差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
2行目: 2行目:  
Fate/EXTRAシリーズにおける[[聖杯]]であり、一連の作品の舞台となるスーパーコンピューター。
 
Fate/EXTRAシリーズにおける[[聖杯]]であり、一連の作品の舞台となるスーパーコンピューター。
   −
月で発見された、人類外のテクノロジーによる太陽系最古の「古代遺物(アーティファクト)」。ムーンセルの本体は、全長三千キロメートルに及ぶフォトニック純結晶体<ref group = "注">光そのものを閉じ込める事が出来る鉱物。光そのものを記録媒体や回路として使える</ref>。人類に発見されたのは西暦1973年。旧世界の魔術が途絶えた後、国連所属のウィザードが侵入に成功し、公式にムーンセルの存在が明らかにされた。月の内部にあるエネルギー集積体であり、地表以外の月の全てが聖杯である。その構造・技術体系は、過去・現在はおろか未来においても解析不能と言われ、人類の思考形態では理解できない領域にある<ref group = "注">『EXTRA Material』でも、「物質に頼る人類の文明とは形式が違いすぎるため、言語体系、技術では理解できない」と解説されている</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』213ページB">『Fate/EXTRA material』213ページ「ムーンセルの発見」より。</ref>。
+
月で発見された、人類外のテクノロジーによる太陽系最古の「古代遺物(アーティファクト)」。ムーンセルの本体は、全長三千キロメートルに及ぶフォトニック純結晶体<ref group = "注">光そのものを閉じ込める事が出来る鉱物。光そのものを記録媒体や回路として使える</ref>。人類に発見されたのは西暦1973年。旧世界の魔術が途絶えた後、国連所属のウィザードが侵入に成功し、公式にムーンセルの存在が明らかにされた。月の内部にあるエネルギー集積体であり、地表以外の月の全てが聖杯である。その構造・技術体系は、過去・現在はおろか未来においても解析不能と言われ、人類の思考形態では理解できない領域にある<ref group = "注">『EXTRA Material』でも、「物質に頼る人類の文明とは形式が違いすぎるため、言語体系、技術では理解できない」と解説されている</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』213ページA">『Fate/EXTRA material』213ページ「ムーンセルの発見」より。</ref>。
    
ただ、何者がどうやって作ったかは理解できなくとも、ムーンセルが行っていること自体はやがて判明した。その機能は、地球の誕生から全てを克明に観察・記録すること。地球上全ての生命を忠実にシミュレートし、確かな未来予測まで可能とする。人類のデータベース。その生態、歴史から思想、魂までを記録した莫大なメモリー<ref group = "注">より踏む込むと、全ての生命、全ての生態、生命の誕生、進化、人類の発生、文明の拡大、歴史、思想、魂まで及んでいる。</ref>。全地球の記録にして設計図。神の遺した自動書記装置。七つの階層からなる、七天の聖杯(セブンスヘブン・アートグラフ)。現存する人類のコンピューターをあらゆる規模で凌駕する演算装置。その処理能力は、現存するコンピューターが、石を並べて計算しているように思えるほどのもの。神の頭脳、神のキャンパスとも言われる。技術レベルが向上し、月の内部を探知できるようになった知的生命体へ、次のステージへの移行、神に等しい能力を約束する禁断の箱である<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』212-213ページ">『Fate/EXTRA material』212-213ページ「ムーンセル」より。</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』115ページ">『Fate/EXTELLA material』115ページ「ムーンセル」より。</ref>。
 
ただ、何者がどうやって作ったかは理解できなくとも、ムーンセルが行っていること自体はやがて判明した。その機能は、地球の誕生から全てを克明に観察・記録すること。地球上全ての生命を忠実にシミュレートし、確かな未来予測まで可能とする。人類のデータベース。その生態、歴史から思想、魂までを記録した莫大なメモリー<ref group = "注">より踏む込むと、全ての生命、全ての生態、生命の誕生、進化、人類の発生、文明の拡大、歴史、思想、魂まで及んでいる。</ref>。全地球の記録にして設計図。神の遺した自動書記装置。七つの階層からなる、七天の聖杯(セブンスヘブン・アートグラフ)。現存する人類のコンピューターをあらゆる規模で凌駕する演算装置。その処理能力は、現存するコンピューターが、石を並べて計算しているように思えるほどのもの。神の頭脳、神のキャンパスとも言われる。技術レベルが向上し、月の内部を探知できるようになった知的生命体へ、次のステージへの移行、神に等しい能力を約束する禁断の箱である<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』212-213ページ">『Fate/EXTRA material』212-213ページ「ムーンセル」より。</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』115ページ">『Fate/EXTELLA material』115ページ「ムーンセル」より。</ref>。
12行目: 12行目:  
ムーンセルの中心核にして、その全て。
 
ムーンセルの中心核にして、その全て。
   −
七つの階層に及ぶ月の内部は、その実、ムーンセルにとっては“追加メモリ”でしかなく、中枢こそが月を運営し、地球を観測し、過去と未来を収めた頭脳である。運命を一覧する系統樹。情報のみで物理法則を書き換えるまで収束した光。秒単位で枝分かれしていく運命を観測、演算し、光として閉じ込めた単眼の箱。何億光年もの光を閉じ込め、光によって稼働するこの結晶体<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』213ページA">『Fate/EXTRA material』213ページ「ムーンセル中枢」より。</ref>。
+
七つの階層に及ぶ月の内部は、その実、ムーンセルにとっては“追加メモリ”でしかなく、中枢こそが月を運営し、地球を観測し、過去と未来を収めた頭脳である。運命を一覧する系統樹。情報のみで物理法則を書き換えるまで収束した光。秒単位で枝分かれしていく運命を観測、演算し、光として閉じ込めた単眼の箱。何億光年もの光を閉じ込め、光によって稼働するこの結晶体<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』213ページB">『Fate/EXTRA material』213ページ「ムーンセル中枢」より。</ref>。
   −
無限の過去と現在を記録するほか、天文学的回数の「1分後の未来」のシミュレートを演算し続けている。「事象の書き換えすら可能になる」とされる<ref group = "注">厳密には膨大なシミュレーションサンプルの中から望む未来に確実に至れる方法を提示できるということ。</ref>。その改竄能力は過去に遡って、現代を望んだ世界に変換出来る程。無限とも言える膨大な未来の可能性を記録している中枢は、フォトニック深淵領域、事象選択樹、熾天の檻(アンジェリカケージ)などと呼ばれる。そして、聖杯戦争に勝ち残った勝者のみが立ち入ることを許される絶対禁断領域<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』213ページA"/>。
+
無限の過去と現在を記録するほか、天文学的回数の「1分後の未来」のシミュレートを演算し続けている。「事象の書き換えすら可能になる」とされる<ref group = "注">厳密には膨大なシミュレーションサンプルの中から望む未来に確実に至れる方法を提示できるということ。</ref>。その改竄能力は過去に遡って、現代を望んだ世界に変換出来る程。無限とも言える膨大な未来の可能性を記録している中枢は、フォトニック深淵領域、事象選択樹、熾天の檻(アンジェリカケージ)などと呼ばれる。そして、聖杯戦争に勝ち残った勝者のみが立ち入ることを許される絶対禁断領域<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』213ページB"/>。
    
=== ムーンセルの成り立ち ===
 
=== ムーンセルの成り立ち ===
60行目: 60行目:     
;サクラ迷宮
 
;サクラ迷宮
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』の舞台。月の裏側に出現した謎の構造体。表の聖杯戦争のアリーナを模して造られたもので、定型を保つことが困難な虚数空間の中でも実数を保ち続けられる領域で、サクラ迷宮という名称は巨大な桜の樹に寄り添うように下へ下へと続いている事に由来する。桜の樹とヨーロッパ風の建物が立ち並ぶ場所や廃墟のような場所、マスターをとらえて魔術回路を剥ぎ取る拷問部屋のような場所などさまざまなフロアがある。生徒会では「サクラ迷宮という名称はあんまりなので」と代案もあげられたが、どれもが酷いものだった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』183ページ">『Fate/EXTRA material』183ページ「旧校舎」より。</ref>。
+
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』の舞台。月の裏側に出現した謎の構造体。表の聖杯戦争のアリーナを模して造られたもので、定型を保つことが困難な虚数空間の中でも実数を保ち続けられる領域で、サクラ迷宮という名称は巨大な桜の樹に寄り添うように下へ下へと続いている事に由来する。桜の樹とヨーロッパ風の建物が立ち並ぶ場所や廃墟のような場所、マスターをとらえて魔術回路を剥ぎ取る拷問部屋のような場所などさまざまなフロアがある。生徒会では「サクラ迷宮という名称はあんまりなので」と代案もあげられたが、どれもが酷いものだった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』183ページA">『Fate/EXTRA material』183ページ「サクラ迷宮」より。</ref>。
:初期名称はサクラダンジョン。ダンジョンに突入する、攻略する、という響きが直接的でいやらしかったが、新ビジュアルの完成と共に没になった。[[Fate/EXTRA CCC|CCC]]からちょっと淫靡さが減ったとのこと<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』183ページ"/>。
+
:初期名称はサクラダンジョン。ダンジョンに突入する、攻略する、という響きが直接的でいやらしかったが、新ビジュアルの完成と共に没になった。[[Fate/EXTRA CCC|CCC]]からちょっと淫靡さが減ったとのこと<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』183ページA"/>。
    
===EXTELLA===
 
===EXTELLA===
131行目: 131行目:  
==関連==
 
==関連==
 
;ヴィーナス・スタチュー
 
;ヴィーナス・スタチュー
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』で各階層の最後に立ちふさがる少女像。センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。<br>本来なら物理干渉では破壊できない"世界の果て"。その内部は[[BB]]ですら立ち入れない禁猟乙女領域。サクラ迷宮をすり抜けたところで最後にこの壁がある以上、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]たちが何をしようが無駄なあがきにすぎないと[[BB]]は想定していた。<br>しかし心の専門家である[[殺生院キアラ|キアラ]]の秘術によって『内部に飛び降りる』などという離れ技が実行され、無敵のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちしてしまった。<br>ちなみに壁に埋め込まれた肥大化アバターは[[BB]]からのメモリ増築の結果。迷宮を自在に変革するためにはあれだけの改造が必要。<br>スタチューの中でセンチネルを倒し、心の淀みを振り払い、[[BB]]の支配から解放(接続を解除)されれば元の大きさの戻れる仕組み。<br>[[サーヴァント]]たちの心象世界にあるレリーフはこれとは違うもので、あれこそ深層にある"魂のカタチ"と思ってもらえばよい。<br>ゲーム内では"レリーフ"と呼ばれている。壁に囚われた少女、というコンセプトでデザインされた。開発初期での名称はショコラヴェールだった。
+
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』で各階層の最後に立ちふさがる少女像。センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。本来なら物理干渉では破壊できない"世界の果て"。その内部は[[BB]]ですら立ち入れない禁猟乙女領域。サクラ迷宮をすり抜けたところで最後にこの壁がある以上、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]たちが何をしようが無駄なあがきにすぎないと[[BB]]は想定していた。しかし心の専門家である[[殺生院キアラ|キアラ]]の秘術によって『内部に飛び降りる』などという離れ技が実行され、無敵のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちしてしまった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』161-162ページ">『Fate/EXTRA material』161-162ページ「ヴィーナス・スタチュー」より。</ref>。<br>ちなみに壁に埋め込まれた肥大化アバターは[[BB]]からのメモリ増築の結果。迷宮を自在に変革するためにはあれだけの改造が必要。スタチューの中でセンチネルを倒し、心の淀みを振り払い、[[BB]]の支配から解放(接続を解除)されれば元の大きさの戻れる仕組み。[[サーヴァント]]たちの心象世界にあるレリーフはこれとは違うもので、あれこそ深層にある"魂のカタチ"と思ってもらえばよい<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』161-162ページ"/>。<br>ゲーム内では"レリーフ"と呼ばれている。壁に囚われた少女、というコンセプトでデザインされた。開発初期での名称はショコラヴェールだった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』161-162ページ"/>。
    
;NPC
 
;NPC
:聖杯戦争の運用および本戦前期間のための数合わせとして、ムーンセルがかつて地上に居た人間をモデルにして作成したAI。
+
:聖杯戦争の運用および本戦前期間のための数合わせとして、ムーンセルがかつて地上に居た人間をモデルにして作成したAI。聖杯戦争を円滑に進めるために作られた仮想生命。運営するための代理人。ムーンセルの蔵書の中から「かつて存在した何者か」をモデルに「再現」したもの<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』164ページ">『Fate/EXTRA material』164ページ「NPC」より。</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』99-100ページ">『Fate/EXTRA material』99-100ページ「NPC」より。</ref>。
:聖杯戦争を円滑に進めるために作られた仮想生命。運営するための代理人。ムーンセルの蔵書の中から「かつて存在した何者か」をモデルに「再現」したもの。
+
:サーヴァントとは違いプログラミングされた仮想生命でしかなく、それぞれ<ruby><rb>役割</rb><rt>ロール</rt></ruby>があり、そこから逸脱することはできないが、役割が決まっているとはいえ独自の思考、人格が備わっている。NPCが生命としてリアルでなければ、NPCと接触するマスターたちの反応がリアルにならない。そう算出したムーンセルによって、NPCたちには人工知能が与えられた。ただし彼らの『人格』は一度きりのものであり、また、設定された人生観から逸脱する事はできない。NPCは聖杯戦争が終わればムーンセルに経験を没収され、身体・性能・人格を含めたすべてをリセットされ、次の聖杯戦争用の『装置』として再チューニングされる<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』164ページ"/><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』99-100ページ"/>。
:サーヴァントとは違いプログラミングされた仮想生命でしかなく、それぞれ<ruby><rb>役割</rb><rt>ロール</rt></ruby>があり、そこから逸脱することはできないが、役割が決まっているとはいえ独自の思考、人格が備わっている。
+
:そんなNPCたちにとってマスターたちは羨望の対象であり、また、嫌悪の対象でもある。人間の不合理性に振り回され、道具のように消費されていく自分たちの在り方に不満を訴えるNPCも少なくはないため。命を与えられながらも、その命を否定されるもの。今そこに『有る』が、今そこに『無い』もの。そんな彼らの不満は鬱積し、一つの都市伝説を作った。輪廻転生とも呼べるメモリの使い回しの末、高い人間性、魂を獲得したものは上級AIに昇格させてもらえるというのだが、無論、そんな未来はない。仮にそんな事態が起きたとしても、ムーンセルにとってそれは意味のないバグに過ぎない<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』164ページ"/>。
:NPCが生命としてリアルでなければ、NPCと接触するマスターたちの反応がリアルにならない。そう算出したムーンセルによって、NPCたちには人工知能が与えられた。
+
:『EXTELLA』では新SE.RA.PHになってからはそれぞれの生命権を認められ、役割はあるものの『マスターたちの戦いが終わったら全員廃棄処分』という一大リセットがなくなった。中には上昇機構のNPCもおり、人間性をもっと獲得してAIに昇格しよう、というものもいる。新ローマや千年京でNPC立ちがこぞって商売を始めたのも、商売に目覚めたからではなく、夢を叶えるためにリソースを集めているが、玉藻の前によって容赦なく税金を搾り取られてしまう<ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』99-100ページ"/>。
:ただし彼らの『人格』は一度きりのものであり、また、設定された人生観から逸脱する事はできない。NPCは聖杯戦争が終わればムーンセルに経験を没収され、身体・性能・人格を含めたすべてをリセットされ、次の聖杯戦争用の『装置』として再チューニングされる。
  −
:そんなNPCたちにとってマスターたちは羨望の対象であり、また、嫌悪の対象でもある。人間の不合理性に振り回され、道具のように消費されていく自分たちの在り方に不満を訴えるNPCも少なくはないため。
  −
:命を与えられながらも、その命を否定されるもの。今そこに『有る』が、今そこに『無い』もの。そんな彼らの不満は鬱積し、一つの都市伝説を作った。輪廻転生とも呼べるメモリの使い回しの末、高い人間性、魂を獲得したものは上級AIに昇格させてもらえるというのだが、無論、そんな未来はない。仮にそんな事態が起きたとしても、ムーンセルにとってそれは意味のないバグに過ぎない。
   
:なお、主人公とヒロインのひとり・遠坂凛との奇妙な縁の始まりは、記憶も何も無いままに曖昧な状態になっている[[主人公 (EXTRA)]]に対し、それ故に凛が彼を「敵」と認識出来ずに、NPCと誤認し接触を図った事がきっかけである。
 
:なお、主人公とヒロインのひとり・遠坂凛との奇妙な縁の始まりは、記憶も何も無いままに曖昧な状態になっている[[主人公 (EXTRA)]]に対し、それ故に凛が彼を「敵」と認識出来ずに、NPCと誤認し接触を図った事がきっかけである。
:新SE.RA.PHになってからはそれぞれの生命権を認められ、役割はあるものの『マスターたちの戦いが終わったら全員廃棄処分』という一大リセットがなくなった。中には上昇機構のNPCもおり、人間性をもっと獲得してAIに昇格しよう、というものもいる。
  −
:新ローマや千年京でNPC立ちがこぞって商売を始めたのも、商売に目覚めたからではなく、夢を叶えるためにリソースを集めているが、玉藻の前によって容赦なく税金を搾り取られてしまう。
  −
   
;攻性プログラム
 
;攻性プログラム
 
:アリーナやサクラ迷宮に存在した敵性プログラム。レガリアの力で軍勢として使役され、各勢力の主戦力として機能する。
 
:アリーナやサクラ迷宮に存在した敵性プログラム。レガリアの力で軍勢として使役され、各勢力の主戦力として機能する。
158行目: 152行目:     
;サクラヴェール・グランデ
 
;サクラヴェール・グランデ
:ムーンセル中枢への到達を阻む最後の壁の名称。またの名を論理への挑戦。
+
:ムーンセル中枢への到達を阻む最後の壁の名称。またの名を論理への挑戦。初期案ではサクラヴェール・ディーバ。ディーバはゴディバに近いイントネーションで発音するらしく、ゴッデス・ディーバ。略してゴディバとなる<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』183ページB">『Fate/EXTRA material』183ページ「サクラ迷宮」より。</ref>。
:初期案ではサクラヴェール・ディーバ。ディーバはゴディバに近いイントネーションで発音するらしく、ゴッデス・ディーバ。略してゴディバとなる。
+
:流石に最後の最後でコメディにするのもどうか思い、グランデに変更されたらしい<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』183ページB"/>。
:流石に最後の最後でコメディにするのもどうか思い、グランデに変更されたらしい。
      
;サクラメント
 
;サクラメント
:月の裏側限定マネー。『[[Fate/EXTRA|EXTRA]]』における「PP」の名前を[[BB]]が勝手に変えてしまったモノ。円、を桜、に変えたようなもの。
+
:月の裏側限定マネー。『[[Fate/EXTRA|EXTRA]]』における「PP」の名前を[[BB]]が「名前が可愛くない」という理由で名称を勝手に変えてしまった。円、を桜、に変えたようなもの。名前の由来は「サクラ印の、元気になるサプリメント。略してサクラメント」らしい<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』183-184ページ">『Fate/EXTRA material』183-184ページ「サクラメント」より。</ref>。
:名前の由来は「サクラ印の、元気になるサプリメント。略してサクラメント」らしい。
+
:元の名称であるPPとは月の裏側における(経済貨幣としての)魔力であり、魔力=メモリでルビをふると分かり易い。電脳空間において、何かを作る、変える、動かすのに必要なもの。全体の総量は決まっているが、基本的に一箇所にたまる事はなく、流動してSE.RA.PHを回すもの<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』183-184ページ"/>。
:『Fate/EXTRA material』によると初期案では<ruby><rb>貨幣</rb><rt>サクラメント</rt></ruby>を管理する銀行頭取みたいな[[アルターエゴ]]がいたが、製品版[[Fate/EXTRA CCC|CCC]]には気配たりとも登場しない。
+
:『Fate/EXTRA material』によると初期案では<ruby><rb>貨幣</rb><rt>サクラメント</rt></ruby>を管理する銀行頭取みたいな[[アルターエゴ]]がいたが、製品版[[Fate/EXTRA CCC|CCC]]には気配たりとも登場しない<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』183-184ページ"/>。
    
;シールド
 
;シールド
:サクラ迷宮に点在する計測不可能の防壁。迷宮にされた少女たちの秘密を守る心の壁。
+
:サクラ迷宮に点在する計測不可能の防壁。迷宮にされた少女たちの秘密を守る心の壁<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』185ページ">『Fate/EXTRA material』185ページ「シールド」より。</ref>。
:[[シークレット・ガーデン|SG]]と連動しており、秘密が明らかになればそれを守る意義を失い、消滅する。
+
:[[シークレット・ガーデン|SG]]と連動しており、秘密が明らかになればそれを守る意義を失い、消滅する。あまり壊し過ぎてもいけない<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』185ページ"/>。
:あまり壊し過ぎてもいけない。
      
;上級AI
 
;上級AI
191行目: 183行目:  
:満足な終わりを迎えた肉体すら汚染し「動く死人」に変わってしまった時、
 
:満足な終わりを迎えた肉体すら汚染し「動く死人」に変わってしまった時、
 
:その生命意義は全て失われ、フロアを彷徨うだけの災害となる。
 
:その生命意義は全て失われ、フロアを彷徨うだけの災害となる。
  −
;PP
  −
:月の裏側における(経済貨幣としての)魔力。魔力=メモリでルビをふると分かり易い。
  −
:電脳空間において、何かを作る、変える、動かすのに必要なもの。全体の総量は決まっているが、基本的に一箇所にたまる事はなく、流動してSE.RA.PHを回すもの。
  −
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』では[[BB]]が「名前が可愛くない」という理由で名称を勝手に「サクラメント」に変えてしまった。
      
;[[捕食遊星ヴェルバー]]
 
;[[捕食遊星ヴェルバー]]
10,592

回編集

案内メニュー