「赤城奏丈」の版間の差分
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2021年8月10日 (火) 03:46時点における版
赤城奏丈 | |
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読み | あかぎ かなた |
性別 | 男性 |
年齢 | 17歳 |
初登場作品 | 帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline |
概要
2020年の東京在住の高校生。
- 略歴
- 2020年に生きる普通の高校生。
- 父親に依頼されて祖母の別荘に遺品整理に訪れた際、うっかり魔術礼装を起動させてしまい、昭和20年の帝都に迷い込み、聖杯戦争に巻き込まれてしまう。
- 人物
- 高層ビルの上をジェット旅客機が飛ぶのを校舎の窓から眺め、友人と話題のライトノベルの雑談を交わす等、良くも悪くも普通の男子高校生。
- 母親と妹の「はるか」と共に生活している。父親は中学に上がった頃に事業の失敗から離婚している。
- 祖母は魔術師であったが、父親に魔術を継がせず、自身も何も教わっていない。
- 下記のように魔術を修めてはいるが、魔術師としての教育は受けていないので、魔術師としての価値観は皆無。
- 命を落とすことが日常の太平洋戦争末期の世界に対してドン引きしているが、それでも異常な環境に順応して心を麻痺させることを拒否している。
- 能力
- 「触れていた物体の運動速度を下げる」という魔術を行使可能。本人曰く、いつの間にかできるようになっていたとのこと。
- それ以外の魔術はまったく使えず、父親からも魔術師としての才能は平凡と言われている。
- いざという時の度胸は割とあるようで、藤宮九十九の危機には彼女自身のサポートがあったとはいえ彼女の指の縫合を成功させた[注 1]。
登場作品と役柄
Fate関連作品
- 帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline
- 物語の主人公。ふとしたきっかけから帝都での聖杯戦争に巻き込まれてゆく。
人間関係
帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline
- セイバー
- 契約したサーヴァント。偶発的な事故で未来世界で一般流通していたライトノベルを触媒に召喚してしまった。ただそのラノベがこの聖杯戦争(未来で言うところの過去の)をモチーフに書かれたものである可能性が示唆されている。
- 藤宮九十九
- 帝都で出会った少女。不可抗力とはいえ、彼女のマスター権を横から奪う形になってしまった。
- 実は過去の世界における自身の祖母であり、彼女の死は同時に自身の死をも意味する、一蓮托生の関係。
- 母親
- 一般人。中学に上がる頃に父親と離婚しており、こちらについてきた為現在も同居中。「赤城」はこちらの姓である。
- 父親
- 上記の理由で普段は別居しており、半年に一回の面会日に会うのみだが、それほど仲は悪くない。
- 祖母
- 父方の祖母。6歳の時に死別している。魔術師だったが、彼女からは奏丈にも父親にも魔術については教えていないようである。
- 旧姓での本名は「藤宮九十九」すなわち、上で述べた少女である。可愛がられていたようで、若い頃のアグレッシブさには驚いている。
- はるか
- 妹。漢字は不明。こちらも離婚時に母親についてきたようである。
- 兄と違って魔術の才能があったため、赤城家からは独立してフリーの魔術師になったとか。
名台詞
帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline
- 「……たまるか。
こんなの…慣れてたまるか」 - セイバーと街に出たところで白昼堂々陸軍の襲撃を受け、死体が大量に転がる大惨事になった非常事態を見ての絞り出すような言葉。
- 「慣れてください」というセイバーからの勧告に真っ向から反発するような言葉でもあるが、セイバーとしてはあえて何も言い返しはしなかった。
メモ
- Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚版では彼の役を演じるのは琥珀である。
- コハエースで当初予告されていた『帝都聖杯奇譚』のマスター設定に基づいたキャラクターであり、セイバー召喚の触媒も当初の予定通りとのこと。元はラノベが流通しジェット旅客機が空を飛ぶようなバリバリの現代に生きていた人間であり「時代に似つかわしくない平和ボケした性格」なのもある意味納得である。
- 彼が使用する「魔術」だが、魔術の基本設定から考えると非常に不自然である。「教えられた訳でもなくいつの間にか出来るようになった」というのは明らかにおかしく、魔眼のような特化型の魔術回路を先天的に持っていたか移植されたかした、あるいは超能力の可能性が高い。
- また、彼の魔術が触れ込みどおりであるなら、参加サーヴァントの一人の宝具に対して天敵とも言える為、何らかの対抗策になる可能性もある。
- 祖母の別荘にあった砂時計型の魔術礼装を起動させた事で昭和20年の帝都にやってきたが、タイムトラベルは完全に魔法の領域と作中で明言されており、魔術礼装以外の要素も働いた可能性がある。
話題まとめ
脚注
注釈
- ↑ 本人曰く「ブラック・ジャックを読んでいてよかった」とのこと。
出典