「アーネスト・ファーゴ」の版間の差分

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:アニムスフィア家の天体魔術に友人フェルナンドの死霊魔術を応用したものを組み合わせた術式を生み出すなど、魔術師的な能力は高いと思われる。
 
:アニムスフィア家の天体魔術に友人フェルナンドの死霊魔術を応用したものを組み合わせた術式を生み出すなど、魔術師的な能力は高いと思われる。
:しかし「自分自身の手で根源に到達したい」という妄念に囚われ過ぎて『永遠の命』を求めた結果、アニムスフィアの美学や伝統をやすやすと投げ捨て、上手く発動するかどうかも分からない術式に鞍替えした結果命を落とした
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:しかし「自分自身の手で根源に到達したい」という妄念に囚われ過ぎて『永遠の命』を求めた結果、アニムスフィアの美学や伝統をやすやすと投げ捨て、上手く発動するかどうかも分からない術式に鞍替えした結果命を落とした。
  
 
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==

2024年2月23日 (金) 16:08時点における版

アーネスト・ファーゴ
性別 男性
声優 梅津秀行
初登場作品 ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
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概要

魔術師一族であるファーゴ家の当主であった魔術師

略歴
アニムスフィア家に連なる天体科の魔術師一族であるファーゴ家の当主。
あるとき自宅を兼ねた魔術工房でバラバラ死体として発見され、ロード・エルメロイⅡ世の手によって調査を受ける。
その結果、『天と地を模したロタンダ式の工房内に七大惑星になぞらえた自らの身体をばら撒き、自身に不老不死の命を与える魔術儀式』をおこなったことが判明するも、アニムスフィア家従来の天動説ではなく地動説を流用した事で、蘇った本人は術式の不完全さおよび不安定ゆえに怨霊化。一度はメアリの命を狙い襲いかかるものの霊体に対して有利に戦えるグレイに阻まれ、それでもなお『永遠』を求め暴走するが、最期には彼女とアッドの手にかかって消滅した。
人物
愛煙家で実年齢よりも若々しかったこと以外生前の姿と人物像はほとんど登場していないが、周囲の人物の意見を総合すると、良い意味でも悪い意味でも魔術師らしい人物。
ただ、後継を大切にする一般的な魔術師と比較すると「自分自身の手で夢を成す」ことと、そのための過程として「不変のものを求める」ことを重視しているようであり、『根源への到達』という悲願への執着はかなり強い方である。
また、クレアに対する行動から考えると人間的にはあまりまともとは言い難いと思われる。
能力
アニムスフィア家の天体魔術に友人フェルナンドの死霊魔術を応用したものを組み合わせた術式を生み出すなど、魔術師的な能力は高いと思われる。
しかし「自分自身の手で根源に到達したい」という妄念に囚われ過ぎて『永遠の命』を求めた結果、アニムスフィアの美学や伝統をやすやすと投げ捨て、上手く発動するかどうかも分からない術式に鞍替えした結果命を落とした。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
アニメ版第2話に登場。事件開始時には故人であるが、終盤に意外な形で登場する。

人間関係

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

メアリ・リル・ファーゴ
娘。
家族や後継者というよりは「自分が延命する為のスペア」と考えていたようで、その事を疎んだ彼女に一計を案じられる事になってしまった。
フェルナンド・李
共同研究者かつ友人の降霊術師。術式には彼の魔術を応用したものも使われていた。
アレック・ファーゴ
甥。彼の放蕩ぶりからトラブルが絶えず、事件が発生した日も金銭絡みで口論していた。
クレア
一族に仕えるメイド。日常的に虐待を加えていたらしく、その事もメアリから疎まれる要因になってしまった。

名台詞

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

「根源に到達するには、人生は短すぎる」
娘メアリの口から語られている口癖。
アーネストに限らず、Fate世界における魔術師達の殆どが抱えているであろう、届くことのない熱願への嘆き。
エルメロイⅡ世の言葉を借りるならば、この一念のために彼や彼女等は『どんなおぞましい秘密の儀式』さえもやり遂げ、たとえ親子間であってもその事実をひた隠しにし、場合によっては我が子の生命までも平然と踏み台にするのである。

メモ

  • メアリの土星刻印およびその関係性は、我が子を食らうサトゥルヌスの反映ともとれる。
    • サトゥルヌス(ギリシャ神話におけるクロノスに該当)と云えば、自身の子に地位を奪われるという予言を恐れ、生まれた子供たちを次々に喰らった逸話が有名。この事からファーゴは娘を生命維持のスペアだけではなく、『いずれは自身の今までの魔術における研究技術や刻印などの神秘を奪い、根源に至る可能性がある脅威かつ障害』と見ていた可能性もある。そしてサトゥルヌスの守護星は言わずもがな土星。これらを前提とした場合、甥のアレックが土星の領域と化していた書庫で惨殺されたのも偶然か或いは…

脚注

注釈


出典


リンク