「レイシフト」の版間の差分
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2024年2月19日 (月) 06:32時点における版
概要
霊子転移。霊子化した人物の情報を特定時点に対して観測し、特定時点に顕現させる術式。
非常にざっくり言ってしまうなら、「タイムトラベルによって歴史に介入する術式」である。
メインの手順としては、
①シフトする予定の人物を「生きているか死んでいるか不明の状態」にする
②外部からシフトする予定の人物を「地球の時間・空間の観測モデル」に対し、特定の座標に存在するように観測を行う。
③地球の観測モデル上に現出した人物が現地で活動し、変化した地球の観測モデルの情報を現実の地球にも適用させる。
この手順によって歴史への介入や、逆に不安定化した特異点の解消を可能としている。
当然ながらこれらの手順には非常に手間がかかり、「地球を時間空間丸ごと観測するためのシミュレータ」「人物の生死を曖昧にする箱」「人物を特定時点に存在していると観測する手段」「それらを運用するための膨大なエネルギー」と多くの問題に突き当たっており、下記のカルデアで運用する際には「国連主導による組織」という形態を取り、原子力発電所を丸ごと占有するレベルの電力をエネルギーとして必要としていた。
関連人物
- 主人公 (Grand Order)
- 『Fate/Grand Order』においてカルデアに招かれた職員。
- 理由は不明だが、レイシフト適合率100%という非常に珍しい特性を持っている。
- オルガマリー・アニムスフィア
- 『Fate/Grand Order』におけるカルデアの所長。
- こちらは上記の主人公の正反対で、レイシフト適合率もマスター適正も0%となっている。
- 芥ヒナコ
- 『Fate/Grand Order』がカルデアに招聘したマスター候補の一人。
- 本人の特性により「仮にレイシフトが人体に耐えられないものだった場合でも実行できるように」という保険の意味もあった模様。
- 始皇帝
- 『Fate/Grand Order』で中国異聞帯の王を務めていた人物。
- シャドウボーダーを鹵獲した際にカルデアスのシステムを取得したことでレイシフトの理論を学び、異聞帯の側から特異点を作って汎人類史への介入手段を模索していた。
- また、上記の点も考えているためか「レイシフトからは邪法の気配を感じる」と懸念を示している。
- モルガン (Grand Order)
- 『Fate/Grand Order』のブリテン異聞帯でベリル・ガットに召喚されたサーヴァント。
- ベリルからレイシフトの術式を知ったことで、滅んだ世界となっていたブリテン異聞帯の過去に対して自分の消滅と引き換えに情報を送り、殺されるはずだった楽園の妖精「ヴィヴィアン」を生きながらえさせてブリテン異聞帯を生み出させた。
- ムネーモシュネー
- 『Fate/Grand Order』のカルデアで開発予定だった観測システム。
- 万が一レイシフト中にカルデアが壊滅するような事態になっても観測だけは継続できるようにとの目的があったが、開発段階で中止された。
- マジカルルビー、田中、子ギル (プリズマ☆イリヤ)
- 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』において、マジカルルビーが「無限の魔力の供給」、田中が「ガイアの抑止力として地球との接続」、子ギルが「『全知なるや全能の星』を使用しての計算と観測」を担当することで、疑似的にレイシフトに近い状態を作り出して仮死状態だったイリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)を過去へと飛ばした。
関連組織
- 人理継続保障機関フィニス・カルデア
- アニムスフィア家が提唱し、国連によって設立された未来保障組織。
- 人理を揺るがす特異点への介入術式としてレイシフトを運用している。
メモ
- 過去へのレイシフトがよく使用されるが、同じ時代の違う場所へのレイシフトも当然可能であり、原理的には未来へのレイシフトも可能。
- ただし、観測する精度の問題なのか未来へのレイシフトは実質的には不可能なようである。
脚注
注釈
出典