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: 当初は理念の違いで主人公達と敵対する事になるも、最終的には同盟を組む。同じく召喚され敵陣に付いた宿敵アルジュナを討ち取るべく先陣を切り、いざ迎えた一騎打ちではアルジュナを勝利目前まで追い詰めたが、文字通り横槍を入れる形で出現した[[クー・フーリン〔オルタ〕|狂王クー・フーリン]]の不意打ちを受け致命傷を負う。その後は最後の力で不完全な状態ながら『日輪よ、死に随え』を発動、消滅と引き換えに狂王に大火傷を負わせ撤退に追い込むことに成功した。
 
: 当初は理念の違いで主人公達と敵対する事になるも、最終的には同盟を組む。同じく召喚され敵陣に付いた宿敵アルジュナを討ち取るべく先陣を切り、いざ迎えた一騎打ちではアルジュナを勝利目前まで追い詰めたが、文字通り横槍を入れる形で出現した[[クー・フーリン〔オルタ〕|狂王クー・フーリン]]の不意打ちを受け致命傷を負う。その後は最後の力で不完全な状態ながら『日輪よ、死に随え』を発動、消滅と引き換えに狂王に大火傷を負わせ撤退に追い込むことに成功した。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
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: 『Fate/EXTRA CCC』ではムーンセルの聖杯戦争に参加していたサーヴァントの一人。ジナコは黙っていたが、気付いていた桜の言葉で存在が発覚し、[[主人公 (EXTRA)]]に協力を求められるが、事情あって断る。後に[[BB]]の手に落ちたジナコのサーヴァントとして主人公の前に立ちはだかる。
 +
: 『Fate/EXTELLA』では『CCC』の聖杯戦争後、ムーンセルによって召喚されている。玉藻の前の副官として迎え入れられているが「道を踏み外せば臣下として討つ」と明言しており、基本的には放任主義を貫いている。
 
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; 人物
 
; 人物
: 肉体と一体化した黄金の鎧と胸元に埋め込まれた赤石が目を引く青年。一人称は「オレ」。
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: 肉体と一体化した黄金の鎧と胸元に埋め込まれた赤石が目を引く青年。
 
: 全ての物事を「それも有り」と解釈し、下された命令の好悪は考えず、その命令がどういう事態を引き起こすのかも敢えて思考を止めている。彼にとっての第一義は自らを召喚したマスターに仕えることであり、命令に逆らう事はまず無い。そもそも逆らうという考え自体が存在しないように振舞っている。
 
: 全ての物事を「それも有り」と解釈し、下された命令の好悪は考えず、その命令がどういう事態を引き起こすのかも敢えて思考を止めている。彼にとっての第一義は自らを召喚したマスターに仕えることであり、命令に逆らう事はまず無い。そもそも逆らうという考え自体が存在しないように振舞っている。
 
: 絶世の美男子だが、目付きは鋭く、他人を寄せ付けないものがあり、幽鬼のような白い肌といつも表情を崩さないため冷酷な人物に見られがち。敵には容赦なく、言動も余分なものが無いため、一見すると人間性を感じさせないが、本当は大変思慮深く義理堅い人物で、英霊の中でも特に人間的に優れた人物。顔の知らないマスターであろうとも、その安否や負担を忘れる事は無く、戦闘中は常に自らの能力に制限を用いて戦っている。
 
: 絶世の美男子だが、目付きは鋭く、他人を寄せ付けないものがあり、幽鬼のような白い肌といつも表情を崩さないため冷酷な人物に見られがち。敵には容赦なく、言動も余分なものが無いため、一見すると人間性を感じさせないが、本当は大変思慮深く義理堅い人物で、英霊の中でも特に人間的に優れた人物。顔の知らないマスターであろうとも、その安否や負担を忘れる事は無く、戦闘中は常に自らの能力に制限を用いて戦っている。
 
: 彼は万人に対して平等であり、また、万人を“それぞれの花”として敬う。その徳を積んだ人柄と生前の生き方から「'''施しの英雄'''」と称され、他者の頼みは道理さえ通っていれば大抵は断らず、それは敵対する者であっても例外ではない。多くの偏見から決して公には認められなかった武術の技量と高潔な精神を持つカルナは、「格」と言う点でも全サーヴァント中一、二を争う。
 
: 彼は万人に対して平等であり、また、万人を“それぞれの花”として敬う。その徳を積んだ人柄と生前の生き方から「'''施しの英雄'''」と称され、他者の頼みは道理さえ通っていれば大抵は断らず、それは敵対する者であっても例外ではない。多くの偏見から決して公には認められなかった武術の技量と高潔な精神を持つカルナは、「格」と言う点でも全サーヴァント中一、二を争う。
 
: 我欲が薄く、快楽とは遠い人物ではあるが、自らの力を振るえる戦場は唯一の例外であり、闘いによって心を踊らせる生粋の戦士としての性格を露わにする。特に強敵であればある程にその喜びは増し、初戦において自身と対等に渡り合った黒のセイバーの武練を賞賛している。
 
: 我欲が薄く、快楽とは遠い人物ではあるが、自らの力を振るえる戦場は唯一の例外であり、闘いによって心を踊らせる生粋の戦士としての性格を露わにする。特に強敵であればある程にその喜びは増し、初戦において自身と対等に渡り合った黒のセイバーの武練を賞賛している。
: 天涯孤独の身から弱きものの生と価値を問う機会に恵まれた彼は、相手の属性や性格を看破し、自らを偽る言動、取り繕う態度や信念などを全て暴き出す。また彼の言葉は非常に率直で、あらゆる欺瞞、虚飾を切り捨てる鋭さがある。これが『悪』と勘違いされる最大の原因で、相手が言われたくない事やその本質を語るのみならず、その余りの率直さによって相手の怒りを買い、大抵の相手に嫌われて戦闘を余儀なくされてしまう。
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: 天涯孤独の身から弱きものの生と価値を問う機会に恵まれた彼は、相手の属性や性格を看破し、自らを偽る言動、取り繕う態度や信念などを全て暴き出す。また彼の言葉は非常に率直で、あらゆる欺瞞、虚飾を切り捨てる鋭さがある。これが『悪』と勘違いされる最大の原因で、相手が言われたくない事やその本質を語るのみならず、その余りの率直さによって相手の怒りを買い、大抵の相手に嫌われて戦闘を余儀なくされてしまう<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』171-172ページ">『Fate/EXTRA material』171-172ページ「カルナ」より。</ref>。
: しかし、彼の言動は他者の短所を嫌悪してのものでない。彼に取って、相容れぬ信念も理解出来ない美醜も尊ぶもの。人それぞれの立ち位置を肯定する彼にとって、相容れぬ信念も理解できない美醜も嫌悪の対象にはならず、「それもまた良しだ。…いや。正直、少しばかり羨ましい」と内心では感心している。
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: しかし、彼の言動は他者の短所を嫌悪してのものでない。彼に取って、相容れぬ信念も理解出来ない美醜も尊ぶもの。人それぞれの立ち位置を肯定する彼にとって、相容れぬ信念も理解できない美醜も嫌悪の対象にはならず、「それもまた良しだ。…いや。正直、少しばかり羨ましい」と内心では感心している<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』171-172ページ"/>。
: だが彼は無口で激昂した相手を宥められるほど器用ではなく、“本当に伝えるべき感想”を表だって出さないため、結果として“あらゆるものを嫌っている”人物であると誤解されてしまう。サーヴァントとしてこれ以上ないほどの人物だが、敵どころか自分のマスターにすら嫌われやすいのは、この口下手さが原因である。
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: だが彼は無口で激昂した相手を宥められるほど器用ではなく、“本当に伝えるべき感想”を表だって出さないため、結果として“あらゆるものを嫌っている”人物であると誤解されてしまう。サーヴァントとしてこれ以上ないほどの人物だが、敵どころか自分のマスターにすら嫌われやすいのは、この口下手さが原因である<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』171-172ページ"/>。
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: 『Fate/EXTRA CCC』でもそのスタンスは変わらず、寡黙な武人であり、たいていのことを「それもあり」と認める度量を持つ。マスターに仕えることのみが彼の願いであり、それゆえに主の命令がどのようなものであれ忠実に従う。しかし、その行動がマスターに取って最も必要な事だと判断したならば、例えマスターの命令だろうと刃向かう意志を見せる。彼に取って全ての人間は等価値であり、ソレは強大な力を持つ自身も含まれている。故に自身を求める声があるなら無条件で召喚に応じるし、どのようなマスターであれ仕えるのは変わらない。
 +
: そして、主である以上は自らの命がある限り守るのは変わらないという。ジナコの不健全な生活習慣については良い印象を持っておらず、時に苦言を洩らすこともあるが無理に改善させようとはしない。本人の意思で変わらなければ意味は無いと思っており、あくまで彼女自身の意思を尊重させる。
 +
: 物静かで冷静な態度を崩さないが、言葉の端々から気遣いや優しさのようなものが見え、主人公には良い印象を抱かれている。また、やや天然の一面があり、素でボケている場面がしばしば見られる。
 +
: ジナコにはやや口うるさいことが災いして嫌われているが、カルナ本人がジナコを尊重しているため、険悪なムードには見えない。その態度はこちらのサーヴァントにも同様で、的確な評価をしているが悪意をもって悪し様に言うことはない。
 +
: 『施しの英霊』としての在り方も変わっておらず、主人公に頼み事をされた際、ある事情から断ったものの、ジナコはその時のカルナが本心では「力になりたくてたまらなかった」のだろうと考えている。
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:位置的には中庸だが、本人が善であることを良しとしているので性格は善<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』171-172ページ"/>。
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:『Fate/EXTELLA』での彼はマスターのいないサーヴァントのため、玉藻の前陣営に所属しているものの「請われて」参戦しているだけにすぎない。そのため『CCC』と比べるとかなり淡白な印象を受けるが、彼が主役となるサブストーリーにおいてはマイペースぶりが伺える。
 
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; 能力
 
; 能力
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: だが彼の最大の武器とは神々から与えられた宝具でも、生まれ持った異能でもなく、“意志”の強さである。彼はあらゆる不幸を受け入れながら誰一人として恨まず、誰よりも特別な物を与えられても、それによって己を他者とは違う「特別」としなかった「施しの英雄」である。故に臓腑を抉られ、腕の神経を断たれ、体内に炎を循環させるという荒行でも彼に膝をつけさせることは出来ず、例え致命傷を負おうと、その強靭な意志の強さで瀕死の状態のまま存命する事が可能。
 
: だが彼の最大の武器とは神々から与えられた宝具でも、生まれ持った異能でもなく、“意志”の強さである。彼はあらゆる不幸を受け入れながら誰一人として恨まず、誰よりも特別な物を与えられても、それによって己を他者とは違う「特別」としなかった「施しの英雄」である。故に臓腑を抉られ、腕の神経を断たれ、体内に炎を循環させるという荒行でも彼に膝をつけさせることは出来ず、例え致命傷を負おうと、その強靭な意志の強さで瀕死の状態のまま存命する事が可能。
 
: 太陽神の血を引く存在として特殊な神霊適性を所有しており、『神性』B以下の太陽神系の英霊に対しては更に高い防御力を発揮する。
 
: 太陽神の血を引く存在として特殊な神霊適性を所有しており、『神性』B以下の太陽神系の英霊に対しては更に高い防御力を発揮する。
 +
: 『Fate/EXTRA CCC』でも最上級の英霊とされ、最強クラスのサーヴァントである[[ギルガメッシュ]]や、十全の状態の[[ガウェイン]]と同格、あるいはそれ以上ではないかとまで目される程の存在感とそれに違わぬ強大な力を持つ。
 +
:だが、ジナコが魔術師として平均以下なためにその能力を十全に発揮できておらず、火力もマスター差でガウェインには及ばないと評されている。また宝具の一つである「黄金の鎧」も耳輪を除いて失っており、この影響で宝具『日輪よ、死に随え』のランクも下がっているなど、全体的に非常に大きな弱体化を果たしている。
 +
:ただ、「黄金の鎧」を所持していないのはとある場所に置いて来てきたためであり、終盤にその所在が判明する。
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: 『Fate/EXTRA CCC』においては魔力供給が不足しているせいか拳による殴打を主体とし、槍は一瞬だけ実体化させて闘う。それでも強大なサーヴァントであることには変わりなく、中盤における壁として主人公達の前に立ちはだかる。
 +
: 『Fate/EXTELLA』でも相変わらず「黄金の鎧」は所持していないが、魔力面が改善されたためか実体化させた槍を振るって戦う。槍の形状は『Fate/EXTRA CCC』同様に『日輪よ、死に随え』発動時の巨大な神槍となっている。
 +
: インストールスキルのスロットは4+4と非常に優秀。さらに攻撃の多くに火炎ないし雷撃の追加効果を持っているため、単純な火力だけではなく状態異常を狙った器用な戦い方もできる強力なサーヴァントになっている。
 +
: 「黄金の鎧」を所持していないのは、『Fate/EXTELLA』に登場するAIや人、サーヴァントが聖杯戦争終了時の状態そのままにSE.RA.PH内の新天地に送られてくるため。要約すると、鎧によってジナコを救った時そのままの状態で送られてきているためである。
    
=== スキル ===
 
=== スキル ===
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;梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)
 
;梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)
 
:使用した次ターンから1ターンに0~6回のランダムダメージ。アイコンは出ないがステータス異常扱い(ただし、スキルそのものは攻撃スキル扱い)。
 
:使用した次ターンから1ターンに0~6回のランダムダメージ。アイコンは出ないがステータス異常扱い(ただし、スキルそのものは攻撃スキル扱い)。
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== ランチャー ==
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[[ジナコ=カリギリ]]のサーヴァントとして登場。クラスは「ランサー」だが、後にジナコからは「[[エクストラクラス|ランチャー]]」と称され、マトリクスでもランチャー表記になる。
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:EXTELLAでは玉藻の前陣営の副官として登場。戦闘時はナビゲーターとして事務的な役割がメインだが、操作キャラクターとしても使用可能。また、カルナ中心のサブストーリーも存在する。
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; 略歴
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: ムーンセルの聖杯戦争に参加していたサーヴァントの一人。ジナコは黙っていたが、気付いていた桜の言葉で存在が発覚し、[[主人公 (EXTRA)]]に協力を求められるが、事情あって断る。
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: 後に[[BB]]の手に落ちたジナコのサーヴァントとして主人公の前に立ちはだかる。
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: EXTELLAでは『CCC』の聖杯戦争後、ムーンセルによって召喚されている。玉藻の前の副官として迎え入れられているが「道を踏み外せば臣下として討つ」と明言しており、基本的には放任主義を貫いている。
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; 人物
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: 寡黙な武人であり、たいていのことを「それもあり」と認める度量を持つ。マスターに仕えることのみが彼の願いであり、それゆえに主の命令がどのようなものであれ忠実に従う。しかし、その行動がマスターに取って最も必要な事だと判断したならば、例えマスターの命令だろうと刃向かう意志を見せる。彼に取って全ての人間は等価値であり、ソレは強大な力を持つ自身も含まれている。故に自身を求める声があるなら無条件で召喚に応じるし、どのようなマスターであれ仕えるのは変わらない。
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: そして、主である以上は自らの命がある限り守るのは変わらないという。ジナコの不健全な生活習慣については良い印象を持っておらず、時に苦言を洩らすこともあるが無理に改善させようとはしない。本人の意思で変わらなければ意味は無いと思っており、あくまで彼女自身の意思を尊重させる。
  −
: 物静かで冷静な態度を崩さないが、言葉の端々から気遣いや優しさのようなものが見え、主人公には良い印象を抱かれている。また、やや天然の一面があり、素でボケている場面がしばしば見られる。
  −
: ジナコにはやや口うるさいことが災いして嫌われているが、カルナ本人がジナコを尊重しているため、険悪なムードには見えない。その態度はこちらのサーヴァントにも同様で、的確な評価をしているが悪意をもって悪し様に言うことはない。
  −
: 『施しの英霊』としての在り方も変わっておらず、主人公に頼み事をされた際、ある事情から断ったものの、ジナコはその時のカルナが本心では「力になりたくてたまらなかった」のだろうと考えている。
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:位置的には中庸だが、本人が善であることを良しとしているので性格は善。<ref group="出" name="『Fate EXTRA material』171-172ページ">『Fate EXTRA material』171-172ページ「カルナ」より。</ref>
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:『EXTELLA』での彼はマスターのいないサーヴァントのため、玉藻の前陣営に所属しているものの「請われて」参戦しているだけにすぎない。そのため『CCC』と比べるとかなり淡白な印象を受けるが、彼が主役となるサブストーリーにおいてはマイペースぶりが伺える。
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:
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; 能力
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: 最上級の英霊とされ、最強クラスのサーヴァントである[[ギルガメッシュ]]や、十全の状態の[[ガウェイン]]と同格、あるいはそれ以上ではないかとまで目される程の存在感とそれに違わぬ強大な力を持つ。
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:だが、ジナコが魔術師として平均以下なためにその能力を十全に発揮できておらず、火力もマスター差でガウェインには及ばないと評されている。また宝具の一つである「黄金の鎧」も耳輪を除いて失っており、この影響で宝具『日輪よ、死に随え』のランクも下がっているなど、全体的に非常に大きな弱体化を果たしている。
  −
:ただ、「黄金の鎧」を所持していないのはとある場所に置いて来てきたためであり、終盤にその所在が判明する。
  −
: 『CCC』においては魔力供給が不足しているせいか拳による殴打を主体とし、槍は一瞬だけ実体化させて闘う。それでも強大なサーヴァントであることには変わりなく、中盤における壁として主人公達の前に立ちはだかる。
  −
: 『EXTELLA』でも相変わらず「黄金の鎧」は所持していないが、魔力面が改善されたためか実体化させた槍を振るって戦う。槍の形状は『CCC』同様に『日輪よ、死に随え』発動時の巨大な神槍となっている。
  −
: インストールスキルのスロットは4+4と非常に優秀。さらに攻撃の多くに火炎ないし雷撃の追加効果を持っているため、単純な火力だけではなく状態異常を狙った器用な戦い方もできる強力なサーヴァントになっている。
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: 「黄金の鎧」を所持していないのは、『EXTELLA』に登場するAIや人、サーヴァントが聖杯戦争終了時の状態そのままにSE.RA.PH内の新天地に送られてくるため。要約すると、鎧によってジナコを救った時そのままの状態で送られてきているためである。
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== ステータス ==
 
== ステータス ==
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
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: 『CCC』本編中は諸事情により耳飾り以外を失っているが戦闘中に耐久強化スキルとして使用する。その際は名称が『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ・クンダーラ)』であり&表記ではなくなっている。
 
: 『CCC』本編中は諸事情により耳飾り以外を失っているが戦闘中に耐久強化スキルとして使用する。その際は名称が『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ・クンダーラ)』であり&表記ではなくなっている。
 
:『EXTELLA』でも『CCC』と同じく耐久強化として使えるが隙が大きく、戦闘中に使用すると途中で邪魔されて発動できないことも。
 
:『EXTELLA』でも『CCC』と同じく耐久強化として使えるが隙が大きく、戦闘中に使用すると途中で邪魔されて発動できないことも。
: 『Grand Order』では第一・第二再臨状態においてその鎧を確認できるものの、封印状態となっているため効果を発揮していない<ref group = "出" name="『Fate Grand Order material Ⅲ』 104-113ページ" >『Fate Grand Order material Ⅲ』 104-113ページ「カルナ」より。</ref>。
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: 『Grand Order』では第一・第二再臨状態においてその鎧を確認できるものの、封印状態となっているため効果を発揮していない<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅲ』 104-113ページ" >『Fate/Grand Order material Ⅲ』 104-113ページ「カルナ」より。</ref>。
 
: シナリオ上においても封印されているのかは不明だが、戦闘時に使用しないもののシナリオ上においては再現される他の多くの宝具と異なり「基本的に(使用されない)」「今回の召喚では」といった表現が用いられていないため、戦闘時同様に封印されている可能性が高い。
 
: シナリオ上においても封印されているのかは不明だが、戦闘時に使用しないもののシナリオ上においては再現される他の多くの宝具と異なり「基本的に(使用されない)」「今回の召喚では」といった表現が用いられていないため、戦闘時同様に封印されている可能性が高い。
 
: 余談だが、バレンタインイベントにてカルナから貰えるお返しアイテムの概念礼装「洛陽のピアス」は'''この鎧の一部パーツを抜き取って打ち直して作った'''ものらしい。礼装の効果としては他サーヴァントのものと同じで差異は無く、主人公が不死になったりはしないが、普通のお菓子や工芸品などがやり取りされる中で一人だけとんでもないものをくれる。
 
: 余談だが、バレンタインイベントにてカルナから貰えるお返しアイテムの概念礼装「洛陽のピアス」は'''この鎧の一部パーツを抜き取って打ち直して作った'''ものらしい。礼装の効果としては他サーヴァントのものと同じで差異は無く、主人公が不死になったりはしないが、普通のお菓子や工芸品などがやり取りされる中で一人だけとんでもないものをくれる。
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: クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。
 
: クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。
 
: ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中するが、呪いにより実力が自分以上の相手には使用できない。使用不可となる(≒実力が上とされる)対象は現時点では明確に示されていないが、少なくとも人類史において最強の英霊の一角とされる[[ギルガメッシュ]]に対しては使用可能。
 
: ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中するが、呪いにより実力が自分以上の相手には使用できない。使用不可となる(≒実力が上とされる)対象は現時点では明確に示されていないが、少なくとも人類史において最強の英霊の一角とされる[[ギルガメッシュ]]に対しては使用可能。
: 『CCC』ではスキルとして扱われており、'''目から極太のビームを撃つ'''という演出になっている。実際はビームではなく、彼が放つ強烈な眼力を視覚化させたモノで、ビームのように見えるのはゲーム的な演出とのこと<ref group="出" name="『Fate EXTRA material』171-172ページ"/>。
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: 『CCC』ではスキルとして扱われており、'''目から極太のビームを撃つ'''という演出になっている。実際はビームではなく、彼が放つ強烈な眼力を視覚化させたモノで、ビームのように見えるのはゲーム的な演出とのこと<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』171-172ページ"/>。
 
:因みにこの眼力が放たれるのは普段髪で隠れている右眼であり、オッドアイになっている。
 
:因みにこの眼力が放たれるのは普段髪で隠れている右眼であり、オッドアイになっている。
 
: 小説版『Apocrypha』では五巻クライマックスで使う展開が用意されていたものの、ジャンボジェットを大量撃墜する光景が「ギャグ過ぎた」とのことであえなくカットされ、本編中では使用しない。
 
: 小説版『Apocrypha』では五巻クライマックスで使う展開が用意されていたものの、ジャンボジェットを大量撃墜する光景が「ギャグ過ぎた」とのことであえなくカットされ、本編中では使用しない。
165行目: 153行目:  
: ただし突破こそ叶わなかったものの、世界を焼き尽くし溶解させることで『蒼天囲みし小世界』自体の破壊には成功している。
 
: ただし突破こそ叶わなかったものの、世界を焼き尽くし溶解させることで『蒼天囲みし小世界』自体の破壊には成功している。
 
: アニメにて映像化された際は、神槍顕現の余波だけで周囲一帯超広範囲をマグマ化させた挙句、宝具の真名解放もかくやという凄まじい規模の炎柱と超巨大クレーターを発生させた。また、槍から放たれる宝具そのものは「槍型に凝縮された炎の奔流」「それに付随する赤色巨星のようなエネルギー」として描かれており、太陽としての性質が強調されている。
 
: アニメにて映像化された際は、神槍顕現の余波だけで周囲一帯超広範囲をマグマ化させた挙句、宝具の真名解放もかくやという凄まじい規模の炎柱と超巨大クレーターを発生させた。また、槍から放たれる宝具そのものは「槍型に凝縮された炎の奔流」「それに付随する赤色巨星のようなエネルギー」として描かれており、太陽としての性質が強調されている。
: 『日輪よ、具足となれ』同様にギルガメッシュの宝物庫にも収蔵されていない。また伝承では鬼神ガトートカチャを倒すために使われたとされるが、Fateにおいては最後まで使用しないまま戦死したことになっている。そのため原典や用途が分からず、仮に持っていたとしても蔵から取り出せないという。
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: 『日輪よ、具足となれ』同様にギルガメッシュの宝物庫にも収蔵されていない<ref group="出" name="『Fate/Apocrypha material』156ページ">『Fate/Apocrypha material』156ページ「日輪よ、死に随え」より。</ref>。また伝承では鬼神ガトートカチャを倒すために使われたとされるが、Fateにおいては最後まで使用しないまま戦死したことになっている。そのため原典や用途が分からず、仮に持っていたとしても蔵から取り出せないという。
 
: デザイン自体はカルナの鎧のパーツを組み合わせた物となっている<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅳ』300-303ページ">『Fate/complete material Ⅳ』300-303ページ「カルナ」より。</ref>。
 
: デザイン自体はカルナの鎧のパーツを組み合わせた物となっている<ref group="出" name="『Fate/complete material Ⅳ』300-303ページ">『Fate/complete material Ⅳ』300-303ページ「カルナ」より。</ref>。
 
: 『CCC』では背部左側にある四枚の羽の装飾を展開した上、右側に翼のような形で炎のオーラを纏う。その後、翼及びその中心である背、そして槍の輝きが増したところで穂先から強烈な光の一撃を放つ。奈須きのこ氏曰く「インド版バスターランチャー」。発射後、槍自体は残るが背中にある装飾は破壊される。またゲーム中では表示されないが、この宝具の使用後は防御力が若干低下する代わりに攻撃力が急上昇する。
 
: 『CCC』では背部左側にある四枚の羽の装飾を展開した上、右側に翼のような形で炎のオーラを纏う。その後、翼及びその中心である背、そして槍の輝きが増したところで穂先から強烈な光の一撃を放つ。奈須きのこ氏曰く「インド版バスターランチャー」。発射後、槍自体は残るが背中にある装飾は破壊される。またゲーム中では表示されないが、この宝具の使用後は防御力が若干低下する代わりに攻撃力が急上昇する。
252行目: 240行目:  
: 「赤」のサーヴァントとして登場。
 
: 「赤」のサーヴァントとして登場。
 
; [[Fate/EXTRA CCC]]
 
; [[Fate/EXTRA CCC]]
: ジナコのサーヴァントとして登場。
+
: [[ジナコ=カリギリ|ジナコ]]のサーヴァントとして登場。クラスは「ランサー」だが、後にジナコからは「[[エクストラクラス|ランチャー]]」と称され、マトリクスでもランチャー表記になる。
 
; [[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
; [[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
: 引き続きジナコのサーヴァント。[[ガウェイン]]とコンビを組み、消耗しているとはいえ[[パッションリップ]]と[[メルトリリス]]を二人纏めて圧倒するなど圧倒的な強さを示す。
 
: 引き続きジナコのサーヴァント。[[ガウェイン]]とコンビを組み、消耗しているとはいえ[[パッションリップ]]と[[メルトリリス]]を二人纏めて圧倒するなど圧倒的な強さを示す。
 
; [[Fate/EXTELLA]]
 
; [[Fate/EXTELLA]]
: 玉藻の前陣営副官のサーヴァント。
+
: 玉藻の前陣営副官のサーヴァント。戦闘時はナビゲーターとして事務的な役割がメインだが、操作キャラクターとしても使用可能。また、カルナ中心のサブストーリーも存在する。
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: 『アルジュナ、カルナ体験クエスト』の開催に伴い先行実装され、第五特異点解禁に際して本格実装された。
 
: 『アルジュナ、カルナ体験クエスト』の開催に伴い先行実装され、第五特異点解禁に際して本格実装された。
280行目: 268行目:  
; [[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
 
; [[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
 
: すべての事柄を「それも有り」と捉える性格が災いし、彼に有用な駒として良いように扱われている。
 
: すべての事柄を「それも有り」と捉える性格が災いし、彼に有用な駒として良いように扱われている。
: ただし、カルナにとってマスターは「自分の力を求め、助けを乞うた召喚者」であるため、決して赤のライダーや赤のアーチャーのようにシロウの事をマスターとして認めた上で従っているのではない。
+
: ただし、カルナにとってマスターは「自分の力を求め、助けを乞うた召喚者」であるため、決して赤のライダーや赤のアーチャーのようにシロウの事をマスターとして認めた上で従っておらず、むしろ彼は最後の最後までマスターとして認めなかった<ref group="出" name="『Fate/Apocrypha material』153ページ">『Fate/Apocrypha material』153ページ「赤のランサー」より。</ref>。
 +
: カルナは
 
; [[アタランテ|赤のアーチャー]]
 
; [[アタランテ|赤のアーチャー]]
 
: そのあらゆる嘘を見抜く眼力と比類なき実力を信頼しており、何度も意見を求める。
 
: そのあらゆる嘘を見抜く眼力と比類なき実力を信頼しており、何度も意見を求める。
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: 漫画版で正式設定された、本来のマスター。契約上はシロウがマスターに変更されたが、カルナの認識においてはあくまで彼(ら)こそがマスターである。
 
: 漫画版で正式設定された、本来のマスター。契約上はシロウがマスターに変更されたが、カルナの認識においてはあくまで彼(ら)こそがマスターである。
 
: ただし原作でのカルナの台詞からすると、シロウに傀儡にされた元マスターたちのうち、誰が自分のマスターであったのかはカルナにもわかっていないようだ。
 
: ただし原作でのカルナの台詞からすると、シロウに傀儡にされた元マスターたちのうち、誰が自分のマスターであったのかはカルナにもわかっていないようだ。
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: ともあれ、自意識を奪われても最後までマスターとして仕え続け、シロウにやむなく従ったのも、彼らを守るためであり、それがなければあくまでマスターの「聖杯を獲る」という意志に従っている<ref group="出" name="『Fate/Apocrypha material』153ページ"/>。
 
; [[ジーク]]
 
; [[ジーク]]
 
: 「黒のセイバー」をその身に宿す戦士。
 
: 「黒のセイバー」をその身に宿す戦士。
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;「真の英雄は眼で殺す!」
 
;「真の英雄は眼で殺す!」
 
: 宝具『梵天よ、地を覆え』、発動。<br>妙な笑いを誘う台詞だが、'''本当に目からビームを放つ'''。<br>高威力かつ1ターンに2度使用することもままあるので、直撃すれば言葉通りの状態にされるだろう。なお、このスキルの使用をきっかけに、ジナコから「ビームの英霊ランチャー」と呼ばれることとなる。
 
: 宝具『梵天よ、地を覆え』、発動。<br>妙な笑いを誘う台詞だが、'''本当に目からビームを放つ'''。<br>高威力かつ1ターンに2度使用することもままあるので、直撃すれば言葉通りの状態にされるだろう。なお、このスキルの使用をきっかけに、ジナコから「ビームの英霊ランチャー」と呼ばれることとなる。
: 正しくは「'''武具など無粋。真の英雄は眼で殺す……!'''」だったが、尺の関係で前半がカットされたとのこと。
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: 正しくは「'''武具など無粋。真の英雄は眼で殺す……!'''」だったが、尺の関係で前半がカットされたとのこと<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』171-172ページ"/>。
    
;「華々しいな、薔薇の皇帝。<br> 多くの市民はその在り方に喝采を送っただろうが、オレには悲劇にしか見えん。<br> 出来事という出来事を全て舞台にしなければ立ち行かぬほど、お前の生は絶望と悲哀に満ちている。<br> ……お互い様とはよく言ったものだ。オレにはお前の苦悩が分かる。何が救いになるのかさえもな。<br> 幕を下ろしてやろうセイバー。<br> 主役が消えれば、その舞台もおしまいだ。」
 
;「華々しいな、薔薇の皇帝。<br> 多くの市民はその在り方に喝采を送っただろうが、オレには悲劇にしか見えん。<br> 出来事という出来事を全て舞台にしなければ立ち行かぬほど、お前の生は絶望と悲哀に満ちている。<br> ……お互い様とはよく言ったものだ。オレにはお前の苦悩が分かる。何が救いになるのかさえもな。<br> 幕を下ろしてやろうセイバー。<br> 主役が消えれば、その舞台もおしまいだ。」
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*奈須氏お気に入りのキャラクター。『Fate/EXTRA CCC』に参戦が決まったのは、『Fate/Apocrypha』の企画が没になっていた当時、そのままお蔵入りさせるには勿体無いという理由で採用したためとの事。<br>奈須氏は『CCC』での彼の実力について<br>「確かにギルガメッシュと同格の英雄ではありますが、なんたってマスターがアレですからね(笑)どうなるかはお楽しみという事で」、「カルナはギルガメッシュと同格の非常に強力な英霊です。ストーリー前半における最大の壁として主人公達の前に立ち塞がります」とコメントしている。
 
*奈須氏お気に入りのキャラクター。『Fate/EXTRA CCC』に参戦が決まったのは、『Fate/Apocrypha』の企画が没になっていた当時、そのままお蔵入りさせるには勿体無いという理由で採用したためとの事。<br>奈須氏は『CCC』での彼の実力について<br>「確かにギルガメッシュと同格の英雄ではありますが、なんたってマスターがアレですからね(笑)どうなるかはお楽しみという事で」、「カルナはギルガメッシュと同格の非常に強力な英霊です。ストーリー前半における最大の壁として主人公達の前に立ち塞がります」とコメントしている。
 
**その前評判に違わず、『CCC』内において皆から一目置かれており、彼と初めて対峙した主人公はその圧倒的な存在感から、「ひょっとすると何のペナルティもないギルガメッシュでもこのサーヴァントには一歩譲ってしまうのではないか?」「両者の実力は拮抗している」等々と発言。ギルガメッシュ本人も「戦う時が楽しみだ。申し分ない実力」と非常に高く評価している。<br>また、用語集では最上級のAランクサーヴァントの中でも強力な特Aランクサーヴァントと紹介され、メディア媒体でも、最強のサーヴァントの一角であるギルガメッシュと同等、もしくはそれ以上の英雄として紹介されている。<br>それほどまでの実力を誇りながら、ジナコの力量では彼の力を完全に引き出せておらず、マスター差で火力ではガウェインには及ばないと評されている。<br>更に怠惰で臆病な彼女の方針で闘う機会に恵まれず、鎧を失ったことで「神殺しの槍」のランクも低下しているといった弱体化を果たしている。
 
**その前評判に違わず、『CCC』内において皆から一目置かれており、彼と初めて対峙した主人公はその圧倒的な存在感から、「ひょっとすると何のペナルティもないギルガメッシュでもこのサーヴァントには一歩譲ってしまうのではないか?」「両者の実力は拮抗している」等々と発言。ギルガメッシュ本人も「戦う時が楽しみだ。申し分ない実力」と非常に高く評価している。<br>また、用語集では最上級のAランクサーヴァントの中でも強力な特Aランクサーヴァントと紹介され、メディア媒体でも、最強のサーヴァントの一角であるギルガメッシュと同等、もしくはそれ以上の英雄として紹介されている。<br>それほどまでの実力を誇りながら、ジナコの力量では彼の力を完全に引き出せておらず、マスター差で火力ではガウェインには及ばないと評されている。<br>更に怠惰で臆病な彼女の方針で闘う機会に恵まれず、鎧を失ったことで「神殺しの槍」のランクも低下しているといった弱体化を果たしている。
**CCCのシナリオでは前半の実質最強ボスであり、高い攻撃力と防御力、HPに最強レベルの宝具やスキルを持ち、テストプレイした奈須氏が「本気で殺しにかかっている」と評する性能を持つ。
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**CCCのシナリオでは前半の実質最強ボスであり、高い攻撃力と防御力、HPに最強レベルの宝具やスキルを持ち、テストプレイした奈須氏が「本気で殺しにかかっている」と評する性能を持つ<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』171-172ページ"/>。
 
**『Apocrypha』においても破格の大英雄という扱いは変わらず、シロウからは圧倒的な知名度補正によって最強クラスの実力になった[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]に匹敵する戦力に数えられていた。<br>実際は自分から魔力消費を制限した状態でも黒のランサーを圧倒するほどで、計り知れない強さを見せつけた。
 
**『Apocrypha』においても破格の大英雄という扱いは変わらず、シロウからは圧倒的な知名度補正によって最強クラスの実力になった[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]に匹敵する戦力に数えられていた。<br>実際は自分から魔力消費を制限した状態でも黒のランサーを圧倒するほどで、計り知れない強さを見せつけた。
 
**『Grand Order』のマテリアルにおいては、「あり得ない話だとは思うが」と前置きした上で「'''このサーヴァントと契約して勝利できないマスターがいるとしたら、それは[[ジナコ=カリギリ|戦いに向かない、トップランクに困った性質の人間]]だろう。'''」とまで言及されており、少なくとも優秀なマスターの下では名実ともに無双を誇るサーヴァントであることが改めて示されている。
 
**『Grand Order』のマテリアルにおいては、「あり得ない話だとは思うが」と前置きした上で「'''このサーヴァントと契約して勝利できないマスターがいるとしたら、それは[[ジナコ=カリギリ|戦いに向かない、トップランクに困った性質の人間]]だろう。'''」とまで言及されており、少なくとも優秀なマスターの下では名実ともに無双を誇るサーヴァントであることが改めて示されている。
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