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41 バイト追加 、 2018年7月13日 (金) 14:22
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*上記の設定を見て「俺の知ってる設定と違う」と思われる方も多いだろうが、『西遊記』と『封神演義』で設定が大幅に変わってるのでどっちが正解などは厳密には決まっていない。哪吒の場合は特に人気キャラ故に多く描写されやすいが、それゆえに両作品同士で設定に多くの矛盾が生じてしまっている。更に元ネタが下記のナラク―バなので両作品とも哪吒の初出作品ではないという点も混乱の要素の一つか。
 
*上記の設定を見て「俺の知ってる設定と違う」と思われる方も多いだろうが、『西遊記』と『封神演義』で設定が大幅に変わってるのでどっちが正解などは厳密には決まっていない。哪吒の場合は特に人気キャラ故に多く描写されやすいが、それゆえに両作品同士で設定に多くの矛盾が生じてしまっている。更に元ネタが下記のナラク―バなので両作品とも哪吒の初出作品ではないという点も混乱の要素の一つか。
 
**ちなみに『封神演義』の世界観では仏教というものがまだ存在していない。理由としては封神演義の舞台となる殷が周をに滅ぼされたのが紀元前11世紀、仏教が産まれたのが紀元前5世紀である為(勿論、哪吒というキャラクターが生まれたのは下記の通りなのでこの設定は封神演義独自の設定である)。なので後に仏教に所属するキャラクター達も当時は両陣営に分かれて戦っているという状況になっており、同じく仏教出身のキャラクターも当時は別のキャラクターとして敵味方に多数存在している。
 
**ちなみに『封神演義』の世界観では仏教というものがまだ存在していない。理由としては封神演義の舞台となる殷が周をに滅ぼされたのが紀元前11世紀、仏教が産まれたのが紀元前5世紀である為(勿論、哪吒というキャラクターが生まれたのは下記の通りなのでこの設定は封神演義独自の設定である)。なので後に仏教に所属するキャラクター達も当時は両陣営に分かれて戦っているという状況になっており、同じく仏教出身のキャラクターも当時は別のキャラクターとして敵味方に多数存在している。
***特に一番ひどいのが彼の父親である托塔李天王、彼は前述の通り毘沙門天と同一視されるが、先述した通り「多聞天」という名前も有名。『封神演義』では四天王が敵側として登場する事になる為、その多聞天と哪吒の親子が敵味方に分かれてた闘う…、どころか同一の存在のはずの多聞天と托塔李天王が別の人物として敵味方陣営に分かれて存在すると言う異様な光景が発生している。<ref>『封神演義』の托塔李天王は実績では[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|諸葛孔明]]以上、人によっては[[イスカンダル]]に匹敵すると評価されるほどの軍神、そもそもサーヴァントとして召喚されても不思議ではない唐初の名将、李靖が多聞天信仰と合体して神格化されたのが托塔李天王なので、別人でもおかしくはない。なお、水滸伝の晁蓋も托塔李天王の化身ということになっている。</ref>ちなみに仏教がメインの『西遊記』だと同一人物だったり他人だったりと日本で翻訳される書籍によってすら異なるので何とも言えない。
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***特に一番ひどいのが彼の父親である托塔李天王、彼は前述の通り毘沙門天と同一視されるが、先述した通り「多聞天」という名前も有名。『封神演義』では四天王が敵側として登場する事になる為、その多聞天と哪吒の親子が敵味方に分かれてた闘う…、どころか同一の存在のはずの多聞天と托塔李天王が別の人物として敵味方陣営に分かれて存在すると言う異様な光景が発生している。<ref group = "注">『封神演義』の托塔李天王は実績では[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|諸葛孔明]]以上、人によっては[[イスカンダル]]に匹敵すると評価されるほどの軍神、そもそもサーヴァントとして召喚されても不思議ではない唐初の名将、李靖が多聞天信仰と合体して神格化されたのが托塔李天王なので、別人でもおかしくはない。なお、水滸伝の晁蓋も托塔李天王の化身ということになっている。</ref>ちなみに仏教がメインの『西遊記』だと同一人物だったり他人だったりと日本で翻訳される書籍によってすら異なるので何とも言えない。
*なにかと話題の偉大な親父の托塔李天王だが哪吒との仲は'''とても悪い'''。哪吒の死因に関係してたり彼の蘇生を邪魔したりしてたいたりするのだが、そもそもの発端は上記の哪吒の幼少期の暴れん坊っぷりに托塔李天王が激怒したのが原因なので正直どっちもどっちである。ちなみに『西遊記』でも『封神演義』でも結局は和解すると言う決着になっているが、それでも李天王は報復を恐れていたりするので偉大な武神の割には両作品でいまいち親父としての威厳が無かったりする。<ref>この場合の托塔というのは哪吒を制御するために仏様から貰ったアイテムのこと。つまり、托塔が無かったらあっさりと殺されてしまうほどに父親の方が弱い。</ref>
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*なにかと話題の偉大な親父の托塔李天王だが哪吒との仲は'''とても悪い'''。哪吒の死因に関係してたり彼の蘇生を邪魔したりしてたいたりするのだが、そもそもの発端は上記の哪吒の幼少期の暴れん坊っぷりに托塔李天王が激怒したのが原因なので正直どっちもどっちである。ちなみに『西遊記』でも『封神演義』でも結局は和解すると言う決着になっているが、それでも李天王は報復を恐れていたりするので偉大な武神の割には両作品でいまいち親父としての威厳が無かったりする。<ref group = "注">この場合の托塔というのは哪吒を制御するために仏様から貰ったアイテムのこと。つまり、托塔が無かったらあっさりと殺されてしまうほどに父親の方が弱い。</ref>
 
*元となったインドの神は「ナラクーバラ」、同じく後の毘沙門天となる父「クベーラ」に関わる神として仏教伝来時に中国に伝わって来た。ちなみに彼は「ラーマーヤナ」にも存在が言及され、[[シータ]]をさらった魔王ラーヴァナが、昔ナラクーバラの妻を強姦した際に彼は激怒し次に強姦したら頭が爆裂する呪いをかけた故に、シータは貞操を守る事が出来たとされている。
 
*元となったインドの神は「ナラクーバラ」、同じく後の毘沙門天となる父「クベーラ」に関わる神として仏教伝来時に中国に伝わって来た。ちなみに彼は「ラーマーヤナ」にも存在が言及され、[[シータ]]をさらった魔王ラーヴァナが、昔ナラクーバラの妻を強姦した際に彼は激怒し次に強姦したら頭が爆裂する呪いをかけた故に、シータは貞操を守る事が出来たとされている。
 
*イベント中では[[覚者|釈迦如来]]のレンズとなって登場した哪吒だが、彼と哪吒の縁は意外な事に結構ある。まず父親が古代インドにおいて釈迦から説法を聞き仏教へ帰依し、釈迦の入滅の際に仏法の守護を託された四天王の一人、そして全てを聞き漏らさず釈迦の教えに精通した事で「多聞天」と称された。兄の金托は釈迦の弟子とされ、彼の元となったナラクーバラは仏教叙事詩「ブッタチャリタ」にて釈迦の生誕は天部におけるナラクーバラの誕生と等しい慶事と記され、その記録がナラクーバラが登場した最古の書物となっており、また経典「ジャータカ」においては弟子と釈迦が前世ではナラクーバラと彼が仕えた王の関係性であったとされている。哪吒本人との関係性では『西遊記』において死んだ哪吒を蓮の精として転生させたのは[[覚者|釈迦如来]]とされ、恨みで父の李天王を殺そうとした哪吒を釈迦如来が一応和解させたとされている。イベントに置いて哪吒が協力したのはこれらの縁があった故かもしれない。ちなみに『封神演義』においては彼の誕生には太乙真人が関わってており、藤崎竜版の影響もあってかナタ生誕の縁者といえば彼のイメージは強い。
 
*イベント中では[[覚者|釈迦如来]]のレンズとなって登場した哪吒だが、彼と哪吒の縁は意外な事に結構ある。まず父親が古代インドにおいて釈迦から説法を聞き仏教へ帰依し、釈迦の入滅の際に仏法の守護を託された四天王の一人、そして全てを聞き漏らさず釈迦の教えに精通した事で「多聞天」と称された。兄の金托は釈迦の弟子とされ、彼の元となったナラクーバラは仏教叙事詩「ブッタチャリタ」にて釈迦の生誕は天部におけるナラクーバラの誕生と等しい慶事と記され、その記録がナラクーバラが登場した最古の書物となっており、また経典「ジャータカ」においては弟子と釈迦が前世ではナラクーバラと彼が仕えた王の関係性であったとされている。哪吒本人との関係性では『西遊記』において死んだ哪吒を蓮の精として転生させたのは[[覚者|釈迦如来]]とされ、恨みで父の李天王を殺そうとした哪吒を釈迦如来が一応和解させたとされている。イベントに置いて哪吒が協力したのはこれらの縁があった故かもしれない。ちなみに『封神演義』においては彼の誕生には太乙真人が関わってており、藤崎竜版の影響もあってかナタ生誕の縁者といえば彼のイメージは強い。
*『FGO』プレイヤーからは「容姿や髪の毛の色が[[弓塚さつき]]に似ている」と言われているが関連は不明。
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*『Fate/Grand Order』プレイヤーからは「容姿や髪の毛の色が[[弓塚さつき]]に似ている」と言われているが関連は不明。
    
== 話題まとめ ==
 
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