「ラ・ベート・デュ・ジェヴォーダン」の版間の差分
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+ | :狼退治を得意としていた猟師の親子。ルイ15世の命で獣討伐の任に就き、多数の狼を狩り続けるも肝心の本命たる「獣」には届かなかった。 | ||
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+ | :王付きの火縄銃運搬人にして腕利きの狩人でもあった仏軍中尉。体長1.7m、体重60kgの巨大な狼を仕留め「獣」討伐を宣言、英雄として称賛される…のだが、その約2か月半後に「獣」が再度出現、またも多数の犠牲者を出す展開に。 | ||
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+ | ;ジャン・シャストル | ||
+ | :ボーテルヌから約1年半後、最終的に「獣」を仕留めたとされる狩人。…しかし、狩りに臨む前の習慣であった聖書黙読と神への祈りを'''現場で行っていた上、あり得ない事にそれを「獣」が静観していた'''という噂が元で「'''『獣』は元々シャストルが飼い慣らしていた'''」という風評被害に見舞われたとも。 | ||
== メモ == | == メモ == | ||
*真名欄で挙げた通り史実では1767年に射殺されたとされているが、奏章Ⅱにおいては70年経った1839年に再度出現したとされている。 | *真名欄で挙げた通り史実では1767年に射殺されたとされているが、奏章Ⅱにおいては70年経った1839年に再度出現したとされている。 | ||
**射殺されたのが別の生き物である可能性もあるため、本来のジェヴォーダンが生き延びて再度出現した可能性も考えられるが、それとは別個体であるとも考えられる。どちらにしろ今のところは推測の域を出ない。 | **射殺されたのが別の生き物である可能性もあるため、本来のジェヴォーダンが生き延びて再度出現した可能性も考えられるが、それとは別個体であるとも考えられる。どちらにしろ今のところは推測の域を出ない。 | ||
+ | **「実際のところ、どの生き物であったのか」を明確にできる標本・剥製の類が現存していない、という事もこの説に拍車を掛けている。狼以外にもハイエナやナマケグマ、狼と犬の混血種…等の可能性がある中、外見的特徴が最も近いと言われるのがフクロオオカミ(現在は絶滅)。もっとも、本来同種はオーストラリアのタスマニア島固有の生物であり、誰かが意図的に持ち込まない限りフランスに生息する事はあり得ないのだが…。 | ||
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年9月18日 (水) 05:29時点における最新版
アヴェンジャー | |
---|---|
真名 | ラ・ベート・デュ・ジェヴォーダン |
異名 | 殲滅妖獣 |
副属性 | 天 |
デザイン | 兔ろうと |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要[編集 | ソースを編集]
- 略歴
- 奏章Ⅱ『不可逆廃棄孔 イド』にて登場。
- 共に召喚されたテオドリック〔オルタ〕を背に乗せ、「アヴェンジャー・ワイルドハント」として主人公 (Grand Order)に対する第六の試練として立ちはだかる。
- 作中ではお台場に現界し、テオドリックと同じく不動を貫いていたが、彼が主人公を認めたことで共に動き出す。
- 自身の攻撃とテオドリックの力が合わさって主人公たちは手も足も出せなかったが、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕が自らの魔力を用いて未練の巌窟王からゴルゴーンとヘシアン・ロボを呼び込んだことにより押されていき、テオドリックと共に敗北して消滅した。
- 人物
- 体の各所に鎧を着けた、二つの頭部を持つ四足歩行の黒い獣。
- 一方の頭部は青白く光る毛が生えており、獣じみた牙を有する。もう一方の頭部は牛の頭部と似た形状である。
- 自身に騎乗するテオドリックと同じく、胸骨は剝き出しとなっている。
- 喋ることはなく、またその心情が語られることも無かったため性格は不明。
- 能力
- 主に前脚の爪で引っ掻き攻撃を行うが、モーションではそれに伴って青い炎が噴出している。
ステータス[編集 | ソースを編集]
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アヴェンジャー | なし | ? | ? | ? | ? | ? | ? | 煤の鎧:A |
真名:ラ・ベート・デュ・ジェヴォーダン[編集 | ソースを編集]
- 18世紀、フランスのジェヴォーダン地方(現在のロゼール県の一部)に現れ、住民を恐怖で震え上がらせた「ジェヴォーダンの獣」。
- その姿は狼に似ていて、大きさは牛程だが俊敏な動きを見せたという。また鋭い鉤爪を持ち、尾はライオンのようで牙は口から大きくはみ出ており、頭部はグレイハウンド犬に似ていて全身赤い毛で覆われていたと証言されている。
- この獣はマルジェリド山地周辺に現れて幾度も襲撃を行い、数多くの人々を殺害したという。
- これに対し当時のフランス王であったルイ15世は何度か討伐隊を派遣したが、最終的には1767年に地元の猟師に射殺されて事態は終息したとされる。
- しかしその正体は定かでなく現在も議論が続けられており、未だに謎を多く残す怪事件となっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Grand Order
- 奏章Ⅱにて、テオドリック〔オルタ〕と共に敵NPC「アヴェンジャー・ワイルドハント」として登場。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
- テオドリック〔オルタ〕
- 奏章Ⅱにおける第五の試練。本来関連性は無いはずだが、彼も1839年に生前の巌窟王と戦っていたためか共に召喚されている。
- 自身を乗騎として駆る。
- 巌窟王 エドモン・ダンテス
- 1839年における生前の彼が復讐を行う際、復讐対象の一人であるフェルナン・モンテゴの調査部隊を全滅させたことで目を付けられ、あくまで自らの手でフェルナンを失脚させたいと望む彼に討伐された。
- 奏章Ⅱでは第六の試練として自身を配置している。
- アレッサンドロ・ディ・カリオストロ
- 自身が試練として配置された元凶。上記の巌窟王と自身の因縁を知っていた。
- 彼曰く、自身と同じくかつて巌窟王と敵対したがために試練として組み込んだとのこと。
生前[編集 | ソースを編集]
- ジャック・ポルトフェ
- 12歳の頃、仲間達共々「獣」の襲撃を受けるもひとまずの撃退に成功し、その奮闘を労った当時のフランス王・ルイ15世から報奨金を得ている。
- ジャン=シャルル・ダンヌヴァル、ジャン=フランソワ・ダンヌヴァル
- 狼退治を得意としていた猟師の親子。ルイ15世の命で獣討伐の任に就き、多数の狼を狩り続けるも肝心の本命たる「獣」には届かなかった。
- フランソワ・アントワーヌ・ド・ボーテルヌ
- 王付きの火縄銃運搬人にして腕利きの狩人でもあった仏軍中尉。体長1.7m、体重60kgの巨大な狼を仕留め「獣」討伐を宣言、英雄として称賛される…のだが、その約2か月半後に「獣」が再度出現、またも多数の犠牲者を出す展開に。
- ジャン・シャストル
- ボーテルヌから約1年半後、最終的に「獣」を仕留めたとされる狩人。…しかし、狩りに臨む前の習慣であった聖書黙読と神への祈りを現場で行っていた上、あり得ない事にそれを「獣」が静観していたという噂が元で「『獣』は元々シャストルが飼い慣らしていた」という風評被害に見舞われたとも。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 真名欄で挙げた通り史実では1767年に射殺されたとされているが、奏章Ⅱにおいては70年経った1839年に再度出現したとされている。
- 射殺されたのが別の生き物である可能性もあるため、本来のジェヴォーダンが生き延びて再度出現した可能性も考えられるが、それとは別個体であるとも考えられる。どちらにしろ今のところは推測の域を出ない。
- 「実際のところ、どの生き物であったのか」を明確にできる標本・剥製の類が現存していない、という事もこの説に拍車を掛けている。狼以外にもハイエナやナマケグマ、狼と犬の混血種…等の可能性がある中、外見的特徴が最も近いと言われるのがフクロオオカミ(現在は絶滅)。もっとも、本来同種はオーストラリアのタスマニア島固有の生物であり、誰かが意図的に持ち込まない限りフランスに生息する事はあり得ないのだが…。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]