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→幕間の物語
;「あのような女がいるのなら――オレは再び、地獄の業火に焼かれても良いと思ったのだ。」
;「あのような女がいるのなら――オレは再び、地獄の業火に焼かれても良いと思ったのだ。」
:とある探索の折に語ったいつかの戦いの記憶。この話を聞いたロマニは彼の言葉を「悲しい話じゃない」と語る。生前に愛した女、信じた信仰に裏切られながら、再び業火に焼かれてもいいという彼の言葉は即ち『もう一度、光を探しても良い』という希望だと。
:とある探索の折に語ったいつかの戦いの記憶。この話を聞いたロマニは彼の言葉を「悲しい話じゃない」と語る。生前に愛した女、信じた信仰に裏切られながら、再び業火に焼かれてもいいという彼の言葉は即ち『もう一度、光を探しても良い』という希望だと。
;「フッ。何を言う盾の乙女よ。たかだか百の敵兵でこの身が滅ぼされるとでも?」
;「せいぜい槍の一本が我が臓腑を貫き、数百の矢が我が身を撃つだけの話。」
;「取るに足りん。まったく取るに足らん。気付けの酒の方がまだ頭に響くというものよ!」
:百を超える数の敵に単身で突撃していく様を見たマシュに諫められるが、意にも介さず戦闘を継続する。臓腑が貫かれようとも矢の雨を浴びようとも止まらないというのは自身の実力に対する自信ではなく、ただ単に「その程度で止まる訳がない」という事実でしかない。あくまでも為政者ではなく武人であると宣言するだけはある、戦闘狂めいた言葉。その奮戦ぶりを見たロマニからは「生きるか死ぬかしかない戦い方」「彼が生き残っているかぎりは負け知らず」と開き直った評価を下されている。
;「なに、気にするなロマンの男よ。」
;「なに、気にするなロマンの男よ。」