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2,234 バイト追加 、 2018年7月11日 (水) 00:02
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=== 第2部 Cosmos in the Lostbelt ===
 
=== 第2部 Cosmos in the Lostbelt ===
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生命に競争があるように、歴史にも勝敗がある。<br>
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“現在”とは正しい選択、正しい繁栄による勝者の歴史。<br>
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これを汎人類史と呼び。<br>
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過った選択、過った繁栄による敗者の歴史。<br>
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“不要なもの”として中断され、並行世界論にすら切り捨てられた“行き止まりの人類史”――<br>
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;<font size=4>これを、<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</rt></ruby>と呼ぶ。<br><br></font>
 
*異聞深度 D<br>ロストベルトNo.1:獣国の皇女 AD.1570? 永久凍土帝国 アナスタシア
 
*異聞深度 D<br>ロストベルトNo.1:獣国の皇女 AD.1570? 永久凍土帝国 アナスタシア
 
*異聞深度 B+<br>ロストベルトNo.2:消えぬ炎の快男児 BC.1000 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
 
*異聞深度 B+<br>ロストベルトNo.2:消えぬ炎の快男児 BC.1000 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
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*異聞深度 EX<br>ロストベルトNo.6:星の生まれる刻 AD.0500 ■■円卓領域 ■■■■■・■・■■  
 
*異聞深度 EX<br>ロストベルトNo.6:星の生まれる刻 AD.0500 ■■円卓領域 ■■■■■・■・■■  
 
*異聞深度 A++<br>ロストベルトNo.7:■■■■■■■■ ■■樹海■■ ■■■・■■■■■
 
*異聞深度 A++<br>ロストベルトNo.7:■■■■■■■■ ■■樹海■■ ■■■・■■■■■
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篝火に火を灯せ。祭壇に供物を捧げよ。<br>
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魔術王の名の下に、この星の新生を言祝ごう。<br>
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見るがいい、この末路。<br>
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人類史そのものが行った足切り。<br>
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敗れ去った歴史の悪意の果てがこれだ。<br>
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だが嘆くことはない。『なぜ』と被害者ぶることもない。<br>
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弱いモノを自然淘汰ではなく、<br>
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自発的に排したのが人類の回答であったのなら、<br>
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その役割が君たちに回ってきただけの話。<br>
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我が名はソロモン。<br>
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過去と未来を見渡す眼を以て、この結末を予期したもの。<br>
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そして、人類の最後の戦いを、彼岸より見届ける者だ。<br>
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空想の根は落ちた。<br>
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空からの信号は途絶え、地表は漂白され、<br>
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この惑星は独りぼっちの星となった。<br>
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濾過異聞史現象――<br>
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侵略され、白紙化した惑星。<br>
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もはや正しい秩序はない!人理を守る英霊はいない!<br>
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何一つ、味方となる者はいない。<br>
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この地では、お前たちこそが『悪』なのだから!<br>
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だが、こと生存において善悪による優劣はない。<br>
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お前たちがまだ諦めないと言うのなら、<br>
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あの時と同じく、何もかも無に帰したこの状況で、<br>
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まだ生存を望むと言うのなら!<br>
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愚かしくも!力の限り叫ぶがいい!<br>
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惜しげもなく過ちを重ね、あらゆる負債を積み上げてなお、<br>
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『希望に満ちた 人間の戦いはここから』だと!<br><br>
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;<font size=4>人理焼却に続く<br>“前人未踏の聖杯探索”<br>開幕<br></font>
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'''それは、多くの未来に打ち克つ物語'''。
 
'''それは、多くの未来に打ち克つ物語'''。
 
絶対零度の運命が、人理の航海者たちを前人未到の冒険へと誘う。
 
絶対零度の運命が、人理の航海者たちを前人未到の冒険へと誘う。

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