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天球シミュレーター室、システム・アニムスフィアは放棄されたものの、セラフィックスに根付いた魔神ゼパルによって再利用されている。ここはカルデアの管制室に酷似しており、コフィンもその機能を保っている。電源を入れれば何年前に死亡した魔術師であっても生体回路として何度も使用できたことでSE.RA.PHの動力源の役目を果たすが、その電源もエミヤ・オルタに完膚なきまでに破壊された<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント-閉幕-"/>。
 
天球シミュレーター室、システム・アニムスフィアは放棄されたものの、セラフィックスに根付いた魔神ゼパルによって再利用されている。ここはカルデアの管制室に酷似しており、コフィンもその機能を保っている。電源を入れれば何年前に死亡した魔術師であっても生体回路として何度も使用できたことでSE.RA.PHの動力源の役目を果たすが、その電源もエミヤ・オルタに完膚なきまでに破壊された<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント-閉幕-"/>。
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ムーンセルから送り込まれたBBと、カルデア本部からレイシフトしてきた主人公たちの手により、ビーストが討伐されたことで事件は収束したものの、そのビーストの身体とともにプラントは完全に粉砕・消滅し、内部で確認された生存者も既に全滅。主人公の当初の目的のひとつであった救援任務は完全に失敗という結果に終わった。しかしBBの手によって以上の数ヶ月間が「虚数事象」として破棄されたことで、スタッフのほぼ全てはセラフィックスでの事件を経験しなかったという形に修正されて生存が保たれた<ref group = "注">竹箒日記の記述による。なお、ゼパルとキアラはこの処理対象に含まれていない。[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201705.html 竹箒日記2017/5/12]</ref>。主人公がセラフィックスから帰還した時には、ダ・ヴィンチから『一月初めにセラフィックスは解体されて跡形もなくなっている』ことが語られている。
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ムーンセルから送り込まれたBBと、カルデア本部からレイシフトしてきた主人公たちの手により、ビーストが討伐されたことで事件は収束したものの、そのビーストの身体とともにプラントは完全に粉砕・消滅し、内部で確認された生存者も既に全滅。主人公の当初の目的のひとつであった救援任務は完全に失敗という結果に終わった。しかしBBの手によって以上の数ヶ月間が「虚数事象」として破棄されたことで、スタッフのほぼ全てはセラフィックスでの事件を経験しなかったという形に修正されて生存が保たれた<ref group = "注">竹箒日記の記述による。なお、ゼパルとキアラはこの処理対象に含まれていない。[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201705.html 竹箒日記2017/5/12]</ref>。主人公がセラフィックスから帰還した時には、ダ・ヴィンチから『一月初めにセラフィックスは解体されて跡形もなくなっている』ことが語られている<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント終幕(2/2)">『深海電脳楽土 SE.RA.PH』終幕「刻を裂くパラディオン(2/2)」より。</ref>。
    
===事件の経緯と末路===
 
===事件の経緯と末路===
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:ゼパル、キアラに名を告げて本格的に共存という名の支配下においた。並行世界の記録から『EXTRA CCC』でのキアラの経歴を知ったゼパルはこちらのキアラを同期させ、能力を引き出す。
 
:ゼパル、キアラに名を告げて本格的に共存という名の支配下においた。並行世界の記録から『EXTRA CCC』でのキアラの経歴を知ったゼパルはこちらのキアラを同期させ、能力を引き出す。
 
:本来ムーンセルでのキアラの事件は虚数事象<ref group = "注">観測宇宙ではロストされたが記録宇宙ではギリギリ古本として残っている。</ref>なので並行世界を閲覧できるゼパルでも見えなかったが、閲覧対象のキアラがビースト候補<ref group = "注">獣の権能:並行世界や時間逆行等の攻撃にも耐性を持つ、いわば運命即死耐性。これが虚数事象の記録にも対応している為、キアラによる事件は無かった事になってもキアラ本人の記録は永久に残されてしまう。</ref>であった為に、ゼパルの被支配化と言う副作用を伴って実現してしまった。セラフィックスの電脳化はやがてSE.RA.PH化に変化。深海下に沈みゆくセラフィックスは電脳化のおかげでなんとかその形を維持していたが、時間は少しずつSE.RA.PH内における概念に変化し、外界との隔絶が更に進行してしまう。
 
:本来ムーンセルでのキアラの事件は虚数事象<ref group = "注">観測宇宙ではロストされたが記録宇宙ではギリギリ古本として残っている。</ref>なので並行世界を閲覧できるゼパルでも見えなかったが、閲覧対象のキアラがビースト候補<ref group = "注">獣の権能:並行世界や時間逆行等の攻撃にも耐性を持つ、いわば運命即死耐性。これが虚数事象の記録にも対応している為、キアラによる事件は無かった事になってもキアラ本人の記録は永久に残されてしまう。</ref>であった為に、ゼパルの被支配化と言う副作用を伴って実現してしまった。セラフィックスの電脳化はやがてSE.RA.PH化に変化。深海下に沈みゆくセラフィックスは電脳化のおかげでなんとかその形を維持していたが、時間は少しずつSE.RA.PH内における概念に変化し、外界との隔絶が更に進行してしまう。
:通常職員も特権職員も、分け隔てのない共同体が出来上がったが、その皆の総意、全員が良しとした結果、治安・風紀を守るための組織と法律、という名目の暴力機構がアーノルド・ベックマンの手で作り上げられる<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント第一幕(2/6)"/>。加えて、キアラ(ゼパル)による、生き残り職員達のカルト化開始。閉塞状態によって狂乱状態になったセラフィックスの職員を救い、癒したキアラがいなければ誰一人として生きていけない依存体制が成立した上で、彼女は特に理由もなくクジ引きをするような気楽さでひとりずつそのグループから脱落させた。これによる危機感と恐怖は職員たちの人格と人間性を零落させ、集団のカルト化・暴行・粛清や殺戮を蔓延させることとなった。
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:通常職員も特権職員も、分け隔てのない共同体が出来上がったが、その皆の総意、全員が良しとした結果、治安・風紀を守るための組織と法律、という名目の暴力機構がアーノルド・ベックマンの手で作り上げられる<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント第一幕(2/6)"/>。加えて、キアラ(ゼパル)による、生き残り職員達のカルト化開始。閉塞状態によって狂乱状態になったセラフィックスの職員を救い、癒したキアラがいなければ誰一人として生きていけない依存体制が成立した上で、彼女は特に理由もなくクジ引きをするような気楽さでひとりずつそのグループから脱落させた。これによる危機感と恐怖は職員たちの人格と人間性を零落させ、集団のカルト化・暴行・粛清や殺戮を蔓延させることとなった<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント-閉幕-"/>。
:キアラによる何度目かの試行錯誤の末、天体室が開かれる。副所長はあと一歩、というところで恐怖と自己保身に負けて起動させられず、汚れ仕事専門の男が最後のレバーを引いた。そして、コフィンの中に保存されていた128人のマスターを介して128騎のサーヴァントを召喚した事で、100倍時間のもとに聖杯戦争が幾度となく再現されることとなる<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント第一幕(6/6)"/>。
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:キアラによる何度目かの試行錯誤の末、天体室が開かれる。副所長はあと一歩、というところで恐怖と自己保身に負けて起動させられず、汚れ仕事専門の男が最後のレバーを引いた。そして、コフィンの中に保存されていた128人のマスターを介して128騎のサーヴァントを召喚した事で、100倍時間のもとに聖杯戦争が幾度となく再現されることとなる。
 
;四月
 
;四月
 
:セラフィックスの大部分が電脳化。キアラは『EXTRA CCC』での自分が吸収していた[[BB]]、[[メルトリリス]]と[[パッションリップ]]のサルベージに成功。
 
:セラフィックスの大部分が電脳化。キアラは『EXTRA CCC』での自分が吸収していた[[BB]]、[[メルトリリス]]と[[パッションリップ]]のサルベージに成功。
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:キアラの完全SE.RA.PH化が完了。セラフィックス諸共2030年のマリアナ海溝にレイシフトする。
 
:キアラの完全SE.RA.PH化が完了。セラフィックス諸共2030年のマリアナ海溝にレイシフトする。
 
:しかし、トラパインが情報分解されながらも単身で通信室に到達し、BBの助けを得てカルデアにSOSを送った。救難信号を受けたカルデアは、BBのガイドを経てセラフィックスへのレイシフトを決行する<ref group = "出" name = "CCCコラボイベントプロローグ" />。
 
:しかし、トラパインが情報分解されながらも単身で通信室に到達し、BBの助けを得てカルデアにSOSを送った。救難信号を受けたカルデアは、BBのガイドを経てセラフィックスへのレイシフトを決行する<ref group = "出" name = "CCCコラボイベントプロローグ" />。
:亜種特異点と化したセラフィックスに突入した[[主人公 (Grand Order)|主人公]]は連れ立ったサーヴァントを引き離されるという窮地に陥るも、遭遇したメルトリリスとともにセラフィックス内にいたサーヴァントのうち何人かを仲間に加えつつ各部の調査を進めていった。最終的にBBの工作を決め手とし、ビーストⅢ/R・キアラとの対決をなんとか制したが、沈降するセラフィックスを止める術は最早なく、メルトリリスに止めを刺されて分解されゆくSE.RA.PHキアラ諸共海の藻屑と消えた。
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:亜種特異点と化したセラフィックスに突入した[[主人公 (Grand Order)|主人公]]は連れ立ったサーヴァントを引き離されるという窮地に陥るも、遭遇したメルトリリスとともにセラフィックス内にいたサーヴァントのうち何人かを仲間に加えつつ各部の調査を進めていった。最終的にBBの工作を決め手とし、ビーストⅢ/R・キアラとの対決をなんとか制したが、沈降するセラフィックスを止める術は最早なく、メルトリリスに止めを刺されて分解されゆくSE.RA.PHキアラ諸共海の藻屑と消えた<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント終幕(2/2)"/>。
: 主人公がレイシフトしてきた時点で、セラフィックスの職員はマーブルに化けていたキアラと管制室に潜伏していたアーノルド以外は既に全滅。アーノルドも、天体室の電源が破壊されてキアラが本性を現す少し前に、主人公と同時期に送り込まれていた[[エミヤ〔オルタ〕]]に"マーブル"ともども殺害されていた。
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: 主人公がレイシフトしてきた時点で、セラフィックスの職員はマーブルに化けていたキアラと管制室に潜伏していたアーノルド以外は既に全滅。アーノルドも、天体室の電源が破壊されてキアラが本性を現す少し前に、主人公と同時期に送り込まれていた[[エミヤ〔オルタ〕]]に"マーブル"ともども殺害されていた<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント第四幕(3/4)">『深海電脳楽土 SE.RA.PH』第四幕「沈める森の美女(3/4)」より。</ref>。
    
==人物==
 
==人物==
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