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− またの名を事象固定帯。人類史を固定する多くの出来事。余計な可能性を摘み取り、観測によって変動しがちな歴史を不動にする座標。とりわけフランスやローマといった人類史に大きな影響を及ぼした事象は「無かったことになる」と土台が崩れてしまう<ref group = "出" name = "『空の境界 the garden of order』プロローグ" >『空の境界 the garden of order』プロローグより。</ref>。+
→人理定礎
===人理定礎===
===人理定礎===
またの名を事象固定帯。人類史を固定する多くの出来事。余計な可能性を摘み取り、観測によって変動しがちな歴史を不動にする座標。とりわけフランスの百年戦争やローマの[[ネロ・クラウディウス]]による統治といった人類史に大きな影響を及ぼした事象は「無かったことになる」と土台が崩れてしまう<ref group = "出" name = "『空の境界 the garden of order』プロローグ" >『空の境界 the garden of order』プロローグより。</ref>。
ムーンセルの中では量子記録固定帯(クォンタム・タイムロック)と呼ばれており、その本質は一定の間隔で宇宙の中における事象の平均化のタイミングのことで、つまりは宇宙の中のセーブポイントである。前述の編纂事象と剪定事象のように逸脱しすぎた特例の並行世界を伐採し、量子記録固定帯によって固定された「幹」だけを残す作業が行われることで宇宙は安定している。固定帯となった歴史は過去・未来からの干渉を受けても決して変わることは無い<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』105-106ページ">『Fate/EXTELLA matelial』105-106ページ「量子記録固定帯」より。</ref>。
ムーンセルの中では量子記録固定帯(クォンタム・タイムロック)と呼ばれており、その本質は一定の間隔で宇宙の中における事象の平均化のタイミングのことで、つまりは宇宙の中のセーブポイントである。前述の編纂事象と剪定事象のように逸脱しすぎた特例の並行世界を伐採し、量子記録固定帯によって固定された「幹」だけを残す作業が行われることで宇宙は安定している。固定帯となった歴史は過去・未来からの干渉を受けても決して変わることは無い<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』105-106ページ">『Fate/EXTELLA matelial』105-106ページ「量子記録固定帯」より。</ref>。