「アルターエゴ」の版間の差分
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2018年4月25日 (水) 23:29時点における版
アルターエゴ(Alter Ego)とは、自我から別れた別人格。
概要
哲学においては他者の持つ自我の事である。オルターエゴとも。
『EXTRA CCC』ではBBから作られた上級AI達を指す。
サクラファイブ
BBが作ったアルターエゴ。
“完全なAIには不要”として切り離した愛憎、快楽、純潔、渇愛、慈愛の五つの感情から作られたアバターであり、その属性に縛られた違法霊基である。
作り出す過程で複数の女神のエッセンスを集め、モザイクのように複合した切り貼り霊基。その性質上、生まれながらにして違法の塊であり、人ならざる殺戮人形というものである[出 1]。
BBによって生み出されたアルターエゴたちは女性の扇情的な身体部位をシンボライズしている。リップは胸、メルトは脚。残りのアルターエゴたちは目、唇、背中[出 2]。
BBの感情から作られた彼女たちには魂があり、すでにBBとは違う生命体として活動している。
ムーンセルにおいて魂の作成はそう困難なことではない。なぜなら、魂の設計自体は既に解明されており、むしろ魂という「筐」の中に自意識が宿るかが重要である。
BBのアルターエゴたちは不完全なコピー形式から生まれ、その欠損を埋めようと足掻く事でBBとは違う独自の自意識を獲得した。しかし、オリジナルであるBBがもつある感情だけは共通して受け継いでいる[出 3]。
タマモナイン
『EXTRA CCC』での玉藻の前のEDでは彼女の増えた尾を切り離した結果それぞれが「タマモナイン」としてアルターエゴとなった。
関連人物
今までに登場したのは9人。
『Fate/Grand Order』では、既存クラスとなったタマモキャット以外はエクストラクラスとして扱われ、バーサーカー、フォーリナーを除く全クラスの攻撃を通常値で受け、ライダー、キャスター、アサシンに対して与えるダメージ増加、バーサーカーとは互いに弱点を突き、フォーリナーには攻防共に有利、セイバー、アーチャー、ランサーに対して与えるダメージが低下という相性。
メモ
- CCC最初期案では、第一階層のボスは赤ランサー、第二~第六階層のボスはサクラファイブ、第七階層のボスはBBか黒幕という構成だった。まさにサクラ地獄。
しかしゲーム本編に登場したのはパッションリップとメルトリリスの二人に留まり、「お蔵入りになって良かったような、残念のような」とのこと[出 2]。- ちなみにサクラファイブという名称自体は『EXTRA material』で語られていたが、後に『Fate/EXTRA CCC FoxTail』で正式に登場。それに伴い、没となったヴァイオレット、キングプロテアは日の目を見ることとなり、最後の一人であるカズラドロップも後に満を持して登場した。なお、『Fate/EXTRA CCC FoxTail』ではレオが命名しているが凛からセンスのなさを突っ込まれてしまう。一方で主人公は「桜の同型機の分身だけあってどれも花の名前」らしい事に着眼点をつけている。
- そして『Fate/Grand Order』と『Fate/EXTRA CCC』コラボイベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』にてその名称に言及、メルトやリップが実装されただけでなく、残りのアルターエゴを思わせる感情について触れられている[出 1]。
- ちなみにサクラファイブという名称自体は『EXTRA material』で語られていたが、後に『Fate/EXTRA CCC FoxTail』で正式に登場。それに伴い、没となったヴァイオレット、キングプロテアは日の目を見ることとなり、最後の一人であるカズラドロップも後に満を持して登場した。なお、『Fate/EXTRA CCC FoxTail』ではレオが命名しているが凛からセンスのなさを突っ込まれてしまう。一方で主人公は「桜の同型機の分身だけあってどれも花の名前」らしい事に着眼点をつけている。
- 『Grand Order』ではBB以外のアルターエゴも増えているが、該当する者は今のところ『Fate/EXTRA CCC』での初登場キャラ、あるいはそれを基盤とした派生キャラのみとなっている。
脚注
注釈
- ↑ サーヴァントとしてのクラスはバーサーカー