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→Fate/stay night
;「おまえには自分という概念がない。<br> だがそのおまえが、まさか一つの命に拘るとはな。いや、それとも――<br> 多くの命に拘る、のではなく。一つの命に拘るが如く、全ての命に拘ったのか」
;「おまえには自分という概念がない。<br> だがそのおまえが、まさか一つの命に拘るとはな。いや、それとも――<br> 多くの命に拘る、のではなく。一つの命に拘るが如く、全ての命に拘ったのか」
:HFルートにおけるイリヤとの夜の公園の会話で「桜の味方」となる事を決めた後の会話より。<br>思い出を切り捨てる事ができず、切嗣とは違う道を取ったことに若干失望しつつも、自分と同じく破綻者と見ていた士郎が信念を捨て去ってまで桜一人の命に執着したのは言峰にとっても意外だったようだ。<br>しかし、自分が分からなかったものを同類の破綻者が理解し始めているその抜け駆けに対して言峰自身、若干の羨望も抱いていた。
:HFルートにおけるイリヤとの夜の公園の会話で「桜の味方」となる事を決めた後の会話より。<br>思い出を切り捨てる事ができず、切嗣とは違う道を取ったことに若干失望しつつも、自分と同じく破綻者と見ていた士郎が信念を捨て去ってまで桜一人の命に執着したのは言峰にとっても意外だったようだ。<br>しかし、自分が分からなかったものを同類の破綻者が理解し始めているその抜け駆けに対して言峰自身、若干の羨望も抱いていた。
;「私が殺す。私が生かす。私が傷つけ私が癒す。我が手を逃れうる者は一人もいない。我が目の届かぬ者は一人もいない」
;「打ち砕かれよ。
; 敗れた者、老いた者を私が招く。私に委ね、私に学び、私に従え。
; 休息を。唄を忘れず、祈りを忘れず、私を忘れず、私は軽く、あらゆる重みを忘れさせる」
;「装うなかれ。
; 許しには報復を、信頼には裏切りを、希望には絶望を、光あるものには闇を、生あるものには暗い死を」
;「休息は私の手に。貴方の罪に油を注ぎ印を記そう。
; 永遠の命は、死の中でこそ与えられる。
; ――――許しはここに。受肉した私が誓う」
;「――――“<RUBY><RB>この魂に憐れみを</RB><RT>キリエ・エレイソン</RT></RUBY>”」
:洗礼詠唱。臓硯を無へと還す。
;「……ふん。それにな、告白すれば八つ当たりでもある。<br> 以前からよもや、とは思っていたが、事ここに至ってようやく気が付いた。<br> ―――私は、おまえたちを羨んでいる。求めても得られなかったもの。手に入れたというのに手に入らなかったもの。<br> どのような戒律をもってしても、指の隙間から零れ落ちた無数の澱。<br> その鬱積を、ここで帳消しにするのみだ」
;「……ふん。それにな、告白すれば八つ当たりでもある。<br> 以前からよもや、とは思っていたが、事ここに至ってようやく気が付いた。<br> ―――私は、おまえたちを羨んでいる。求めても得られなかったもの。手に入れたというのに手に入らなかったもの。<br> どのような戒律をもってしても、指の隙間から零れ落ちた無数の澱。<br> その鬱積を、ここで帳消しにするのみだ」