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− そして自らの純粋さを奪い、堕落させたアルクェイドを憎み、転生する度に彼女と相対する時を願い続けた。実際はその憎しみの正体はアルクェイドへの恋であったのだが彼自身は気付かぬまま、その執着を「永遠の希求」と思い込んで、無意識下でアルクェイドと相対することを目的に生きている。エルはもしも彼にその感情は憎しみではなく恋だと教えられる者がいれば、或いは救いがあったのではないか、と洩らしていた。+
→初代ロア
歴代でも最強のロアであり、数々のロアの中でも彼を越えるほどの能力を持ったものはいない。唯一、[[シエル|十七代目]]は匹敵しうるポテンシャルがあったのだとか。そうやって転生を繰り返しながら「永遠」を追い求めていると、周囲も自身も思っていたが、彼自身も最後まで理解していなかった本音とは、アルクェイドへの恋慕。一目見た彼女の姿に「永遠」を幻視してしまった彼は全てを捨ててまで挑んだ純粋に「永遠」を探求するという事が出来なくなっていた。
歴代でも最強のロアであり、数々のロアの中でも彼を越えるほどの能力を持ったものはいない。唯一、[[シエル|十七代目]]は匹敵しうるポテンシャルがあったのだとか。そうやって転生を繰り返しながら「永遠」を追い求めていると、周囲も自身も思っていたが、彼自身も最後まで理解していなかった本音とは、アルクェイドへの恋慕。一目見た彼女の姿に「永遠」を幻視してしまった彼は全てを捨ててまで挑んだ純粋に「永遠」を探求するという事が出来なくなっていた。
そして自らの純粋さを奪い、堕落させたアルクェイドを憎み、転生する度に彼女と相対する時を願い続けた。実際はその憎しみの正体はアルクェイドへの恋であったのだが彼自身は気付かぬまま、その執着を「永遠の希求」と思い込んで、無意識下でアルクェイドと相対することを目的に生きている。シエルはもしも彼にその感情は憎しみではなく恋だと教えられる者がいれば、或いは救いがあったのではないか、と洩らしていた。
尚、「MBAA」ではアルクェイドに「お前愛おしさに〜〜」と語り、彼女への恋愛感情を自覚していた。
尚、「MBAA」ではアルクェイドに「お前愛おしさに〜〜」と語り、彼女への恋愛感情を自覚していた。