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:『冥界のメリークリスマス』で冥界まで会いに来てくれた主人公に対して。
 
:『冥界のメリークリスマス』で冥界まで会いに来てくれた主人公に対して。
 
: ようやく再会できた二人に残されたのは、およそ30分とわずかな時間であったが、結ばれた縁によって別れはもはや悲壮的なものではなくなっていた。
 
: ようやく再会できた二人に残されたのは、およそ30分とわずかな時間であったが、結ばれた縁によって別れはもはや悲壮的なものではなくなっていた。
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====概念礼装====
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;それでも。結局のところ、運命も役割もそう大きく変わりません。<br/><br/>あなたはあなたのまま、<br/>彼女は彼女のまま、<br/>互いに住む場所を離れる事なく、また、<br/>互いの矜持を損なう事はなかったのです。<br/>でも、だからこそ輝かしいと笑うのです。<br/>ほんのわずかの出来事、一瞬の思い出でしたが、<br/>それは棘となって胸をちくんと痛めます。<br/><br/>冥界に葡萄の樹が咲く事はないにしても、<br/>あなたこそわたしにとっての葡萄の実。<br/>幾星霜流れようと、今も胸を焦がす星。<br/>わたしが消えてしまった後も、<br/>この熱だけは消える事はないでしょう。<br/><br/>神代も終わり、魂もこの地に留まる事がなくなり、<br/>最後までひとりで残っていた主人も役目を終えたあと。<br/>荒野にはきっと一面の明るい陽。<br/>それは何度も夢に見た輝かしい記憶の残照。<br/>―――冥界に花の咲く。<br/>わたしはそうして、幸せな気持ちのまま、<br/>花になって消えたのです。<br/>
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: 絆礼装『冥界に花の咲く』のフレーバーテキスト。
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: 人々の眠り、魂の安寧を護り続けた地の最後に咲き乱れるのは主と同じ色をした、太陽のようにあたたかな黄金の花。「エレシュキガルは冥界に花はないとよく嘆きましたが、実のところ、冥界に花はあるのです。ただ一輪だけですが」とかつて[[ドゥムジ|牧羊神]]が語ったように、彼女こそが冥界に咲く唯一の。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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