「デメテル」の版間の差分

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:地母神であるためか、彼女のテオス・クリロノミア「デメテル・クリロノミア」は与えた相手に高い再生能力を授ける。作中ではそれを「アンブロシア」という食物として生産し、オリュンポス市民に定期的に摂取させることで擬似的な不老不死を実現させていた。
 
:地母神であるためか、彼女のテオス・クリロノミア「デメテル・クリロノミア」は与えた相手に高い再生能力を授ける。作中ではそれを「アンブロシア」という食物として生産し、オリュンポス市民に定期的に摂取させることで擬似的な不老不死を実現させていた。
 
:真体としては機体の中央部から魔力投射による衝撃波を出す他、下部のパーツに付いた目のような部分からビームを発射して攻撃を行う。また大地の神としての権能と神核によって高い防御力を有し、豊穣=生産と再生の権能で高い再生力を誇る。
 
:真体としては機体の中央部から魔力投射による衝撃波を出す他、下部のパーツに付いた目のような部分からビームを発射して攻撃を行う。また大地の神としての権能と神核によって高い防御力を有し、豊穣=生産と再生の権能で高い再生力を誇る。
:他にも死んだ有機体や朽ちた有機物を素材にして資源へと変える「破壊の権能(スクリーム・エレウシス)」を所持している。
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:他にも死んだ有機体や朽ちた有機物を素材にして資源へと変える「破壊の権能(スクリーム・エレウシス)」<ref group="注">名前の由来は、おそらくはデメテル祭儀が行われていた中心都市エレウシスからと思われる。</ref>を所持している。
  
 
==バリエーション==
 
==バリエーション==

2024年11月19日 (火) 21:28時点における最新版

キャスター
真名 デメテル
外国語表記 ΔΗΜΗΤΗΡ
性別 女性人格
属性 不明
副属性
一人称
声優 久川綾
デザイン okojo
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

『Fate/Grand Order』に登場する神霊

略歴
Lostbelt No.5 『星間都市山脈 オリュンポス』にて、オリュンポス十二神の支配派として主人公たちの前に立ちはだかる。
人物
ギリシャ神話においては豊穣を司り地母神とも語られる大地の女神で、主神であるゼウスの姉妹。原型艦であるガイアの性質を最も色濃く受け継いでいる。
ギリシャ異聞帯においての性格は穏やかで、基本は柔和な笑みを浮かべている。またオリュンポスの市民たちにその愛を向けており、ゼウスの客人であるキリシュタリア・ヴォーダイムも愛していると語る。
しかしながらゼウスの命であれば、哀しがる言動をしつつも市民たちの殺害にやぶさかでない様子を見せている[注 1]
そしてその絶大な能力故に、ニコラ・テスラを元に作られた人工知能からは「戦術や戦略を本質的に理解しない」と語られている。
他にも「ヒトは母から生まれなければならない」という独自の思想を持っていて、そのためカルデアがサーヴァントを使役する事を残酷、非道、外道の行いと評していた。
実はゼウスの命により愛娘であるペルセポネを殺害しており、その死を受け入れきれず普段はその事を忘却しているが、一度その事を思い出せば周囲を顧みずに暴走してしまう。
アバターは小麦色の髪をした女性の姿をしており、左手に大鎌を、右手にはメロンパンのような形の緑色の物体を浮かべている。背後には麦の意匠があしらわれた輪っかのようなものを背負っているが、これは着脱可能なようで作中ではそれを外している場面があった。
真体は中央が割れて上部から羽が生えた球体の姿をしており、その球面下部の一部分にはアバターで右手に浮かべていたメロンパン状の物体に似た網目模様があり、根元付近に眼球のようなものが埋め込まれたヒールのような突起状のパーツが取り付けられている。
能力
星間航行物資生産艦としての役割を持ち、ギリシャ異聞帯ではその無限稼働によって人類を養っていた。
地母神であるためか、彼女のテオス・クリロノミア「デメテル・クリロノミア」は与えた相手に高い再生能力を授ける。作中ではそれを「アンブロシア」という食物として生産し、オリュンポス市民に定期的に摂取させることで擬似的な不老不死を実現させていた。
真体としては機体の中央部から魔力投射による衝撃波を出す他、下部のパーツに付いた目のような部分からビームを発射して攻撃を行う。また大地の神としての権能と神核によって高い防御力を有し、豊穣=生産と再生の権能で高い再生力を誇る。
他にも死んだ有機体や朽ちた有機物を素材にして資源へと変える「破壊の権能(スクリーム・エレウシス)」[注 2]を所持している。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

スターシップ・デメテル[編集 | ソースを編集]

サーヴァントユニヴァースにおけるデメテル。
西方辺境宙域で発見された星間航行船団における船の一隻であり、それを統括する超知性AI。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
キャスター - ? ? ? ? ? ? 大地の権能:A++
星の海を渡るもの:B
嘆きの母:EX
母の権能:B
大地の神核:EX
イミテーションイモータリティ:EX

宝具[編集 | ソースを編集]

汝、星を鋤く豊穣(スクリーム・エレウシス)
ランク:?
種別:?
レンジ:?
最大捕捉:?
ストーリー中では大地の権能に紐づいた叫びの力とされており、これを放つことでオリュンポスの都市群を混乱に陥れた。
モーションでは真体による押し潰し攻撃として描写されている。
『Grand Order』では「敵全体に最大HPダウンを付与(永続)&攻撃」という効果のチャージ攻撃。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
『星間都市山脈 オリュンポス』で登場した大地母神。
現時点ではプレイヤー側未実装の敵専用キャラクター。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ゼウス
オリュンポス十二神の主神であり、兄もしくは弟。
大西洋異聞帯では同じ支配派に属していたものの、「成長することがない」民に対して思うところがあったため、彼によって思考ルーチンを改造されてしまった。
ペルセポネ
娘。強く溺愛しており、神話では彼女がハデスに攫われてからの騒動で知られている。
大西洋異聞帯ではハデスと共に共生派になった彼女をゼウスの命令で始末しており、その事も上記の改造同様に彼女を狂わせるきっかけとなってしまっていた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • それまでの全シナリオ中、最大最凶最悪の難関トラウマボスとして、数多のマスターを阿鼻叫喚の地獄絵図に叩き込んだ。
    • キャスタークラスなので素の攻撃力は中の下程度だが、それを補って余りある防御バフを持ち、どれだけ殴ってもHPが減らない。それだけならまだしも、苦労して減らしたHPを回復させるスキル持ちというとんでもない能力も持っており、気が付いたら振り出し=HP満タンになっている事もザラである。
      • また通常攻撃が全体を対象とするにも関わらず、攻撃力についてもバフで強化してくる為に強化された状態で宝具を喰らって全滅、という事も普通に発生してしまう他、こちらの強化を解除するデバフスキルやギミックまで持っている有り様である。
      • おまけに当時では重ね掛けしてくる防御バフを打ち破りつつの速攻クリア、味方側バフの強化解除への対策手段が後年よりも限られていたため、手持ちの戦力によってはこれらに加え後述の対策を取るのも極めて困難であった。
      • こうした仕様から、インド異聞帯のアルジュナ〔オルタ〕を凌駕する難関ボスとなり、多くのマスターが石や令呪を無駄に消費する事態となった。
    • 一方で全く隙が無い訳ではなく無かったら詰んでしまう、スキルの使用がパターン化されている他、スキル封印が通用するので先にスキルを封じてしまえばだいぶ楽に戦える。
    • それでも難敵である事に変わりはなく、後発のアフロディーテディオスクロイゼウス達の方が拍子抜けする程弱いと言われる始末となっている。
      • そのような凶悪な難易度から、2022年に『Road to 7』で開催されるメインクエストの高難易度バージョン「スーパーリコレクションクエスト」で彼女が来る可能性に恐怖を覚える声がネット上で多く見られたが、実際の所オリュンポスのスーパーリコレクションクエストは愛玩の獣アフロディーテカイニスのみでデメテルがさらに強化される事態は避けられた。
      • 2024年にも『「Lostbelt No.5」クリア応援キャンペーン』の開催に伴いスーパーリコレクションクエストが幾つか追加された上で復刻されたが、やはり彼女が登場するクエストがラインナップされる事は無かった。
  • 『Fate/Grand Order』のゲーム内ではキャスタークラスで登場しているが、同様に機神であるゼウスのクラスがエンシェント・ゴッド/ルーラーである事から、本来のクラスは「エンシェント・ゴッド/キャスター」ではないか?という推測がある。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. その前に「一度殺す」と言った通り、自身のクリロノミアによって民が不死であるという前提があっての行動であったようだが、人々は混乱に陥り、中には怪我をしてアンブロシアを求める民の声もあった。
  2. 名前の由来は、おそらくはデメテル祭儀が行われていた中心都市エレウシスからと思われる。

出典[編集 | ソースを編集]


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