「海幸彦」の版間の差分

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「{{サーヴァント概要 |タイトル = ライダー | 真名 = 海幸彦 | 読み = うみさちひこ | 外国語表記 = | 初登場作品 = Fate/Grand Order |…」)
(相違点なし)

2024年7月10日 (水) 09:39時点における版

ライダー
真名 海幸彦
読み うみさちひこ
性別 男性
デザイン 岡崎武士
初登場作品 Fate/Grand Order
テンプレートを表示

概要

騎乗兵」のサーヴァント

略歴
『踊るドラゴン・キャッスル! ~深海の姫君とふたつの宝玉~』で登場。
当初は竜宮城の乙姫清姫に「セバスチャン」として南方系の仮面を被った姿で仕えていたが、竜宮城からの脱出を図った主人公らに早期に正体を現して交戦。
その場では逃してしまうものの後にシーボルトと共に再度戦いを挑むが、シーボルトが降伏を選んだために彼が持っていた聖杯を奪取し独自に行動を開始。
巨大な海亀「イワブネ」と共にシーボルトと日比乃ひびきを伴って竜宮城に戻り、「幽世への門を開いて大綿津見に呪いを解いてもらう」という願いをかなえようとした。
最終的には取り戻しに来た桂木千鍵と主人公一行と戦い、シリウスとしての本質を取り戻した阿曇磯良と最終決戦をするも敗北。
自分の目的が達成できなかったことを悔しがりながらも、共に行動していたシーボルトを労い、娘のイネに加護を与えつつ消滅した。
人物
左半身に民族風の刺青を入れた海の男風の精悍な大男。
人間に対しては特別に強い感慨は持っておらず「崇めるなら加護を与え、逆らうなら罰する」というスタンスの神様らしい性格。
その一方で殊更に人間に悪感情もないため過剰に攻撃的に接することもなく、戦闘狂的な面に反して比較的穏やかである。
能力
潮満珠と潮干珠を使い、海を操っての戦闘を行う。
また、神話で釣り針から受けた呪いをその身に宿しており、それを周囲に撒き散らしての妨害も行う。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ライダー フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト ? ? ? ? ? ? ? ?

宝具

真名:海幸彦

日本の記紀神話において天皇家の先祖である山幸彦の兄と伝えられている神。
名前の通り海での生活を生業としており山での生活を生業としている山幸彦と対になっている。
神話では山幸彦にねだられて互いの弓矢と釣り針を交換するが山幸彦に釣り針を無くされてしまい、怒った海幸彦は自分の釣り針を探すように山幸彦に命令する。
山幸彦は釣り針を探す過程で海神の大綿津見の下に赴いて娘の豊玉姫と仲良くなって三年の月日が流れ、釣り針も彼らに見つけてもらったために海幸彦の下に帰還する。
そして釣り針を返すが海幸彦の怒りは収まる事はなかったために山幸彦は豊玉姫に授けられた潮満珠と潮干珠の力で海幸彦を溺れさせて臣従させた。
この時に釣り針に呪いがかかっていたために海幸彦は何をやっても上手くいかなくなり「海で生活する神」から「海で溺れる神」に変質させられてしまった。
上記のような伝説が残っているが「山幸彦は呪いをかけた釣り針を返して海幸彦が怒らず仲直りできると思っていたのか?」という疑問が提示されており、呪いをかけた真の黒幕は天津神の系譜で海に影響を与える海幸彦を危険視した大綿津見であるという仮説が立てられている。

関連

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル! ~深海の姫君とふたつの宝玉~』に登場する敵専用サーヴァント。

人間関係

Fate/Grand Order

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト
マスター。
共に戦っていくが、彼が降伏を選んだ際には聖杯を奪い取って自分の目的をかなえようとした。
とはいえきちんと彼の事は認めており、最終的には共に消える別れを惜しみ、彼の娘のイネに「せいぜい強く育て」と加護を与えた。
乙姫清姫
竜宮城の主。当初は仮面を被り「セバスチャン」として仕えていた。
阿曇磯良
同じ日本神話の海に縁がある神霊。
彼の潮満珠と潮干珠を奪い取る形で、生前は山幸彦が持っていた満ち引きを操る力を行使していた。
物語後半では依り代となっていた片方の日比乃ひびきを攫う形になり、しばしの交流を持つが、最終的に「シリウス」としての本質を顕現させた彼と依り代二人との最終決戦に敗北した。

生前

山幸彦
弟。彼に釣り針を無くされたことで兄弟での争いが始まり、最終的に臣従することになった。
直接の登場はしていないため人間性は不明だが、少なくとも海幸彦の側からは現在では悪感情はない模様。

名台詞

Fate/Grand Order

メモ

  • 日本神話でもそれなりに有名であり、ビジュアルや性格から実装を期待する声も多かったが、残念ながらNPCであった。
    • シナリオ中でも独自の戦闘立ち絵とモーションがあるなど優遇はされているのだが、「戦闘グラフィックできちんと左半身に刺青がある」という点からNPCの予想を早期に立てるプレイヤーもそれなりにいた[注 1]

脚注

注釈

  1. 戦闘グラフィックは容量削減のためか味方時(左向き)と敵時(右向き)で左右反転で使い回すことがほとんどのため、プレイアブルキャラとして実装される=左向きのグラフィックがある=敵時は左右反転されて利き腕や左右が入れ替わる、というケースが多い。

出典


リンク