだ名が'''ハム'''。この為記念キャンペーンの福袋等のランダムでやってきた場合の彼女は'''お中元のハム'''等とも呼ばれる。<br>ただし'''蔑称としての意味合いが強い'''ので、使用する場面には注意が必要。 | | *褐色で肉感的な肢体、特に紐で縛られたように衣装の食い込んだ太ももから、ユーザー間で付けられたあだ名が'''ハム'''。この為記念キャンペーンの福袋等のランダムでやってきた場合の彼女は'''お中元のハム'''等とも呼ばれる。<br>ただし'''蔑称としての意味合いが強い'''ので、使用する場面には注意が必要。 |
− | *「ラピュタ」と言えば現代日本ではスタジオジブリの映画『天空の城ラピュタ』が最も有名だが、空中に浮上したアガルタの由来となったのはおそらく映画のタイトルの由来(物語としての原作ではない)となった『ガリバー旅行記』の舞台の一つであるラピュタ。ただし、最終的に主人公たちの手で黒幕の野望とともに崩壊するシチュエーションは天空の城の方を想起させるものではある。 | + | *「ラピュタ」と言えば現代日本ではスタジオジブリの映画『天空の城ラピュタ』が最も有名だが、空中に浮上したアガルタの由来となったのはおそらく映画のタイトルの由来(物語としての原作ではない)となった『ガリバー旅行記』の舞台の一つであるラピュタ。ただし、最終的に主人公たちの手で黒幕の野望とともに崩壊するシチュエーションは天空の城の方を想起させるものではある。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |