「オーロラ」の版間の差分

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2021年10月13日 (水) 23:57時点における版

オーロラ
性別 女性
種族 妖精國の妖精/風の氏族
デザイン TAa
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

Fate/Grand Order』に登場する妖精

略歴
Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で妖精國の都市のひとつ、ソールズベリーの君主にして「風の氏族」の氏族長として登場。
人間に厳しいことを言うコーラルと比較しても主人公一行に好意的に接していた。
だが、ロンディニウム陥落の件などでところどころ不審な動きを見せており、後編のキャメロット陥落の際にスプリガンと組んでモルガンに反旗を翻し、彼女を陥れて滅ぼしてしまった。
そして戴冠式に際しては新しい女王に即位するはずだったノクナレアを毒殺して主人公一行にその罪を着せようとしたが、その過程で「厄災」が発生。
大聖堂で籠城している間に状況がどんどん悪化していく中、助けに来た妖精騎士ランスロットに本性を悟られて見限られ、致命傷を負わされてしまう。
その後も妖精國の崩壊間際まで半死半生で倒れたまま生き延び、最期に空を舞う妖精騎士メリュジーヌを羨望交じりに見上げながら息を引き取った。
人物
まばゆい虹色の翅を持った非常に美しい女性。
人間に対して厳しい態度を取るコーラルとは反対に何事に対しても鷹揚で好奇心旺盛な「妖精らしい」妖精。
だが、風の氏族の能力を利用しての情報の収集と扇動を最大限に悪用した腹黒い陰謀家としての面も持っており、上記のようにモルガンやノクナレアを陥れて躊躇いなく失墜させてしまうほど。
そして彼女の本質は陰謀家ですらなく、「その時もっとも邪魔だと思った存在を陥れて潰し、後になったら罪も行為も忘れ去ってしまう」というこの上なく自己中心的な八方美人。
「自分が輝き、周囲から褒め称えられている」という状況が第一で、その為なら誰であろうと陥れるし刹那的に危険な行為も躊躇いなく行う、まるで子供のような「誰よりも妖精らしい妖精」である。
能力
妖精としても高い能力を持っており、コーラルをあっさりと毛虫に変えてしまうほど。
風の氏族長として広範囲から噂を蒐集し、「風の噂」で情報を広めて扇動する非常に悪質な能力の持ち主でもある。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で現地人として登場。

人間関係

Fate/Grand Order

コーラル
側近。
それなりの期間部下にしていたが、厄災発生時に諫言を受けたためにあっさりと毛虫に変え、「うっかり」踏みつぶしてしまった。
後から考えると、「人間に厳しい態度を取る」彼女を「慈悲深い」自分の引き立て役にしていた可能性が高い。
妖精騎士ランスロット
かつて湖水地方で毒の沼から拾い上げ、「メリュジーヌ」の名前を与えた部下。
彼女としては「醜い存在を命がけで助ける」という行為で周囲の賞賛を得たかったからの利己的な行為であるが、その美しさには心惹かれていた。
最期には彼女の手によって致命傷を負わされ、空を舞う姿を羨望しながら命を落とすこととなった。
スプリガン
モルガンを失墜させるために手を組んでいた土の氏族長。
厄災の発生と彼に本質を見抜かれた事から自然と縁が切れ、共に別々に命を落とすこととなった。
ウッドワス
牙の氏族長。
彼のモルガンへの想いを巧みに煽り、モルガン失墜への一手とした。
パーシヴァル
かつてソールズベリーの孤児院で育て、妖精騎士ランスロットの義弟となった騎士。
彼女としては「約束の子」にするつもりだったが、選定の槍を使ったことで一気に肉体年齢が大人になったことからあっさりと見捨ててしまった模様。

名台詞

Fate/Grand Order

メモ

  • 名前の由来は天体現象のオーロラからと思われる。
    • ブリテン異聞帯の物語は「糸紡ぎの妖精」や「眠り続けるマシュ」など『眠れる森の美女』のモチーフが散見されるため、「悪い魔女を追い詰めるオーロラ姫」のイメージもあるのかもしれない。
  • 「前編」の時点から黒幕であることを推測するプレイヤーも多かったが、「後編」で一気に腹黒さが明らかになり、「戴冠式」で腹黒さすら通り越した突き抜けっぷりに多くのプレイヤーが唖然となった。
    • そのあまりの刹那主義っぷりは、「気分で行動を変えて最終的に台無しにする」殺生院キアラや、「勝手にオリチャーを入れて破綻させる」リンボと比較しても、「そもそもまともなチャートを作らない」「頭オーロラ」と一種の畏怖を持って受け入れられた。
      • 上記のように「頭は悪くないのにその場その場しか考えず、圧倒的な力で周囲を振り回す」という意味では「もっとも妖精らしい妖精」とも言える。

脚注

注釈


出典


リンク