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;「貴殿は貴殿、円卓の騎士サー・ランスロットだろう。<br> バーサーカーの霊基ならまだしも、貴殿は理性を有したセイバーの霊基で現界している。<br> ならば―――ガレス卿を目にして、感じるところのひとつもあるんじゃないかネ?<br> なにせ、彼女は生きている。当然英霊であるからには死した本人の影ではあるが、<br> 生前の彼女とうり二つ。連続性はなくとも、完全に同じ記憶と人格の持ち主だ。<br> さてどうする?<br> ―――剣を向けるのかね。騎士殿。<br> かつては斬り殺したのだったかな? それとも叩き殺したのだったかな?<br> いやはや、騎士道は何処に!<br> かつて! 円卓の騎士たるランスロット卿は不義を働き! その現場をアグラヴェイン卿をはじめとする、他の円卓の騎士に見咎められたが……<br> おお、無窮の武練を有したランスロット卿は強し! 徒手空拳にて、完全武装の騎士たちを次々と屠ってみせた!<br> 貴殿を陥れようとしたアグラヴェイン卿のみならず、貴殿に強く憧れていたガレス卿まで……。<br> ……なんとも、惨い。<br> 実際のところどうなのです、サー・ランスロット。貴殿は、誰かも分からずガレス卿を叩き殺したのかな?<br> それとも、その美しき手の騎士が、仔犬のように自らに懐くガレス卿だと分かった上で―――」
 
;「貴殿は貴殿、円卓の騎士サー・ランスロットだろう。<br> バーサーカーの霊基ならまだしも、貴殿は理性を有したセイバーの霊基で現界している。<br> ならば―――ガレス卿を目にして、感じるところのひとつもあるんじゃないかネ?<br> なにせ、彼女は生きている。当然英霊であるからには死した本人の影ではあるが、<br> 生前の彼女とうり二つ。連続性はなくとも、完全に同じ記憶と人格の持ち主だ。<br> さてどうする?<br> ―――剣を向けるのかね。騎士殿。<br> かつては斬り殺したのだったかな? それとも叩き殺したのだったかな?<br> いやはや、騎士道は何処に!<br> かつて! 円卓の騎士たるランスロット卿は不義を働き! その現場をアグラヴェイン卿をはじめとする、他の円卓の騎士に見咎められたが……<br> おお、無窮の武練を有したランスロット卿は強し! 徒手空拳にて、完全武装の騎士たちを次々と屠ってみせた!<br> 貴殿を陥れようとしたアグラヴェイン卿のみならず、貴殿に強く憧れていたガレス卿まで……。<br> ……なんとも、惨い。<br> 実際のところどうなのです、サー・ランスロット。貴殿は、誰かも分からずガレス卿を叩き殺したのかな?<br> それとも、その美しき手の騎士が、仔犬のように自らに懐くガレス卿だと分かった上で―――」
 
:『見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!』にて。アロハ騎士として主人公達の前に立ちはだかる[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]の対抗策として[[モードレッド]]と[[ガレス]]を用意し、更に彼の古傷を言葉で容赦なく抉って。
 
:『見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!』にて。アロハ騎士として主人公達の前に立ちはだかる[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]の対抗策として[[モードレッド]]と[[ガレス]]を用意し、更に彼の古傷を言葉で容赦なく抉って。
:それまでのトンキチな空気を完全に無視した上に、今まで相手が敵であってさえここまでえげつない事はしなかっただけに、多くのプレイヤーに衝撃を与え、主人公にも「流石に、言いすぎ……!」と咎められたが、彼自身は「お子様向けの甘口ぐらいのつもり」とどこ吹く風。<del>変な所で</del>大悪党としての貫禄を見せつけた犯罪界のナポレオンであった。
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:それまでのトンチキな空気を完全に無視した上に、今まで相手が敵であってさえここまでえげつない事はしなかっただけに、多くのプレイヤーに衝撃を与え、主人公にも「流石に、言いすぎ……!」と咎められたが、彼自身は「お子様向けの甘口ぐらいのつもり」とどこ吹く風。<del>変な所で</del>大悪党としての貫禄を見せつけた犯罪界のナポレオンであった。
    
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