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2,345 バイト追加 、 2021年3月18日 (木) 08:59
→‎話題まとめ: 戦争を終わらせた英雄ではないことについて追加
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;「善を成せ」
 
;「善を成せ」
 
:『蒼銀のフラグメンツ』でのアーラシュの台詞。イラン神話に関わっているゾロアスター教は善と悪との2元論の世界観を教義しており、「善」(または「悪」)という言葉はイラン神話の常套句のようなもの。要は善と悪の二大原理で物事を考えているため、ポジティブな事柄は「善」、ネガティブな事柄は「悪」と断定的な言い方をよくする。アーラシュ的には「正しいことをしなさい」くらいのニュアンスで言っただけだと思われる。
 
:『蒼銀のフラグメンツ』でのアーラシュの台詞。イラン神話に関わっているゾロアスター教は善と悪との2元論の世界観を教義しており、「善」(または「悪」)という言葉はイラン神話の常套句のようなもの。要は善と悪の二大原理で物事を考えているため、ポジティブな事柄は「善」、ネガティブな事柄は「悪」と断定的な言い方をよくする。アーラシュ的には「正しいことをしなさい」くらいのニュアンスで言っただけだと思われる。
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;戦争を終わらせた英雄ではない
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:原典を知らず、fateでの設定などを読むと、拮抗しているイランとトゥランの戦争をアーラシュが大地を割って境界線を引いたことで終わらせたというイメージを持つと思うが、実際はそうではない。イランは無数のトゥラン軍に包囲され、10年間タバリスタンに籠城している。言ってしまえばイラン側は既に大敗しており、勝ったも同然のマヌーチェフルが攻城戦をめんどくさがって和平を持ちかけ、マヌーチェフルが「タバリスタンの山から矢を飛ばして、矢の落ちたところまでの土地を返還して貰う」という条件でこれに了承する(アフラスィヤーブがこの条件を提示する場合もある)。イラン側が圧倒的に不利な条件に感じるが、トゥラン側が圧勝している状況での講和条約なので当前である。この土地返還(境界線を定める)の射手をアーラシュが担当し、とんでもない飛距離を出したことで、タバリスタンの目と鼻の先にいたトゥラン軍を遥か彼方まで後退させるという形で戦争を終えることになったという話である。言うなれば戦争を終結させたのはアフラスィヤーブであり、マヌーチェフルが出来る限り好条件で戦争を終わるように話を進め、アーラシュがその実行役を務めたといった具合である。戦争の締めくくりを受け持っているので'''終戦の象徴'''でもあるし、2500キロ近くも土地を取り返しているので'''イランを救済した勇者'''であるとも言えるが、アーラシュのおかげで戦争が終わったわけではない。因みに、大地を割って物理的に進攻出来なくしたわけではなく、アフラスィヤーブは講和の条件を紙に記述して誓ってしまっていたので、約束を反故にすることが出来ず約束を守ったという具合(なんなら、マヌーチェフルが亡くなってから、またアフラスィヤーブは攻めてくる)。原典のアーラシュの矢は大地を割っておらず、大抵は木の幹や空を飛んでいたハゲ鷹に刺さって終わる。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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