1行目: |
1行目: |
− |
| |
| {{作品概要 | | {{作品概要 |
| | タイトル = 月姫 | | | タイトル = 月姫 |
| | 発売日 = 2000年8月(半月板)<br>2000年12月(完全版) | | | 発売日 = 2000年8月(半月板)<br>2000年12月(完全版) |
| | 機種 = Windows 95/98 | | | 機種 = Windows 95/98 |
− | | 開発 = TYPE-MOON | + | | 開発元 = TYPE-MOON |
− | | 発売 = TYPE-MOON | + | | 発売元 = TYPE-MOON |
| | 定価 = | | | 定価 = |
| | 前 = | | | 前 = |
14行目: |
13行目: |
| PC用伝奇活劇ヴィジュアルノベル。同人サークル[[TYPE-MOON]]時代の作品。 | | PC用伝奇活劇ヴィジュアルノベル。同人サークル[[TYPE-MOON]]時代の作品。 |
| | | |
− | 同人作品でありながら、『[[真月譚 月姫]]』としてTVアニメ化、コミック化が行われた。
| + | 同人作品でありながら『[[真月譚 月姫]]』としてTVアニメ化、コミック化が行われた。 |
| | | |
− | 商業版の月姫(月姫2ではない。いわゆるリメイク)の制作が公式に発表されているが、発売時期などの詳細は未定。
| + | 商業作品としてリメイク版『月姫』(通称『月姫R』)の制作が公式に発表されているが、発売時期などの詳細は未定<ref group="出">コンプエース6月号増刊『TYPE-MOONエース』(Vol.1) p.14, 2008</ref>。 |
| | | |
| == あらすじ == | | == あらすじ == |
71行目: |
70行目: |
| :[[歌月十夜]]にて、文化祭の出し物の中に混ざっている謎の予告編。これを見ている志貴が真面目に解説してくれないので、内容はけっこう断片的。それでも、復讐騎や殺人貴と思しき人物、鳥の死徒、しゃべる南京錠、カソックを着た男女、六人の死徒と「六王権」など、いろいろと想像力をくすぐるキーワードに満ちている。「制作予定、まったくなし!」とも。 | | :[[歌月十夜]]にて、文化祭の出し物の中に混ざっている謎の予告編。これを見ている志貴が真面目に解説してくれないので、内容はけっこう断片的。それでも、復讐騎や殺人貴と思しき人物、鳥の死徒、しゃべる南京錠、カソックを着た男女、六人の死徒と「六王権」など、いろいろと想像力をくすぐるキーワードに満ちている。「制作予定、まったくなし!」とも。 |
| | | |
− | ;Talk. | + | ;[[Talk]] |
− | :『宵明星』に収録されているショートストーリー。[[アインナッシュ|腑海林アインナッシュ]]を巡って[[シエル]]と[[メレム・ソロモン]]の代行者コンビが活躍するという内容。月姫の一年後を舞台にしており、月姫2(仮)に繋がる要素が散見されるが、あくまでそれは未定。ただしこのショートストーリー自体は公式という扱いになっている。 | + | :『宵明星』に寄稿されたショートストーリー。月姫の一年後を舞台に[[アインナッシュ|腑海林アインナッシュ]]を巡って[[シエル]]と[[メレム・ソロモン]]の代行者コンビが活躍するという内容。 |
| | | |
− | ;the dark six(仮名)/Prelude I・II・III | + | ;Prelude I・II・III |
− | :『[[Character material]]』に収録されている、三つからなるショートストーリー群。その名の通り、月姫2(仮)の序章に位置する内容。ただしあくまでこれは『Character material』という掲載誌の性格上、現時点では奈須きのこの脳内劇場段階であって、公式の月姫2の制作を保障するものではなく、(設定はともかく)ストーリーも公式のものになるかどうか不透明となっている。 | + | :『[[Character material]]』に収録されている、三つからなるショートストーリー群。奈須きのこの脳内ゲーム・月姫2/the dark six(仮名)の序章に位置すると思しき内容。 |
| | | |
| ;[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]] | | ;[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]] |
85行目: |
84行目: |
| *アニメ化・コミカライズの際に「真月譚」と付けられたのは、同人時代には必要性の薄かった商標の問題によるとされている。すでに別の商品が「月姫」で商標登録されていたため、メディアミックス作品で改題されるに至った。 | | *アニメ化・コミカライズの際に「真月譚」と付けられたのは、同人時代には必要性の薄かった商標の問題によるとされている。すでに別の商品が「月姫」で商標登録されていたため、メディアミックス作品で改題されるに至った。 |
| *資料集『[[月姫読本]]』とアレンジサウンドトラック『EVER AFTER MUSIC FROM “TSUKIHIME”』は、TYPE-MOONの企業化の後にそれぞれ『月姫読本 Plus Period』と『EVER AFTER ~MUSIC FROM “TSUKIHIME” REPRODUCTION~』としてリニューアルされ、商業ベースで再販されている。 | | *資料集『[[月姫読本]]』とアレンジサウンドトラック『EVER AFTER MUSIC FROM “TSUKIHIME”』は、TYPE-MOONの企業化の後にそれぞれ『月姫読本 Plus Period』と『EVER AFTER ~MUSIC FROM “TSUKIHIME” REPRODUCTION~』としてリニューアルされ、商業ベースで再販されている。 |
| + | *リメイク版となる『月姫R』は公式発表から10年経過しているが音沙汰がなく、[[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]や[[コハエース]]でも度々ネタにされている。奈須氏は2017年のインタビューで引き続き制作に前向きな姿勢を見せている<ref group = "出">[https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20170302098/index_2.html 「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは] - 4Gamer.net</ref> |
| + | *一方続編にあたる『月姫2』は公式発表されていないにも関わらず、その断片が方々で語られている。 |
| + | |
| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
| + | ;月姫フォント |
| + | :タイトルロゴの「月姫」の文字に使われているのは「金文体」(DF金文体)という商業フォント<ref group="出">[http://www.typemoon.org/faq/pages/1.html TYPE-MOON FAQ(月姫)]</ref><ref group="出" name="ろごたいぷっ!">ろごたいぷっ! マンガ・アニメ・ラノベのロゴを徹底研究する本, 山王丸榊, 2015</ref>。月姫の影響から二次創作をはじめとして金文体フォントが多く使われたことから、別名「月姫フォント」と呼ばれるようになる。なお「真月譚」の文字には「隷書体」(DF隷書体)が使われている<ref group="出" name="ろごたいぷっ!" />。 |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |