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| : つまり、彼が本来即死するダメージを与えてやっと効果がでる上に、それだけの威力をステータスが2ランク下がった状態で弾き出さねばならない、という出鱈目な防御性能を誇る。[[殺生院キアラ]]の『この世、全ての欲』のような攻撃も、精神干渉を完全無効化する性質上通用しない。そして、長期戦にもつれ込むと宝具『一に還る転生』によって勝敗が決する。 | | : つまり、彼が本来即死するダメージを与えてやっと効果がでる上に、それだけの威力をステータスが2ランク下がった状態で弾き出さねばならない、という出鱈目な防御性能を誇る。[[殺生院キアラ]]の『この世、全ての欲』のような攻撃も、精神干渉を完全無効化する性質上通用しない。そして、長期戦にもつれ込むと宝具『一に還る転生』によって勝敗が決する。 |
| :菩提樹の悟りの影響か、ネロの原初の火による剣の一撃を素手で受け止める、「LastEncore」においてはそもそもガードすらせず剣による攻撃を防壁で止める等の描写がされている。 | | :菩提樹の悟りの影響か、ネロの原初の火による剣の一撃を素手で受け止める、「LastEncore」においてはそもそもガードすらせず剣による攻撃を防壁で止める等の描写がされている。 |
− | :手加減しててもあまりの強さを誇るせいか、システム上サーヴァント同士の戦いで直接倒す必要の無いドラマCD版やコミックス版等のメディアミックスではマスターであるトワイスを直接攻撃してようやく勝利した程。アニメの『Fate/EXTRA Last Encore』に至っては原作主人公陣営を倒した後はそのまま敗北する事無く別次元へ去っていくレベルであった。ちなみに方法としては以前から語られていたが、強すぎる英霊でさえも直接マスターを倒して勝利するという方法が実際なされたのは彼が初である。 | + | :手加減していてもあまりの強さを誇るせいか、システム上サーヴァント同士の戦いで直接倒す必要の無いドラマCD版やコミックス版等のメディアミックスではマスターであるトワイスを直接攻撃してようやく勝利した程。アニメの『Fate/EXTRA Last Encore』に至っては原作主人公陣営を倒した後はそのまま敗北する事無く別次元へ去っていくレベルであった。ちなみに方法としては以前から語られていたが、強すぎる英霊でさえも直接マスターを倒して勝利するという方法が実際なされたのは彼が初である。 |
− | | |
− | === スキル ===
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− | 『[[Fate/EXTRA]]』で使用するスキル。
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− | | |
− | ; 空虚
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− | : 敵に魔力ダメージを与える。
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− | ; 中道
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− | : 3ターンの間、ATTACKにHP吸収効果を付与する。
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− | ; 三味
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− | : 3ターンの間、GUARDにMP吸収効果を付与する。
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− | ; 苦諦
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− | : 3ターンの間、BREAKにスタン効果を付与する。
| |
− | ; 集諦
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− | : 通常攻撃、スキルを問わず、敵の攻撃に対し、カウンターで筋力ダメージを与える。
| |
− | : 攻撃に対するカウンターなので、GUARDや補助スキルに対しては発動しない。
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| | | |
| == ステータス == | | == ステータス == |
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| :耐久面でもずば抜けており、上記の『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』が直撃してダメージを受けてもなお健在で砲撃が可能。ネロの追撃による全力攻撃によってようやく破壊されるほど頑丈である<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第13話"/>。 | | :耐久面でもずば抜けており、上記の『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』が直撃してダメージを受けてもなお健在で砲撃が可能。ネロの追撃による全力攻撃によってようやく破壊されるほど頑丈である<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第13話"/>。 |
| :「Fate/EXTRA Material」では箇所によって「天輪聖王」と「転輪聖王」の表記ブレがあったが、『Fate/EXTRA Last Encore』では「天輪聖王」となっている<ref group = "注">チャクラ・ヴァルティンの宝具名は天輪聖王だが、その元になった覚者は転輪聖王という別の可能性も持っており、この転輪聖王は七つの宝具を持つとされる。それにちなんだ七つの「慈悲の一撃」である。</ref><ref group = "出">「今は旧き辺獄の底 アバン/SE.RA.PH最上層・アンジェリカケージ」『Fate/EXTRA Last Encore 原案シナリオ集「Last Encore Your Score」』p.11</ref>。 | | :「Fate/EXTRA Material」では箇所によって「天輪聖王」と「転輪聖王」の表記ブレがあったが、『Fate/EXTRA Last Encore』では「天輪聖王」となっている<ref group = "注">チャクラ・ヴァルティンの宝具名は天輪聖王だが、その元になった覚者は転輪聖王という別の可能性も持っており、この転輪聖王は七つの宝具を持つとされる。それにちなんだ七つの「慈悲の一撃」である。</ref><ref group = "出">「今は旧き辺獄の底 アバン/SE.RA.PH最上層・アンジェリカケージ」『Fate/EXTRA Last Encore 原案シナリオ集「Last Encore Your Score」』p.11</ref>。 |
| + | |
| + | == 使用スキル・必殺技 == |
| + | ;[[Fate/EXTRA]] |
| + | :; 空虚 |
| + | :: 手から閃光を放ち、敵に魔力ダメージを与える。 |
| + | :; 中道 |
| + | :: 3ターンの間、ATTACKにHP吸収効果を付与する。 |
| + | :; 三味 |
| + | :: 3ターンの間、GUARDにMP吸収効果を付与する。 |
| + | :; 苦諦 |
| + | :: 3ターンの間、BREAKにスタン効果を付与する。 |
| + | :; 集諦 |
| + | :: 通常攻撃、スキルを問わず、敵の攻撃に対し、カウンターで筋力ダメージを与える。 |
| + | :: 攻撃に対するカウンターなので、GUARDや補助スキルに対しては発動しない。 |
| | | |
| == 真名:覚者 == | | == 真名:覚者 == |
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| | | |
| === 生前 === | | === 生前 === |
− | ;[[ビーストⅢ/L|魔王マーラ]] | + | ;[[ビーストⅢ/L|マーラ]] |
− | :彼が菩提樹の元で悟りに至る瞑想の時に妨害しに襲ってきた因縁深い宿敵。
| + | :彼が菩提樹の元で悟りに至る瞑想の時に妨害しに襲ってきた因縁深い宿敵。 |
− | :マーラの誘惑をものともせず退ける事で彼は遂に悟りを開いたとされる。この時のエピソードを「降魔成道」という。
| + | :マーラの誘惑をものともせず退ける事で彼は遂に悟りを開いたとされる。この時のエピソードを「降魔成道」という。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| * 作中では真名が明言されておらず『Fate/EXTRA material』でようやく「覚者(ブッダ)」と確定した。 | | * 作中では真名が明言されておらず『Fate/EXTRA material』でようやく「覚者(ブッダ)」と確定した。 |
| ** リアルに誤解が多いがブッダ(仏陀)は個人名ではなく「悟りを開いた者の称号」といったもの。つまり冬木の聖杯戦争における[[ハサン・サッバーハ]]のように「覚者の称号を持つ何者か」であって、個人名までは特定していない。 | | ** リアルに誤解が多いがブッダ(仏陀)は個人名ではなく「悟りを開いた者の称号」といったもの。つまり冬木の聖杯戦争における[[ハサン・サッバーハ]]のように「覚者の称号を持つ何者か」であって、個人名までは特定していない。 |
− | ** ただし容姿やトワイスなどからされる紹介、使用スキルなどから、ほぼ間違いなく「釈迦(ゴータマ・シッダールタ)」であると推察できる<ref group = "注">事実、ビジュアルファンブックにおいてキャラクター原案の武内氏が「[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%83%E3%83%80_(%E6%BC%AB%E7%94%BB) 『手塚治虫のブッダ』]を買ってきて一気読みした」と<!--ビジュアルファンブックでは伏字を使用しているが-->ほぼ確定的なコメントをしている。</ref>。 | + | ***宝具における'''アミターバ'''とは'''阿弥陀仏'''のサンスクリット名であることからも、覚者イコール釈迦そのものとは考えにくい<ref group = "注">余談だが阿弥陀仏が修行開始時に持っていた名は<ruby><rb>法蔵</rb><rp>(</rp><rt>ほうぞう</rt><rp>)</rp></ruby>(ダルマーカラ)である。</ref>。 |
| + | *** ただし容姿やトワイスなどからされる紹介、使用スキルなどから、'''基本となるモチーフ'''はほぼ間違いなく「釈迦(ゴータマ・シッダールタ)」であると推察できる<ref group = "注">事実、ビジュアルファンブックにおいてキャラクター原案の武内氏が「[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%83%E3%83%80_(%E6%BC%AB%E7%94%BB) 『手塚治虫のブッダ』]を買ってきて一気読みした」と<!--ビジュアルファンブックでは伏字を使用しているが-->ほぼ確定的なコメントをしている。</ref>。 |
| + | ****ちなみにインド神話で釈迦は、[[ラーマ]]やクリシュナと同じくヴィシュヌのアヴァターラとされている。 |
| * このサーヴァントを獲得するマスターは、善悪はどうあれ『人類を救う』理念に開眼している。 | | * このサーヴァントを獲得するマスターは、善悪はどうあれ『人類を救う』理念に開眼している。 |
| * 「対英雄」や「菩提樹の悟り:EX」は極めて強力なスキルだが、主人公のサーヴァントは反英雄や神性を持つサーヴァントが多く、運よくこのスキルを軽減出来る条件が揃っている。 | | * 「対英雄」や「菩提樹の悟り:EX」は極めて強力なスキルだが、主人公のサーヴァントは反英雄や神性を持つサーヴァントが多く、運よくこのスキルを軽減出来る条件が揃っている。 |
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| * トワイスが消滅しても特にダメージを受けた様子すら無く任意で帰っているが、これは[[玉藻の前]]がムーンセルの強制消去に耐えていたように「大元の存在が規格外であるが故に耐性があること」が理由の模様。 | | * トワイスが消滅しても特にダメージを受けた様子すら無く任意で帰っているが、これは[[玉藻の前]]がムーンセルの強制消去に耐えていたように「大元の存在が規格外であるが故に耐性があること」が理由の模様。 |
| * 全く正反対の人物に見えるが「マスターの行き着く果てに慈悲を示し、間違っていると知りながら仕えていた」というサーヴァントとしての在り方は[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]と同じ。 | | * 全く正反対の人物に見えるが「マスターの行き着く果てに慈悲を示し、間違っていると知りながら仕えていた」というサーヴァントとしての在り方は[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]と同じ。 |
− | * 前述した通り「この世でただひとり、生の苦しみより解脱した解答者」「地上でただ一人、生命の真意に辿り着いたもの」だとトワイスが説明している。<br />ただしTYPE-MOONの世界ではどうなのか不明だが、一般常識として釈迦は自分が最初の仏陀であることも最後の仏陀であることも明白に否定している上、5000人以上の弟子に「私と同じ悟りに達した(=仏陀になった)」と言っているので、その点から言って上記のトワイスの理解は明白におかしい。『手塚治虫のブッダ』ではそんな扱いだが……。 | + | * 前述した通り「この世でただひとり、生の苦しみより解脱した解答者」「地上でただ一人、生命の真意に辿り着いたもの」だとトワイスが説明している。<br />ただしTYPE-MOONの世界ではどうなのか不明だが、一般常識として釈迦は自分が最初の仏陀であることも最後の仏陀であることも明白に否定している上、5000人以上の弟子に「私と同じ悟りに達した<ref group = "注">ただし、全知者たる仏陀になったという意味ではなく、すべての煩悩を滅ぼした阿羅漢になったという意味と取るのがどの宗派でも常識。</ref>」と言っているので、その点から言って上記のトワイスの理解は明白におかしい。『手塚治虫のブッダ』ではそんな扱いだが……。 |
− | ** 大乗系の理解としては、釈迦を久遠の過去に悟りを開き、一切の仏を自身の化身とする根源的な仏とする見解もあるため、「釈迦如来唯一人を仏陀として認定する」というトワイスの意見は別に間違いではない。<br />ただし「釈迦が認めた弟子達が本当に釈迦レベルなのか?」という問いは真剣に信仰してる人には非常にセンシティブな議題なので注意が必要。 | + | ** ある種の流派の大乗仏教<ref group = "注">日蓮を崇拝する宗派や、その母胎となった天台宗など「法華経」を重んじる宗派。</ref>には、釈迦を久遠の過去に悟りを開き、一切の仏を自身の化身とする根源的な仏とする見解もあるため、「釈迦如来唯一人を仏陀として認定する」というトワイスの意見は別に間違いではない。 |
− | * 宗派によって解釈が多少異なるが、生前の釈迦は大日如来の応身(教えを広める為に現世に現れる化身)として扱われ、入滅後には大日如来と同一の存在(報身)として扱われることが多い。大日如来は万物や虚空・虚無、一切万象と同一の如来。 | + | ** 釈迦が認めた弟子達はいずれの宗派においても、「煩悩の滅尽」という点では釈迦と等しいものの、その「一切を知る智慧」においては師である釈迦には遥かに及ばないとされる。 |
− | ** ちなみに[[玉藻の前]]の大本の大本である天照大神も型月においては大日如来とされている。つまり彼女とセイヴァーも非常に遠いが元は同一の関係性でもある。両者共トワイスに仕えていた辺り彼は不思議な縁がある様だ。 | + | ** ある種の密教宗派の世界観では<ref group = "注">弘法大師・空海の系統につらなる密教グループ。</ref>、生前の釈迦は大日如来の応身(教えを広める為に現世に現れる化身)として扱われ、入滅後には大日如来と同一の存在(報身)として扱われる。大日如来とは、一切万象と同一である汎神論的な如来。 |
| + | *** ちなみに[[玉藻の前]]の大本の大本である天照大神も型月においては大日如来とされている。つまり彼女とセイヴァーも非常に遠いが元は同一の関係性でもある。両者共トワイスに仕えていた辺り彼は不思議な縁がある様だ。 |
| * 嫌いなものに「毒茸」とあるが、これは釈迦がスーカラマッタヴァという茸の入った料理(ただしどのような料理だったかは諸説ある)を食べた際、その毒に当たってしまったことが原因と思われる。 | | * 嫌いなものに「毒茸」とあるが、これは釈迦がスーカラマッタヴァという茸の入った料理(ただしどのような料理だったかは諸説ある)を食べた際、その毒に当たってしまったことが原因と思われる。 |
| * 『EXTRA』のサーヴァントでは唯一、CVが設定されていなかったが、サウンドドラマ版では原作者の方々の要望などを元に田中秀幸氏が担当することになった。 | | * 『EXTRA』のサーヴァントでは唯一、CVが設定されていなかったが、サウンドドラマ版では原作者の方々の要望などを元に田中秀幸氏が担当することになった。 |
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| * 同じく「菩薩」として悟り仏に至った[[玄奘三蔵]]曰く「仏は人類の存亡について、それすらも大きなうねりの一つとして認識しており決して関与しない」という事が語られた。 | | * 同じく「菩薩」として悟り仏に至った[[玄奘三蔵]]曰く「仏は人類の存亡について、それすらも大きなうねりの一つとして認識しており決して関与しない」という事が語られた。 |
| ** その為、人類史を修復する為に英霊達が多く集うカルデアでも召喚は非常に厳しいと思われる。以前から『Fate/Grand Order』への登場が疑問視されていた中でのこの情報だが、同時にシナリオ中に名と存在が示唆される・宝具の演出とは言え姿を見せる等の描写もあり、トワイスの前例があるように個人を救済するために動く可能性もまだ残っているため、彼が登場するかは仏のみぞ知る。 | | ** その為、人類史を修復する為に英霊達が多く集うカルデアでも召喚は非常に厳しいと思われる。以前から『Fate/Grand Order』への登場が疑問視されていた中でのこの情報だが、同時にシナリオ中に名と存在が示唆される・宝具の演出とは言え姿を見せる等の描写もあり、トワイスの前例があるように個人を救済するために動く可能性もまだ残っているため、彼が登場するかは仏のみぞ知る。 |
− | *その正体から他作品で'''もっとも登場させにくいサーヴァント'''の一人とも称される。サーヴァントでありながら他作品では表現や活躍がさせにくく、出しにくいとされるサーヴァントは[[ペイルライダー]]や[[マックスウェル]]等が居るが、このキャラの場合は宗教的側面で出しにくいとされる別の方向性で出すのが困難なタイプである。その為他作品で登場出来たのも何でもありな「ちびちゅき」や「コハエース」、FGOで[[玄奘三蔵]]の宝具で少しばかり登場しただけである。 | + | *その正体から他作品で'''もっとも登場させにくいサーヴァント'''の一人とも称される。サーヴァントでありながら他作品では表現や活躍がさせにくく、出しにくいとされるサーヴァントは[[ペイルライダー]]や[[マックスウェル]]等が居るが、このキャラの場合は宗教的側面という別の方向性で出すのが困難なタイプである。その為他作品で登場出来たのも何でもありな「ちびちゅき」や「コハエース」、FGOで[[玄奘三蔵]]の宝具で少しばかり登場しただけである。 |
| **その為原作でラスボスを張ってたとはいえ、登場出来ないかもしれないとファンからですら半信半疑であったアニメでの登場に多くの人が驚いた。しかし本編に出すのが精いっぱいなせいか、アニメの広告、PV、グッズなどの関連商品などでも第一話から登場しているにも関わらず、一切姿を出さない徹底ぶりであった。 | | **その為原作でラスボスを張ってたとはいえ、登場出来ないかもしれないとファンからですら半信半疑であったアニメでの登場に多くの人が驚いた。しかし本編に出すのが精いっぱいなせいか、アニメの広告、PV、グッズなどの関連商品などでも第一話から登場しているにも関わらず、一切姿を出さない徹底ぶりであった。 |
| **なお出しにくいのは確かではあるが、ペイルライダーやマックスウェルなどと比べればまだ容易な方である(なんだかんだで覚者がゲームやアニメに登場しているのも恐らくそのため)。まあそもそもこの二名はアニメ化すらまだなので片方は作品の完結すらしてないので単純に出る機会が無いと思われるが。 | | **なお出しにくいのは確かではあるが、ペイルライダーやマックスウェルなどと比べればまだ容易な方である(なんだかんだで覚者がゲームやアニメに登場しているのも恐らくそのため)。まあそもそもこの二名はアニメ化すらまだなので片方は作品の完結すらしてないので単純に出る機会が無いと思われるが。 |
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| ***格闘能力については、冗談半分だが「なんとかできるのはプラトン([[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]版)ぐらい」とのこと。……なお、このプラトンの格闘技は、'''「人類で最も人間心理に通じているため、いかなる攻撃も避けてしまい、ただ歩いて殴るだけで相手は防御もできずやられる」'''というレベルの代物。つくづく、手加減をしてくれたことが有り難い。 | | ***格闘能力については、冗談半分だが「なんとかできるのはプラトン([[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]版)ぐらい」とのこと。……なお、このプラトンの格闘技は、'''「人類で最も人間心理に通じているため、いかなる攻撃も避けてしまい、ただ歩いて殴るだけで相手は防御もできずやられる」'''というレベルの代物。つくづく、手加減をしてくれたことが有り難い。 |
| ***少々商業的で身も蓋もない言い方をすると、『EXTRA』は続編の『CCC』と違い予算は少な目で制作された為、3Dモーションがガードやアタック、スキルや敗北時の前倒れにおいてまで腕と上半身位しか動かず座禅戦闘オンリーだったのは予算の都合だった可能性もある。 | | ***少々商業的で身も蓋もない言い方をすると、『EXTRA』は続編の『CCC』と違い予算は少な目で制作された為、3Dモーションがガードやアタック、スキルや敗北時の前倒れにおいてまで腕と上半身位しか動かず座禅戦闘オンリーだったのは予算の都合だった可能性もある。 |
− | ***その戦闘スタイルは誰が呼んだか'''舐めプならぬ慈悲プ'''と称される。実際手加減してても勝てると思いながら戦う状態なのが舐めプなのに対し、そもそも勝つこと自体を目的としてない覚者に対しては舐めプと言う表現は当てはまらないだろう。 | + | ***その戦闘スタイルは誰が呼んだか'''舐めプならぬ慈悲プ'''と称される。実際手加減していても勝てると思いながら戦う状態なのが舐めプなのに対し、そもそも勝つこと自体を目的としてない覚者に対しては舐めプと言う表現は当てはまらないだろう。 |
| *EXクラスの「カラリパヤット」に加え、筋力や耐久などのステータスも高水準ということで意外と武闘派なセイヴァーだが、生前の釈迦も王族時代に学んだ数々の武芸において才能豊かな人物であったと言われている。<br />弓術の腕前は他に並ぶものがいなかったと言われるほどに優れていたと伝えられており、馬術においては聡明駿馬なカンタカが釈迦の愛馬で、彼の出家を助けた話が特に有名である。さらには右手で象を持ち上げる釈迦の姿を描いた彫刻画が残っていることから、肉体的に相当恵まれていたことが伺える。<br />尤も、彼は生前釈迦族の王子であり、カースト制度におけるクシャトリア(武門、王族)階級の出身である為、武技に優れているのも当然といえる。 | | *EXクラスの「カラリパヤット」に加え、筋力や耐久などのステータスも高水準ということで意外と武闘派なセイヴァーだが、生前の釈迦も王族時代に学んだ数々の武芸において才能豊かな人物であったと言われている。<br />弓術の腕前は他に並ぶものがいなかったと言われるほどに優れていたと伝えられており、馬術においては聡明駿馬なカンタカが釈迦の愛馬で、彼の出家を助けた話が特に有名である。さらには右手で象を持ち上げる釈迦の姿を描いた彫刻画が残っていることから、肉体的に相当恵まれていたことが伺える。<br />尤も、彼は生前釈迦族の王子であり、カースト制度におけるクシャトリア(武門、王族)階級の出身である為、武技に優れているのも当然といえる。 |
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