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: 真名はアストルフォ。イングランド王の息子にして、シャルルマーニュ十二勇士の一人である。ユグドミレニアの黒魔術師であるセレニケによって召喚されたサーヴァントで、触媒は中に液状のものが入っていたと思われる染みのついたガラス瓶。
 
: 真名はアストルフォ。イングランド王の息子にして、シャルルマーニュ十二勇士の一人である。ユグドミレニアの黒魔術師であるセレニケによって召喚されたサーヴァントで、触媒は中に液状のものが入っていたと思われる染みのついたガラス瓶。
 
: 実体化を好み、マスターの制止にも関らず、城下にホムンクルス用の簡素な衣装を着て、頻繁に遊びに繰り出している。偶然出会ったホムンクルスの少年を助け、彼の友人となり、脱走の手助けをするようになった。その後、蘇生したホムンクルスが「[[ジーク]]」と名乗り、彼が一人でやっていけるのを見届け、別れを告げる。
 
: 実体化を好み、マスターの制止にも関らず、城下にホムンクルス用の簡素な衣装を着て、頻繁に遊びに繰り出している。偶然出会ったホムンクルスの少年を助け、彼の友人となり、脱走の手助けをするようになった。その後、蘇生したホムンクルスが「[[ジーク]]」と名乗り、彼が一人でやっていけるのを見届け、別れを告げる。
: ユグドミレニアに帰還後[[セイバー (Apocrypha・黒)|セイバー]]消滅の責を問われ、[[ランサー (Apocrypha・黒)|ランサー]]に両手両足に杭を打ち込まれ、[[キャスター (Apocrypha・黒)|キャスター]]の流体ゴーレムによって身動き一つ取れなくさせられるなど厳しい処罰を受けるが、[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達の総攻撃の際、解放され戦場に赴く。だがホムンクルス達への負い目から、宝具を使用を控えたせいで[[アサシン (Apocrypha・赤)|赤のアサシン]]との空中戦で後れを取り、更に乱入してきた[[モードレッド|赤のセイバー]]との格と技量の差から窮地に立たされてしまう。そして彼を助けに現れたジークのセイバー化、異形化した赤のバーサーカーの暴走という混迷の戦場の中、大聖杯の奪還よりジークの傍にいることを選択する。<br>それによってマスターであるセレニケの不興を買い、ジークを殺害するよう令呪で強制されかかるも、赤のセイバーの乱入によってセレニケが殺害されたことで事なきを得る。令呪の強制力に耐え切るためにマスターからの魔力供給を必要としたため、ジークと新たなマスターとして契約を結んだ。
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: ユグドミレニアに帰還後[[セイバー (Apocrypha・黒)|セイバー]]消滅の責を問われ、[[ランサー (Apocrypha・黒)|ランサー]]に両手両足に杭を打ち込まれ、[[キャスター (Apocrypha・黒)|キャスター]]の流体ゴーレムによって身動き一つ取れなくさせられるなど厳しい処罰を受けるが、[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達の総攻撃の際、解放され戦場に赴く。だがホムンクルス達への負い目から、宝具を使用を控えたせいで[[アサシン (Apocrypha・赤)|赤のアサシン]]との空中戦で後れを取り、更に乱入してきた[[モードレッド|赤のセイバー]]との格と技量の差から窮地に立たされてしまう。そして彼を助けに現れたジークのセイバー化、異形化した赤のバーサーカーの暴走という混迷の戦場の中、大聖杯の奪還よりジークの傍にいることを選択する。<br>それによってマスターであるセレニケの不興を買い、ジークを殺害するよう令呪で強制されかかるも、赤のセイバーの乱入によってセレニケが殺害されたことで事なきを得る。令呪の強制力に耐え切るためにマスターからの魔力供給を必要としたため、ジークと新たなマスターとして契約を結んだ。<br>空中庭園での最終決戦では魔導書とヒポグリフの力を完全開放し、満身創痍になりながらも空中庭園の迎撃術式を全て破壊。さらに[[ライダー (Apocrypha・赤)|赤のライダー]]から渡された彼の「盾」によって赤のランサーの「槍」を防ぎ、ジークの危機を救う。全ての戦いが終わった後はカウレスとレティシアを連れて脱出した。<br>聖杯大戦終結後も世界の裏側へ消えたジークとのラインは維持されたままで現界し続けており、生きる目標を見つけるべく世界を巡ろうと考えている。
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; 人物
 
; 人物
 
: 純真無垢で明朗快活な少年。非常に前向きな性格で、かつて多くの失敗や敗北を重ねたにも関らず、それらを「挫折」とは考えない。常人なら絶望するはずの樹木にされた経験も彼にとってはいい思い出である。
 
: 純真無垢で明朗快活な少年。非常に前向きな性格で、かつて多くの失敗や敗北を重ねたにも関らず、それらを「挫折」とは考えない。常人なら絶望するはずの樹木にされた経験も彼にとってはいい思い出である。
 
: 「理性が蒸発している」と例えられるほどのお調子者で、ホムンクルスとの会話でうっかりアーチャーの真名を漏らしたり、自身の宝具の名前を忘れてしまうなど、非常にうっかりした性格をしている。だが助けを求めるものは決して見捨てず、体躯も筋力も圧倒的に上回る[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|赤のバーサーカー]]に一歩も怯まない純正の英雄。彼が女性のような格好をしているのは、かつて戦友であり、「狂えるオルランド」と呼ばれたローランを静めるため、と主張している。<br>聖杯に懸ける望みは無く、二度目の生を愉しむために受肉しようか程度の動機から聖杯大戦に参加した。しかしジークと出会ったことで、彼を助けたいという願いを抱くようになる。
 
: 「理性が蒸発している」と例えられるほどのお調子者で、ホムンクルスとの会話でうっかりアーチャーの真名を漏らしたり、自身の宝具の名前を忘れてしまうなど、非常にうっかりした性格をしている。だが助けを求めるものは決して見捨てず、体躯も筋力も圧倒的に上回る[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|赤のバーサーカー]]に一歩も怯まない純正の英雄。彼が女性のような格好をしているのは、かつて戦友であり、「狂えるオルランド」と呼ばれたローランを静めるため、と主張している。<br>聖杯に懸ける望みは無く、二度目の生を愉しむために受肉しようか程度の動機から聖杯大戦に参加した。しかしジークと出会ったことで、彼を助けたいという願いを抱くようになる。
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; 能力
 
; 能力
 
: 世界中を飛び回って様々な伝説を打ちたてた英雄である彼は角笛、本、幻馬(ヒポグリフ)、黄金の馬上槍など多種多様な宝具、魔術礼装を所有している。その為、真名が知られても問題がないタイプの英霊。
 
: 世界中を飛び回って様々な伝説を打ちたてた英雄である彼は角笛、本、幻馬(ヒポグリフ)、黄金の馬上槍など多種多様な宝具、魔術礼装を所有している。その為、真名が知られても問題がないタイプの英霊。
 
: ヒポグリフに騎乗せずとも電光石火の速さで戦場を駆け、魔術をメインの攻撃手段とする者や肉体のタフさが売りの相手には宝具を用いて有利に立ち回れるが、逆に言えば宝具に特化した能力のために、セイバーのようなステータスの高いサーヴァントには簡単に押さえ込まれてしまう。
 
: ヒポグリフに騎乗せずとも電光石火の速さで戦場を駆け、魔術をメインの攻撃手段とする者や肉体のタフさが売りの相手には宝具を用いて有利に立ち回れるが、逆に言えば宝具に特化した能力のために、セイバーのようなステータスの高いサーヴァントには簡単に押さえ込まれてしまう。
: 細身の剣を持っていたが、ジークに譲渡してしまっている。また、ジークの件でホムンクルスが魔力供給用の電池として使い捨てられている状態を憂うようになり、宝具の真名を解放するなど魔力消費が激しい行動を「やりたくないこと」として自ら制限をかけてしまっている。
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: 細身の剣を持っていたが、ジークに譲渡してしまっている。また、ジークの件でホムンクルスが魔力供給用の電池として使い捨てられている状態を憂うようになり、宝具の真名を解放するなど魔力消費が激しい行動を「やりたくないこと」として自ら制限をかけてしまっていた。ジークと再契約後は宝具の力を存分に発揮するが、同時に使用すれば一流の魔術師ですら五分も持たないほどに魔力を消耗する。
    
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
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;魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)
 
;魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)
:ランク:C<br>種別:対人宝具<br>レンジ:-<br>最大捕捉:1人<br>由来:さる魔女から譲り受けた、全ての魔術を打ち破る手段が記載されている書物。<br>基本的には持っているだけであらゆる魔術を打ち破ることが可能で、Aランクの対魔力を彼に付加している。さらに真名開放すると[[固有結界]]か、それに極めて近い大魔術すら打破する可能性を掴める。<br>……ただし、アストルフォはこの宝具の真名を'''完全に忘れている'''。「魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)」という名も「こんな感じの名前だったと思う」と自分で適当につけた名前である。狂気の道標である月が隠れる新月の晩ならば理性が戻り、この宝具の真の力を発動できるという。<br>また、ステータスの一部が落書きされて読み取れなくなっているのも、この宝具の効果らしい。ステータス確認も一種の魔術のようなものであるため、少しだけなら干渉できるとのこと。
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:ランク:C<br>種別:対人宝具<br>レンジ:-<br>最大捕捉:1人<br>由来:さる魔女から譲り受けた、全ての魔術を打ち破る手段が記載されている書物。<br>基本的には持っているだけであらゆる魔術を打ち破ることが可能で、Aランクの対魔力を彼に付加している。また、ステータスの一部が落書きされて読み取れなくなっているのも、この宝具の効果らしい。ステータス確認も一種の魔術のようなものであるため、少しだけなら干渉できるとのこと。<br>さらに真名を開放すれば[[固有結界]]か、それに極めて近い大魔術すら打破する可能性を掴める。<br>……ただし、アストルフォはこの宝具の真名を'''完全に忘れている'''。「魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)」という名も「こんな感じの名前だったと思う」と自分で適当につけた名前である。狂気の道標である月が隠れる新月の晩ならば理性が戻り、この宝具の真の力を発動できる。
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;;破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)
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::魔術万能攻略書の真名。<br>舞い散る紙片が使用者を包み込み、通常時を遥かに超える対魔術防御能力を与える。[[アサシン (Apocrypha・赤)|赤のアサシン]]の空中庭園から放たれたAランクすら上回る対軍級の光弾を苦もなく打ち消した。
    
; この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)
 
; この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)
 
:ランク:B+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:2~50<br>最大捕捉:100人<br>由来:生前アストルフォが駆ったと云われる、グリフォンと雌馬の間に生まれる上半身は鷲、下半身は馬という本来「有り得ない」幻獣・ヒポグリフ。
 
:ランク:B+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:2~50<br>最大捕捉:100人<br>由来:生前アストルフォが駆ったと云われる、グリフォンと雌馬の間に生まれる上半身は鷲、下半身は馬という本来「有り得ない」幻獣・ヒポグリフ。
:神代の獣であるグリフォンよりランクは劣るが、その突進による粉砕攻撃はAランクの物理攻撃に相当する。<br>かなりの速度で飛行することが可能らしく、ライダーによれば、「びゅーん」って感じ。<br>飛ぶだけなら魔力消費も大したことはないらしい。<br>「ある場面」において絶大な効果を発揮するらしく、能力の一部が伏せられている。
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:神代の獣であるグリフォンよりランクは劣るが、その突進による粉砕攻撃はAランクの物理攻撃に相当する。<br>かなりの速度で飛行することが可能らしく、ライダーによれば、「びゅーん」って感じ。<br>その真の能力は「次元跳躍」である。ヒポグリフは元来「在り得ざる存在」という意味が込められた幻獣で、真名をもってその力を誇示すればするほどに非実在の存在としての認識が強まり、この次元から昇華されて存在が抹消される。そこで完全に消滅する寸前に、現実の存在である「乗り手」が元の世界に引っ張り上げることで、一瞬だけ消滅し、また出現するという状況を引き起こすことができる。この世界から消滅している瞬間だけはあらゆる観測から逃れ、攻撃を無効化することが可能となる。<br>飛ぶだけなら魔力消費は大したことはないらしいが、能力を開放するとAランク宝具の全力開放に匹敵する魔力を消費し続けるほど燃費が悪い。
    
; 恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)
 
; 恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)
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