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− なお、この方法論は総じて不評(当然だが)。星の端末たるアルクェイドからは「生きようとしてその結果滅びてしまったのならまだしも、滅びのために滅びるなど愚昧の極み」「既に千年前にやろうとした奴がいる」。ワラキアには「本末転倒」「公開停止」といったような言葉を並べられ、酷評されている(セリフ部分は意訳)。+
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− 新規のグラフィック、MBAACCでの3つのスタイルを統合した独特の技構成など、原作通りの癖のあるインファイターでありながらも様々な変更点がある。なお、身長や誕生日といったプロフィールはメルブラのシオンと同じ。+
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− *三咲町での経験をきっかけに「演算機ではなく、人として人生を楽しむ」と決意し、情緒面で大きく成長している。ただし日本という場所が悪かったのか、着々とサブカルチャーに傾倒してしまっている。
− *『[[Fate/EXTRA]]』では[[ラニ=Ⅷ]]の製造者として、アトラス院最後の錬金術師の[[シアリム・エルトナム・レイアトラシア]]という人物の存在が言及されている。シオンといかなる関係があるのかは不明。なお、シアリムには死に別れた双子の姉がいたという。<br />『Fate/EXTRA material』で公開されたビジュアルではシオンに非常によく似た風貌、ファッションである。
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== 概要 ==
== 概要 ==
[[タタリ/ワラキアの夜|タタリ]]を追ってやってきた[[アトラス院]]の[[魔術師|錬金術師]]。紫の制服と長い三つ編みがトレードマーク。
[[タタリ/ワラキアの夜|タタリ]]を追ってやってきた[[アトラス院]]の[[魔術師|錬金術師]]。紫髪を長い三つ編みにし、紫の制服を纏っている。
; 略歴
; 略歴
: 旧名をシオン・エルトナム・ソカリス。アトラス院の院長候補生。この際、アトラシアの称号を得て現在の名前に改名する。
: 旧名をシオン・エルトナム・ソカリス。アトラス院の院長候補生。この際、アトラシアの称号を得て現在の名前に改名する。
: 三年前、タタリ討伐に挑むが失敗、この時に友人[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]を失い、自身も噛まれ吸血されたことで[[死徒|半死徒]]となっている(完全な死徒にならなかったのはタタリの特性による)。独自に決着を着けようとアトラス院を離反。加えて、吸血鬼化治療のため、自身の研究成果を他部署に明かすことで協力を得てきた。このため、現在は成果の秘匿を第一とするアトラス院から追われる身である。
: 3年前、タタリ討伐に挑むが失敗、この時に友人[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]を失い、自身も噛まれ吸血されたことで[[死徒|半死徒]]となっている(完全な死徒にならなかったのはタタリの特性による)。独自に決着を着けようとアトラス院を離反。加えて、吸血鬼化治療のため、自身の研究成果を他部署に明かすことで協力を得てきた。このため、現在は成果の秘匿を第一とするアトラス院から追われる身である。
: 三咲町を訪れ、真祖の姫[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]の協力を得るために[[遠野志貴]]と接触した。MBACでは事件の解決後、アトラス院に戻り吸血鬼化を防ぐ研究を続け、院長も襲名している。
: 三咲町を訪れ、真祖の姫[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]の協力を得るために[[遠野志貴]]と接触した。『Act Cadenza』では事件の解決後、アトラス院に戻り吸血鬼化を防ぐ研究を続け、院長も襲名している。
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; 人物
; 人物
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; 能力
; 能力
: 分割思考という、思考中枢を仮想的に複数分割して行なう思考法で、オフコン並の演算を暗算でこなす。霊子ハッカーと呼ばれる通り、エルトナムに伝わるエーテライト繊維を用いることで他人の脳に介入する。また、ブラックバレル・バレルレプリカという拳銃を所有。
: 分割思考という、思考中枢を仮想的に複数分割して行なう思考法で、オフコン並の演算を暗算でこなす。作中では7つまで分割していた。霊子ハッカーと呼ばれる通り、エルトナムに伝わるエーテライトを用いることで他人の脳に介入する。このエーテライトは元々医療用に開発された擬似神経の一種だった。また、バレルレプリカという拳銃を所有。
=== 吸血鬼シオン ===
=== 吸血鬼シオン ===
統計と乱数の支配者。タタリに吸血衝動を送り込まれ、完全に死徒となったシオン。もしくは、それに対する彼女の不安を利用したタタリが顕現させたモノ。
統計と乱数の支配者。タタリに吸血衝動を送り込まれ、完全に死徒となったシオン。もしくは、それに対する彼女の不安を利用したタタリが顕現させたモノ。
『[[MELTY BLOOD Re・ACT|Re・ACT]]』以後の彼女は自らをタタリの後継と称し、破壊を好み吸血を嗜好する。残滓である白レンとは相容れない様子。
『[[MELTY BLOOD Re・ACT]]』以後の彼女は自らをタタリの後継と称し、破壊を好み吸血を嗜好する。残滓である白レンとは相容れない様子。
武器としては「死徒の爪」と「タタリの能力」。半死徒であった頃に使っていたエーテライトとバレルレプリカは使わない。
武器としては「死徒の爪」と「タタリの能力」。半死徒であった頃に使っていたエーテライトとバレルレプリカは使わない。
=== オシリスの砂 ===
=== オシリスの砂 ===
『[[MELTY BLOOD Actress Again|Actress Again]]』の元凶。ワラキアの夜とも白レンとも異なる、「タタリ」。
『[[MELTY BLOOD Actress Again]]』の元凶。ワラキアの夜とも白レンとも異なる、「タタリ」。
『Actress Again』から4年前(無印の3年前)、タタリに吸われた「人間としてのシオンの血」が、前回のタタリ消滅をきっかけに、タタリを掌握。IFのシオンとして形を為した。<br />ワラキアに吸血されることも、日本を訪れることもなく、アトラス院で過ごし続けた場合に生まれたであろう「錬金術師シオン・エルトナム・アトラシア」が死徒となり十三位を襲名した姿。顕現に際しシオンを知る人物の記憶を改竄しており、自分の存在を維持できる様な処理を行っている。アーケード版初の共通ボス(一部は除く)。
『Actress Again』から4年前(無印の3年前)、タタリに吸われた「人間としてのシオンの血」が、前回のタタリ消滅をきっかけに、タタリを掌握。IFのシオンとして形を為した。<br />ワラキアに吸血されることも、日本を訪れることもなく、アトラス院で過ごし続けた場合に生まれたであろう「錬金術師シオン・エルトナム・アトラシア」が死徒となり十三位を襲名した姿。顕現に際しシオンを知る人物の記憶を改竄しており、自分の存在を維持できる様な処理を行っている。アーケード版初の共通ボス(一部は除く)。
ズェピアと同様に「人類の終焉」を演算結果で得ている。しかし、終末の回避は不可能であると早々に結論づけており、ならば「滅びた後の世界に人類があった記録を残す」という事後策を実行しようとしている。一見前向きだが、その方法論は、「全人類の記録を残すために全人類の血液を使って動くスパコンを作る」というとんでもないものであった。そのためにタタリを再演、全盛期のワラキアを倒すためにアルクェイドが空想具現化で作る「千年後の世界」を、自分が作った「全人類が賢者の石へと変わった世界」へ書き換えて確立し、空想と現実とを入れ換える大魔術で全人類を賢者の石へ作り替えようとした。
ズェピアと同様に「人類の終焉」を演算結果で得ている。しかし、終末の回避は不可能であると早々に結論づけており、ならば「滅びた後の世界に人類があった記録を残す」という事後策を実行しようとしている。一見前向きだが、その方法論は、「全人類の記録を残すために全人類の血液を使って動くスパコンを作る」というとんでもないものであった。そのためにタタリを再演、全盛期のワラキアを倒すためにアルクェイドが空想具現化で作る「千年後の世界」を、自分が作った「全人類が賢者の石へと変わった世界」へ書き換えて確立し、空想と現実とを入れ換える大魔術で全人類を賢者の石へ作り替えようとした。
なお、この方法論は総じて不評。星の端末たるアルクェイドからは「生きようとしてその結果滅びてしまったのならまだしも、滅びのために滅びるなど愚昧の極み」「既に千年前にやろうとした奴がいる」。ワラキアには「本末転倒」「公開停止」といったような言葉を並べられ、酷評されている(セリフ部分は意訳)。
キャラによっては別の人間にあっさり落とされ、登場すらしない。姿はやや成長したシオンといった印象。平時のワラキアのように両目が閉じられている。巨大演算機「ヘルメス」に乗ってインパクトの強い登場を果たす。ヘルメスは、規模こそ全く違うが『Fate/EXTRA』のムーンセルと同種の擬似霊子コンピューターで、現在の魔術師が達し得ないレベルで科学と魔術の融合を成し遂げている。シエルはこれを目撃したことを機に、実際にこの技術を確立するまでシオンを生かしておく方針に転換した。
キャラによっては別の人間にあっさり落とされ、登場すらしない。姿はやや成長したシオンといった印象。平時のワラキアのように両目が閉じられている。巨大演算機「ヘルメス」に乗ってインパクトの強い登場を果たす。ヘルメスは、規模こそ全く違うが『Fate/EXTRA』のムーンセルと同種の擬似霊子コンピューターで、現在の魔術師が達し得ないレベルで科学と魔術の融合を成し遂げている。シエルはこれを目撃したことを機に、実際にこの技術を確立するまでシオンを生かしておく方針に転換した。
『UNDERNIGHT IN-BIRTH』は『MELTY BLOOD』の格闘ゲーム部分を担当した「フランスパン」制作の格闘ゲームで、その縁でゲスト参戦した。なりた氏いわく「真面目に考察とかするだけ無駄なくらいメタでパロディ色の強いお遊びゲスト参加キャラ」。なお、公式でパラレルの別人であると明言されている。
『UNDERNIGHT IN-BIRTH』は『MELTY BLOOD』の格闘ゲーム部分を担当した「フランスパン」制作の格闘ゲームで、その縁でゲスト参戦した。なりた氏いわく「真面目に考察とかするだけ無駄なくらいメタでパロディ色の強いお遊びゲスト参加キャラ」。なお、公式でパラレルの別人であると明言されている。
新規のグラフィック、『Actress Again Current Code』での3つのスタイルを統合した独特の技構成など、原作通りの癖のあるインファイターでありながらも様々な変更点がある。なお、身長や誕生日といったプロフィールはメルブラのシオンと同じ。
作品の舞台を「敵地(アウェー)」、『UNI』のキャラ達を「新人(ルーキー)」と称するなど、メタ台詞が多い。性格付けも本編とは異なっており、どちらかといえばワラキアの夜のような性格となっている。
作品の舞台を「敵地(アウェー)」、『UNI』のキャラ達を「新人(ルーキー)」と称するなど、メタ台詞が多い。性格付けも本編とは異なっており、どちらかといえばワラキアの夜のような性格となっている。
専用BGMの「Blood Drain -Again-」は、MBAAのOPテーマ「Blood Drain」のアレンジとなっている。
専用BGMの「Blood Drain -Again-」は、『Actress Again』のOPテーマ「Blood Drain」のアレンジとなっている。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
;[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]
;[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]
:旧友。3年前(MBAAから4年前)のタタリ討伐で死亡したが、MBAAにおいて意外な形で登場。彼女が現界出来た理由を察したシオンはオシリスとの対決後、分割思考2つを使う事によってリーズを現界させ続ける事に成功する。<br />とても親密な仲で、リーズからは'''妻'''として扱われている。
:旧友。3年前(『Actress Again』から4年前)のタタリ討伐で死亡したが、『Actress Again』において意外な形で登場。彼女が現界出来た理由を察したシオンはオシリスとの対決後、分割思考2つを使う事によってリーズを現界させ続ける事に成功する。
:とても親密な仲で、リーズからは'''妻'''として扱われている。
;[[弓塚さつき]]、[[白レン]]
;[[弓塚さつき]]、[[白レン]]
:[[路地裏同盟]]。
:[[路地裏同盟]]。
:協力者。真祖(アルクェイド)に会うためのキーパーソン。異性として好意を抱いているような描写もある。
:協力者。真祖(アルクェイド)に会うためのキーパーソン。異性として好意を抱いているような描写もある。
;[[遠野秋葉]]
;[[遠野秋葉]]
:友人。しかし、彼女の理性的でありながら、その実感情で結論を下す姿には嫉妬していたらしい。<br/>ルートによっては居候で研究していたり、彼女にエーテライトを渡したりしている。
:友人。しかし、彼女の理性的でありながら、その実感情で結論を下す姿には嫉妬していたらしい。
:ルートによっては居候で研究していたり、彼女にエーテライトを渡したりしている。
;[[琥珀]]
;[[琥珀]]
:ルートによっては遠野家地下で共同研究を行うことも。MBAAでは彼女と協力して「大崩壊予報装置」なるものを作っていた。
:ルートによっては遠野家地下で共同研究を行うことも。『Actress Again』では彼女と協力して「大崩壊予報装置」なるものを作っていた。
;[[シエル]]
;[[シエル]]
:仲の悪い月姫ヒロインズの中で、ほぼ唯一他のヒロインと仲良くできるシオンでも、彼女は苦手らしい。因縁は彼女がアトラス院にシオン討伐を依頼されたことから発している。<br />エイプリルフール企画ではブロンズヒロイン仲間として同行していたが、特に険悪な関係という様子はなかった。それほど仲が悪いわけではないのか、エイプリルフール故の関係なのか。
:仲の悪い月姫ヒロインズの中で、ほぼ唯一他のヒロインと仲良くできるシオンでも、彼女は苦手らしい。因縁は彼女がアトラス院にシオン討伐を依頼されたことから発している。
:エイプリルフール企画ではブロンズヒロイン仲間として同行していたが、特に険悪な関係という様子はなかった。それほど仲が悪いわけではないのか、エイプリルフール故の関係なのか。
;[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]
:西洋錬金術の使い手ということで見下している節がある<ref group="出">「月姫用語辞典-蛇」『月姫読本PlusPeriod』p.188</ref>。
=== MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア ===
=== MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア ===
;「私に生まれた新しい感情は、確かにシオン・エルトナムの性能を下げました。」<br />「けれど、その代わりに新しい未来を手に入れた。貴方では持ち得ない、希望に満ちた結末の夢を。」
;「私に生まれた新しい感情は、確かにシオン・エルトナムの性能を下げました。」<br />「けれど、その代わりに新しい未来を手に入れた。貴方では持ち得ない、希望に満ちた結末の夢を。」
:MBAAシオンルートにて。自分の未来の可能性であるオシリスの砂の性能を認めつつも、その結論は間違いだと告げる。
:『Actress Again』のシオンルートにて。自分の未来の可能性であるオシリスの砂の性能を認めつつも、その結論は間違いだと告げる。
;「っ!あの状況で、そんなコトを考えていたのですかアナタは!」<br />「前言は撤回です!忘れなさい、大人になった私のコトなど忘れなさいっ!」
;「っ、あの状況でそんなコトを考えていたのですかアナタは!」<br />「前言は撤回です、忘れなさい、大人になった私のコトなど忘れなさいっ!」
:MBAAの遠野志貴ルートEDでのやり取り。オシリスの砂のことを、感じたままに覚えておいてあげてほしいと言ったシオンだったが、大人になった自分の姿を覚えていられることに羞恥心を感じたのか、真っ赤な顔で銃を取り出してまで志貴に忘れるように迫った。
:『Actress Again』の遠野志貴ルートEDでのやり取り。オシリスの砂のことを、感じたままに覚えておいてあげてほしいと言ったシオンだったが、大人になった自分の姿を覚えていられることに羞恥心を感じたのか、真っ赤な顔で銃を取り出してまで志貴に忘れるように迫った。
;「………はあ。これはますます、私がしっかりしないとダメなようですね……」
;「………はあ。これはますます、私がしっかりしないとダメなようですね……」
:MBAA弓塚さつきルートのEDでのセリフ。たまに暴走するさつきに加え、それを諌めるどころか積極的に推奨するリーズバイフェのフォローもしなければいけない状況にため息をつく。
:『Actress Again』の弓塚さつきルートEDでのセリフ。たまに暴走するさつきに加え、それを諌めるどころか積極的に推奨するリーズバイフェのフォローもしなければいけない状況にため息をつく。
==== 吸血鬼シオン ====
==== 吸血鬼シオン ====
;「救済の手は遠く聖地とて荒波に飲み干される。謳え汝ら蝿音の如く、一切の血を以って万端の滅びを語れ!」
;「救済の手は遠く聖地とて荒波に飲み干される。謳え汝ら蝿音の如く、一切の血を以って万端の滅びを語れ!」
:MBAAにおける吸血鬼シオンのラストアーク時の台詞。タタリの後継らしい微妙に芝居掛った、ご先祖様っぽい言い回しである。
:『Actress Again』における吸血鬼シオンのラストアーク時の台詞。タタリの後継らしい微妙に芝居掛った、ご先祖様っぽい言い回しである。
;「……鉄の肌に重油の体液…… 否定はしないが、私の好みではない。<br /> その優れた機体性能を預けるというのなら、輸血ではない方法で私のモノにしてあげますが」
;「……鉄の肌に重油の体液…… 否定はしないが、私の好みではない。<br /> その優れた機体性能を預けるというのなら、輸血ではない方法で私のモノにしてあげますが」
:MBAAの吸血鬼シオンの対メカヒスイ勝利台詞。非常に珍しい、メカヒスイへの真面目な発言である。
:『Actress Again』の吸血鬼シオンの対メカヒスイ勝利台詞。非常に珍しい、メカヒスイへの真面目な発言である。
==== オシリスの砂 ====
==== オシリスの砂 ====
== メモ ==
== メモ ==
*彼女が3年間半死徒でいられたのは、タタリが消滅と発生を繰り返していたため。<br />消滅している間は死徒としての力を発揮できないために、配下となっていたシオンにも吸血衝動が送り込まれることがなく、故に半分人間という状態が維持できた。
*彼女が3年間半死徒でいられたのは、タタリが消滅と発生を繰り返していたため。<br>消滅している間は死徒としての力を発揮できないために、配下となっていたシオンにも吸血衝動が送り込まれることがなく、故に半分人間という状態が維持できた。
*彼女の使用するエーテライトは元々医療用に開発された擬似神経の一種。
*ストーリー展開で末路が大きく変わる人物。「志貴との共闘後、本国へ帰国し、1年後再来日する(そして『Actress Again』へ)」が基本形と思われるが、それ以外にも秋葉の勧めで遠野邸に逗留したかと思えば、さつきと一緒にホームレス生活を送ったりしている。
*ストーリー展開で末路が大きく変わる人物。「志貴との共闘後、本国へ帰国し、1年後再来日する(そしてMBAAへ)」が基本形と思われるが、それ以外にも秋葉の勧めで遠野邸に逗留したかと思えば、さつきと一緒にホームレス生活を送ったりしている。
*三咲町での経験をきっかけに「演算機ではなく、人として人生を楽しむ」と決意し、情緒面で大きく成長している。ただし日本という場所が悪かったのか、着々とサブカルチャーに傾倒してしまっている。
*デザインは「[[Fate/stay night]]」のヒロイン3名の没デザインの再利用」。主に[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の要素が多いが、「[[遠坂凛|見えないはずがないのにどんなに動いても絶対に中身の見えないスカート(いわゆる絶対領域)]]」「[[間桐桜|シナリオ次第では闇堕ちする]]」など、きちんと他のヒロインの要素も。
*デザインは「[[Fate/stay night|次回作]]のヒロインの余りパーツで構成」<ref group="出">「シオン・エルトナム・アトラシア」『月姫読本PlusPeriod』p.92</ref>。具体的にどういう組み合わせかは不明だが、「[[アルトリア・ペンドラゴン|顔付き]]」、「[[遠坂凛|絶対領域]]」、「[[間桐桜|巨乳]]」、「[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|服のカラーリング]]」などそれらしい要素はある。
*意外にもナイスバディの持ち主。ウエストの細さもさることながら、特筆すべきはバスト。<br>MBキャラではアルクェイドと[[蒼崎青子]](どちらも88)に次ぐ3位で、実はシエルや[[間桐桜]](ともに85)よりも上。
*意外にもナイスバディの持ち主。ウエストの細さもさることながら、特筆すべきはバスト。<br>MBキャラではアルクェイドと[[蒼崎青子]](どちらも88)に次ぐ3位で、実はシエルや[[間桐桜]](ともに85)よりも上。
*「霊子ハッカー」という用語は後に『[[Fate/EXTRA]]』でも使用された。
*「霊子ハッカー」という用語は後に『[[Fate/EXTRA]]』でも使用された。
*『[[Fate/EXTRA]]』では[[ラニ=Ⅷ]]の製造者として、アトラス院最後の錬金術師の[[シアリム・エルトナム・レイアトラシア]]という人物の存在が言及されている。シオンといかなる関係があるのかは不明。なお、シアリムには死に別れた双子の姉がいたという。<br>『Fate/EXTRA material』で公開されたビジュアルではシオンに非常によく似た風貌、ファッションである。
*『[[Fate/Grand Order]]』にて彷徨海の霊子ハッカー「シオン・エルトナム・ソカリス」が登場。これはシオンの旧名。アトラス院から避難していたということだが、メルブラ漫画版で彼女が彷徨海へ行くと言っていた設定を回収したものか。
*『[[Fate/Grand Order]]』にて彷徨海の霊子ハッカー「シオン・エルトナム・ソカリス」が登場。これはシオンの旧名。アトラス院から避難していたということだが、メルブラ漫画版で彼女が彷徨海へ行くと言っていた設定を回収したものか。