「ゼパル」の版間の差分
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***『Fate/Grand Order』のキアラが奇跡的な出会いによってまっとうなセラピストとして活動していたことと、ゼパルがそれを平然と消してしまった事も彼への悪印象に拍車をかけている。 | ***『Fate/Grand Order』のキアラが奇跡的な出会いによってまっとうなセラピストとして活動していたことと、ゼパルがそれを平然と消してしまった事も彼への悪印象に拍車をかけている。 | ||
− | ** | + | **これらの考えの無さと、地球上に数十億人いるであろう人間からよりにもよって「殺生院キアラ」と出会ってしまうという天文学的な<del>ガチャ</del>運のなさ、人間の快楽を教え込まれて堕落し幼児退行するという末路の悲惨さから強烈なネタ性を獲得した。 |
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2017年5月27日 (土) 10:57時点における版
ゼパル
- 序列:十六位
- 所属:溶鉱炉
- 略歴
- 最初の登場は終局特異点で、Ⅰの座においてオルレアンに登場した英霊達と決戦を繰り広げた。
- 時間神殿崩壊時には自身の中に芽生えた「人間の可能性への期待」という命題を探求する為に逃亡。一時的に傷を癒す為に海洋油田基地セラフィックスに潜伏した。
- そこで遭遇した殺生院キアラ (Grand Order) の精神に寄生するが、そこで「不要だからと良心を封印する」「ムーンセルの裏側にあったキアラのデータと彼女を同期させる」など余計な事をしたためにキアラが魔性菩薩に覚醒してしまう。
- 自身も彼女の肉体を通して人間の快楽を体験するうちに堕落してしまい、彼女に教えを請ううちに次第に立場を逆転されてしまう。
- 最終的には肉体の主導権もほぼ失い、怯えながら記述していた日記にも触れなくなり、彼女から離れようとするも分離したら自身が消滅する事を教えられ発狂。
- 隷属してでも生き延びようとするものの彼女に切り離され、見捨てられることに怯えながら幼児退行しつつ消滅するという悲惨すぎる最期を遂げた。
- 人物
- 基本的には「独立稼働する受肉した魔術式」という存在のため、独立した人格は持たない。
- 時間神殿崩壊後は人間に可能性に期待を抱き始めたが、それでも「個体のスペックはどれでもほぼ同じだから自分が管理して良い方向に導こう」と上から目線。
- 自我が芽生えた他の魔神柱と比べると性格は慎重かつ狡猾で、徹底して自身の存在を表に出さないように立ち回っていた。
- 独立前から緊急事態なのにゲーティアへの弾劾を叫んだりと自分勝手な面が若干あったが、それは消滅する瞬間まで変わらず、今際の際にも「なにもわるいことしてないのに」と自分の事を棚に上げていた。
- 能力
- 魔神柱として非常に強力な力を持ち、サーヴァント数騎に匹敵する実力を持つ。
- 伝承にあるゼパル本来の権能故か、人間の精神に取り憑き精神操作したり、並行世界の記録を読み取って宿主に上書きしたりと精神に関する能力を発揮する機会が多い。
登場作品と役柄
Fate
- Fate/Grand Order
- 終局特異点で主人公たちと対決する。
- 時間神殿崩壊後は逃亡し、海底油田基地セラフィックスに潜伏するが……
人間関係
Fate/Grand Order
- ゲーティア
- 自分達魔神柱を統括する存在。
- 終局特異点での決戦時には自分たちが弱すぎる事を彼の設計ミスとして弾劾を叫んでいた。
- 殺生院キアラ (Grand Order)
- 『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベントで共演。
- 偶然彼女に発見されたことで精神寄生する相手に選ぶが、最終的にとんでもない事になってしまう。
名台詞
Fate/Grand Order
メモ
- TYPE-MOON史上に残るレベルで「やらかしてしまった」キャラクター。
- 「意図せずにとんでもない存在を覚醒させてしまう」という意味でなら聖杯にアンリマユを入れてしまったユーブスタクハイト・フォン・アインツベルンや黒桜を生み出してしまった間桐臓硯の例もあるが、対象の実情を理解していなかった彼らと違い、ムーンセルのキアラが何をやったか「分かった上で」セラフィックスに呼び込んでしまったあたり、弁護の余地は限りなく薄い。
- 『Fate/Grand Order』のキアラが奇跡的な出会いによってまっとうなセラピストとして活動していたことと、ゼパルがそれを平然と消してしまった事も彼への悪印象に拍車をかけている。
- これらの考えの無さと、地球上に数十億人いるであろう人間からよりにもよって「殺生院キアラ」と出会ってしまうという天文学的な
ガチャ運のなさ、人間の快楽を教え込まれて堕落し幼児退行するという末路の悲惨さから強烈なネタ性を獲得した。
- 「意図せずにとんでもない存在を覚醒させてしまう」という意味でなら聖杯にアンリマユを入れてしまったユーブスタクハイト・フォン・アインツベルンや黒桜を生み出してしまった間桐臓硯の例もあるが、対象の実情を理解していなかった彼らと違い、ムーンセルのキアラが何をやったか「分かった上で」セラフィックスに呼び込んでしまったあたり、弁護の余地は限りなく薄い。