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| === 関連 === | | === 関連 === |
− | ; 終末もたらす者 | + | ; 終末をもたらす者 |
| : インド神話における「全てを終わらせ再び始める、限りなく神に近い英雄」から滅びの権能を譲り受けたのが異聞帯のアルジュナだが、この英雄は「カルキ」ではないかと推測できる。 | | : インド神話における「全てを終わらせ再び始める、限りなく神に近い英雄」から滅びの権能を譲り受けたのが異聞帯のアルジュナだが、この英雄は「カルキ」ではないかと推測できる。 |
| : カルキはインド三大神の一柱・ヴィシュヌ神の第十化身であり、遠い将来に訪れるカリ・ユガの最後において、全ての悪を滅するために姿を現すとされている神性である。 | | : カルキはインド三大神の一柱・ヴィシュヌ神の第十化身であり、遠い将来に訪れるカリ・ユガの最後において、全ての悪を滅するために姿を現すとされている神性である。 |
| : またアルジュナの親友「クリシュナ」もカルキと同じくヴィシュヌ神の化身であり、何らかの関係性を推測することも出来るが、現状は詳細不明。 | | : またアルジュナの親友「クリシュナ」もカルキと同じくヴィシュヌ神の化身であり、何らかの関係性を推測することも出来るが、現状は詳細不明。 |
− | : いずれにせよアルジュナはこの「終末もたらす者」から「対邪悪」スキルと神性、『帰滅を裁定せし廻剣』を譲り受け、その代償として人間性をほぼ失った「破壊の徒」と化した。 | + | : いずれにせよアルジュナはこの「終末をもたらす者」から「対邪悪」スキルと神性、『帰滅を裁定せし廻剣』を譲り受け、その代償として人間性をほぼ失った「破壊の徒」と化した。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
− | ====本編==== | + | ====戦闘==== |
− | ; 「力を見せてみろ!カルナ……ッ!!」<br/> 「カルナァァーーーーーーッッ!!!!」 | + | ; 「ガーンディーヴァ、標的確認……発射」 |
− | : 最終決戦時、アタックボイス(敵専用)。痛ましいまでの必死さと執心が滲む絶叫。そこにいたのは無感動な神ではなく、内なる感情を曝け出したただ一人の人間だった。 | + | : エクストラアタック(第三再臨前)。背後で浮いている廻剣だが、なんと弓にも変形する。そこから放たれる矢は強力無比。 |
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− | ; 「粛清と壊劫を繰り返したは何の為か……!この世全ての悪を、踏破するためだ! 完全なる世界を、此処に──『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』!!!」 | + | ; 「星の灯火は消え、諸人は運命を裁かれる。我は神の力を継ぎ、その役割を果たす。世界は廻り、悪は滅する!『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───還るべき場所に、還るがいい……」<br/> 「滅亡と創生は是、表裏一体。万物は流転し、死は生へと裏返る。されど人の世に邪悪なるもの、不要なり。『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───人よ、生きるべし……」 |
− | : 同上。宝具解放(敵専用)。決死の覚悟が垣間見える詠唱。神と成り果て、人間性を失くしてでも彼が必死に目指そうとした理想。 | + | : 宝具解放(第三再臨後)。マスターに敵対する「邪悪なもの」に対して一切の容赦はない。必滅の剣は廻り、人が生きる世界を救うための破壊が此処に振るわれる。 |
− | : そしてよみがえった「今度こそ勝ちたい」という想い。それら全てを乗せた魂の叫びと共に、剣は廻る──
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| ====マイルーム==== | | ====マイルーム==== |
| ; 「肉体性能の退行を確認……しかし、これは……?」 | | ; 「肉体性能の退行を確認……しかし、これは……?」 |
− | : 霊基再臨1回目。白い髪が急に黒く染まる。肉体性能が退行していることを機械的に報告するが、同時に何か思い当たる節があったらしく、僅かに感情を滲ませる。 | + | : 霊基再臨1回目の台詞。白い髪が急に黒く染まり肉体性能が退行している事を機械的に報告するが、同時に何か思い当たる節があったらしく、僅かに感情を滲ませる。 |
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− | ; 「おや、これは……マスター、どうやら私の精神は人に近づきつつあるようです。肉体性能は退行しているはずですが、不思議と力が漲っています」 | + | ; 「おや、これは……マスター、どうやら私の精神は人に近づきつつあるようです。肉体性能は退行しているはずですが、不思議と力が漲っています。」 |
− | : 霊基再臨3回目。髪と角が短くなり、また流暢な敬語が口から零れるようになるなど、その面影はさらにアーチャー・アルジュナへと近づいた。 | + | : 霊基再臨3回目にて。髪と角が短くなり、また流暢な敬語が口から零れるようになるなど、その面影はさらにアーチャー・アルジュナへと近づいた。 |
| : 彼が守り通した「魂の灯火」は此処に、再びその尊い輝きを取り戻す。 | | : 彼が守り通した「魂の灯火」は此処に、再びその尊い輝きを取り戻す。 |
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| ; 「人は神となれず、神は人を代行者とする……その役割を果たすために生まれた私ですが、どうやら『あなたともうしばらく旅をしたい』──そう願っているようです。<br> ……ああ、全く世界は未知に溢れ、悪だけではなく善にも満ちている。……フッ、面白いものだ」 | | ; 「人は神となれず、神は人を代行者とする……その役割を果たすために生まれた私ですが、どうやら『あなたともうしばらく旅をしたい』──そう願っているようです。<br> ……ああ、全く世界は未知に溢れ、悪だけではなく善にも満ちている。……フッ、面白いものだ」 |
− | : 霊基再臨4回目。彼は最早ただの無感情な機構ではなく、人間性を取り戻したひとりの英雄「アルジュナ」として地上に立つ。 | + | : 霊基再臨4回目の台詞。彼は最早ただの無感情な機構ではなく、人間性を取り戻した一人の英雄「アルジュナ」として地上に立つ。 |
| : 遠くの天で輝く小さな星を見つめる彼の姿はどこまでも穏やかで、どこか希望を見出すものである。 | | : 遠くの天で輝く小さな星を見つめる彼の姿はどこまでも穏やかで、どこか希望を見出すものである。 |
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− | ; 「……あなたは、何を望む? その善性に見返りはなく、その歩みに曇りもない……苦しみも、悲しみも抱えて……ただひたすら前に──それが、美しい……」<br/>「欲を戒め、争いを鎮める……勿論、それは正しい振る舞いだ。しかし、あなたの前へ進む眩さを知ると少しばかりその戒めを緩めたくもなる。<br/> ──そしてそれが、私が『人間・アルジュナである』という、その微かな証なのです」 | + | ; 「……あなたは、何を望む? その善性に見返りはなく、その歩みに曇りもない……苦しみも、悲しみも抱えて……ただひたすら前に───それが、美しい……」<br/>「欲を戒め、争いを鎮める……勿論、それは正しい振る舞いだ。しかし、あなたの前へ進む眩さを知ると少しばかりその戒めを緩めたくもなる。<br/> ───そしてそれが、私が『人間・アルジュナである』という、その微かな証なのです。」 |
| : マイルーム会話「絆Lv5(第三再臨前/第三再臨後)」。マスターたる少年/少女の善性に触れ、逆境と苦悩のなかでそれでも足掻き進み続ける姿に価値を見出す。 | | : マイルーム会話「絆Lv5(第三再臨前/第三再臨後)」。マスターたる少年/少女の善性に触れ、逆境と苦悩のなかでそれでも足掻き進み続ける姿に価値を見出す。 |
| : 同時にそれこそが自身を人間たらしめる光であると、アルジュナ・オルタは再認識するのである。 | | : 同時にそれこそが自身を人間たらしめる光であると、アルジュナ・オルタは再認識するのである。 |
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− | ; 「カルナか……。運命とは奇妙なものです。とはいえ、神の子たる私には関係がない──いや。……やはり少しばかり、心の中に掻き立てられるものがありますね」 | + | ; 「カルナか……。運命とは奇妙なものです。とはいえ、神の子たる私には関係がない。<br/> ───いや。……やはり少しばかり、心の中に掻き立てられるものがありますね。」 |
| : マイルーム会話「[[カルナ]]」。アルジュナにとっては、たとえ何処まで行ったとしてもやはりその執心を消し去ることはできないようだ。 | | : マイルーム会話「[[カルナ]]」。アルジュナにとっては、たとえ何処まで行ったとしてもやはりその執心を消し去ることはできないようだ。 |
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− | ; 「あちらこそが『真のアルジュナ』と呼べるでしょう。どうかマスター、彼を導いてください。人として足掻き、苦しみながらも、彼は立ち上がる英雄です」 | + | ; 「あちらこそが『真のアルジュナ』と呼べるでしょう。どうかマスター、彼を導いてください。<br/> 人として足掻き、苦しみながらも、彼は立ち上がる英雄です。」 |
| : マイルーム会話「[[アルジュナ]]」。自身の闇と向き合い、苦しみながらも必死に前へ進もうとするもう一人の自分。 | | : マイルーム会話「[[アルジュナ]]」。自身の闇と向き合い、苦しみながらも必死に前へ進もうとするもう一人の自分。 |
| : その姿こそが「誇り高き英雄」であるのだと、アルジュナ・オルタは確かな憧憬と尊敬の念を抱く。 | | : その姿こそが「誇り高き英雄」であるのだと、アルジュナ・オルタは確かな憧憬と尊敬の念を抱く。 |
− | ====戦闘====
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− | ; 「ガーンディーヴァ、標的確認……発射」
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− | : エクストラアタック(第三再臨前)。背後で浮いている廻剣だが、なんと弓にも変形する。そこから放たれる矢は強力無比。
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− | ; 「星の灯火は消え、諸人は運命を裁かれる。我は神の力を継ぎ、その役割を果たす。世界は廻り、悪は滅する!『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ──還るべき場所に、還るがいい」<br/> 「滅亡と創生は是、表裏一体。万物は流転し、死は生へと裏返る。されど人の世に邪悪なるもの、不要なり。『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ──人よ、生きるべし……」 | + | ====本編==== |
− | : 宝具解放(第三再臨後)。マスターに敵対する「邪悪なもの」に対して一切の容赦はない。必滅の剣は廻り、人が生きる世界を救うための破壊が此処に振るわれる。 | + | ; 「力を見せてみろ!カルナ……ッ!!」<br/> 「カルナァァーーーーーーッッ!!!!」 |
| + | : 最終決戦時、アタックボイス(敵専用)。痛ましいまでの必死さと執心が滲む絶叫。そこにいたのは無感動な神ではなく、内なる感情を曝け出したただ一人の人間だった。 |
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| + | ; 「粛清と壊劫を繰り返したは何の為か……! この世全ての悪を、踏破するためだ! 完全なる世界を、此処に───『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』!!!」 |
| + | : 同上。宝具解放(敵専用)。決死の覚悟が垣間見える詠唱。神と成り果て、人間性を失くしてでも彼が必死に目指そうとした理想。 |
| + | : そして蘇った「今度こそ勝ちたい」という想い。それら全てを乗せた魂の叫びと共に、剣は廻る───。 |
| == メモ == | | == メモ == |
| *[[アルジュナ|オリジナル]]が『Fate/Grand Order』を初出作品とするサーヴァントでは初となる「[[オルタナティブ]]」派生のサーヴァント。 | | *[[アルジュナ|オリジナル]]が『Fate/Grand Order』を初出作品とするサーヴァントでは初となる「[[オルタナティブ]]」派生のサーヴァント。 |
− | *世界を輪廻させるシステムへと成り果てる寸前の状態まで至っているため、その話し方も機械的かつ無感情さが目立つ。一方で表情差分が大量にあり、実はオリジナルよりも表情豊か。 | + | *世界を輪廻させるシステムへと成り果てる寸前の状態まで至っているため、その話し方も機械的かつ無感情さが目立つ。一方で表情差分が大量にあり、実はオリジナルよりも表情豊か。霊基再臨を繰り返すと彼の中に辛うじて残っていた人間性がやがて表出し、オリジナル同様の柔らかな敬語口調に戻る。 |
− | 『Grand Order』における霊基再臨を繰り返すと彼の中に辛うじて残っていた人間性がやがて表出し、オリジナル同様の柔らかな敬語口調に戻る。
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| *イラストを担当したpako氏は「4章はあんな幸せそうなアルジュナを俺は初めて見たのでもう十分燃え尽きました 尽きてねぇ」とコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142406470765465600 pakoTwitter2019年6月22日21:18]</ref>。 | | *イラストを担当したpako氏は「4章はあんな幸せそうなアルジュナを俺は初めて見たのでもう十分燃え尽きました 尽きてねぇ」とコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142406470765465600 pakoTwitter2019年6月22日21:18]</ref>。 |
− | **またpako氏は初日に宝具レベルマックスを達成している<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142369766255972352 pakoTwitter2019年6月22日18:52]</ref>。 | + | **また、pako氏は初日に宝具レベルマックスを達成している<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142369766255972352 pakoTwitter2019年6月22日18:52]</ref>。 |
| *島崎信長氏は実装初日に宝具レベルMAXを達成し<ref group = "出">[https://twitter.com/nobunaga_s/status/1142363309686939648 島崎信長Twitter2019年6月22日18:26]</ref>、四日後には聖杯転臨も行い100レベルまで育て切っている<ref group = "出">[https://twitter.com/nobunaga_s/status/1143545696110272512 島崎信長Twitter2019年6月26日0:45]</ref>。 | | *島崎信長氏は実装初日に宝具レベルMAXを達成し<ref group = "出">[https://twitter.com/nobunaga_s/status/1142363309686939648 島崎信長Twitter2019年6月22日18:26]</ref>、四日後には聖杯転臨も行い100レベルまで育て切っている<ref group = "出">[https://twitter.com/nobunaga_s/status/1143545696110272512 島崎信長Twitter2019年6月26日0:45]</ref>。 |
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