「グガランナ」の版間の差分
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:神々ですら手懐けられないが、イシュタルは時に厳しく、時にもっと厳しく扱うことでグガランナを自在に操った。 | :神々ですら手懐けられないが、イシュタルは時に厳しく、時にもっと厳しく扱うことでグガランナを自在に操った。 |
2019年10月6日 (日) 19:48時点における版
概要
『Fate/Grand Order』に登場する怪物。デザインはPFALZ氏。
- 略歴
- それ自体が一種の神造兵装となっている。その姿は山の如しであり、「金色のパーツをところどころにつけた、牛の形をした積乱雲」とでも言うべき巨大な姿を誇る[注 1]。
- 元の伝承であるメソポタミア神話ではイシュタルの手によってウルクへと差し向けられたが、ギルガメッシュとエルキドゥの手によって討伐された。
- Fateシリーズではサーヴァントとして召喚されたイシュタルが連れてきたもの(以下「マークⅠ」と呼称)と、後にライダー版の彼女によって再製造された「マークⅡ」が登場している。
- マークⅠ
- 『Fate/Grand Order』の第七特異点に召喚されたイシュタルの手駒ないしビーストⅡの対抗策として挙げられたが、北部で落として行方不明になってしまった。
- なお、その事で賢王ギルガメッシュに叱られた挙句、『私は駄目な女神です』と粘土板を手に立たされた。
- おそらく『Fate/strange Fake』の世界のフィリアが勝手に持って行った為に登場できず、『Fate/strange Fake』ではフィリアの戦力としてスノーフィールド攻撃のために運用されつつある。
- マークⅡ
- 『Fate/Grand Order』で上記の汚名を返上するべく、イシュタル〔ライダー〕がサマーレースにかこつけて「金星のテクスチャを貼付けたコノート」の上をグガランナの生体パーツをとりつけたマシンを走らせる事で魔力を刻み込んだ後に、全てのパーツをゴールに集め、レースの決着と共に再臨させる。
- だが、結果的に自分たちを騙したイシュタルへの怒りと、その強大な力で特異点はおろか地球上からコノートが消滅しかねない事から参加者達にフルボッコにされた上、ケツァル・コアトルに投げ飛ばされてイシュタルQPS諸共粉砕された。
- マークIII
- イシュタルの幕間の物語「リターン・オブ・イシュタル」に登場。
- 懲りずに三度目の再臨に臨むが、触媒にする為にウルクから盗み出した「グガランナ(マークⅠ)の角」が偽物であったことに気づかず、案の定暴走してしまいイシュタルたち自らが処理する羽目になる。
- 人物
- 神々ですら手懐けられないが、イシュタルは時に厳しく、時にもっと厳しく扱うことでグガランナを自在に操った。
- 能力
- シュメル最大の神獣と言われるだけあってか、暴風だけで物体を吹き飛ばし、雷鳴でサーヴァントの霊基を砕き、全盛期ならティグリスも干上がらせる力を持っている。
- 人間にとって事実上無敵の神獣であり、勝ち目がないとイシュタルが自負しており、実際サマーレースの参加者を動員してもなお前肢だけ実体化したマークⅡを倒しきれていない。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 上記の経緯で「マークⅠ」が言及され、「マークⅡ」と「マークIII」が登場している。
- Fate/strange Fake
- 4巻時点では直接の登場はしていないが、「マークⅠ」がフィリアの手によってスノーフィールドに呼び寄せられつつある。
人間関係
Fate/Grand Order
- イシュタル〔ライダー〕
- 2017年のサマーイベントにて、彼女の手によって「マークⅡ」として新造された。
- また、彼女の足下の謎生物はグガランナの幼体である「グガランナリリィ」とのこと。
- ケツァル・コアトル
- 2017年のサマーイベントにて、上記のマークⅡが彼女に投げ飛ばされて粉砕された。
Fate/strange Fake
- フィリア
- 彼女の手によって、「どこにも繋がっていない枝」から引っ張られた「マークⅠ」が、巨大台風としてスノーフィールドに接近しつつある。
生前
メモ
- デザインの出典元は『Fate/Grand Order』でアマデウスやサリエリ、ダレイオス三世を担当したPFALZ氏が2012年夏のコミックマーケット(C82)で頒布した『天牛-グガランナ-』[出 1]から。本誌の中では出典リンク先の骨格のデザイン以外にも上記で述べた「積乱雲の体躯」の全体像も描かれている。
- 後に公式に採用され、金色のパーツを若干減らす形でリデザイン・細かな部分の設定を追加して[出 2]FGOに「マークⅡ」として登場させた。
話題まとめ
脚注
注釈
- ↑ 実際、前肢部分しか戦闘画面に収まりきれない事から、その巨体ぶりがうかがえる。