「女神ロンゴミニアド」の版間の差分
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「[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]が三度目でも、聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」のイフを辿った[[アルトリア・ペンドラゴン]]。 | 「[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]が三度目でも、聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」のイフを辿った[[アルトリア・ペンドラゴン]]。 | ||
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: 実際の戦闘時の通常攻撃ではビームを放つ他、宝具使用時には雲上まで高く飛翔し、聖槍を構えて敵に突撃を仕掛ける。 | : 実際の戦闘時の通常攻撃ではビームを放つ他、宝具使用時には雲上まで高く飛翔し、聖槍を構えて敵に突撃を仕掛ける。 | ||
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: 死する運命の時に死ぬ事ができず、聖槍を持ったまま彷徨う亡霊となってしまった獅子王とは違い、カムランの丘にて自ら聖槍を返還し死亡することで英霊となった存在。 | : 死する運命の時に死ぬ事ができず、聖槍を持ったまま彷徨う亡霊となってしまった獅子王とは違い、カムランの丘にて自ら聖槍を返還し死亡することで英霊となった存在。 | ||
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: 獅子王へと転じる直前に「嵐の王」としてあることを選んだ存在。 | : 獅子王へと転じる直前に「嵐の王」としてあることを選んだ存在。 | ||
: 聖杯の呪いさえ利用したためか本来のアルトリアからはかけ離れた荒ぶる性質を有する存在とはなっているものの、獅子王とは違いヒトのまま聖槍の英霊となったもの。 | : 聖杯の呪いさえ利用したためか本来のアルトリアからはかけ離れた荒ぶる性質を有する存在とはなっているものの、獅子王とは違いヒトのまま聖槍の英霊となったもの。 |
2017年9月28日 (木) 19:47時点における版
獅子王 | |
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真名 | 女神ロンゴミニアド |
性別 | 女性 |
声優 | 川澄綾子 |
演者 | 高橋ユウ |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
「ベディヴィエールが三度目でも、聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」のイフを辿ったアルトリア・ペンドラゴン。
- 略歴
- 「獅子王」と呼ばれるサーヴァントは姿こそアルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕とほぼ同じだが、ベディヴィエール卿が聖剣の返還を躊躇った結果、死する運命の時に死ぬ事ができず、アヴァロンに辿り着けないまま彷徨う亡霊となってしまったイフである、別の可能性のアルトリア・ペンドラゴン。その結果として聖槍を超長期にわたって持ち続けた結果、人の英霊ではなく天の神霊「女神ロンゴミニアド」と化してしまった。
- 彼女はゲーティアが起こした人理焼却の後も人間を残し続け、永遠の存在とするために『聖槍による救済』を達成すべく、第六特異点に到達して自らの力で円卓の騎士たちを召喚。聖地を占領した遠征軍を壊滅させ、聖地の上に一夜で聖都を作り上げた。
- 『聖槍による救済』とは、『世界の果て』へ突き立つ聖槍そのものである聖都へ、「理想の人間」…清く正しい人間ではなく何があっても正しい行動しかしない人間を運び入れ、保護という名目で逃がさないように閉じ込め保管するというもの。閉じ込められた人間は生命としての活動はできずに永遠に「善良な人間の要素」として獅子王の下に管理されることとなる。
- 『世界の果て』となれば聖都は人理焼却を免れるが、それは同時に聖都の外に生き残っている世界と人間を切り捨てることを意味している。それらの行いを第六特異点にやってきた主人公やマシュ・キリエライトに真っ向から否定され、「聖剣エクスカリバーの返却を行わなかった可能性」を辿ったベディヴィエールによって改めて聖剣返還が成された事で聖槍は消滅。
- 彼女もまた、女神となりゲーティアと同じ視点を得た事で知り得た情報を主人公たちに助言した後、最後まで忠臣としてあり続けたアグラヴェインを労いつつ、消滅する特異点と運命をともにした。
- 人物
- 相手の理念を尊重するところはあるものの、聖槍を持ち続けた事で完全に神霊化していた為その内面は「人としてのアルトリア」よ大きく変異してしまった。ベディヴィエールのことも覚えていない。
- とはいえ、エクスカリバーの返還を経てもなお戦い続けようとする所に、生前の負けず嫌いな性格が垣間見える。
- 能力
- 神霊化によって権能の力を有しており、自他ともに認める天才であるレオナルド・ダ・ヴィンチをして「万能を上回る神域」「並のサーヴァントではどうにかできる相手ではない」と認めている。
- 特異点からカルデアまで届き、シバを数枚吹き飛ばすほどの膨大な魔力を有している。
- Aランクの「魔力放出」やBランクの「カリスマ」、EXランクの「最果ての加護」などのスキルはサーヴァント時のものと変わりない。
宝具
- 最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)
- ランク:A++
種別:対城宝具 - 星の聖槍にして星を繋ぎ止める嵐の錨。真実の姿は、世界の表皮を繋ぎとめる塔であるという。真名解放時にはランクと種別が変化する。
- 聖槍ロンゴミニアドは世界の表層を繋ぎとめる「光の柱」を本体とし、「世界を救う星の聖剣」と同等のプロセスを有する十三拘束の存在によって、かろうじて宝具としての体を成している。
- その十三拘束もあまりの強大な力であるが故にかけられたもので、全ての拘束を開放した時に真の力を発揮する。
- 獅子王のそれはランサー時のアルトリアのものとは桁違いであり、一集落を消滅させ大地にクレーターを穿つほどの威力を持っている。
- 数値で表すと最高級の宝具火力が1000から3000に対し、獅子王のモノは300万を超えているという規格外っぷり。
- 「聖槍」は、世界の裏側たる神代と現実たる人の世界を繋ぎ止める「光の柱」ないし「塔」であり、もしも「光の柱」が解かれれば現実の物理法則によって成り立つ世界は剥がれ落ち、過去のものとなった幻想法則が現れ、神代に逆戻りしてしまう。
- 彼女が絶大な力を持つ「聖槍」を手にしているのは、神代と幻想の最後に立った「王」である為。
- また、ヘルメスの計算によると500人分の魂を収納することが可能。
- 実際の戦闘時の通常攻撃ではビームを放つ他、宝具使用時には雲上まで高く飛翔し、聖槍を構えて敵に突撃を仕掛ける。
- アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕とアルトリア・ペンドラゴン〔オルタ・ランサー〕とグレイもこの槍を使用している。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 第六特異点における最後の敵として登場。
人間関係
Fate/Grand order
- ベディヴィエール
- 円卓の騎士の中でも古参であり、側仕えの騎士。
- 三度目でも、聖剣エクスカリバーの返還を躊躇った結果、死する運命の時に死ぬ事ができず、アヴァロンに辿り着けないまま彷徨う亡霊となってしまった。
- 英霊の座には存在しなかったため獅子王の手で召喚されることはなく、かつて自分が持っていた聖剣を突きつけられるまでその存在すら忘却してしまっていた。
- 第六特異点にて聖剣を獅子王に返し、消滅した。
- アグラヴェイン
- 円卓の騎士。
- 第六特異点で獅子王に召喚され、その方針に賛同した。
- 獅子王の騎士の中で彼のみ祝福は必要ないと宣言したため、ギフトを与えられていない。
- ケイ、パーシヴァル、ガヘリス、パロミデス、ペリノア王、ボールス
- 円卓の騎士。
- 第六特異点で獅子王に召喚されたが、その方針に従えず、争った者たち。
- アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕
- 獅子王と同じ姿をしたサーヴァント。
- 死する運命の時に死ぬ事ができず、聖槍を持ったまま彷徨う亡霊となってしまった獅子王とは違い、カムランの丘にて自ら聖槍を返還し死亡することで英霊となった存在。
- アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ・ランサー〕
- 獅子王へと転じる直前に「嵐の王」としてあることを選んだ存在。
- 聖杯の呪いさえ利用したためか本来のアルトリアからはかけ離れた荒ぶる性質を有する存在とはなっているものの、獅子王とは違いヒトのまま聖槍の英霊となったもの。
名台詞
- 「我が加護を受け入れよ。ここがお前達の最果ての地だ」
- 1戦目の戦闘開始時の台詞。最果ての槍を携えた女神の宣告。
- 「見所はあるな」
- 1戦目の戦闘不能時の台詞。この時点では『銀の腕を持つ騎士』の真実を知らない為、神としての余裕がある。
- 「穏やかであれ」
「立ち止まれ」
「変わらせぬ」 - 攻撃時の台詞。既にその精神は天の神霊と化している。
- 「我が手に収まる時だ」
「聖槍、圧縮」 - スキル使用時の台詞。聖槍の女神は人間の清き魂を集め、“善良な人間の要素”として管理する。
- 「地に増え、都市を作り、海を渡り、空を割いた。何の、為に……?聖槍よ、果てを語れ! 『
最果てにて輝ける槍 』!!」 - 宝具使用時の台詞。新たな世界を築き上げた理由を忘れさった聖槍の女神。
- 「止めろ……! 私に歯向かうな! 人間!!」
- 2戦目の戦闘開始時の台詞。女神に歯向い、返せなかった聖なるものを返還する為に突き進む『ただの人間』に焦燥する。
メモ
- 彼女が人類を残そうとしたのは、人類の幸福のためではなく、次に地球を訪れるものにとっての幸福のため。何もかもがなくなった後で地球にやってくる存在に未来を託し、そして叶うのなら、人類というかつていた輝かしいものたちをその存在に知ってほしいと考えていた。
- 「避けられぬ滅びに対して、人類の記録を未来に遺す」という点で、獅子王の思想はオシリスの砂に共通する部分がある。一方で、獅子王の計画では保護されなかった人類は結果的に世界から排除され滅ぶ消極的な絶滅であるが、オシリスの砂の場合は賢者の石のために全人類をリソースとして消費する積極的な絶滅であり、この手段と目的の逆転はオシリスの砂と対峙した人物たちにことごとく否定されている。