「武蔵坊弁慶」の版間の差分

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: 固有スキル「怨霊調伏」は、企画段階『Apocrypha』によれば“臨兵闘者皆陣列在前”の九字が成す邪悪な呪いへの抵抗呪文で、敵の魔術を封じ込めるというもの。「演じる」という海尊自身の属性と、勧進帳のくだりに象徴される弁慶の即興能力により、魔術を封じるだけではなく、限定的ながら敵の魔術を覚えて使用することも可能になる。
 
: 固有スキル「怨霊調伏」は、企画段階『Apocrypha』によれば“臨兵闘者皆陣列在前”の九字が成す邪悪な呪いへの抵抗呪文で、敵の魔術を封じ込めるというもの。「演じる」という海尊自身の属性と、勧進帳のくだりに象徴される弁慶の即興能力により、魔術を封じるだけではなく、限定的ながら敵の魔術を覚えて使用することも可能になる。
 
: 企画段階『Apocrypha』ではそこにいるだけでマスターの身体能力を強化し、更に敵サーヴァントの能力を封印するという反則的な能力を持つ「くろがねの傅」というスキル、対象が逆らうことのできない存在が発行した「宝具を使うな」という命令書をその場で偽造することができ、判定に成功すれば命令書を信じる信じないに関わりなく対象は宝具を封印される(ターンごとに抵抗判定があり、抵抗に成功した場合、再び宝具が使用可能な状態に復帰する)という「白紙の勧進帳」というスキルも保有していた。
 
: 企画段階『Apocrypha』ではそこにいるだけでマスターの身体能力を強化し、更に敵サーヴァントの能力を封印するという反則的な能力を持つ「くろがねの傅」というスキル、対象が逆らうことのできない存在が発行した「宝具を使うな」という命令書をその場で偽造することができ、判定に成功すれば命令書を信じる信じないに関わりなく対象は宝具を封印される(ターンごとに抵抗判定があり、抵抗に成功した場合、再び宝具が使用可能な状態に復帰する)という「白紙の勧進帳」というスキルも保有していた。
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===武蔵坊雪斎===
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: 『ぐだぐだ本能寺』において今川家に仕える家臣「太原雪斎」の役割を演じられた武蔵坊弁慶。
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: [[牛若丸|今川よしつね]]に「宴会を2秒で支度せよ」と脅されるなど、苦労人ポジに立たされている。
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: 陣を構える彼女に「襲撃されるのではないか?」と進言したが、[[アーラシュ|松平アーラシュ]]の放った「流星一条(ステラ)」によってちびノブの大軍共々巻き込まれてしまう。
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: 予想斜め上な方法で全滅してしまったが、「ですから油断めされるなとあれほど」とこぼしながら、主君の後を追うように立ち往生して消滅した。
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== ステータス ==
 
== ステータス ==

2015年11月28日 (土) 18:34時点における版

ランサー (Apocrypha)

  • 真名:武蔵坊弁慶(常陸坊海尊)
  • 身長:199cm / 体重:88kg
  • 出典:『義経記』『平家物語』
  • 地域:日本
  • 属性:混沌・善
  • 性別:男性
  • キャラクターデザイン:寺田克也 / 設定制:茗荷屋甚六
  • CV:稲田徹

Fate/Apocrypha』のオンラインゲーム企画時に登場したサーヴァント。厳つい姿をした僧兵。

略歴
真名は、五条大橋から源義経に仕え、衣川にて主の自害の時間を稼ぐために壮絶な立ち往生を遂げた荒法師・武蔵坊弁慶………ではなく、弁慶を演じる「常陸坊海尊」という人物。小説版『Fate/Apocrypha』には未登場。
人物
彼も義経の郎党であったが、義経・弁慶主従が最期を遂げた衣川の合戦にて怯懦の余り逃げ出してしまう。そのことを恥じた彼は、弁慶の勇名を永遠に語り継ぐため彼を演じ続けている。
外見から厳格な人物に見えるが、時折表に出る海尊としての人格はおどけたひょうきん者。
なお、『Fate/Apocrypha』企画段階では不死の仙人という設定が存在していたが、『Fate/Grand Order』で正式登場した際はその設定について言及されていない。
能力
固有スキル「怨霊調伏」は、企画段階『Apocrypha』によれば“臨兵闘者皆陣列在前”の九字が成す邪悪な呪いへの抵抗呪文で、敵の魔術を封じ込めるというもの。「演じる」という海尊自身の属性と、勧進帳のくだりに象徴される弁慶の即興能力により、魔術を封じるだけではなく、限定的ながら敵の魔術を覚えて使用することも可能になる。
企画段階『Apocrypha』ではそこにいるだけでマスターの身体能力を強化し、更に敵サーヴァントの能力を封印するという反則的な能力を持つ「くろがねの傅」というスキル、対象が逆らうことのできない存在が発行した「宝具を使うな」という命令書をその場で偽造することができ、判定に成功すれば命令書を信じる信じないに関わりなく対象は宝具を封印される(ターンごとに抵抗判定があり、抵抗に成功した場合、再び宝具が使用可能な状態に復帰する)という「白紙の勧進帳」というスキルも保有していた。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー A B+ C D C C くろがねの傅:?
怨霊調伏:?
白紙の勧進帳:?
企画段階。
主人公 (Grand Order) A B+ C D C C 対魔力:C+ 怨霊調伏:A
仁王立ち:B

宝具

五百羅漢補陀落渡海(ごひゃくらかんふだらくとかい)
ランク:EX
種別:対軍宝具
遊行聖の大行列を呼び出す。彼らは浄土を目指し、棺桶のような舟に封じ込められ、流される即身成仏の行である「補陀落渡海(ふだらくとかい)」によって旅に出る者達である。呼び出された行列はその場にいるすべてを進行方向へと押し流す。そのため、その場にいる者は抵抗判定に失敗するたび、強制的に移動させられ、最終的には浄土へ連れて行かれ成仏する。
『Grand Order』では曼荼羅らしきものを召喚し敵全体にスタンと呪いを与える効果となっている。

企画段階での宝具

八つ道具
対戦相手の英霊が持つ宝具を、七ツ道具の8つめとして奪い取る。
こうして奪い取った宝具は、初めて見る武器でも使いこなすことが可能で、数ラウンド後には持ち主のマスターに投げ返してダメージを与える。宝具を手放す理由は能力的な制限というより、しばらくすると彼がその宝具の使い心地に飽きることにある。
ちなみに弁慶の七種の武器は薙刀、鉄の熊手、大槌、大鋸、さすまた、つく棒、そでがらめ、と伝えられている。
弁慶仏
その場の空間を大長刀で荒々しく削り出し、荒法師の姿の分身を複数体生み出す。
分身はすべて彼と同等の攻撃力を持ち、敵からの攻撃を引き受ける壁にもなる。 一度の宝具使用で生み出される分身の数は1~7体とランダムで、結果は使用した彼にも決められない。以降、弁慶の攻撃力は健在な分身の数だけ増加する。

登場作品と役柄

Fate/Apocrypha
企画段階で登場していた。
Fate/Grand Order
ランサーのサーヴァントとして参戦。レア度はUC(☆2)。イラストレーターは真じろう氏。
メインシナリオでは序章に黒化した姿で敵として登場。この作品の冬木の聖杯戦争ではクー・フーリンがキャスターとなっており、代わりにランサー枠が彼になっている。
カプセルさーばんと
さーばんとの一匹。
コストの割にHPが高くひるまないが、移動、攻撃を一切しない純粋な壁キャラ。
コスト:400 / 戦闘力:- / 突破力:- / 移動力:- / 体力:A++ / 忍耐力:EX / リキャスト:A

人間関係

源義経
かつての主君。日本を代表する英霊の一人。
武蔵坊弁慶
その勇名を語り継ぐため、彼の名と姿を借りる。

名台詞

Fate/Grand Order

「弁慶として成長したらしい。南無」
レベルアップ時の台詞。
マテリアルが解放されて彼の正体がわかるまでは、妙な感じを抱かせる伏線的な台詞。
「何? 義経殿と戦え? 構いませんぞ。拙僧に勝機があるかどうかは別問題ですが」
マイルームボイス。

メモ

  • キャラクターデザイン原案は寺田克也氏。設定制作を担当したのは茗荷屋甚六氏。
  • 小説版『Apocrypha』で彼が没になった理由として、メンタリティが複雑すぎて主人公のパートナーにでもしなければ描ききれないキャラクターなのだがすでにパートナーが決まっていたこと、日本のサーヴァントであったこと、そして彼以外のランサー2人がヴラド三世カルナであったことが挙げられている。
  • 彼の他には坂田金時ゲオルギウスダビデが没案になった。
  • 企画段階で所有していたスキル「くろがねの傅」の傅とはおもり役、養育係のこと。また弁慶には数え六つで疱瘡にかかり肌が黒くなった、あるいは母がつわりで鉄を食べたための肌が黒くなったという逸話がある。
  • 『Apocrypha』企画版においては不死の仙人なのだが、仙術がTYPE-MOON世界ではどのような存在なのか説明されたことは無い。また、不死を象徴するような能力は持っていない。
    • 『Zero』執筆時、キャスターを誰にするかで悩んだ虚淵氏が「仙人はどうか」と奈須氏に相談したところ「冬木は東洋の英霊は駄目。それに仙人は強すぎる」と回答されているのでTYPE-MOON世界の仙人は相当な強さを持った存在であると考えられる。
    • 『Grand Order』では東洋の英霊でありながら冬木の聖杯戦争にて召喚されているが、理由は不明。

話題まとめ

風評被害?
設定上は衣川の合戦において敵前逃亡した…という事になっているが、実のところは開戦前に他の義経配下共々山寺へ参拝し、陣営が手薄になったところを襲撃され義経・弁慶主従の死に繋がった…というのが主流の説である。
チキン呼ばわりされるべきではない人物なのは確かだが、「うっかり」の言葉では済まされない失態であるというのもまた事実。

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