「ラウム」を編集中
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*伝承では、カラスの姿と人間の姿を持つとされる悪魔である。王侯貴族から財宝を盗み出して別の場所に移動させたり、都市を破壊したり、人間の尊厳を貶める事を得意としている。また、敵と和解させる力もあるとされている。 | *伝承では、カラスの姿と人間の姿を持つとされる悪魔である。王侯貴族から財宝を盗み出して別の場所に移動させたり、都市を破壊したり、人間の尊厳を貶める事を得意としている。また、敵と和解させる力もあるとされている。 | ||
**シナリオ上でも人間の街であるセイレムに潜伏し、人間の悪性を見せつけるかのような舞台を作り上げていた。一方で主人公達との関係は完全な「敵」同士ではなくあくまで「目的達成の為の手段」と見なしていた節が魔神柱の中でも最も強く、それはある程度の利害が一致していたアビゲイルに関しても同じであった。この点に「敵と和解させる」という側面が現れたのかもしれない。 | **シナリオ上でも人間の街であるセイレムに潜伏し、人間の悪性を見せつけるかのような舞台を作り上げていた。一方で主人公達との関係は完全な「敵」同士ではなくあくまで「目的達成の為の手段」と見なしていた節が魔神柱の中でも最も強く、それはある程度の利害が一致していたアビゲイルに関しても同じであった。この点に「敵と和解させる」という側面が現れたのかもしれない。 | ||
− | *他の魔神柱とは違い、亜種特異点において完全に人間に化け直した個体である。柱の形態や人型の形態だけでなく、伝承通りのカラスのような形態もある珍しい魔神。 | + | *他の魔神柱とは違い、亜種特異点において完全に人間に化け直した個体である。柱の形態や人型の形態だけでなく、伝承通りのカラスのような形態もある珍しい魔神。 |
+ | これは他の人間の体を乗っ取っていただけでなく、他の魔神柱より潜伏期間が長かったことにより魔神としての自己をより強く確立したこともあると考えられる。実際、他の魔神柱たちも潜伏期間が長くなるごとに[[バアル|人型になり]]、[[ゼパル|魔神として伝承された能力や]][[フェニクス|特徴が表れる]]などの変化をしている。 | ||
**魔神柱という存在自体が「本来の魔神たちから改造された存在」であることは劇中でも何度か指摘されているため、ゲーティアから解放されたことで「本来の魔神」の彼らの特性が戻ってきているのかもしれない。 | **魔神柱という存在自体が「本来の魔神たちから改造された存在」であることは劇中でも何度か指摘されているため、ゲーティアから解放されたことで「本来の魔神」の彼らの特性が戻ってきているのかもしれない。 | ||
*魔神柱[[ゼパル]]とは「人類救済」という理念において一致するものの、考え方とアプローチが真っ向から対立している。ゼパルは「人間に可能性と有効性を見出し、自らが管理することで救済する」というスタンスなのに対し、ラウムは「魔神柱を含むこの宇宙の存在では人類救済は不可能であり、外宇宙の邪神の力で人類を終わらせるしかない」というスタンスであり、見事なまでに正反対である。<br />結果として、'''どちらの魔神柱も[[ビーストⅢ/R|地球終了の]][[アビゲイル・ウィリアムズ|危機を招いた]]'''のは皮肉としか言いようがない。 | *魔神柱[[ゼパル]]とは「人類救済」という理念において一致するものの、考え方とアプローチが真っ向から対立している。ゼパルは「人間に可能性と有効性を見出し、自らが管理することで救済する」というスタンスなのに対し、ラウムは「魔神柱を含むこの宇宙の存在では人類救済は不可能であり、外宇宙の邪神の力で人類を終わらせるしかない」というスタンスであり、見事なまでに正反対である。<br />結果として、'''どちらの魔神柱も[[ビーストⅢ/R|地球終了の]][[アビゲイル・ウィリアムズ|危機を招いた]]'''のは皮肉としか言いようがない。 |