「エイリーク・ブラッドアクス」の版間の差分
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: 主人公らが黒髭の存在を知る前に遭遇して撃破されるが消滅はしておらず、黒髭との交戦時に再び刃を交えることとなる。 | : 主人公らが黒髭の存在を知る前に遭遇して撃破されるが消滅はしておらず、黒髭との交戦時に再び刃を交えることとなる。 | ||
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: 禍々しい斧を担いだ筋骨隆々の男性。一人称は「おれ」「私」。 | : 禍々しい斧を担いだ筋骨隆々の男性。一人称は「おれ」「私」。 |
2017年2月15日 (水) 23:21時点における版
バーサーカー (Grand Order)
- 真名:エイリーク・ブラッドアクス
- 身長:195cm / 体重:115kg
- 出典:『ファグルスキンナ』
- 地域:ノルウェー~イングランド
- 属性:混沌・中庸 / カテゴリ:人
- 性別:男性
- CV:安井邦彦
「狂戦士」のサーヴァント。
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』第一部三章では西暦1573年の大海原に召喚され、黒髭配下の一人として行動している。
- 主人公らが黒髭の存在を知る前に遭遇して撃破されるが消滅はしておらず、黒髭との交戦時に再び刃を交えることとなる。
- 第一部終章では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅢの座を統括する観測所フォルネウスと交戦する。
- 人物
- 禍々しい斧を担いだ筋骨隆々の男性。一人称は「おれ」「私」。
- 狂化により意思の疎通は不可能で、普段は狂った叫び声を上げるのみ。
- 一応、敵味方の区別はつけ、多少の知性は存在するものの、敵に対して短絡的に突貫し、ただただ屠る猛獣のようなものである。
- しかし、グンヒルドの力を借りることで稀に正常な言動を取り戻す。その際に見せる本来の人格は落ち着いたもの、それでいて気さくな印象であることが伺える。
- 自身は黒髭同様「口を開いたら駄目な類」と称しているが、黒髭のように残念な言動が飛び交うのではなく、他の女性と口を利くとグンヒルドが拗ねてしまい、たまにその相手を呪ってしまうため。
- 能力
- 宝具である「血啜の獣斧」を振るって戦う。
- また、グンヒルドがどこからか呪術によるサポートを行ってくれる。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バーサーカー | 主人公 (Grand Order) | B+ | B+ | D | D | C | C | 狂化:B | 支援呪術:C→C+ 戦闘続行:B 血啜の獣斧:A+ |
宝具
- 血啜の獣斧(ハーフデッド・ブラッドアクス)
- ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1~2
最大捕捉:1人 - 彼が常時身につけている赤黒い斧。かつて打ち倒した魔獣を加工し、斧に仕立て上げたもの。魔獣はまだ「生きている」らしく、栄養分としての血液を啜ることで生き延びている。
- 倒した魔獣の血を吸うことで魔力が増大し、本来の力を発揮できるが、一定時間血を与えないと、飢えて死んでしまう。そうなると武器としての威力は見る影もなくなるため、定期的な血液補給が必要。
- 血塗れの戴冠式(ブラッドバス・クラウン)
- ランク:B
種別:対人宝具(自身)
レンジ:0
最大捕捉:1人
由来:自身の近しい親族を悉く討ち果たし、ノルウェー王に名乗りを上げたという逸話。 - 自身の近しい親族を悉く討ち果たし、ノルウェー王に名乗りを上げたという逸話が具現化した宝具。
- 黒魔術師グンヒルドによる、狂化ドーピング。自身のダメージなど気にもせず、敵に突っ込んでミンチにする。当然ながら自身もそれなりのダメージを負う。
- 対軍宝具ではないものの複数を相手にするのに適した宝具。ただし、帰還した際のダメージもその分深刻であるため、回復手段を持たないままこの宝具を使用するのは控えた方が良いらしい。
- 『Grand Order』では自身の攻撃力を上昇させ、同時に敵全体にダメージを与える効果。ただし自分もいくらかのダメージを受ける。
真名:エイリーク・ブラッドアクス
- エイリーク・ブラッドアクス。九世紀ごろのノルウェーを支配した、血の斧を持つバイキングの王。
といってもノルウェーの王として君臨したのは三年程度で、王を追われてからはイングランドに逃れ一地方の領主となっただけの存在に過ぎない。
- にもかかわらず彼の異名「血斧王」が轟いたのは、その三年の王位のために兄弟姉妹を全員殺害した残虐性と、それを後押ししたと言われる妻の魔女グンヒルドの存在故である。
登場作品と役柄
- 〔バーサーカー〕キャラクターデザイン:蒼月タカオ / 設定作成:東出祐一郎 / レア度:☆2
- ストーリーでは第三章で登場したが、過去の章に比べても全体的にバランス良く見せ場が配置されている中で彼だけはいまいちパッとしない扱いであった。
人間関係
- グンヒルド
- 妻。筋金入りの女魔術師であるが、夫を深く愛し、妖術を使って夫の敵を呪い殺した、死後もなお夫のために戦い続けたなどと語られている。
- 召喚された夫を通じて音声通話を行い、遠隔で呪術や召喚魔術を行使するなど優れた魔術を有している。
- 彼女は夫が「通常の聖杯戦争」で召喚される事に否定的であり、聖杯を求めるために夫を召喚したマスターにクレームと呪術を送り込み、死を以て脱落させる。
- だが主人公に対しては世界滅亡に等しい「人理焼却」に立ち向かう為に召喚した事を把握しているため、特別にエイリークを貸している。
- 他の女と口を利くと拗ね、たまに相手を呪ったりするのでエイリークもやや困っており、FGOマテリアルの因縁キャラでも、グンヒルドが怖いのでいません(意訳)と記述がない。
名台詞
- 「血ダァ……血ダァ……血ダァァアアアア!!」
- 宝具選択時の台詞。狂化により凶暴化し、血を求めている。
- 「……私は今、妻の手を借りてこの言葉を操作している。
世界の破滅を食い止めよ。そのためならば――が、ぐ。ノイズ、が、」
「……よし、もう一度チャンスがあった。
つまり、何が言いたいのかというとだ。私を召喚し、使ってくれて感謝している。
通信終了。すまんな、グンヒルド」 - マイルーム会話「絆Lv3」「絆Lv5」。
- 通常はバーサーカーらしく片言でしか喋れないが、この台詞のみは落ち着いた理性的な口調で話す。彼がどこから語りかけているのかは不明。
- 「お、お前、たちが、我が、夫を、使役する、
不埒者、か」
「我が名はグンヒルド。普段ならば、聖杯如きに我が夫を
召喚した無礼をその命で償わせるところだが――」
「そちらの事情は把握している。
今回は特別に我が夫を使わせてやろう」 - 幕間の物語から。正確にはエイリーク自身ではなく、彼を通じて話しかけてきたグンヒルドの言葉。
- 夫と比べ召喚に対してかなり否定的である上、マスターの殺害やその経験についてもほのめかしている。彼女がどこから語りかけているのかは不明。
- なお、当人は生前の逸話からかサーヴァントして召喚されるのはバーサーカーであると相場が決まっているため意に介してないが、そのグンヒルドは夫をバーサーカーとして召喚したこと自体が侮辱であると見なしているので、結局マスターは呪術の餌食にされてしまう。
メモ
- 近年増加傾向にある、意思疎通可能なバーサーカーの一人。ただし、あくまで狂化していない相手と通信により会話できるだけで、「バーサーカーのサーヴァント」としての彼は対話不可能に等しい。
- 『蒼銀のフラグメンツ』では、ブリュンヒルデの台詞の中で登場。彼女によると、エイリークは気高き魂の持ち主であるとのこと。
ちなみに北欧神話の中では、ブリュンヒルデはエイリークの七代前に当たる人物である。 - 『ぐだぐだ茶器集め 地獄変 ~等活地獄~』のボスとして登場し、その際の名義は「地獄ロボ ブラッドV」。いや、確かに遠隔操作のロボみたいなものかもしれないが……。
- 等活地獄とは八大地獄の一つで、殺生を犯した者がこの地獄に落ちるとされている。彼の場合は王になる際に兄弟姉妹を皆殺しにしたからだろうか。