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→概要
;略歴
;略歴
:記憶喪失になっており、自分の名前も思い出せないので体操服のゼッケンに書かれた「田中」と呼ばれている。唯一覚えていた「エインズワース家を滅ぼす」という目的の為にイリヤ達と行動を共にする。
:記憶喪失になっており、自分の名前も思い出せないので体操服のゼッケンに書かれた「田中」と呼ばれている。唯一覚えていた「エインズワース家を滅ぼす」という目的の為にイリヤ達と行動を共にする。
:その過程で少しずつ記憶を「思い出して」いき、美遊世界が滅びた際に完全に自身の出自を理解した。
:彼女は滅びゆく美遊世界を見捨てて新たな人類史を開闢しようとしたエインズワースを滅ぼすためにガイアが派遣した[[抑止力]]であり、イリヤの前に現れた瞬間にこの世に発生しておりそれまでの記憶などなく、上記の「思い出した」記憶もあらかじめインストールされたものでしかなかった。
;人物
;人物
:記憶喪失の為か天真爛漫かつ天然で、非常に子供っぽい言動を見せる。また、何にでも疑問を持って質問をしたがるなど、好奇心旺盛な性格をしている他、どこでも眠れる。<br>「寒いって何ですか?」「痛いって何ですか?」など記憶喪失としても非常識な言動をする一方、「人は飛べません」「夏に雪が降るものでしょう?」などこの世界での常識に即した言動をすることもある。また、相手の本質を突くような言動を見せる事もあり、子ギルからは当初から胡散臭がられている。<br>服の趣味が偏っており、体操服以外は着たがらない。<br>唯一覚えていることは「[[エインズワース家]]を滅ぼす」ことであり、特にダリウスやジュリアンが関わると人が変わったように無表情になり、戦闘マシンのようになる。
:記憶喪失の為か天真爛漫かつ天然で、非常に子供っぽい言動を見せる。また、何にでも疑問を持って質問をしたがるなど、好奇心旺盛な性格をしている他、どこでも眠れる。<br>「寒いって何ですか?」「痛いって何ですか?」など記憶喪失としても非常識な言動をする一方、「人は飛べません」「夏に雪が降るものでしょう?」などこの世界での常識に即した言動をすることもある。また、相手の本質を突くような言動を見せる事もあり、子ギルからは当初から胡散臭がられている。<br>服の趣味が偏っており、体操服以外は着たがらない。子ギルが宝物庫から直接出したジャージの原典なるものを彼から直接もらっており例外として喜んでそれは着用している。<br>唯一覚えていることは「[[エインズワース家]]を滅ぼす」ことであり、特にダリウスやジュリアンが関わると人が変わったように無表情になり、戦闘マシンのようになる。
;能力
;能力
:見た目からは想像もつかない程の耐久力の持ち主で、宝具の直撃を受けても怪我をする程度で済んでしまう。回復力も尋常ではなく、どんな大怪我をしても瞬く間に治ってしまう他、痛覚も鈍いようである。
:見た目からは想像もつかない程の耐久力の持ち主で、宝具の直撃を受けても怪我をする程度で済んでしまう。回復力も尋常ではなく、どんな大怪我をしても瞬く間に治ってしまう他、痛覚も鈍いようである。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
:記憶喪失になって初めて出会った人物。
:記憶喪失になって初めて出会った人物。より正確に言うなら、この世界に発生して初めて出会った人物。
:ある意味では、彼女が美遊世界に現れたことが自身が発生した原因となっている。
:ガイアの抑止力単体ではエインズワースは滅ぼせてもピトスの可能性世界に抗えない為、それを解決する為に見込んだ存在であり、彼女を死なせないために無意識ながら尽力していた。
;[[エリカ・エインズワース]]
;[[エリカ・エインズワース]]
:出会った当初から「せーり的に受け付けない」と称し、嫌悪感を持っている。
:出会った当初から「せーり的に受け付けない」と称し、嫌悪感を持っている。
;[[ダリウス・エインズワース]]
;[[ダリウス・エインズワース]]
:「エインズワース全ての父」と、エインズワース家の秘密を知っているかのような言い方をしている。
:「エインズワース全ての父」と、エインズワース家の秘密を知っているかのような言い方をしている。
;[[子ギル (プリズマ☆イリヤ)]]
:イリヤと一緒に行動していた相手。ベアトリスから助けてもらったり温泉に入れてもらったりしている。ジャージの原典なるものを彼女に進呈した。
:一見して単なるジャージで『本当に単なるジャージに過ぎないからあげるよ』との事だが彼女は大層、このジャージを気に入った。
:ダリウスが本性を現して世界を終わらせた際には彼と一緒に行動しており、美遊世界が滅びてゆく中で「イリヤを助けてほしい」と「お願い」を託した。
;[[マジカルルビー]]
:イリヤの相方のステッキ。向こうからはポジションがかぶっているのを気にされている。
:記憶が戻った後は子ギルと合わせて三人で協力してイリヤの精神を過去へと送った。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
:もうこのまま正体不明でいいんじゃないだろうか・・・とさえ思ってしまう。
:もうこのまま正体不明でいいんじゃないだろうか・・・とさえ思ってしまう。
:・・・・・・駄目?
:・・・・・・駄目?
;「地球上にたった一人の生命! けどそれが何だって言うです!<br> 原始の海で生まれた最初の生命が持っていたのは! 孤独でも絶望でもなく! 無限の可能性でした!」
:エインズワースの野望が成就し、美遊世界の生命がイリヤを残してすべて滅び去ってしまうという事態になっても希望を捨てないイリヤに対して。
:急に知能レベルが上がったかのような物言いに驚くイリヤであったが……
;「まぁ田中的には最悪人類は滅んでても良いですけど」
:「一緒に星も人も取り戻そう」というイリヤに対して。
:確かにガイア側の抑止の守護者的にはその結論も仕方ないのだが、イリヤはドン引きするのであった。
== メモ ==
== メモ ==
*作者ひろやまひろし氏によると、「異世界やらに飛ばされる系のストーリーでは、たいていは案内役のキャラが登場するわけだけど、まったく案内してくれない案内役」が田中。
*作者ひろやまひろし氏によると、「異世界やらに飛ばされる系のストーリーでは、たいていは案内役のキャラが登場するわけだけど、まったく案内してくれない案内役」が田中。
**また、福圓美里氏が田中を演じたのは、「だめだこいつ頼りにならねぇ感を出しつつ、かわいい素朴さがある声」として作者が指名したため。
**また、福圓美里氏が田中を演じたのは、「だめだこいつ頼りにならねぇ感を出しつつ、かわいい素朴さがある声」として作者が指名したため。
*「何者かな?」というダリウスの問いの後に「'''<ruby><rb>贋作屋</rb><rt>カウンターフェイカー</rt></ruby>'''」とつぶやいている。<br>これは田中が自らを称したものと当初は解釈されていたが、その後の展開から田中自身ではなくダリウスを形容したものという可能性が出てきている。
*「何者かな?」というダリウスの問いの後に「'''<ruby><rb>贋作屋</rb><rt>カウンターフェイター</rt></ruby>'''」とつぶやいている。<br>これは田中が自らを称したものと当初は解釈されていたが、その後の展開から田中自身ではなくダリウスを形容したものという可能性が出てきている。
*デタラメなまでの能力と非常に偏った知識から、エインズワース家に対する「[[抑止力]]」ではないかと囁かれることもある。実際、既存の人類を置き換えるという意味ではアラヤが、世界が初期化されてもなお人類を残すという意味ではガイアが動くことは十分にありえる。
*デタラメなまでの能力と非常に偏った知識から、エインズワース家に対する「[[抑止力]]」ではないかと囁かれることもある。実際、既存の人類を置き換えるという意味ではアラヤが、世界が初期化されてもなお人類を残すという意味ではガイアが動くことは十分にありえる。
**具体的な正体としては、エリカの能力と思われるパンドラと対になり、不死身の肉体をもつ'''プロメテウス'''、炎と剣製の神である'''ヒノカグヅチ'''や同じく炎と鍛冶の神でパンドラを作った'''ヘパイストス'''、かつてパンドラに滅ぼされた『青銅時代人』の末裔で『神の血(イーコール)』と呼ばれる熱血を宿す'''タロス'''などが候補として挙げられている。
**具体的な名称としては、エリカの能力と思われるパンドラと対になり、不死身の肉体をもつ'''プロメテウス'''、炎と剣製の神である'''ヒノカグヅチ'''や同じく炎と鍛冶の神でパンドラを作った'''ヘパイストス'''などが候補として挙げられている。
**そして後に物語の中で、[[ガイア|ガイアの]][[抑止力]]そのものであることが明かされた。
**なお、ガイアの抑止力が明確な姿で登場するのは彼女が初めてである。
*4巻時点で出番があまりなく、名前もありふれすぎて覚えにくかったのか、満を持して覚醒した回のハシラで'''「山田」'''と盛大に名前を間違えられた。いつもの誤植ですら無く、完全に言い訳できない状態である。
*4巻時点で出番があまりなく、名前もありふれすぎて覚えにくかったのか、満を持して覚醒した回のハシラで'''「山田」'''と盛大に名前を間違えられた。いつもの誤植ですら無く、完全に言い訳できない状態である。