「カーミラ」の版間の差分

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;略歴
 
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:カーミラという名は彼女が残忍で血を追い求めた生涯を表した変名であり、真名はエリザベート・バートリー。[[ランサー (CCC・赤)|エリザベート]]が成長し、完全なる怪物と成った存在。
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:カーミラという名は残忍で血を追い求めた彼女の生涯を表した変名であり、真の名はエリザベート・バートリー。[[ランサー (CCC・赤)|エリザベート]]が成長したことで完全なる怪物と化し、恐怖を食らって反英霊となった存在。エリザベートの暗黒面を司る。
:エリザベートの暗黒面を司る存在であり、エリザベートが生前の所業によるイメージから竜の娘になったのに対し、カーミラはその後から自ら吸血鬼と化している。
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:エリザベートが生前の所業によるイメージから過去や在り方をねじ曲げられ竜の娘になったのに対し、カーミラは生前に少女の血を浴びていたことからか吸血鬼と化している。
  
 
;人物
 
;人物
:ストーリー当初で見せた彼女は残忍的な淑女だったが、味方として所属した際には意外にもマスターに対しては親しげであり、その内面こそはエリザベートとあまり変わっていない。
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:一章のストーリーで見せた彼女の姿は残忍な淑女といったものだったが、味方として所属した際には意外にもマスターに対しては親しげであり、その内面はエリザベートとあまり変わっていないようにも見える。
:エリザベートとは全くそりが合わず、互いに殺し合う関係性に当たり。若きエリザベートはカーミラに成ることを拒み、<br>カーミラにとってもエリザベートは無知を貪り青春を謳歌する許し難い象徴だからとのこと。
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:エリザベートとは全くそりが合わず、互いに殺し合う関係にある。若きエリザベートはカーミラに成ることを拒み、<br>カーミラにとってもエリザベートは無知を貪り青春を謳歌する許し難い象徴だからとのこと。
  
 
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:気配遮断のランクも低く、エリザベートの史実同様魔術らしい攻撃をする為、暗殺者というよりもどちらかと言えば[[クラス (キャスター)|魔術師]]に近い。
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:気配遮断のランクが低く、通常攻撃も魔術らしきもの。どちらかと言えば暗殺者というよりも[[クラス (キャスター)|魔術師]]に近いかもしれない。
  
 
== スタータス ==
 
== スタータス ==
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:ランク:C<br>種別:対人宝具
 
:ランク:C<br>種別:対人宝具
 
:由来:拷問器具『鉄の処女』
 
:由来:拷問器具『鉄の処女』
:カーミラが使用したと言われる有名な拷問器具。実際には「空想上の拷問具の再現」とする説があるのだが、型月的には実在しない説と取っている。
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:カーミラが使用したと言われる有名な拷問器具。実際には「空想上の拷問具の再現」とする説もあるのだが、型月的には実在しない説を取っている。
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
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:アサシンのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはokojo。
 
:アサシンのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはokojo。
 
:ストーリーでは一章において、竜の魔女の召喚したバーサーク・サーヴァント軍団の中の一人として登場。
 
:ストーリーでは一章において、竜の魔女の召喚したバーサーク・サーヴァント軍団の中の一人として登場。
:最初は吸血鬼同士であるヴラド三世と組むことが多かったが、終盤で偶然居合わせたエリザベートと決着を付けることになる。
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:吸血鬼同士であるヴラド三世と組むことが多かったが、最終的には偶然居合わせたエリザベートと決着を付けることになる。
  
 
== 人間関係 ==
 
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:過去の自分。お互いに決して相容れない不倶戴天の敵。
 
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;[[ランサー (Apocrypha・黒)|ヴラド三世]]
 
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:吸血鬼繋がりか組む事が多かったが。高潔な武人である彼とは相性が悪かった。
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:吸血鬼繋がりか組む事が多かったが、高潔な武人である彼とは相性が悪かった。
 
== 名台詞 ==
 
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;「そろそろ外に出ないと。貴方、吸血鬼にでもなるつもり?」
 
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== メモ ==
 
== メモ ==
*カーミラという名はシェリダン・レ・ファニュが1872年に著した怪奇小説とされる、およびその作中に登場する女吸血鬼の名前であり、そのモデルになったのがエリザベートという関係性である。<br>しかしこちらのカーミラはどちらかと言えばその名前を借りたぐらいのもので、カーミラという架空上の反英霊よりも<br>ドラキュラとヴラド三世の関係性と同様にその真名及び英霊区分としてはエリザベート・バートリーのままと言っていいのかもしれない。
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*カーミラとはシェリダン・レ・ファニュが1872年に著した怪奇小説のタイトルおよびその作中に登場する女吸血鬼の名前であり、その女吸血鬼のモデルになったと言われるのがエリザベート・バートリーである。<br>しかしこのサーヴァントとしてのカーミラの設定はそちらの小説の内容とは特に関係がなく、ほとんど名前を借りただけのような状態。「小説のモデルとなった人物」として英霊となっている[[バーサーカー (フラグメンツ)|ヘンリー・ジキル]]や[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]などとは違う、[[ランサー (Apocrypha・黒)|ヴラド三世]]とドラキュラのような関係なのかもしれない。
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]

2015年9月4日 (金) 14:46時点における版

アサシン(Grand Order)

  • 真名:カーミラ
  • 身長:168cm / 体重:49kg
  • 出典:史実 / 地域:ハンガリー
  • 属性:混沌・悪
  • CV:田中敦子 / イラスト:okojo

Fate/Grand Order』に登場するアサシンサーヴァント

略歴
カーミラという名は残忍で血を追い求めた彼女の生涯を表した変名であり、真の名はエリザベート・バートリー。エリザベートが成長したことで完全なる怪物と化し、恐怖を食らって反英霊となった存在。エリザベートの暗黒面を司る。
エリザベートが生前の所業によるイメージから過去や在り方をねじ曲げられ竜の娘になったのに対し、カーミラは生前に少女の血を浴びていたことからか吸血鬼と化している。
人物
一章のストーリーで見せた彼女の姿は残忍な淑女といったものだったが、味方として所属した際には意外にもマスターに対しては親しげであり、その内面はエリザベートとあまり変わっていないようにも見える。
エリザベートとは全くそりが合わず、互いに殺し合う関係にある。若きエリザベートはカーミラに成ることを拒み、
カーミラにとってもエリザベートは無知を貪り青春を謳歌する許し難い象徴だからとのこと。
能力
気配遮断のランクが低く、通常攻撃も魔術らしきもの。どちらかと言えば暗殺者というよりも魔術師に近いかもしれない。

スタータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) D D A C D B 気配遮断:D 吸血:C
拷問技術:A

宝具

幻想の鉄処女(ファントム・メイデン)
ランク:C
種別:対人宝具
由来:拷問器具『鉄の処女』
カーミラが使用したと言われる有名な拷問器具。実際には「空想上の拷問具の再現」とする説もあるのだが、型月的には実在しない説を取っている。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
アサシンのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはokojo。
ストーリーでは一章において、竜の魔女の召喚したバーサーク・サーヴァント軍団の中の一人として登場。
吸血鬼同士であるヴラド三世と組むことが多かったが、最終的には偶然居合わせたエリザベートと決着を付けることになる。

人間関係

エリザベート・バートリー
過去の自分。お互いに決して相容れない不倶戴天の敵。
ヴラド三世
吸血鬼繋がりか組む事が多かったが、高潔な武人である彼とは相性が悪かった。

名台詞

「そろそろ外に出ないと。貴方、吸血鬼にでもなるつもり?」
マイルームにて。あの外見からは想像が付かない程の意外な気遣いを見せる
「触らないの?」
絆レベル5。彼女的には触られる方が良いのだろうか聞いてくる。
「未来が過去を否定するのではなく。過去が未来を否定するなんて。」
「――何て出鱈目な少女なのかしら。
 でも、だからこそ……鬱陶しいぐらい、眩しいのね。
 ああ……暗がりの中に戻るよう。
 最後の瞬間……レンガの隙間に見えた、あの光――
 ああ、そう……やっぱり私は――
 生きても死んでも、ひとりきりというワケね――」
彼女を倒した後に見せた孤独を感じさせる一面。

メモ

  • カーミラとはシェリダン・レ・ファニュが1872年に著した怪奇小説のタイトルおよびその作中に登場する女吸血鬼の名前であり、その女吸血鬼のモデルになったと言われるのがエリザベート・バートリーである。
    しかしこのサーヴァントとしてのカーミラの設定はそちらの小説の内容とは特に関係がなく、ほとんど名前を借りただけのような状態。「小説のモデルとなった人物」として英霊となっているヘンリー・ジキルファントム・オブ・ジ・オペラなどとは違う、ヴラド三世とドラキュラのような関係なのかもしれない。

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