「ベアトリス・フラワーチャイルド」の版間の差分
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2015年6月18日 (木) 22:20時点における版
ベアトリス・フラワーチャイルド
- スペル:Beatrice Flowerchild
- 誕生日:/血液型:型
- 身長:cm/体重:kg
- スリーサイズ:B/W/H
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』に登場する、エインズワース家のドールズの一人。
- 略歴
- 『ツヴァイ!』のラストにて子ギル戦の直後に登場し、疲弊していたイリヤスフィール・フォン・アインツベルン達を一蹴し、美遊・エーデルフェルトを連れ去るという衝撃的な登場をする。
- 『ドライ!!』では平行世界に舞台を移し、イリヤ&現地で合流した田中と二回に渡って戦う。その後も肉体を置換されたイリヤのぬいぐるみを拾うなど、何かとイリヤと関わることが多い。
- 人物
- 残忍な性格で、相手を滅多刺しにして死なないのを見て高笑いする等、非常に嗜虐的。感情の起伏も激しく、スマイルで挨拶した一コマ後にいきなり攻撃をすることもザラである。
- こんな性格の為エインズワース家でも浮いているようで、エリカには怖がられている。そのため、部屋には「友達」のぬいぐるみが沢山置いてある。だが、愛情表現として首を捥ごうとするなど、かなりズレている。
- マスターであるジュリアン・エインズワースに入れこんでいて、自作の抱き枕や等身大シーツ等が部屋に置いてあるなど、その様子はアイドルオタクを髣髴とさせる。
- 能力
- 非常に高い身体能力を持ち、普通に殴るだけでも人間を真っ二つに出来るほど(本人談)。また、「クラスカード・バーサーカー(2枚目)」を保有しており、限定展開・夢幻召喚も行使可能である。
クラスカード
- バーサーカー
- クラスカード・バーサーカーを限定展開し、体ほどもある巨大な篭手「メギンギョルズ」を召喚する。膂力を向上させる効果があり、乗用車を投げつける等の攻撃が可能になる。また、相手の攻撃を防ぐ等、防御力も高い。
- 夢幻召喚すると上記の篭手に加え、持ち手が妙に短い槌が召喚される。また、山羊の角の飾りや額に埋まった火打石など外見も変化する。
- 正体について、劇中のイリヤたちは北欧神話の雷神トールであると予想している。
宝具
- 悉く打ち砕く雷神の鎚(ミョルニル)
- ランク:不明
クラスカード・バーサーカーを夢幻召喚することで得る、巨大な槌。真名解放して強力な電撃を放つ他、投げて使用することも可能。 - また、屋外では雷を呼び込むことで出力を向上させることができる。
- 万雷打ち轟く雷神の嵐(ミョルニル)
- ランク:不明
上記の槌に雷を上乗せし、質量を持った雷柱を全方位に放出して周囲の全てをなぎ払う広範囲攻撃。
総合出力は通常の使用の3倍にも及ぶ。
また、彼女の口調からするとさらに上の段階がある模様。
登場作品と役柄
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- 『ドライ!!』以降に登場。エインズワース家の一員。
人間関係
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 本編主人公。美遊を取り戻しにきた彼女と幾度となく戦う。
- 田中
- よくわからない相手。いくら甚振っても死なない為、嗜虐に陶酔しつつも訝しんでいる。
- ジュリアン・エインズワース
- 仕えている主人。上記のようにアイドルオタクじみた熱愛感情を抱いている。
- なお、彼からは歯牙にもかけられていない。
- エリカ・エインズワース
- 仕えているお嬢様。粗暴な振る舞いの為か、怖がられている。
- 彼女自身も敬意などなく、美遊に拒絶されて不安定になっていたエリカに追い打ちのような言葉を吐いていた。
- アンジェリカ
- エインズワース家の同僚。堅物なため、あまり馬が合わないらしい。
- 仲間意識もまったくなかったようで、敗北した際は躊躇なく見捨てた。
- 子ギル
- 相性の悪い相手。使用するカードのせいで「天の鎖」が直撃で効いてしまい、メギンギョルズでも引きちぎれない拘束を受ける。
- その一方で、鎖を伝導させる形で電撃を直接叩き込めるため、打つ手が全く無くなる訳でもない。
名台詞
- 「いえッスあいどゥー! ちゃーんと覚えていてくれてベア子うれちー! そんじゃァご褒美にー」
「Dieプレゼント♥」 - 二度目の戦いでイリヤ相手に名乗りを上げる。目を><の字にして横ピースまでキメてノリノリである。
- その次のコマではあっという間に戦闘モードに切り替わっているのだが。
- 「どんだけイジっても腕一本千切れねェ!!なにこれもしかして無限に遊べるんじゃねェ!?キャハハハハハハハ」
「もっと泣いてみせてよォ!!」 - 抵抗のできない相手を滅多刺しにして面白がる凶悪性。初めて痛みに反応した田中に歓喜し、更なる拳を振るう。
- 「…はン!! 超キてるよ やっぱたまんないね カード持ち同士の戦い まるで…」
「神話の中にいるみたいじゃん!?」 - キャスターのカードを夢幻召喚したイリヤに対抗する為に、バーサーカーのカードを夢幻召喚する。
- 「消し飛べ 元素の塵まで」
「悉く打ち砕く(ミョル)─────雷神の鎚(ニル)!!!」 - 『神音魔術式・死の花嫁』五発同時一斉発射を前に、宝具を解き放つ。
- イリヤはキャスターのクラスカードで対抗しようとするものの、顕現したひとつの神話体系の頂点を相手にするには、「たかが魔術」ではあまりにも分が悪すぎた。
- 「たっだいまぁー!! ジュリアンさまはぁーん!!」
「部屋空けちゃってごめんねぇー!! 寂しかった!? ねぇ寂しかったー!?」 - 自室のジュリアン様抱き枕(音声機能付き・自作)にハグしなからのたまったセリフ。
- イリヤの中のベアトリス像が若干好転してきた直後にこの有様。当然、ドン引きである。
- 「世界なんて滅びればいいのに…」
- 上記のシーンの続き。テンションが上がりまくった直後に急転直下で鬱に入る。
- 単に躁鬱が激しいのか、人に見せられないことをやってテンションが落ちたのかは不明。というか考えたくない。
- 「てめぇらあたしの友達をもてあそびやがって……ふざけんな!!
特にそのクマっぽいのはまだ、ひともぎもしてねエのに!!」 - 凛とルヴィア(魂置換済み)に首を捥いだぬいぐるみとイリヤ(inぬいぐるみ)を捨てられそうになって。彼女にとっての友情って何なのだろうか。
- 「空中でイチャコラしやがって トンボかてめーらッ!!」
- 再会を喜び合うイリヤと美遊に攻撃しつつ。確かにトンボの交尾ってそんな感じだが、なぜそんな比喩が出てくるのだろうか。
メモ
- ファンからは「花子」(=フラワーチャイルド)と呼ばれることもあるが、普通にベアトリスと呼ばれることが多い。
- アンジェリカと違って何故姓があるのか、姓があるとしてもなぜエインズワースではないのかなどは現時点では不明。
- 正真正銘の神様である雷神トールのカードを使用しているようだが、聖杯戦争において神霊を召喚するというのは、本来ならば考えられないことである。
- これについて子ギルは「どうにもインチキくさい話だけど…」とコメントしているため、なにかしらのカラクリがあるのかもしれない。
- サーヴァントを召喚する上で一番難しいのが「英霊の魂」を降霊することらしいので、「英霊の能力・記憶」を置換するだけならそれほど難しくないのかもしれない。
話題まとめ
- ミョルニルに関して
- 彼女がクラスカードを使って行使する「ミョルニル」は元々相手を叩き潰すためだけに使われるものではない。
- 神話においてトールは自分の戦車を引く2頭のヤギ(タングリスニとタングニョースト)を屠って食した後、このミョルニルで生き返らせたという。また光の神・バルドルが悲劇の死を迎えた際、その葬儀の儀式を聖別するためにも用いられている。
- 『スリュムの歌』では、巨人スリュムがトールからこのミョルニルを盗み出し、返還の条件として女神フレイヤを花嫁として自分に差し出せと脅迫する。だがスリュムはフレイヤに変装し花嫁姿となったトールを聖別するためにミョルニルをトールの膝に乗せてしまい、取り返されたミョルニルで頭を砕かれてしまう。
- 何れの逸話もただ強力な武器としてではなく、「神が使う聖なる道具」としての面を強く持つ。そのためミョルニルを象ったアクセサリーは、キリスト教が伝来した後の時代でもヨーロッパ北部・スカンディナヴィアの広い地域で十字架に匹敵する程の人気があり、結婚式をはじめとする祭式で使われている。またミョルニルは男性器とも同一視され、新婚の家庭では夫婦が「子宝に恵まれるように」とベッドにミョルニルを象ったアクセサリーを置く習慣があるという。