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;人物
 
;人物
 
:尊大だが小心者。自己顕示欲が強く横柄な態度も目立つが、根が臆病で辛酸を舐めるような苦い経験も多く体験してきたが為に悲観的で後ろ向き言動も目立つ。典型的な小物だが、自分が人から好かれやすい人物でもなければ役に立つ場面に恵まれた人物でもない事は常々意識している。
 
:尊大だが小心者。自己顕示欲が強く横柄な態度も目立つが、根が臆病で辛酸を舐めるような苦い経験も多く体験してきたが為に悲観的で後ろ向き言動も目立つ。典型的な小物だが、自分が人から好かれやすい人物でもなければ役に立つ場面に恵まれた人物でもない事は常々意識している。
:また、仲間達の大量虐殺やカルデアの崩壊を目の当たりにしてこの上なく取り乱すマシュを遠まわしに気遣う、北欧異聞帯の住人の人生観に嫌悪感や悲哀を露わにする、尋問相手を傷つけるようなやり方を取ろうとしない、など魔術師としてはかなり良心的な性格の持ち主であり、嫌われ者になろうとも決して外道にはなれない人物である。そして一方的に相手を丸め込む嘘を付かないように躾けられきたが為に言動が正直かつストレートであり、良く分からないことを知ったかぶりしたり無意味に虚勢を張って自分を誤魔化す事もしない。
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:また、仲間達の大量虐殺やカルデアの崩壊を目の当たりにしてこの上なく取り乱すマシュを遠まわしに気遣う、北欧異聞帯の住人の人生観に嫌悪感や悲哀を露わにする、尋問相手を傷つけるようなやり方を取ろうとしない、など魔術師としてはかなり良心的な性格の持ち主であり、嫌われ者になろうとも決して外道にはなれない人物である。そして一方的に相手を丸め込む嘘を付かないように躾けられてきたが為に言動が正直かつストレートであり、良く分からないことを知ったかぶりしたり無意味に虚勢を張って自分を誤魔化す事もしない。
:自分が助かるためとはいえ、なるべき安全策を模索するというリーダーにとって大事な要素の一つを持ち、現地調査員のピンチを我が事のように感じるタイプ<ref group = "注">ロシアでしきりに痛そうな顔をしていたのは、主人公の状況に感情移入していたから。</ref>。特に最高責任者としてはこれ以上の犠牲者を出さない事を最優先にしており、それ故に主人公達が無策で無謀な行動に出ようとすると真っ先にストップを掛けてなるべく安全なプランを取らせ、勝ち目のない戦闘やリスクのある行動もごく最低限に抑えた上で物的損害が出ても人命だけは徹底して守ろうとする。しかし、いざという時に覚悟を決めてリスクを受け入れる度量や主人公達の意見を尊重する柔軟性も持ち合わせているため、決して融通の利かない臆病一辺倒の無能な責任者ではない。
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:自分が助かるためとはいえ、なるべく安全策を模索するというリーダーにとって大事な要素の一つを持ち、現地調査員のピンチを我が事のように感じるタイプ<ref group = "注">ロシアでしきりに痛そうな顔をしていたのは、主人公の状況に感情移入していたから。</ref>。特に最高責任者としてはこれ以上の犠牲者を出さない事を最優先にしており、それ故に主人公達が無策で無謀な行動に出ようとすると真っ先にストップを掛けてなるべく安全なプランを取らせ、勝ち目のない戦闘やリスクのある行動もごく最低限に抑えた上で物的損害が出ても人命だけは徹底して守ろうとする。しかし、いざという時に覚悟を決めてリスクを受け入れる度量や主人公達の意見を尊重する柔軟性も持ち合わせているため、決して融通の利かない臆病一辺倒の無能な責任者ではない。
 
:ムジーク家の当主として家名の高貴さを誇示し、トップであることに執着する様子も見せているが、彼自身は「家名に恥じない功績を残す」ことを最優先としているようで、それさえあれば別段順位に拘るつもりは無い模様。
 
:ムジーク家の当主として家名の高貴さを誇示し、トップであることに執着する様子も見せているが、彼自身は「家名に恥じない功績を残す」ことを最優先としているようで、それさえあれば別段順位に拘るつもりは無い模様。
 
:陸路の男を自称しており、海は好かないが、人類の為であれば潜水艦にも乗りはする。老けて見えるが実は28歳(2019年正月イベントでは29歳との表記)。
 
:陸路の男を自称しており、海は好かないが、人類の為であれば潜水艦にも乗りはする。老けて見えるが実は28歳(2019年正月イベントでは29歳との表記)。
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; [[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
; [[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
:『ますます』第36話から登場。
 
:『ますます』第36話から登場。
:[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|男主人公]]と二人きりで人類未踏の旅に行かされたり、フィギュア制作が二次創作のガイドラインに反する事だと警告したものの、版権元(ダ・ヴィンチちゃん)から当日版権の許諾を許可された挙句、石膏を流し込まれたりと散々な目にあっている。
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:[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|男主人公]]と二人きりで人類未踏の旅に行かされたり、フィギュア制作が二次創作のガイドラインに反する事だと警告したものの、版権元(ダ・ヴィンチちゃん)から当日版権の許諾を許可された結果石膏を流し込まれたりと散々な目にあっている。
 
;[[Fate/Apocrypha]]
 
;[[Fate/Apocrypha]]
 
:アニメ版で聖杯大戦終了後に少しだけ登場した。
 
:アニメ版で聖杯大戦終了後に少しだけ登場した。
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;トゥールⅣ
 
;トゥールⅣ
 
:教育係のホムンクルス。一方的に相手を丸め込む嘘は言えないように躾けられた。おそらくは[[トゥール|別世界の教育係]]と同型。
 
:教育係のホムンクルス。一方的に相手を丸め込む嘘は言えないように躾けられた。おそらくは[[トゥール|別世界の教育係]]と同型。
:性格はナイチンゲールのような感じらしい。
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:性格は[[ナイチンゲール]]のような感じらしい。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:『序/2017年 12月31日』での台詞(正確に言えばアナウンス越しであるが)。
 
:『序/2017年 12月31日』での台詞(正確に言えばアナウンス越しであるが)。
 
: 敵に襲撃されて完全に追い込まれた時の悲痛な叫び声。袋小路に陥った人生をカルデアで挽回しようと、誰にも認められず、愛されないまま死ぬのは嫌だと。
 
: 敵に襲撃されて完全に追い込まれた時の悲痛な叫び声。袋小路に陥った人生をカルデアで挽回しようと、誰にも認められず、愛されないまま死ぬのは嫌だと。
: 絶体絶命の状況とそれまでの鼻持ちならない言動から一度は彼を見捨てようとした一行だったが、最後の彼の心の声を聞いた主人公達はそれでもなお彼を助けに行くことを決断した。深い絶望と苦しみの中にいてなお救いを求めるその悲鳴はかつて[[オルガマリー・アニムスフィア|自分達が助けられずに非業の最期を遂げた人物]]が残した断末魔そのものであり、もはや彼らにとっては裏切れない言葉だったのである。
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: 絶体絶命の状況とそれまでの鼻持ちならない言動から一度は彼を見捨てようとした一行だったが、最後の彼の心の声を聞いた主人公達はそれでもなお彼を助けに行くことを決断した。深い絶望と苦しみの中にいてなお救いを求めるその悲鳴はかつて[[オルガマリー・アニムスフィア|自分達が助けられずに非業の最期を遂げた人物]]が残した断末魔そのものであり、もはや彼らにとっては二度と逃せぬ言葉だったのである。
    
;「ふん。半端で生きていくコツはな、<br> 何もかもを放り投げて<ruby><rb>妥協と堕落で生きていくことだ</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。」 <br>「より良い明日などなく、その代りに<br> より悪い昨日は無かったのだと慰めて生きることだ。」<br>「それもできずに、両方をフラフラしていけば、<br> 待っているのは破滅だけだ。」
 
;「ふん。半端で生きていくコツはな、<br> 何もかもを放り投げて<ruby><rb>妥協と堕落で生きていくことだ</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。」 <br>「より良い明日などなく、その代りに<br> より悪い昨日は無かったのだと慰めて生きることだ。」<br>「それもできずに、両方をフラフラしていけば、<br> 待っているのは破滅だけだ。」
 
:『永久凍土帝国 アナスタシア』において。ヤガの生き方の「半端」さに複雑な心境を抱くホームズに対し。
 
:『永久凍土帝国 アナスタシア』において。ヤガの生き方の「半端」さに複雑な心境を抱くホームズに対し。
: 向上心があるからこそ苦しむ。努力し続けるからこそ傷つく。ならば期待しすぎなければいい。程々に喜び、程々に悲しむ程度でいい。どん底にいたからこそ分かる、身と心の守り方。
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: 向上心があるからこそ苦しむ。努力し続けるからこそ傷つく。ならば期待しすぎなければいい。激しい「喜び」はいらない、そのかわり深い「絶望」もない。どん底にいたからこそ分かる、身と心の守り方。
    
;「雪山ではよくひとりぼっちになって遭難した私だ、悪い肉を良い肉にする魔術式を独自に考案しておる!」<br>「腐った肉すら霜降りに変えてみせるわ!それ故の不死鳥のムジークよ!」
 
;「雪山ではよくひとりぼっちになって遭難した私だ、悪い肉を良い肉にする魔術式を独自に考案しておる!」<br>「腐った肉すら霜降りに変えてみせるわ!それ故の不死鳥のムジークよ!」
:『永久凍土帝国 アナスタシア』において。猛毒の生物の肉すら食料とする、この苦境でこそ垂涎ものの[[錬金術]]について。
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:『永久凍土帝国 アナスタシア』において。'''猛毒の生物の肉すら食料とする'''、この苦境でこそ垂涎ものの[[錬金術]]について。
 
: [[ムジーク家]]は[[アインツベルン]]に匹敵する[[錬金術]]の名家でもあるので、おそらくは上質な食肉を文字通り『錬成』しているのかもしれない。
 
: [[ムジーク家]]は[[アインツベルン]]に匹敵する[[錬金術]]の名家でもあるので、おそらくは上質な食肉を文字通り『錬成』しているのかもしれない。
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*名前や容姿から[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア]]との関係性が伺える。『Apocrypha』と『Grand Order』の時系列を考えると、『Apocrypha』でわずかに言及されたゴルドの息子という可能性もある。
 
*名前や容姿から[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア]]との関係性が伺える。『Apocrypha』と『Grand Order』の時系列を考えると、『Apocrypha』でわずかに言及されたゴルドの息子という可能性もある。
 
**後にゴルドルフの口から父親が「不屈のゴルド」と呼ばれていたことが言及され親子だということが判明した。
 
**後にゴルドルフの口から父親が「不屈のゴルド」と呼ばれていたことが言及され親子だということが判明した。
**なお、『Grand Order』世界では聖杯大戦は起こっていないため、「性根を叩き直される」ことなく成長した姿なのではないかと考えられていたが、蓋を開けてみたら思ったより苦労人であった上に教育役のホムンクルスにたっぷり躾けられたという経験も明らかに。「起こってないけど最終的に似たようなことになった」ような扱いになっているのだろうか。
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**なお、『Grand Order』世界では聖杯大戦は起こっていないため、「性根を叩き直される」ことなく成長した姿なのではないかと考えられていたが、蓋を開けてみたら思ったより苦労人であった上に教育役のホムンクルスにたっぷり躾けられたという経験も明らかに。カウレスと同様、「起こってないけど最終的に似たようなことになった」ような扱いになっているのだろうか。
 
*第2部プロローグで、時計塔から送り込まれた管理者として悪役然と登場した上、[[オルガマリー・アニムスフィア |オルガマリー]]や[[ロマニ・アーキマン|Dr.ロマン]]の代役ということで、プレイヤーからは厳しい視線が向けられた。
 
*第2部プロローグで、時計塔から送り込まれた管理者として悪役然と登場した上、[[オルガマリー・アニムスフィア |オルガマリー]]や[[ロマニ・アーキマン|Dr.ロマン]]の代役ということで、プレイヤーからは厳しい視線が向けられた。
 
**……かに思われたが、あまりにポンコツかつどこか人の良さが透けて見える言動により、あれよあれよと愛されキャラの立場を確立。また新たな指揮官として大方のプレイヤーに受け入れられたようである。
 
**……かに思われたが、あまりにポンコツかつどこか人の良さが透けて見える言動により、あれよあれよと愛されキャラの立場を確立。また新たな指揮官として大方のプレイヤーに受け入れられたようである。
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