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=== Fate/EXTRA Last Encore ===
 
=== Fate/EXTRA Last Encore ===
第三階層のフロアマスター。『EXTRA』同様、サイバーゴーストとしてSE:RA:PHにやってきて聖杯戦争に参加する。自分を見つけてくれた「お兄ちゃん」が対戦相手となるが、彼女は戦う事を拒んで棄権する。<br>本来なら棄権した時点でマスターは死亡するのだが、既に死亡していた彼女は消滅する事なく存在し、必ず帰ってくると約束した「お兄ちゃん」を待ち続ける。<br>だが、SE:RA:PHが崩壊に向かった事で消滅の危機に見舞われ、[[ナーサリー・ライム|アリス]]の[[固有結界]]「名無しの森」をリソースにして自身を維持しようとした結果、マスターを無差別に食らう「怪物」に変貌してしまう。
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第三階層のフロアマスター。『EXTRA』同様、サイバーゴーストとしてSE:RA:PHにやってきて聖杯戦争に参加する。自分を見つけてくれた「お兄ちゃん」が対戦相手となるが、お茶会や絵本の読み聞かせをなど通して彼女に懐かれるようになった「お兄ちゃん」は戦いを回避しようとした結果アリスと接触し、ありすが既に死亡していた<ref>SE:RA:PH内でのありすは既にこの時点で(暗くぼかされているものの)血まみれのミイラを思わせる姿で点滴を打たれながら寝たきりになっており、アリスは「かくれんぼも鬼ごっこも御本を読むことも戦うこともままならない」とその悍ましい現状を述べていた。</ref>ことを理解する。<br>本来なら棄権した時点でマスターは死亡するのだが、既に死亡している彼女は消滅する事なく存在できるという状況から、彼女は不戦敗として棄権することを選択。上層で聖杯を手に入れたら必ず帰ってくると約束した「お兄ちゃん」を待ち続ける。<br>だが、その後SE:RA:PHが崩壊に向かった事で消滅の危機に見舞われ、[[ナーサリー・ライム|アリス]]の[[固有結界]]「名無しの森」をリソースにして自身を維持しようとした結果、マスターを無差別に食らう「怪物」に変質してしまう。
    
;略歴
 
;略歴
:およそ1000年もの間、時折やってくるマスターを食らい続けながら「忘却の庭」となった第三階層で約束が果たされる日を待ち続ける。<br>アリスとの契約は保っていたが、「怪物」に変貌した事でかつての姿を失った彼女と遊ぶ事はもはや無かった<ref>暗くぼかされているものの、ありすは点滴を打たれながらミイラを思わせる姿で寝たっきりになっており、アリスは「かくれんぼも鬼ごっこも御本を読むことも戦うこともままならない」とその悍ましい現状を述べていた。</ref><br>第三階層にやってきた岸浪ハクノを「お兄ちゃん」と重ねて見ており、「夢」の中で対話する一方、他のマスターのように捕食する機会を伺っていた。<br>最初の襲撃では致命傷を負わされそうになったので「1日」を巻き戻し、2度目の時は[[遠坂凛 (EXTRA)|遠坂リン]]を追い詰めるもハクノが令呪を発動した事で失敗に終わる。<br>最後はリンに胴体を貫かれた後に[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]に首を斬り飛ばされ、第四階層に登っていくハクノ達の姿を見て1000年の妄執を終わらせる。
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:およそ1000年もの間、時折やってくるマスターを食らい続けながら「忘却の庭」となった第三階層で「約束」が果たされる日を待ち続けるが、「怪物」と化すにつれて彼女の精神も変質してしまい、もはや「約束」とは一体何だったのかさえ忘却しつつあった。<br>アリスとの契約は保っていたが、「怪物」に変質した事でかつての姿を失った彼女<ref>アリスはありすとしての姿を保つことができなくなり、かつて「お兄ちゃん」とのお茶会のひと時を過ごしたテラスの椅子に「不思議の国のアリス」の絵本の姿で安置されていた。</ref>と遊ぶ事はもはや無かった。<br>第三階層にやってきた岸浪ハクノを「お兄ちゃん」と重ねて見ており、「夢」の中で対話する一方、他のマスターのように捕食する機会を伺っていた。<br>最初の襲撃では致命傷を負わされそうになったので「1日」を巻き戻し、2度目の時は[[遠坂凛 (EXTRA)|遠坂リン]]を追い詰めるもハクノが令呪を発動した事で失敗に終わる。<br>最後はデミ・サーヴァントに返信したリンの槍に胸を貫かれて「永久機関・少女帝国」を封じられた直後、ハクノが手にした絵本を見て涙を流した隙に[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]に首を斬り飛ばされ、第四階層に登っていくハクノ達の姿を見送りながら1000年の妄執を終わらせる。
    
;能力
 
;能力
:「名無しの森」を取り込んだ事でアリスの[[宝具]]「永久機関・少女帝国」を無意識のままに扱い、第三階層の「1日」をひたすら巻き戻していた。<br>戦闘では背中に生やした翼から大量のハサミを機関銃のように乱射し、対象を瞬時に殲滅して自身のリソースとして取り込む。<br>この能力と致命傷を与えられそうになっても「1日」を巻き戻されてしまう為に、並みのマスターでは戦闘にすらならなかった。<br>その反面、基本的な肉体構造は元のままなので痛みに非常に弱く、ひとたび攻撃が命中すれば容易く倒されてしまうほど脆い。
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:「名無しの森」を取り込んだ事でアリスの[[宝具]]「永久機関・少女帝国」を無意識のままに扱い、第三階層の「1日」をひたすら巻き戻していた。<br>戦闘では背中に生やした翼から大量のハサミを機関銃のように乱射し、対象を瞬時に殲滅して自身のリソースとして取り込む。<br>この能力と致命傷を与えられそうになっても「1日」を巻き戻されてしまう為に、並みのマスターでは戦闘にすらならなかった。<br>その反面、基本的な肉体構造は元のままなので痛みに非常に弱く、「永久機関・少女帝国」を発動できない状況でひとたび攻撃が命中すれば容易く倒されてしまうほど脆い。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*自分を「あたし」と言うだけでなく、互いが互いを「あたし」と言いあう姿は[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]を彷彿とさせる。
 
*自分を「あたし」と言うだけでなく、互いが互いを「あたし」と言いあう姿は[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]を彷彿とさせる。
*ゲーム発売前、イラストが公開された当時から、キャスターのみならずありすの方も両手両足が人形じみた球体関節状のデザインがされていることは話題になっていた。……が、ビジュアルファンブックのワダアルコ氏のコメントによると、'''「手足が球体関節なのはタイツであって実際は綺麗なお肌です」'''とのこと。(ありす単独で見るとわかりにくいが、キャスターと比較するとデザインに差異があることがわかる。キャスターが自然な、少し窪み気味のデザインであるのに対し、ありすの関節部分は、心持ち盛り上がっている形状のデザインとなっている)
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*ゲーム発売前、イラストが公開された当時から、キャスターのみならずありすの方も両手両足が人形じみた球体関節状のデザインがされていることは話題になっていた。……が、ビジュアルファンブックのワダアルコ氏のコメントによると、'''「手足が球体関節なのはタイツであって実際は綺麗なお肌です」'''とのこと。(ありす単独で見るとわかりにくいが、キャスターと比較するとデザインに差異があることがわかる。キャスターが自然な、少し窪み気味のデザインであるのに対し、ありすの関節部分は、心持ち盛り上がっている形状のデザインとなっている)<br>一方、『Last Encore』でのありすの手足は明らかに球体関節とわかるように描かれている。
 
*サウンドドラマCDにおいて彼女がムーンセルの戦いに参加してしまったのは似たような状態であった[[主人公 (EXTRA)]]の魂について来たことが理由であることが明かされた。彼女自身自らの肉体がもう死滅していること、この夢が永遠に続くものでは無いことも自覚している。生前望むものが一つも得られなかった彼女にとって[[ナーサリー・ライム|アリス]]や[[主人公 (EXTRA)]]と出会えたムーンセルは正に「夢の世界」だった。
 
*サウンドドラマCDにおいて彼女がムーンセルの戦いに参加してしまったのは似たような状態であった[[主人公 (EXTRA)]]の魂について来たことが理由であることが明かされた。彼女自身自らの肉体がもう死滅していること、この夢が永遠に続くものでは無いことも自覚している。生前望むものが一つも得られなかった彼女にとって[[ナーサリー・ライム|アリス]]や[[主人公 (EXTRA)]]と出会えたムーンセルは正に「夢の世界」だった。
 
*Fate/EXTRAサウンドドラマCDブックレットのキャラクター紹介覧にありすの令呪デザインが載っている。ハート型の上に王冠を象った図柄であり、これはゲーム内の宝具発動時にも似たような図柄を見ることができる。
 
*Fate/EXTRAサウンドドラマCDブックレットのキャラクター紹介覧にありすの令呪デザインが載っている。ハート型の上に王冠を象った図柄であり、これはゲーム内の宝具発動時にも似たような図柄を見ることができる。
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