「ケツァル・コアトル」の版間の差分
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+ | *生贄否定派ではあるが、本人の台詞によりと伝承保菌の際にはなんらかの犠牲が必要となるようだ。 | ||
+ | *記憶はほとんど残っていないが第一世代は白亜紀だという。白亜紀の隕石で中南米に落下したとなると、6500万年前の大量絶滅の原因とされるチクシュルーブ・クレーターを形成した巨大隕石に付着してきた可能性が高い。 | ||
+ | *神として非常に多くの側面を持つのは、最初は自分しかいなかったから全部自分でやる必要があった、とのこと。従属神が育ってきてからはそちらに役割を振るようになる。 | ||
*表情差分の中に悪役じみた、所謂「ゲス顔」を見せることがあり、第七章のCMでも一瞬確認できる。 | *表情差分の中に悪役じみた、所謂「ゲス顔」を見せることがあり、第七章のCMでも一瞬確認できる。 | ||
**ちなみに当初は原作者である奈須きのこから「なんとかならんのか」とリテイクを要求するほど'''もっと酷かった'''らしく、何度も修正して現在の形になったそうな。とはいえ担当絵師が元々「マフィアの裏社会や抗争を描いた某漫画(登場人物ゲスキャラだらけ)」を代表作に持っているような人物である為、「そりゃそうなるだろ」という声もなくもない。 | **ちなみに当初は原作者である奈須きのこから「なんとかならんのか」とリテイクを要求するほど'''もっと酷かった'''らしく、何度も修正して現在の形になったそうな。とはいえ担当絵師が元々「マフィアの裏社会や抗争を描いた某漫画(登場人物ゲスキャラだらけ)」を代表作に持っているような人物である為、「そりゃそうなるだろ」という声もなくもない。 |
2017年1月8日 (日) 22:37時点における版
ライダー
- 真名:ケツァル・コアトル
- 身長:181cm / 体重:64kg
- 出典:アステカ神話
- 地域:中南米
- 属性:秩序・善
- 性別:女性
- CV:遠藤綾
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』第一部の七章で、ゴルゴーンが召喚された際に連鎖召喚された。以降は三女神同盟の一柱として行動した。
- 人物
- アステカの衣装を身にまとった女性。
- 陽気で自由奔放な性格と胡散臭い外人のような語尾にスペイン語混じりの喋り方が特長だが、冷静で心優しく知性に満ちた一面を見せている。
- メキシカンスタイルのプロレス、ルチャ・リブレ愛好家であり、宝具にまで影響を及ぼしている。
- 一方で背が高いことを気にしており、頭の飾りをとってしまおうと考えているほど。
- 能力
- 手に持っている剣・マカナを振るって戦う他、ルチャ・リブレによる格闘攻撃を行う。また、宝具により翼竜ケツアルコアトルスを召喚している。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライダー | 主人公 (Grand Order) | B | B | B+ | EX | A+ | EX | 対魔力:A 騎乗:EX 女神の神核:EX |
カリスマ:A+ 善神の智慧:A+ 自由なる闘争:EX |
宝具
- 炎、神をも灼き尽くせ(シウ・コアトル)
- ランク:A
種別:対人・対城宝具 - かつてケツァル・コアトルがアステカを去った折、数々の財宝が悪神テスカトリポカに渡らぬように自らの宮殿を灼き尽くしたという炎の再臨。
- 周囲を炎が包み、敵対者の宝具の真名解放を一時的に阻む効果を持つのだが、本人がルチャにハマってしまったので極めておかしな宝具になってしまった。
- 基本的には相手を空中に舞上げてからの脳天落としだが、状況によっては高度1000メートルから相手にめがけてキックをかます、という流星の如き打撃技にもするとか。
- 本人はコレをウルティモ・トペ・パターダと名付けている。
- 翼ある蛇(ケツァル・コアトル)
- ランク:A
種別:対人・対軍宝具 - ライダーのクラスを有する理由となる宝具。
- 自らに由来する名を与えられた白亜紀の翼竜、ケツアルコアトルスを召喚、騎乗する。
- 実際に白亜紀に棲息したケツアルコアトルスよりも遥かに強化された、幻獣~神獣クラスの幻想種である。
- 真名解放時には、これに騎乗したケツァル・コアトルが風雨と雷の大規模操作を行うが、この効果は本作に於いて基本的に使用されず、EXアタックで召喚して突撃を行っている。
- 太陽の石(ピエドラ・デル・ソル)
- 第七章で、神霊として召喚された時に所持していた宝具。
- この宝具を神殿に祀ることにより、メソポタミアでも高い神性を保っていた。
- 真名開放することにより、太陽風を発生させるほどの熱量を放出する。
- イシュタルによるとウルクに落とされていたら一瞬で灰燼になっていたという。
真名:ケツァル・コアトル
- ケツァル・コアトル。中南米、アステカ神話における最高存在の一柱。生命と豊穣の神、文化の神、雨と風の神。名前の意味は「羽毛ある蛇」「翼ある蛇」。
- 生贄の儀式を嫌い、否定した善神とされ、明けの明星の具現である善神トラウィスカルパンテクートリ神、マヤのククルカン神と同一視される。
- 善の伝説を多く持つが、獰猛な戦いの神としての側面をも有し、一時期には太陽を司ったとする伝説もある。
- 善なる神として人々の繁栄を導いたケツァル・コアトルだったが、やがてテスカトリポカ神に敗れ果て、アステカから姿を消した。再び帰還するという予言を残して。
- アステカの人々は、後に来訪したスペイン征服者の一団を「帰還したケツァル・コアトルとその軍勢」であると信じ、滅びる事となった。
- 本来は男性神であるが、サーヴァントとして現界するにあたっては、分霊のひとつにサーヴァントとしての形を与えて女性神として存在を得ている。
- 長らく同一視されてきた金星の存在が影響し、金星=美神ヴィーナス(アフロディーテ)のイメージに引っ張られてしまったのではないか、と本人は語る。
- 南米の神は他の神話体系とは大きく異なり、この星で生まれたものではなく、空から降ってきたモノ。
小惑星が地表に衝突した際についていた微生物が植物に寄生して生き延び、あの土地で文明が生まれた。 - 南米の神は『人間に乗り移って』活動したとされる。
- ケツァル・コアトル神も地域によって複数確認されているように、いつかの時代では女性体がケツァル・コアトルになっていたのかもしれない。
- この異常事態にあたり、ケツァル・コアトルは誰も知らない新たな顔を引っさげてきた。
- 現代メキシコで隆盛を誇る自由なる闘争、ルチャ・リブレを愛する神として。
関連
- ケツアルコアトルス
- 白亜紀に生息していた翼竜。史上最大の飛翔動物として知られている。
- また、ケツァル・コアトルに由来する名前を与えられた古代生物であり、ケツァル・コアトルがライダーのクラス適性を有する理由となっている。
登場作品と役柄
- 〔ライダー〕キャラクターデザイン:広江礼威 / 設定作成:??? / レア度:☆5
- ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第七特異点クリア後ガチャに追加される。
人間関係
Fate/Grand Order
- ジャガーマン
- テスカトリポカの系譜を引くジャガーを苦手としており、疑似サーヴァントとして召喚された彼女の気配を察知すると……。
生前
- テスカトリポカ
- 敵対した神。最終的には敗れて追放されてしまった。
名台詞
- 「嫌いなもの? 蜘蛛は嫌いですね。ジャガーも嫌いです。
マスター、間違っても蜘蛛の被り物とか、してはダメよ?
そんないたずらをしたら……フフッ、捕まえて、一口で食べてしまうから」 - マイルーム会話「嫌いなもの」。これは敵対した神であるテスカトリポカに由来するもの。
- 「ジャガー」はテスカトリポカのナワル(霊的存在)であり、「蜘蛛」は蜘蛛に化けたテスカトリポカに騙された結果、自ら治めた都から立ち退かざるを得なかった話からか。
- 「イシュタルちゃ~ん、チャオー! ねえ、アレやって、あの金星投げるやつ!
一度打ち返してみたかったのよね、私の自慢のこのマカナで!」 - イシュタル所属時。そんな物騒な野球だかクリケットだかはみんな知らない。
メモ
- 生贄否定派ではあるが、本人の台詞によりと伝承保菌の際にはなんらかの犠牲が必要となるようだ。
- 記憶はほとんど残っていないが第一世代は白亜紀だという。白亜紀の隕石で中南米に落下したとなると、6500万年前の大量絶滅の原因とされるチクシュルーブ・クレーターを形成した巨大隕石に付着してきた可能性が高い。
- 神として非常に多くの側面を持つのは、最初は自分しかいなかったから全部自分でやる必要があった、とのこと。従属神が育ってきてからはそちらに役割を振るようになる。
- 表情差分の中に悪役じみた、所謂「ゲス顔」を見せることがあり、第七章のCMでも一瞬確認できる。
- ちなみに当初は原作者である奈須きのこから「なんとかならんのか」とリテイクを要求するほどもっと酷かったらしく、何度も修正して現在の形になったそうな。とはいえ担当絵師が元々「マフィアの裏社会や抗争を描いた某漫画(登場人物ゲスキャラだらけ)」を代表作に持っているような人物である為、「そりゃそうなるだろ」という声もなくもない。
- イラスト担当の広江礼威氏はククルカン(=ケツァル・コアトル)の化身の少女をヒロインとした漫画『翡翠峡奇譚』で商業デビューしているという、ケツァル・コアトルとの古い縁がある。奈須氏と広江氏の上記のやり取りを記したTwitter発言では『Fate』のケツァル・コアトルと『翡翠峡奇譚』のククルカンのコラボイラストが掲載されている[1]。
- ゴルゴーン曰く、復讐者の素質があるとのことなので、心の内には暗黒面がきっちりあるのかもしれない。
- 自身が気にするほどの高身長であり、その数値は181cmと女性陣のサーヴァントの中ではトップクラスの部類に入る。アルターエゴの一体であるヴァイオレットより1cm低いが、それでも男性と比較しても遜色しなかったりする。
- 手に持っているオールのような武器は「マカナ」あるいは「マクアフティル」と呼称される南米では一般的な武器。棍棒に黒曜石の刃を埋め込んだもので、一言で言うと石オノである。このような武器を用いたのは、中南米の文明では鉄器を持たなかったためである。
- とはいえ、黒曜石は非常に薄く剥がれやすく、剥がし方によっては断面が単分子の厚さになることすらある。さらに多少欠けても断面が新たな刃になるという特性もあり、鉄器がなかったことを差し引いても南米ではよく使われていた。……威力を疑うなら、カミソリの刃を一面に埋め込んだバットをフルスイングすることを想像してみるとよい。