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== 真名:ガウェイン == | == 真名:ガウェイン == |
2013年8月17日 (土) 16:56時点における版
セイバー (EXTRA・白)
- 真名:ガウェイン
- 身長:180cm/体重:78kg
- 属性:秩序・善
- イメージカラー:白銀
- 特技:HIT確認からの聖剣の有効利用
- 好きな物:アーサー王/嫌いな物:年上の妻
- 天敵:ありす
- CV:水島大宙
「剣士」のクラスのサーヴァント。ムーンセルの聖杯戦争において、レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイによって召喚される。
白銀の甲冑を身に付けた白騎士。
- 略歴
- 真名・ガウェイン。第一回戦から、レオの絶対の自信の表れとしてその正体を隠すことなく傍に控える。「忠義の騎士」の異名の持ち主で、レオを王と仰ぎ、臣下として彼を見守っている。
主人公達の第七回戦の対戦相手。太陽の騎士の伝説そのままの特殊体質をいかんなく発揮し、前哨戦では傷一つ負わす事も出来なかった。主人公達はこのままでは戦いにすらならないため、まずその伝説を打ち破ろうと試みる。
月の裏側では主人公の味方の一人。
レオの補佐を行っているが、表ではおくびにも出さなかった凄まじい天然ぶりを発揮し、主と同レベルの暴走をしている。
- 人物
- 「太陽の騎士」と謳われ、生真面目な性格だが重苦しく構えたところがなく、その態度はまさに清廉潔白を思わせる。
忠節の騎士であり、王への鉄の忠誠心と揺るぎない信頼により、ただ王のための一振りの剣であることを望んでいる。
その様はいっそ盲目的であると言ってよく、セイバー (EXTRA・赤)の「ならば貴様は信頼する友を斬れと命ぜられれば、その通りにするというのか?」という問いに、「無論。主が望むのなら、私はいかなる醜行にも手を染めます。剣を預けるとはそういう事です。主に間違いはありません。間違えがあったとしたら、それは王ではなく、斬刑を下された友と思います」と答えるほど。
その絶対の忠誠は、生前の後悔がゆえ。
主人公のサーヴァント達に散々「犬」と揶揄される妄信ぶりだったが、彼自身それは百も承知で、その真意は「太陽の騎士」の名に恥じない真の忠誠であった。
CCCでは味方側のサーヴァントとして登場し、共に月の表側に行くために協力し合うことになる。
清廉潔白でさわやかなイケメン……なのは変わらないが、頭でも打ったのかと思うほど天然な発言が増え、主人公にレオ共々「黙っていてくれないものか、この主従は」と頭を抱えられることもあったが、一方(思春期的な意味で)親しみやすい一面も増加した。
- 能力
- 「剣士」のクラスに相応しい高レベルに纏まったステータスと最強レベルの火力を持つ宝具を兼ね備える。更に固有スキル『聖者の数字』によって、太陽の出ている間は三倍に近い能力を発揮するという特殊体質(正確には、午前9時から正午までの3時間と、午後3時から日没までの3時間)を誇る、他を圧倒する能力を誇る最強クラスの英霊。
スキル「聖者の数字」によって日輪の元であれば無敵とさえ称される桁外れの防御力によって決勝までの敵を全て無傷で破り、勝ち上がってきた。
一度でも傷付けられた相手には、その効果を発揮できなくなるという弱点も持つが、ムーンセルの聖杯戦争では、事実上太陽の沈んだ時間に敵と戦うことは許されていないため、本来であればそれが破られるはずはなかった。
CCCではレオとの合わせ技で、決着術式「"聖剣集う絢爛の城"(ソード・キャメロット)」を発動。三分程度しか維持できないものの、聖剣クラスの攻撃でなければ破壊不可能なほどの強度を誇り、かつ捕えた対象の空間転移すら封じる効力を持つ。
宝具
- 転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)
- ランク:A+、種別:対軍宝具、レンジ20~40、最大補足:三百人、由来:ガウェインの愛剣・ガラティーン
- 柄に擬似太陽が納められた日輪の剣。アーサー王の持つ「約束された勝利の剣」と同じく、妖精「湖の乙女」によってもたらされた姉妹剣。伝承では多くを語られる事のない聖剣だった。
王とその剣が月の加護を受けるのに対し、彼とその剣は太陽の恩恵を受ける。「約束された勝利の剣」が星の光で両断するならば、「転輪する勝利の剣」は太陽の灼熱で焼き尽くす。その出力は「約束された勝利の剣」に匹敵する。
なお、「約束された勝利の剣」は一点集中型だが、「転輪する勝利の剣」は押し寄せる敵兵をなぎ払うために真横への放射型となっている。
さらに抜刀し、魔力をこめることで内部の疑似太陽が連動し、剣の刀身を可視できる範囲まで伸ばすことが可能だという。13キロや。
マスターであるレオが最強クラスのマスターであるため、その豊富な魔力供給によって、2ターン連続で使用してくる時もある。
ゲーム的には、相手の最大HPの120%のダメージを与えるという、単純ながら強力な性能を持つ。
真名:ガウェイン
「アーサー王伝説」に登場する円卓の騎士の一人であり、アーサー王の甥にあたる。もう一人の聖剣の担い手であり、王の影武者とも言われた。
完全なる理想の騎士。相手を軽んじる事もなく、侮辱する事もなく、相手が力不足であってもその戦意と覚悟を汲み取って、礼節をもって相対した。
王に対しては影に徹し、ひとたび号令が下れば颯爽と戦場に赴き涼やかな笑顔で勝利する。王の片腕と称されたランスロット卿に並ぶとされる高潔な騎士。
月を象徴とするアーサー王に対し、太陽を背負うガウェイン卿。王の影武者を務め、その姿も見目麗しい事もあり、王がもしも倒れた場合の代行候補の一人であると周囲には目されていたが、本人はその評価を意に介することなく、王の右腕であり続けた。
ただし、王を盲目的に崇拝していたがため、その苦悩を知ることはなかった。
そんな完璧ぶりを発揮した彼であったが、ランスロット卿に兄弟を殺された怨恨を拭い去ることが出来ず、最後まで相容れなかった。
「ランスロット卿に兄弟を殺されたばかりか、あの黒騎士は王さえ裏切った。王の妻を拐かしたのだ。許せるはずがあろうか」
高潔であるが故に殺された兄弟への肉親の情も人一倍で、さらに王を裏切りその妃を奪ったランスロット卿は、許し難い存在であった。
しかし、最終的にアーサー王はランスロットを許す。すべては余が悪かったと。
だが彼はランスロット卿の裏切りを許せず、最後まで敵対してしまった。それが遂には、王の没落に繋がってしまう。
アーサー王最後の戦い・カムランの丘にて、ランスロット卿は破門されながらも王の下にはせ参じようとする。しかしそれを彼は拒み続け、結果王を戦死させ、自らの死も招いてしまった。また、彼の死因はかつてランスロット卿に受けた古傷を打たれたがゆえとされる。
彼はその死の淵で、自らが捨てることのできなかったランスロット卿への私怨が、アーサー王の破滅を招いたのだと悔いる。
『――もし次があるのなら。まだ挽回する機会が、二度目の生があるのなら、今度こそ、自らの全てを王に捧げよう――』
英霊となり、多くの迷いから解き放たれた彼は、本来の太陽の騎士としての姿を取り戻す。
より完璧な騎士として、「王の補佐に徹する」という絶対の使命を自らに課す。
全てはひとりの、孤独な王の礎とならんがために。
関連
- 太陽の騎士
- 特殊体質を表すスキル「聖者の数字」を有する。午前9時から正午の3時間、午後3時から日没の3時間だけ力が3倍になる。「3」はケルトにおける聖なる数。
- ガウェイン卿の最期
- 伝承によれば、彼を討ち取ったのは王の息子であり反乱軍の将であるモードレッドであるとされている。
また、戦死したのはカムランの丘ではなく、前哨戦にあたるドーヴァーの戦いとされている他、カムランの丘には亡霊の姿でアーサー王の元に現われ、ランスロットが参陣するまで戦いを待つよう伝えたとされている。 - ガウェインの結婚
- 「ガウェインの成長記」や「ガウェイン卿と緑の騎士」と並ぶガウェインの有名な逸話の一つ。Fate/EXTRA CCCで語られた主の命で婚姻を辞せなかった年上女性とはこの物語のラグネルだと思われる。ちなみに、個人的な女性のタイプは肉体的に年下。
登場作品と役柄
- Fate/EXTRA
- 第七回戦の対戦相手。
- Fate/EXTRA CCC
- 前作に引き続きレオのサーヴァントとして登場。凄まじい天然さを遺憾なく発揮している。
- コハエース
- 円卓関連の話題で頻繁に登場。不倫騎士と喧嘩ばっかりしている。男セイバーと相対した際は「是非、この方に仕えてみたいです」とのたまった。
人間関係
- レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ
- マスター。臣下として絶対の忠誠を捧げる。
- 主人公 (EXTRA)
- レオの好敵手。CCCではレオと主人公の交流を好ましく思っている。そして「ハーウェイ・トイチシステム」の利用者。
- ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ
- CCCでは共にレオを補佐する相方として良好な関係を築くが、彼の暴走はユリウスに止められるものではなかった。ユリウスの堅物ぶりはランスロットを思い出すらしい。
- セイバー (EXTRA・赤)
- 決戦前会話にて「バビロンの妖婦」と断じる。騎士に対する価値観の相違から、彼女は騎士を名乗るのに相応しくないと追及し、セイバーからは「すべての騎士に頭を下げるがいい」と糾される。
- アーチャー (EXTRA・赤)
- 騎士王を知るものの一人として、彼女を引き合いに出した決戦前会話を交わす。ガウェインの生き方を「不器用」と評しつつ、互いに譲れぬ想いを賭けて死闘を繰り広げる。
- キャスター (EXTRA・青)
- 初対面で「下がれ下郎、魔性の女。」と手厳しい言葉を浴びせるなど、プレイヤーサーヴァントの中でも特に折り合いが悪い。
ただし「貴方とは何一つ気が合いませんが、今のは理解できる。自らの主を信じること。その忠義だけは私も貴女も変わらないようだ」など、仕える人物への揺るがぬ忠義に関しては、互いに認め合っているようだ。
- アーサー王
- 生前に仕えた王であり、続柄上は叔父にあたる人。この王へ完全な忠義を尽くせなかったことが、彼の最大の後悔となる。
- ランスロット卿
- 自身の兄弟を殺した仇であり、王の妻を拐かした憎き裏切りの騎士。
しかしガウェインは最後、彼への私怨も、彼の不忠さえも、自らの不徳からと受け入れた。伝承ではこれに加え親類縁者がランスロットによってほぼ皆殺しにされているが、それでもギリギリまで復讐を望まなかった。 - ガラハッド
- 同じ円卓の騎士の一人。共にチェスを楽しんだと言う。
- パーシヴァル
- 同じ円卓の騎士の一人。ガラハッド同様共にチェスで競い合ったと言う。
- モードレッド
- 伝承では、彼女に討たれた。
名台詞
- 「従者のガウェインと申します。以後、お見知りおきを。どうか、我が主の良き好敵手であらん事を」
- 初登場時。騎士として、真名を隠すことなく堂々と名乗る。
- 「――いいえ、特には。力の優劣は戦場で決めるものです。このような場で意を示しては、主の名誉に傷を付けるだけでしょう」
- 剣はただ黙して王のために振るわれるのみ。
- 「……今更なにを。騎士とはそういうものです。主君の剣となって生き、主君の道と共に滅びる。そこに一切の懐疑も、不満もあってはならない。この身は王の御前に捧げたもの。
己 のある騎士など、それこそ壊れている」 - セイバー (EXTRA・赤)に「王の成す諸政に関心を持たぬのなら、犬と何が変わろうか」と言われて。
- 「……思いましたとも。ですが、彼の王とレオは別のカタチ、別の王です。
私はレオの王聖に剣を賭けた。この王の、最後の助けになると誓ったのです。
それが私の騎士道だ。振り上げた剣を退くことなど出来はしません」 - アーチャー (EXTRA・赤)に「彼の騎士王は人のまま王となった。だからこそ尊いのだと、一度も思った事はなかったのか?」と言われて。アーサー王への思い。そして、全てを悟りながらも、孤独なる王の助けになるため全てを捧げると誓う。
- 「面白味など不要です。そもそも、面白味ならあなたの耳だけで足りています。
無論、くだらない冗談、という意味で、ですが。狐耳はいかがなものか」 - キャスター (EXTRA・青)につまらない男だと言われて返した台詞。
- 「御意。我が聖剣は太陽の具現。王命のもと、地上一切を焼き払いましょう――」
「この剣は太陽の映し身。もう一振りの星の聖剣……エクスカリバー・ガラティーン!」 - 宝具解放。「転輪する勝利の剣」。太陽の灼熱を具現する日輪の聖剣。
- 「この輝きの前に夜は退け、虚飾を払うは星の聖剣!エクスカリバー・ガラティーン!!」
- CCCバージョン。BBとの戦いで解放され、月の影を見事討ち晴らしたかに思われた。だが………
- 「いいえ、王よ。貴方ならばどのような敗北であれ、受け入れたでしょう。
私は騎士として剣を捧げたまで。貴方の成長は、貴方の心によるものです。ですが……
今は、その成長に立ち会えた事を光栄に思います。貴方は真実、誉ある王だった」 - 彼の真意を悟り、レオは彼に感謝を述べる。生前の後悔からあったガウェインの騎士道は、ここに報われる。
- 「―――断じて、それはない。
王に落ち度はなかった。過ちを犯したのは私だけだ。
訂正してもらおう、英雄王。私を侮辱するのは構わない。
―――だが、かの君への中傷は、その身を三度燃やし尽くしてもなお飽きたらぬ失言と知れ」 - ギルガメッシュにかつての主を惨めに自滅したと評された際に怒りを露わにしながらの一言。決して私情は出さないと心に誓いながらも生前仕えた王への侮辱に思わず反応してしまう。彼のアーサー王への忠誠が伺える。
- 「私は年下であれば問題なく。もちろん精神的な話ではなく、肉体的な話ですが。」
- ユリウスと共に勝手に語りだした、好みのタイプ。
- 「いえ、これも騎士のたしなみ。聖剣の担い手だからといって、それだけにあぐらをかくのはどうかと。
王ならともかく、騎士は聖剣をぶっぱするだけの簡単な役割ではありませんから。」 - 冷静な分析を行い、賞賛された際のセリフ。もう何だか色々と台無しである。
- 「マイドオオキニ」
- 恐怖の取立て人現る。あるシーンで主人公の借金を取立てた際のセリフ。当然、主人公は「騎士としてどうなの!?」と問うが、太陽の騎士に一片の曇りも苦渋も無し。ちなみに、取り立て戦闘時には「その財布を奪う!」「いいから、払うのです!」「取り立てる!」などの専用セリフがある。
- 「この剣は太陽の映し身。かつ負債を回収するもの……エクスカリバー・ガラティーン!」
- 宝具解放。「転輪する勝利の剣」。借金の返済を催促する日輪の聖剣。いいのか、それで。
- 「食事は質より量ではないでしょうか? 大量のポテト&ビネガー&ブレッド。そしてエールさえあれば私は満足です。
あとは野菜ですね。ひたすらニンジンを食べればよろしい。彼の王など、不満一つなく平らげていました。」 - ブリテンの食事事情について。ちなみに彼の騎士王曰く「………………雑でした」とのこと。
- 「え?あ、いえ、そうですね。今の発言は間違いですよね。………ですよね。」
- リップを見ていて「性欲を持て余す」と叫んだ主人公への反応。生徒会の面々の主人公を見る目は冷ややかで、発言力は3ダウンしてしまったが、彼への親近感は4アップ。
- 「……はい。レオ。闇夜の雲は払われるでしょう。
朝焼けの昏き赤も、いずれは突く抜けるがごとき青空へと変わります。
風が丘を奔 り、木漏れ日の馬着 をまとって駆ける駿馬のたてがみを優しくくすぐるでしょう。
そして懐かしき城門が我らを迎え入れ、長きにわたる喉の渇きは癒される。
王の帰還を祝い、花のように舞う乙女らの姿を、我らは盟友と肩を並べ慈しむでしょう……」 - 決戦当日、レオの何気ない問いに、黄昏る校庭を見つめながら返答するガウェイン。情景が浮かび上がるその言葉には、彼の在りし日を思い起こさせる。
メモ
- 生前は騎士として不完全であったために、英霊となった後は「完璧な騎士」を望むガウェイン。何とも皮肉なことに、ランスロット卿とは全く逆の願いを抱くことになる。
- アーサー王に容姿がそっくりなセイバー (EXTRA・赤)と出会っても動じなかった。すぐに別人と判ったのか、おくびにも出さなかっただけなのか、実際は似ていないのか。
- もし冬木の聖杯戦争に呼ばれた場合、魔術師同士の戦いは人目をはばかるという性質上、基本的に戦闘は夜間に行われるのが慣例であるため、「聖者の数字」は発揮しづらいと思われる。
それがなくともかなり強力なサーヴァントではあるのだが、やはり能力を発揮させるにはアリーナの時間が昼に固定されているEXTRAの聖杯戦争ならではのサーヴァントと言える。 - 情報マトリクスには記載されていないが、戦闘中に補助スキルとして「精霊の加護」を使用している。同名のスキルをランスロットも保有しており、効果も幸運値を上昇させる点で彼のものと似ている。
- 伝承の通りなら、最強と謳われたランスロットも彼との闘いでは「聖者の数字」に苦しめられた。ちなみに対策は「陽が落ちるまで耐える」、つまり3時間に亘って闘い続けたのである。
耐えたランスロットも凄いが、そのランスロットと数時間も闘った彼も凄まじいと言える。最終的に彼が手傷を負ったとされるから、ランスロットが勝利したのだろう。 - 伝承で伝わられる特殊体質と本人の宝具も相まって驚異的な戦闘力を誇り、七回戦までの相手の中で間違いなく最強と称され、凛すらもランサーと自分でも真っ向勝負じゃ勝てないと認めている。主人公達との前哨戦においても、三割程度の力しか発揮してないにも関わらず渡り合っていた。
- 菜食主義者で、肉や油の扱いを苦手としている。だがそもそも、彼の料理は料理とも呼べない「野菜をひたすらすり潰して皿に盛ったもの」である。
- チェスの腕は円卓の中でも上位に入ると自己評価している。好敵手としてパーシヴァルやガラハッドの名を挙げているが、ランスロットの慇懃無礼な戦法については思い出したくもないと口を噤んでいる。
- ちなみにチェスがヨーロッパに伝わったのは8世以降、現在のルールになったのは16世紀ごろなので、アーサー王の時代には存在しないはずである。もっとも原型であるインドのチャトランガは遥か古代から存在したため、そちらの方を指しているのかもしれない。
- 誠実かつ直情的な好人物ではあるが、それ故に主君を侮辱された際には激情して冷静さを欠くのが玉に瑕。実力では圧倒的に勝っていた7回戦のアリーナでの戦闘においても、主人公のサーヴァントに挑発されて太刀筋が鈍り、結果聖者の数字を破られる切っ掛けになってしまった。
- 尚、上記の戦闘は日光を遮断され、聖者の数字が無効になった所を狙われた。この事から、聖者の数字を破る条件である「一度でも傷付ける」は聖者の数字が発動していない通常状態でも有効かと推測される。
- 元となった伝承でも、ランスロットはガウェインを挑発して冷静さを失わせ、本来の実力を発揮させないようにして日没まで凌いだ。とする物語もある。
EXTRAで判明しているステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 |
レオナルド・B・ハーウェイ | B+ | B+ | B | A | A |
保有スキル:対魔力B・騎乗B・聖者の数字EX
話題まとめ
- 旧セイバーとの相似
- 発売前のプロモーションムービー公開時から、ファンに「プロトタイプFateの男版セイバーに容姿が似ている」と言われており、様々な誤解が生まれていたらしい。
ただしこれは、制作側が「意図して似せた」わけではないらしく、ビジュアルファンブックでのプロデューサー・新納一哉氏のコメントによれば、当時この相似を指摘されたことに対して、『「あああ、確かに!詳しい人ほどそう見えるよなああああ;;」と申し訳なく、気づかいが足りなかった自分が悔しかったです』と思ったことが述べられている。
(ガウェインはアーサー王の甥、加えて影武者でもあったため、結果的にある意味では伝説に忠実になった、と言えるかもしれない)
なお、最終的なキャラクターデザインはワダアルコ氏が行っているものの、監修として武内氏も初期デザインの制作等で関わっており、ビジュアルファンブックではボツ案を含めたいくつかのデザインを見ることができる。因みに武内氏デザインのガウェインはお世辞にも男セイバーと似てるとは言い難いものだったりする。最初期は、現在の「青年風」ではない、「少年風」のデザインも検討されていた。