「シュヴァリエ・デオン」の版間の差分
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:個別クエスト「白百合の名の下に」にて、消滅に瀕して何もかもが消えてゆくと嘆くロベスピエール・ゴーストに対して。 | :個別クエスト「白百合の名の下に」にて、消滅に瀕して何もかもが消えてゆくと嘆くロベスピエール・ゴーストに対して。 | ||
:どれほど形を変えても、フランスに生きる者がそう望む限り、フランスは在り続ける。奇しくも、マリー王妃が述べた通りである。 | :どれほど形を変えても、フランスに生きる者がそう望む限り、フランスは在り続ける。奇しくも、マリー王妃が述べた通りである。 |
2015年10月19日 (月) 21:28時点における版
セイバー (Grand Order)
- 真名:シュヴァリエ・デオン
- 身長:157cm / 体重:45kg(体重は自己申告ではなく、外見からの予想)
- 出典:史実
- 地域:フランス
- 属性:中立・中庸
- 性別:?
- CV:斎藤千和 / イラスト:森山大輔
『Fate/Grand Order』に登場するセイバーのサーヴァント。羽帽子を被った可憐な剣士。
- 略歴
- 真名はシュヴァリエ・デオン。ゲーム中ではシュヴァリエ・デオン・ド・ボーモンとも名乗っているが、実はそれも略称であり本名は更に長い。白百合の騎士と評され、ルイ十五世が設立した情報機関「スクレ・ドゥ・ロワ」のスパイとして十八・九世紀フランスで列強各国を相手に立ち回る活躍をした。さらに軍所属の竜騎兵連隊長やロンドンでは最高特権を持つ特命全権大使等でもあったとされている。
- 第一章、AD.1431のフランスにジャンヌ・オルタが召喚したサーヴァントの一騎として登場。狂化を付与されたバーサーク・セイバーとなっており、衝動に突き動かされるままに敬愛するはずのマリー・アントワネットらに襲いかかる。
- 人物
- 立ち振舞は凛として洗練され、狂化を付加されてなお礼節を失わないほど。フランス王家に対する忠誠心が深いが、サーヴァントとなった場合はマスターに対しても忠誠を捧げる。
- 中性的な容貌をしており、プロフィールでも性別は不明となっている。男だろうと女だろうと自分が果たすべき役割は変わらないという矜持を持ち、サーベルでもドレスでも使いこなすと豪語する。女性としてロシア帝国に潜入した際に名乗った女性名はリア・ド・ボーモン。
- 能力
- 文武両道の剣士にして文筆家。戦闘時はサーベルを使い戦う。
- 女であり男、男であり女であったと語られているように、固有スキル「自己暗示」によって自身の性別を変化させることができる。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セイバー | 主人公 (Grand Order) | A | B | B | C | A | C | 対魔力:C 騎乗:B |
心眼(真):C 自己暗示:A 麗しの風貌:C |
宝具
- 百合の花咲く豪華絢爛(フルール・ド・リス)
- ランク:C
種別:対軍宝具
由来:フランスの王権を象徴する紋章。フランス語で「百合の花」を意味する。 - 『Grand Order』では敵全体を対象とし、魅了とステータスダウンを与える効果。
登場作品と役柄
- Fate/Grand Order
- セイバーのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターは森山大輔。
- メインシナリオでは第一章に敵として登場。
人間関係
- マリー・アントワネット
- 忠誠を捧げる対象の1人。生前、彼女からドレスを贈られた。
- マクシミリアン・ロベスピエール
- フランス革命の指導者。王家への断罪を望み、市民の自由と安寧を求めた革命家。デオンとは互いに刃を交わしたことがある。
- デオンのクエストに亡霊として登場する。
名台詞
- 「王家の百合永遠なれ。『
百合の花咲く豪華絢爛 』」 - 宝具発動。敵全体に魅了とステータスダウンを与える。
- 「いいや、消えることはないよ。ロベスピエール。
たとえフランス王家が潰えても。キミたち、革命者が倒れたとしても。
フランスは消えることはないんだ。姿を変えて、形を変えて、フランスは在り続けるだろう。世界がある限り。
だから、私はキミにこう言おう。
---フランス万歳 、と」 - 個別クエスト「白百合の名の下に」にて、消滅に瀕して何もかもが消えてゆくと嘆くロベスピエール・ゴーストに対して。
- どれほど形を変えても、フランスに生きる者がそう望む限り、フランスは在り続ける。奇しくも、マリー王妃が述べた通りである。
メモ
- 彼女の名にある「シュヴァリエ」とは性としても用いられることもあるが、彼女の場合はフランスにおいての騎士としての称号であり、イギリス風に言うなら「サー・デオン」と同じ意味にもなる。
- 前述のとおり本名は流石フランスというべき非常に長名なものであり、「シャルル・ジュヌヴィエーヴ・ルイ・オーギュスト・アンドレ・ティモテ・デオン・ド・ボーモン」。
- マリーとの関係性に「ドレスを送った」とされているが、この元になった逸話によると、軍服を好んで着用するデオンを知ったマリーが事情を知らず「ドレスもなく男装しているのは気の毒だ」と同情を買った為とされている。
- ちなみにこの当時の年齢はそんな若い頃の話ではなく、デオンの生辰ないし命日から推定して49歳頃の話である。
- おっとりした楽天家のマリー、自他ともに認める変人のモーツァルト、普段はクールだがマリーが絡むとハイになるサンソン等今回登場したフランス勢の中でも、とりわけ常識人として扱われている感がある。秋のお月見イベントでは四人が一応平和的な会合を果たすが、その中でも屈指のツッコミ役と化した。
話題まとめ
- 本当の性別は……
- Fateでは「男なのか女なのか不明」と言われる程のデオンなのだが、流石に近代の人物である以上死後になるまで分からない訳ではなく、死後に検死した外科医によると、デオンは解剖学上では男性であることが明らかになっている。
- なお、史実上ではロンドンで1810年5月21日に死亡したとされており推定82歳。その頃になるまで分からなかったとなれば余程であったことだろう。